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Nekomar's Diary

2003年07月31日(木) プール最終日

のん、プール3日目。最終日だ。
1日目が終わった時点で、「お母ちゃんみたいに泳げる気がする」と
言うのだから、3日目が終わる頃には世界新記録の北島康介クラスに違いない。

張りきって、プールへ。
ギャラリー、最終日だけあって混み混み。
昨日行った時間に到着したら、席はすっかり埋まってしまっていた。
少し見づらい位置だが、椅子を確保。
とりあえず、むつがいるので椅子がないと辛い。

おともだちのYちゃんも到着、手を繋いで一緒にプールの方へ向かう。

最終日だけあって、今までやったことを一通りやってみせる。
ビデオやカメラを持ってきている人も多い。
水にひとりずつ潜った後、子どもをギャラリーの方に向かせて、
シャッターチャンスも作るコーチ。
ううむ、いろいろ大変だなぁ。

のん、ひとりで潜ることはできなかったが、
最終的にはコーチに抱っこされて、一緒に「あっぷっぷ」と、
頭のてっぺんまで水にはいることができた。

出てきたのんに聞く。
「水の中で目を開けられた?」
「ううん」
「あ、目はつぶってたんだ?」
「…ううん」
「?」

どうも、つぶっていたらしい。

ギャラリーのところで、クラスごとに集まり、コーチから「修了証」をいただく。
コーチ、ひとりひとり手渡して握手し、子どもにヒトコトずつ声をかけた後に、
「で、ご入会のご予定は…」と親に聞く。
わはは。ううむ、いろいろ大変ですねぇ。
とりあえず「検討します」と応える私。

だいぶ体力も付いたらしいのん。
緊張が解けたゆえ、と言うのも大きいと思う。
初日はくたくたになって、帰る途中で寝てしまったが、
今日は買い物をして帰宅して、元気にうどんを食べ、遊んで、
ベランダで水遊びまでして(さすがにプールに水は入れなかった。
バケツに水を汲んできて、むつと一緒にオモチャで遊んだり、
プランターに水をやったり)、その後やっと昼寝をした。

むつも一緒に昼寝。
この3日間、良くつきあってくれたねぇ、むつ。
暑苦しいギャラリーで、ぐずりながら、ボーロをぽりぽりやりながら、
下に降りたり、靴を履かせろとぐずったり、いろいろしながら、
だいたい40分はおとなしくしてくれていた。
お陰で、のんは泳いでこられたよ。ありがとう。

のん、今日もお風呂でプールの復習。
こんなコトやった、あんな風にやった。楽しそう。行って良かった。

明日から、私の実家に2泊3日で泊まりに行く。
実家から1駅行ったところに温水プールがある。
じいちゃんは「のんと一緒に行く」とはりきっているらしい。
この前電話したところ、
「むつちゃんはばあちゃんと一緒にギャラリーにいればいい」
などと勝手に言っていた。(確認したところばあちゃんはその件を知らなかった)
ま、なにはともあれ。

いってまいります。



2003年07月30日(水) 泳げる気がする

のん、プール2日目。
もうすっかり慣れた調子で着替え、私のことを見もせず
すたすたとプールの入り口に入っていった。

昨夜も、「のんちゃんがどうやってしたか教えてあげる」と、
風呂の中で盛んに再現してくれた。
口まで水につけて、ぶくぶくぶく、パッ!とやってみせる。
むつまで一緒になって、真似をする。
むつはちょっと口を付けて、パッ!!
のんと2人でうはうは笑う。

プールの入り方、出方も教わったらしい。
椅子を使って何度も再現。
私がよそ見していたら「ほら、ちゃんと見てないとできないよ!」と怒られた。

「もう、のんちゃん、お母ちゃんみたいに泳げる気がしてきた」といいながら
眠った昨夜。
今日も「もう泳げる」と自信満々でプールに向かった。

昨日はギャラリー人だかりで、むつが飽きた為に最前列を譲ってしまった私は
のんを見る為に四苦八苦したのだが、
今日は最前列の椅子をお友達のママが確保してくれた。
ありがたい。
むつも、昨日より落ち着いてのんに手を振ったり。
(やはり最後の20分ぐらいはぐずりまくりだったが)

することは昨日とほぼ同じ。
順番にぐるぐる輪になって、歩いたり、跳ねたり、あっぷっぷ、で潜ったり。
ワニになって進みながら、伏し浮きができる子はやってみたり。
最後は赤台で作った滑り台で、みんな滑って、遊んで終了。

あー、楽しかった!!と上がってくる。
ここまで楽しそうだと、終了後通わせてやりたい…と、
思ったりする。
「あまり小さいうちに習い事に通わせるのは大変」というポリシーも、
プリンのように揺らぎ気味。

が。
やはり、ダメ。
のん、体力がまだまだない。

実は昨日、ヨーカドーでそのまま買い物していたら、
のんくたびれきってしまい、むつの代わりにベビーカーに乗って寝てしまった。
今日も、疲れた…眠い…と、よろよろしながら帰宅。
昼ご飯を用意しても、横になってうとうとしていて、やっとの思いで食べた。
スクールの時間はたった1時間、されど1時間。緊張もあり、疲労はすごいのだろう。

体力はだんだんついてくるもの、とは思うが、
これでもし秋から入会したとして、幼稚園から帰ってきて、
1時間泳いで、この状態になったら、次の日の幼稚園にひびきそう。
やはり、入会はもう少し後にするべきだろう。

そんなわけで早々に昼寝。むつもつられてか、ギャラリーにいた疲れか、
早めに昼寝。
16時過ぎから買い物に出る。
買い物を終え、ひと遊びして17時30分。
まだまだ外が明るい。
ああ、夏が来た。



2003年07月29日(火) のん、初スイミングスクール

のん、今日から3日間、駅のところのスポーツクラブで短期水泳教室である。

水泳は是非やらせたいと思っているスポーツなのだが、
あまり小さいうちから、習い事(スポーツも含めて)に通わせるのは、
のん本人にとっても、連れて行く私にとっても、
それから連れて行かれるむつにとっても、大変だと思う。

幼稚園に行って、たくさん遊んでいたらOKではないか、と言う考えもある。

が、今回。
幼稚園で一緒のバスコース、同じクラスのお友達と一緒に
「プールやってみたいねぇ」と言う話になり、
とりあえず夏期短期コースを申し込んでみた。
かくいう私も、プールとの初めての出会いは、
幼稚園の頃に行った、スイミングスクールの夏期短期コースだった。

のんはいつも私が泳ぐ姿を見ているので、
「お母ちゃんみたいなプールで泳ぐの!?やるやる、いくいく〜!!」と
大乗り気だったのだが、昨夜ちょっと不安になったらしい。

「のんちゃん、こわい、やっぱりいかない」と言い出した。
「怖いコトなんてなんにもないよ〜、みんなでじゃぱじゃぱ遊ぶんだよ、
 楽しいよぉ〜」
などと、いろいろ楽しいことを言って気をひいてみる。
「絶対、そんな深いところで泳いだり、泳がせたりしないから」
と安心させてみる。

結局最後は、「うん、のんちゃんがんばる。がまんする」などと言うので、
「イヤ、そんなに頑張らなくていいから、遊んでおいで」
などと言ってみたりして。

プールに到着。クラス分けの印をもらって、着替えてギャラリーへ。
プールを見て…
「ああーーーっっ!!!のんちゃん、早く入りたくなったーーっっ!」
それは何より。

ほどなく、コーチが迎えに来てくれて、みんなでぞろぞろ。
のん、緊張している。
年齢でクラス分けされた為に、「一緒に行こう」といったお友達は
違うクラスになってしまった。(のんは4歳。お友達は8月誕生日なのでまだ3歳)

が、1学年上の、同じバスコースのお友達がいたらしい。
コーチが何事か言って、動き出す子どもたち。
コーチが話をする度に、うん、うんと頷くのん。
緊張がほぐれていく。

プールサイドはみんなで繋がって、汽車ぽっぽになって移動。
コーチが「しゅっ、しゅっ」と言うと、子どもが「ぽっぽ!!」
のん、大きな口を開けて、こちらにも声が聞こえそうなくらい。

私の前を通る時、人差し指を出して「ゲッツ!」のポーズ。
あらあらあら。すっかり楽しいらしい。(チト恥ずかしい)

その後はまず腰をかけてばしゃばしゃやったり、
水の中で跳ねてみたり、歩いてみたり。
口まで水につけて…顔もつけて…
赤台(水の中に入れる踏み台)の上を、腹這いになって進む。
「ワニになって進もう!」ということらしい。
おっ…。その途中で、コーチに抱っこされて、潜ってる!!
おおー。何やら感動。

上がってきたのん、「楽しかったーー!!もっとやりたかった!」
ああ、良かった。一安心。
明日は何をするか、楽しみだね。



2003年07月28日(月) むつ、いきむ

本日はプールの日。
ベランダプールではなく、私のプールである。
のん「ええーっ、プール?久しぶりー!!」とはしゃぐ。
なおかつ、今日はTくん一家も勢揃いだという。
のん、はりきって準備。

…が。むつがご機嫌悪い。
朝食を食べたあとから、何となくぐずる。
・・・苦しいらしい。……いきみだした。
ああ、そうかぁ、今日もかぁ。

むつ、何度か書いたとおり、便が出にくい。
ひどい時には泣いて大騒ぎになる。
2度ほど病院で相談したのだが、特に「異常」と言えるほどではないらしく、
食事や飲み物、お腹のマッサージで対応するくらいで良いらしい。
あまり大変なようだったら少量の下剤…とも言われたが、
特に異常でないのだったら、薬を使うのは最終手段にしたい。

ここ数週間はちょっといきめば出る、くらいで、
「ああ、やっと普通の感じになったね」と喜んでいたのだが…。

トイレに連れて行く。
が、とても嫌がる。私の腕を掴んで、降りたい、と意思表示。
それなら、と降ろす。
力を入れている…が、出ない。泣きそう。でも出ない。

少しするとケロッとして遊び始めた。見ても出ていない。
・・・?どうしよう?と思ったのだが、気配がなくなってしまったので
とりあえずプールに向かう。

プールに到着しても、今ひとつ不機嫌。私から離れない。
しばらくしてTくん一家が来ると、
ちょっと嬉しそうにTくんやお姉ちゃんの方に遊びに…いったとたん、
また泣いて力を入れ始めた。

もう、仕方ない。私は遅れてプールに入ることに。
「キーーーっっ」っと、声にならないような声をあげて、力を入れる。
痛いらしく、途中途中で泣く。
私は数度見た光景だが、Tちゃんのママは一緒に泣きそうな表情で応援してくれる。

数回繰り返してから、やっと。
出たら、けろりとして遊び、おやつにも手が伸びる。
ふーーーーー。

何とか対応を考えないといけないのだなぁ。
とりあえず、ここしばらく飲ませていなかった乳酸飲料を食後に飲ませる。
マッサージなどもちゃんとしないといけないなぁ。

プールのあとは、お弁当を買って公園の芝生にシートをひいて、
みんなでランチ。
日陰は気持ちいい!!風もあるし、いい感じ〜!!と思ったら、
蚊が!!私たちもランチ♪とばかりに、子どもたちにたかるたかる。
虫除けスプレーで対抗するが、かなり刺されて帰宅。

のん「なんでこんなに刺されたのよ〜」と怒る。
「のんの血が美味しいんだってよ」と私が言うと、
「えっ!?血?!…そんな怖い話しないでよ〜!こわいー。
 血、なんて言って、のんちゃん、怖くなっちゃったよーー」と嫌がられた。
イヤ、だって…。
ま、いいや。



2003年07月27日(日) 水遊びとお祭りと

お?おおお?今日は…もしかして…晴れ??と、
遠慮がちにドキドキしてしまうほど、待ち遠しかった晴れの朝!!
日も差している。気温も上がりそう。

よーしっっ!!ベランダプールだぁ!!!
プール、今年はまだ3回目である。
早速プールをざっと洗い、オモチャをゆすいで水を入れ始める。

のん、昨夜の疲れかのんびり起きてきて、ご機嫌良かったはずなのに、
私がプールの準備をしていると「自分もベランダに出る」とぐずり始める。
なんだなんだ。
「ちょっと待ってなよ」と言っても聞かない。
「じゃあ着替えなよ」と言っても、着替えもせずにぐずるのん。
イライライラ。

これがプールのコトじゃなかったら、
私は「もういい!やめやめ!!」とやめるところだ。
…短気でしょうか??

準備OK!!日もプールに当たり出した。
よしっ、いいよ!!と声をかけると、のんが水着に着替え出す。
うひょーーー!!。歓声を上げながら。
むつ、焦る焦る。
自分も脱ぎたいが、うまく脱げない。
のんはするする着替えてしまう。
うわーーぁ!!私に助けを求めてくる、むつ。
水着を着るのももどかしく、2人ともプールへ!!

一心不乱に遊びまくる。
が、
のんに「むつちゃんと遊んであげて」というと、
どうものんは自分が決めたとおりにむつにやらせようと、強要する。

「これを、ここにこうやって、こうして水を汲んで入れてね」
と、事細かに指示。
最初のうちは律儀にその通りにするむつだが、飽きてきて
違うことをしようとすると、のんが怒り出す。
「いやー!」
「ひー」
「うひーぃー」

私の怒号が飛ぶ。
「やりたいようにやらしてあげなさい!!」
しばし静寂。
2人で、それぞれ黙々と遊ぶ。
つまらないか?出るか??と聞くと、2人ともそれははっきり「No!」と意思表示。
結局、2時間近くプールに入っている。

昼寝を終えて、今夜はジイジ・バアバと夕食会。
のんとむつの浴衣・甚平姿をジイジに見せたかったのと、
私の誕生日だったので食事をしましょうと言うことになったのだ。

近くの中華料理店。いつもの通りだと、結局私がむつを抱えながら
冷めた料理を食べることになる…と、主張して、個室を予約してもらった。
席料はかかったが、大正解。
のんもむつも、存分に食べて、食べ終わってからは周りで遊んでいられる。
他のお客さんに気兼ねすることもない。
ジイジ、バアバのところにそれぞれ行って、
抱っこされたり、遊んでもらったり大サービス。

すっかりご機嫌になってそのまま公園のお祭りになだれ込む。
今日はジイジというスポンサー付きなので、
のん、昨日から恋焦がれていた「宝石すくい」をさせてもらう。
当然むつもやりたがり、2人でキラキラするオモチャを袋に入れて、手に提げて。
家に帰ってから、のん主催のトレード。
「あっ、むつちゃんの方ハートが2つあるから、こっちと変えて!」
「あ、むつちゃん、星がある〜。いいなー、こっちと変えて!!」
どんどんのんの方に増えていく。
そのうちむつが「ぅやーーー!!!」と叫ぶ。

何をやっても、こんな光景になる。



2003年07月26日(土) お祭りだ!

朝起きたら、雨が降っている。
のんが起きる頃には止んでいたが、
残念ながらこれで夏休み中の幼稚園のプールはすべて中止。
今日が「夏期保育」最終日なのだ。

プール用品を持たずにバスに乗り込む、のん。
のんが行ってしばらくすると晴れてきた。
せっかくの土曜日、これならみんなでお迎えに行こう!!と、
急遽園に電話して、父ちゃんとむつと、3人で園までお迎えに行くことに。

11時に園に到着。
父ちゃんは2度ほど園までお迎えしたことがあるが、私(と、むつ)は初めてだ。
3人で室に近づくと、のんが出てきた。

先生にご挨拶をして、靴を履いて外に出てから、むつの手を取り、
お友達に向かって、「むつちゃんだよ!!」
どうも、見せたかったらしい。うふふふふ。

今までのんの口から名前をほとんど聞かなかった子が、
「のんちゃんバイバーイ」などと部屋の外まで出て手を振ってくれたりして、
何やら新鮮。

プールがなくて、今日は何をしたの?と聞くと、
「頑張ったけど、優勝できなかったの」と言う。
どうやら部屋で「椅子取りゲーム」をしたらしい。
のん、前回(日記には未記述)は優勝しているそうだ。
あんなに小柄で軽そうなのん、どこをどうしたら優勝できたのか、そこが知りたい。

近くのファミレスでお昼を食べ、公園でひと遊びしてから帰宅。

今日は近くの公園で、うちの自治会の「盆踊り大会」!!
毎年かなり盛大に行われる。
7時過ぎ頃には「子ども踊り」と題して、「ドラえもん音頭」などを流し、
踊った子どもたちにアイスが配られる。
(昨年の様子)

今年は幼稚園で「ドラえもん音頭」を練習済み。
のんもとても張りきっている。
「ドラえもん音頭だったら、のんちゃん踊れる!
 あ…でも、違うのだったら、どうする?」
前にいる人のを見て踊ればいいよ、と言うと、うん!と元気よく。

7時頃に行こうというのを待ちきれず、6時台に家を出る。
バアバも誘って、一緒に行くことに。

そこから9時過ぎまで、ドラえもん音頭も、そうでないのも、
みんな真面目な顔で一所懸命に踊って(昨年よりだいぶ進歩した)
幼稚園のお友達に会って遊んで、「宝石すくい」をやりたいと言って泣いて、
バナナチョコを食べて、かき氷食べて、帰宅した。

あーーー、充実した一日!
むつ、父ちゃん、私の3人はお腹が空いたがあまりいい出店がなく、
結局マクドナルドで夕食を買って帰る。

そして。実は今日は私の誕生日だ。
「お母ちゃん、誕生日なんだよ」と、のんと父ちゃんがハッピーバースディを
歌ってくれる。
「おめでとー!!」
「じゃ、ケーキでも買う?」とのん。「でも」ってなんだ。
いやいや、と遠慮すると、それじゃ、とポテトを1本くれた。
わははは。ありがとうのん。
父ちゃんは残ってたナゲット1つ譲ってくれた。
…ありがと。
むつ、自分の持っていたハンバーガーを一口むしって、くれる。
あらあらあら。どうもありがとう。

ありがたい誕生日でした。



2003年07月25日(金) 今夜は餃子

今日も登園日。一応予定では「プール遊び」なのだが、涼しすぎて中止。
が、保育はある。
通常通り8時30分にバスが来て、連れて行ってくれる。
降園は11時30分。

お迎えの時、むつをベビーカーに乗せていって、そのまま買い物。
…と言うより、昼ご飯の調達。
たまにはこんなコトもいいでしょう、とマクドナルドに寄る。
のん、浮かれている。
店で食べたいと言うが、制服でしょ、とまるで中学生を諫めるように言い聞かせ、
家に持ち帰る。

のん、すごい勢いで着替え、手洗いをすませ、早速食べる。
子どもって、楽しい時の行動はものすごく早い。

食べながら今日の話。
私「プールなかったでしょう。何して遊んだの?」
のん「ヤクルト(を飲む)・外遊びって書いてあったのにさ、
   外遊びしなかったんだよ。先生きっと忘れたんだと思うね」
黒板にある「今日の予定」を見たらしい。したり顔。生意気。
先生も、ご苦労なことです。すみません。

のん、咳が出る。
昨夜、12時過ぎに咳が出始めて、1時間近くコホコホやっていた。
今朝は元気で、熱もなかったので登園させたが、
昼食を食べながら時折思い出したように咳をする。
どうしようか…と迷っていたら、
のんもむつも昼食後にぱったり昼寝に入ってしまう。

昼寝から起きたのがまだ15時前だったので、病院に行っておくことに。
土日にひどくなっては大変だ。

診ていただいたところ、喉が少し赤いので、そのせいの咳だろうと。
特に他に気になるところはないし、喉もそれほどひどくないので、
このまま熱が出なければ登園もプールもかまわない、と言われた。

一安心。とりあえず、咳の薬をもらって帰宅。

さて、まだまだ夕食までに時間はいっぱい。
なにをしようか。
そうだ、今日は夕食、餃子にしよう。のんに作らせよう。
先日のハンバーグのあと、のん「今度は餃子」とはりきっていた。

皮まで作らせると大変なので、市販の皮。
中身はフードカッターで切らせるところから。
味付けは私。
皮に包むよりも、水をつけて皮をくっつけるという作業が好きらしい。
ぺたぺたぺた。楽しそう。


楽しくないのは、むつである。
昼食もそこそこに昼寝をしてしまったので、腹ペコな様子。
のんが置いていく餃子を指さして、「ぱん、ぱん」と食べさせろと要求。
残念なことにまだご飯は炊けていない。
なんだかんだで誤魔化して、何とか夕飯まで待たせる。

のん、自分で作った餃子は、やはりいつもよりもよく食べる。
うーむ。
どう考えても、毎日のんに夕食を作ってもらった方が良さそうだ。



2003年07月24日(木) 花火を見よう

登園日である。
「行きたくなーい」などと言っていたが、
帰りTくんの家でお迎えと知り、勇んで行く。
いいのか、そんなことで。のん。

「夏期保育」として、今日はスイカ割り、明日・明後日はプールをする予定。
…明日・明後日のプールは中止だろうなぁ。
 結局今年は2回しか、幼稚園のプールに入っていない。残念。

私はプール。むつが手足口病で休んでいたので、久々。

Tちゃんママが泳ぐ為に、Tちゃんを後半ベビーシッターするので、
のんのお迎えはTくんママにしてもらうことになっている。
プールを終えて急いでTくんの家に行くと、すでにのんはご飯も食べ終わり、
Tくんのお姉ちゃんと一緒にゲームをやっていた。

お昼ご飯もごちそうになり、のんびりした昼下がり。
ああ、ありがたいありがたい。

なんてのんびりしていたら、すぐに15時過ぎ。
のん、大概15〜16時頃に昼寝に入るので、帰らないとならない。
声をかけると、すでに眠くなっていたらしく、ぐずるぐずる。

そして。今日は近くで花火大会がある。
我が家から数個電車に乗っていく駅から徒歩15分。
Tくんご一家は行く予定だと聞いて、のんも「一緒に行きたい!!」と言い出す。
うーーーーーーーん。
ものすごく迷うのだが、Tくんママの話によると、
当たり前だが帰りはとても混むというし、
明日も幼稚園があるし、我が家の父ちゃんは18時頃に帰宅するので、
どう考えても行きにくい。

とりあえず、家に帰って昼寝して、お父ちゃんに聞いてみよう、と
なだめて、何とか帰宅する。

帰宅しても果てしなくぐずる、のん。
こうなるとむつよりたちが悪い。

結局、父ちゃん帰宅まで昼寝せず。
花火も、相談したが「むつを連れて行くのは可哀想だろう」と話がまとまる。
よし、それなら。
「夕飯食べて、花火を見に行こう」とのんに早く食べさせる。
「混んでいるから電車に乗って見に行くのはないよ」と、一応クギを刺す。

食べ終えたのんを連れて、我がマンションの14階踊り場へ。
おおーーー!!見える見える。
大玉がおよそ15センチくらいだろうか。
遠いが、とても見事。

「Tくん、どの辺で見ているかなぁ」などと言いながら、
上がるたびに「キレイだねぇ」と見つめる、のん。

が、10分もしないうちに「もういい」と降りてしまった。
…行かなくて良かったよ…。

花火の絵を描いてごらん、と言ったら、描きました。
幼稚園でもらった「おもいでちょう」です。
クレヨンで描いたあと、絵の具で空を塗ったのでちょっと暗くなりましたが、
みんなで見ているところだそうで。


父ちゃん曰く「これ、絶対会場に行ったと思われるな」。
いいんです。



2003年07月23日(水) お夕飯はハンバーグ

残念ながら、雨が朝から降ったり止んだり。
ちっとも「夏休み」の雰囲気ならない。
ベランダプールもできないし、公園も行かれないし…と、うんざりしているが
のんは案外平気。
ビデオばかりになるかと思ったらそうでもない。
朝の教育TVをしばらく見た後は、
むつと一緒に次々いろんなことをして遊んでいる。

最近また、絵を描くことが多くなった。
私が上げた大学ノートに、1ページ1ページ順番に絵を描いていく。
アンパンマン、ばいきんまん、教育TVのキャラクター、etc…

封筒状に作った紙に、顔を描いて、手にはめて、
お辞儀をさせて遊ぶ。「ぺこぺこさん」だそうだ。



ぺこぺこさんご一家。ヒゲを書いたら非常に私がうけたので、全員ヒゲ付き。ヒゲ部。


楽しそうだが、これでは1日つまらない。(私が)
せっかくなので、昼寝の後、ハンバーグを作らせてみることに。
タイミング良く、のんの方が先に起きてくれた。
のんの寝起きはあまり良くない方なのだが、
「ハンバーグ作る?」と誘うとぴょーい、と起きてきた。

のん、タマネギをフードカッターでみじん切りに。
私がタマネギを炒めている間に、
のんはパンをちぎって、またフードカッターでパン粉を作る。
タマネギが炒め上がったら、全部の材料をボウルに。
調味料は私が入れたが、そこからはのんにお願いする。

たくさん混ぜて、混ぜて、混ぜて。
ひっくり返して混ぜて。
丸めて、空気を抜いて、ハンバーグの形に。

餃子を作らせたことはあったが(2002.7.21.)
中身は私が作ったので、こんな風にこねさせるのは、初めて。
あ、クッキーもあったか。(2002.12.20.)

「つめたーい」
「きもちいーい」
「こんなになっちゃった(手が油でぬるぬる)」
など、など、嬉しそうに悲鳴を上げながら作る。
ひとつずつ丸める時に、
これじゃむつの一口だよ、と思うようなミートボールを作っていたので、
「このくらいの大きさだよ」と1つ作って見せたが、
それ以外は結局全部のんが作る。

もちろん、焼くのは私だが。

「これぜんーーーーっぶ、のんちゃん食べられるよ」などと言い、
「お父ちゃんとお母ちゃんと、むつちゃんにもあげるね」と言っていたのん。

食べる時も仕切る仕切る。
「これ、お父ちゃんいいよ」とひとつずつ分けてくれる。
自分の分はぺろりと2つ平らげる。すごい早さ。
私がご飯とスープ、ハンバーグ2つよそっておいたら、
こんな早さで食べることはまずないだろう。

「あーー!これから毎日、のんに夕飯作ってもらおうかなぁ!!」
と言うと、「うん、いいよ」と気安く引き受けてもらった。
ありがたいよ、うん。



2003年07月22日(火) 公園へ!

さあ!!今日からのん、夏休み開始!
昨夜はお風呂に入れる時間が遅かったこともあり、
(やはり今日から幼稚園が休み、と言う油断も私にあって)
寝るのがだいぶ遅くなってしまったので、少しでも寝かせておいてあげようと
父ちゃん自室で朝食。
…という配慮があったにも関わらず、いつもより早起きしてくる、のん。
「おはよーございまーす」
・・・。
ま、いいんですが。

朝食もぱくぱく。なんて理想的なんでしょう。
でも、これから一日長いぞ。どうする、のん。
本来ならば月曜日の振り替えで、私のプールがあるのだが、
さすがにむつがまだ手足口病のウイルスを持っているので、
Aちゃんたちにうつすといけない、と休む。

また、Tくん・お姉ちゃんたちと遊ぶ約束があったのだが、
お姉ちゃんのひとりが土曜日にひどく熱を出したので、こちらも中止。

ああ、晴れていて暑ければベランダプールができるのに。

とりあえず、洗濯物を干して片づけをする間、
幼稚園に行くようになってからめっきりご無沙汰だった
午前中の教育TVを見る、のん&むつ。
「ストレッチマン」に、「あーー!!これ、ひさしぶりだねぇ!!」と
歓声を上げる。

一通り終わってから、よし!!公園に行こう!!と決意。
のんが行きたいのは、我が家から一番近い交通公園だ。
むつがここまで遊ぶようになってから、私がひとりで連れて行くのは…
幼稚園のお友達と待ち合わせて遊んだ時以来だ。(5/28日記)

10時少し過ぎには、公園に到着。
今日もMy自転車で公園に乗り付けたのん、ご機嫌。
公園でも早速四輪のゴーカートに乗りこむ。
ハンドルをひいたり、押したりして方向を操るゴーカート、
乗れるようになってからすっかりお気に入り。

むつがじっと見ている。むむむ……。
やっぱり、乗りたがりました。
のんの車を借りる為の記名をしている間、すっかり自分も乗るつもりで、
ゴーカートのところで物色している、むつ。
これがいい、とばかりに「ふーん、ふーん」と鼻を鳴らして私を呼ぶ。

仕方ない。
のんの乗っているタイプのゴーカートだと、後ろから押すのも難しいので、
普通のハンドルがついているタイプのを1つ借りる。
足の全く届かないむつを乗せ、押しながら、進む。
生意気にもハンドルをあっちに回し、こっちに回し。
私がハンドルを持つと、ふりほどこうとする。あと3年早いわ!!

のんが自転車に乗り換えると、むつも自転車に乗るという。
1周して、「降りる?」と聞くと、ふるふるふる、と首を振る。
「もう1周?」と聞くと、うん、うん。
仕方ない。自転車を押して歩く。

のん、むつを見て歓声を上げる。
「うわー、むつちゃんも自転車?!行くよー!!ついてきてーー!!」
無理だってば。

思いっきり遊んで、すっきり帰宅。うーん、まずまずの、夏休み第一日目。



2003年07月21日(月) 夜中のむつ/のんの目標

昨夜は結局、車を返しに行きそのままジイジ・バアバのおうちに
21時頃までお邪魔していたので、その興奮冷めずに帰宅。
電気を消しても、まだまだ遊びたいむつ。
最近はのんの方が早く眠る。

むつ、暗闇で本棚から本を出してきて「読め」とばかりに私の顔に被せる。
無視すると、怒って泣く。
オムツを替えてくれ、とひとつ出してくる。
「出たの?」と聞くと、うん、うんと頷く。
…確かに出ているので、取り替える。嬉しそう。
しばらくそのままゴロゴロ。

寝るかな…?と思うと、今度はいきなり立ち上がり、タンスの上を指さす。
「いたいー、いたいー」
むつ、少しアトピー気味の肌荒れがあり、ちょうど足の甲の上の部分が
かさかさして切れている。
いつもそこから薬を出して塗ることを覚えていて「塗ってくれ」というのだ。
薬を出してくると、またもや嬉しそうにゴロリン。
「どこ(塗るの)?」と聞くと、足を指さす。
しばらくまた、ゴロゴロ。

また突然立ち上がり、今度はすたすたと父ちゃんの部屋に向かう。
ドアを開けて、何事か声を出している。
……父ちゃんに、もう寝なさいといわれたらしい。
すたすたと帰ってくる。

そんなことを繰り返し、やっと落ち着いて…とはならず、
結局最後は泣いて、私の上にべったりのっかって眠る、むつ。
具合が良くなって、何をしていても楽しそうになってきたのはいいのだが、
これでは私の方が先に寝てしまうよ。

そんなことをしていたので、今朝はちょっとゆっくりの目覚め。
子どもたちの寝ている布団に背を向けてパソコンをしていたら、
「のんちゃんもむつちゃんも、もう起きていますよ〜」と言う声。
振り返ったら、寝っ転がったまま2人でくっついてこっちを見て笑っていた。
こんな朝は、いい感じ。
一緒になってゴロゴロ。

でも数分後には、2人からの「お腹すいたー」攻撃で、
バタバタとするのだけれど。

さて、のんの幼稚園。「夏休みちょう」というのがある。
カレンダー形式になっていて、特別な予定や天気を書き込みするようになっている。
そして。
「おうちの人と話し合って、ひとつまいにちできることを決めてやりましょう、
 できたらその日のところにシールを貼りましょう」
てなものがある。

何にしよう。朝から3人で額を寄せ合い、考える。
のん「ご飯を食べる!」
父「それはあたりまえでしょ」
私「ご飯を、ちゃんと食べる、だったらOKじゃない?」
のん「残さないで食べる!」
父・私「できないじゃない」(元も子もない親だ)
父「3食食べる」
私「それこそ当たり前じゃない、大人じゃないんだから」
父「帽子を被って出かける」
私「うーん…出かける時限定だとなぁ…」
のん「昼ご飯を食べる」
私「はみがきとか、どう?」
父「ジジババに毎日電話するってのは?」
私「(なに言ってんだか…という目で見る)・・・。迷惑じゃない?」
のん「歯みがきーするーー♪」

そんなわけで「きちんと歯みがき」に決めたところ、
夏休みちょうの書き込み欄に
すでに「あいさつ」と「はみがき」のチェック欄があり、断念。
上記のような会話を再び繰り返したあげく、
結局、「ご飯をきちんと食べる」におさまりました。さあ!!達成できるか?のん!!



2003年07月20日(日) 市川へ

むつ、すっかり元気。
のんは元気が余っていて、朝からうるさいほど。
「お散歩、お散歩ーーー!!!自転車乗れる公園〜!!!」

ちょうど車を借りることができたので、急遽市川まで遊びに行くことに。
前回から約1ヶ月なので、のんも覚えている。

まずは前回、せっかく行ったのにすぐ閉まってしまった屋上遊園地へ。
のんもむつも、大興奮。
あっという間に走っていってしまう。
のんは父ちゃん、むつは私、と役割分担を決めて追いかけて歩く。

のん、目移りしすぎて、「これやりたい!あっ、やっぱりこっち!!」
むつは100円入れて動く遊具に次々上り、ちょっとかちゃかちゃやって降りてくる。
のん、むつ、父ちゃんでトーマスの汽車で1周してから、
「ふわふわプラレール」と言う名称の、いっぱいに空気を入れた
トランポリン状になっている遊具に入る、のん。

この手の大型遊具は、けっこうあちこちの遊園地などにあるが、
少なくとも幼稚園入園前ののんは、
ひとり、もしくは私か父ちゃんとだと、とても楽しげに遊んでいても、
誰か他の子どもたちが居ると、何となく元気なく、しょんぼりして、
すぐ出てきてしまうことが多かった。
大概の施設は○分いくら、と言うように時間で料金が決まっているので、
もったいないことこの上ない。

今日も最初にチケットを買おうとしたところで、
3人組…多分小学校低学年くらい…の
子どもたち3人と、幼稚園くらいの男の子1人がチケットを買っていたので、
(嫌がってすぐに出てきてしまうことを恐れて)
この子たちが終わってから、入る?と聞いたところ、「ううん!」と元気な返事。
あらら。
ずんずん入っていく、のん。
「うきゃーーーーーーーっっっ!!!」
「わーーーーっ!!」
思いっきり、楽しそう。
小学生くらいのお姉ちゃんが跳ねて、背中で着地すれば同じようにやってみる。
走っていって壁(壁と行ってもビニールがふくらんでいるだけなので痛くない)
にぶつかる遊びを繰り返していると、自分も同じようにやって、
窓側りの透明なところから、手を振り、
「おかーちゃーーーん!!!」
うーむ。やはり、園に入ってから、変わったんだろうなぁ。

トイザらスでもひと遊び。むつはベビーカーでひと眠り。
1時間以上も店内にいただろうか。

トイザらスから出て、買い物したお店で風船をもらい、
ぼよん、ぼよんとさせながら歩くのん、むつ。
こういう時、むつの方がはしゃいで、風船をのんの顔に押しつけたりする。
「むつちゃん、やめてよー」「えいっ、えいっ」

夕食は前回初めて来たが非常に気に入って、再来店となった
アウトバックというステーキ店。
興奮おさまらぬ2人。
むつ、お腹はすいていたらしく、猛スピードでポタージュご飯を平らげると、
のんの隣に行き、2人でじゃれて大変。
「みっともないよ!」と私が何度か言うほど、のんがはしゃぐ。

私はむつに食事をあげていた分、スタートが遅くなっている。
味を楽しむ間もなく何とか食事を終わらせて、店を後にする。
ああ、ゆっくりお肉が食べたいよぅ〜。



2003年07月19日(土) ちょっと忙しい

今朝もご機嫌、むつ。もう大丈夫だ。良かった良かった。
子どもたちに朝食を食べさせたら、私はバタバタ支度。
午前中、例の院長先生の「お別れの会」に列席する。(関連日誌7/1,2)
むつの容態によっては…と迷っていたが、元気に遊んでいるので
父ちゃんに頼むことに。

出ていく時、むつが追いかけてきたので「泣くか?!」と構えたら、
バイバイ、と手を振られた。あららら。

帰宅は12時過ぎ。
大騒ぎしているので何かと思ったら、
3人でドーナツ屋に行って買ってきたドーナツの、
ほとんど全部をむつが食べてしまって、
のんの口にはひとかけらしか入らなかった、とのんが泣いている。
わははははは。平和だねぇ。
昼食、作るつもりだったのだが、そんなわけで急遽、もう一度外に出て
のんとむつにドーナツ、父ちゃんと私に昼食を買ってくる。

言うまでもないが、むつ、ちゃんともう一つドーナツを平らげる。
ここ数日の不足分を補っているのか?

食べたら昼寝、起きる頃にバアバが遊びに来た。
のん、「わーー」とバアバに抱っこされに行く。
むつ、一緒に来るが、数メートル離れてカウンターに持たれて、
ニヤニヤしている。
「おいで」と呼ばれると、ちょっとはにかんで笑っている。
気持ちの動きがいろいろあるようで、見ていて面白い。

バアバが来ている間に、私は歯医者の予約時間。今日はいろいろ忙しい。
夕食用の米だけ研いで、バタバタ出かける。
やっぱり、手を振ってくれるむつ。

帰宅すると、お帰りなさい、とばかりに「あーーーー!!!」とむつが
歓迎してくれる。むふふ。嬉しい。

手足口病前は、のべつまくなし食べていた感のあるむつだが、
病後、常に食べ物を!!と欲しがらなくなった気がする。
そして、ご飯の時間にたくさん食べて…くれると嬉しいのだが、
さすがに昼過ぎにドーナツを食べ過ぎたからか、
夕食は全く食べる気を見せず。

そのまま椅子を降り、風呂に入った後にいきなり「なんかくれ」と
アクションをし始めた。

仕方ないので残ったご飯でおにぎり。
食べさせながら、
「ね、夕飯の時間に食べないとお腹すくでしょ、
 ちゃんと食べておくんだよ、今日は特別なんだよ」
と、言い聞かせる。
ほっぺがふくらむほど口に入れ、むぐむぐと食べながら、うん、うんと頷くむつ。
どれくらいわかっただろうか??



2003年07月18日(金) むつ一段落

朝はのんが幼稚園に行くギリギリまで寝ていたので、
見送りから帰ってきてから、ゆっくりむつだけ、朝ご飯にできる。
お腹が空いた、とアクションをとるので、すかさず用意しておいたピラフを出す。
今のところ、むつの大好物はチャーハン・ピラフ、おにぎりの順。

最初に勇んでむつ、ミックスベジタブルのニンジンを口に入れ、
ふにゃ、と泣く。
あああ。まだ痛かったか。
こりゃあ今日も大変そう…と思いながら、じゃあこっち…と、
ご飯の方をスプーンのせて口に運ぶ。

…ん?むむむ??
うまいじゃないか、とばかりに、勢いよく食べるむつ。
子どもの茶碗に軽く1杯はぺろりと食べた。
ああ!!よかった!!
特にその後も泣く様子なく。お腹いっぱいになったからか、機嫌も良い。

すぐにお迎え。のんは今日で1学期終了。

昼食を終えるとのん、早々に昼寝。
15時からお友達のYちゃんのおうちに遊びに行くのだ。
本当は、数日前から声をかけていただいていたが、むつがこの状態なので
断っていた。

が、今日幼稚園でYちゃんにあらためて誘われたらしく、
のん、バス停から家に帰らず、そのままYちゃんちに行こうとした。
Yちゃんとしっかり手を繋いだまま。
引き留めながら、Yちゃんのママと相談。
ありがたいことに、「のんちゃんひとりで来たら」と言ってくれた。
他に、男の子2人、女の子も1人来るという。
女の子Mちゃんは、いつもYちゃん、のんと一緒の、いわば3人組らしい。
Mちゃんのママも諸事情あって、来られないのでMちゃんだけ来るという。

・・・迷う。
Tくんの家だったら、何度ものんを預けているが。
初めてのお宅で、しかもどう考えても手足口病のウイルスを持つ子を、
預かってもらう形で遊びにやらせて良いものか。
15時少し前に電話。
迷っていると言うと、「幼稚園に行っているのと同じなんだから、大丈夫よ!」
と笑ってくれる。ありがたい。

とりあえず、連れて行った時に他のママさんにも説明して、お願いして帰宅。
むつ、約2時間、たっぷり昼寝。
17時に迎えに行くと、ブーと不満ばりばりの顔をしたのんが出てきた。
何とかかんとか、帰宅。

夕食はお好み焼き。
例によって、鉄板を出すので、のんと父ちゃんはリビングのちゃぶ台、
むつはテーブルチェア、私はテーブルで焼きながら。
すると、むつが食べない。
少しちぎっては、皿に戻したり、手を拭いたりを繰り返す。
ああ、まだ痛いのか?と、やわらかいところを出すが、口を開けない。

じゃあ降りようね…と、テーブルチェアから降ろしたとたんに!
ちゃぶ台の方に嬉しそうに走って行き、ぽん、ぽんとのんの肩を叩き、
のんの隣に座る。
えっ?…??思わず、むつの皿を持っていくと、ぱくぱく食べ始める。
なーんだ!!!ここで食べたかったの?と言うと、うん、うんと頷く。
嬉しそうに、たくさん食べる。
わははは。
そうか。いつまでも赤ちゃん扱いじゃイヤなのね。すまんすまん、むつ。



2003年07月17日(木) 姉妹愛

のん、「ちょっとのどが痛い」と起きてくるが、幼稚園へ。
間違いなくウイルスは持っていそうだが、発症はしなかった。
元気なのに休ませるのも違う気がする。
11時までなので、コップなども使う心配はない。OKでしょう、と判断。

…こういう場合、判断に迷ったりする。
学校伝染病の場合には、それぞれ発症してからの登校(園)禁止期間が
もうけられているが、
手足口病などに関しては、(よほど大流行して、各校(園)長の指示があった以外では)
特に登校(園)に関する決まりはない。
お互い様でしょ、OKでしょう!という豪快な御母様もいれば、
できれば今の時期、うつりたくない…という事情の方もいるだろう。

私としては、むつの妊娠中にのんがおたふくかぜの子と遊んでしまい、
ものすごく焦った記憶があるので、
できればそう言う思いを人にして欲しくないと思ったりする。

…もちろん、幼稚園に子どもを行かせているからには、
ある程度の覚悟はしているとは思うのだけど。
今回の場合に限らず、風邪の時にも、判断に迷うことが多い。

さて、そんな私の考えとはうらはらに、のんは元気に登園。
残されたむつ。
ぐずるぐずる。
確かに、口内にはまだ真っ赤なぼつぼつ。
あまりにひどく痛がって、一口飲んでは泣き、食べては泣き、なので
相談しに病院に行く。

まだ、脱水になってぐったりしていると言うほどではないので、
(何も飲めずにそうなる子もいるという。そうなると点滴をする。)
とりあえず、痛み止めの座薬と、口内に塗る薬。消毒薬を処方してもらう。

病院からの帰り道、くたびれたように寝る、むつ。
が、家に着くとまたぐずって泣く。
食べ物や飲み物を指さすが、とってあげると
「いたい、いたい」と言って泣く。
ほとほと困ったところに、のんの降園時間。お迎えに行く。

のんが帰った後のむつ、別人のよう。
のんが昼食を食べている間は、自分も食べたい、イヤ痛い、と
繰り返してぐずっていたが、
のんが食べ終わり、乳酸飲料を「飲みたい」と言うと、
「自分も」と手を出すむつ。

2人で「いっしょ」とばかり乾杯して、ごくごく。…アレ?泣かないぞ。
おやつはポップコーン。
のん、「むつちゃんといっしょに食べるから、小さいお皿2つちょうだい」
2つのプリンカップに、それぞれ少しずつポップコーンを入れる、のん。
「かんぱーい」などと言って、それぞれ持つ。
ぽりぽりぽり。「おいしーね」などと笑っている。
……アレ??ややや??どういうこと??

私が出した飯は食えなくても、
のんがくれた飲み物とおやつなら、食べられるってか?むつ??
まぁ、姉妹仲がよいこと、と言うことで、良いことにしよう。

ただ、夕食はのん効果もなく。
食べたそうにするが、やはり口に入れて少しすると泣きながら出してしまう。
まだ、治るまでにはもう少し日にちがかかるだろうか。

夜は私がくたびれていて、そうそうにダウン。
のん、むつが寝たかどうかもわからないうちに、寝てしまっていた。

                      ………そんなわけで、7/18記す。



2003年07月16日(水) 納涼大会

私の発熱もなく、無事に床につき、寝付きはスムーズだった、のん&むつ。
12時近く、いきなりむつが泣き始める。
ぱんー、ぱんーー、と泣いている。
お茶…少し飲むがまだ泣く。
どうもお腹が空いたらしい。そりゃそうだ。極限だったらしい。
起きて、ガツガツとオニギリを半分狂ったように食べて、バタリと寝た。

朝。
とりあえず、保育は午前中なので休ませようと思い、ゆっくり寝かせる。
こんな状態のむつを連れての送り迎えは大変なので、私としてもその方がいい。

さて、夕方からの納涼大会は…どうしよう。
一応園には「今日の様子を見て、夕方からは行かせてもいいですか」と
了承を得ておいた。
そうこうするうちに、のんが起きてくる。

「のどは痛いけれど、熱は下がったようです」
などと言う。確かに。熱は下がっている。平熱。
どうも最近、ウケを狙っているのか、のんがこういう言い回しをすることが多い。
「のんちゃんついに○○です」だの、「のんちゃん……となりました」だの。
つい、けらけら笑ってしまう。

食欲も戻ったらしく、食べたいという。
まだそれほどガツガツ食べるわけではないが、大丈夫そう。
よし、納涼大会はお父ちゃんに連れて行ってもらおう。

方や、むつ。
午前中は比較的落ち着いていたのだが、
午後になり、口内の発疹の痛みが増したらしい。
とにかく、泣く。
少し休んで、また泣く。
何か飲みたいと要求して、少し飲んで泣く。
食べたい、と要求するのだが、食べ物を見ると泣く。
食べたそうにするのだが、なかなか食べられない。
ついに口に含むと、痛さで出してしまい、また泣く。
喉の奥にも発疹ができているので、飲み込むのも痛いらしい。
唾がやたら出る。

あーーー。自分の子どもに「可哀想」という言葉はあまり使うものではないと
思うが、これはまさしく、可哀想な姿だ。
普段食欲があるむつだけに、余計そう思う。
結局、散々泣いて、いる、いらない、と繰り返したあげく、
昼もうどんを食べる。
少し波に乗ると、痛みを忘れるらしい。が、少しするとまた泣く。
繰り返す。
のんが昼寝をしている間も、ずっと泣き続けのむつ。

夕方、父ちゃん帰宅。
のん、浮かれ浮かれてゆかたを着て、ちょっと涼しすぎる気候の中、納涼大会へ。
まあ、ゆかたを着ている分、普段よりも動きにくく、
園庭は人でいっぱいだろうから、少し涼しいくらいで過ごしやすいだろう。
それにしても、のんの踊る姿を見たかった。チト残念。

20時過ぎ、のんと父ちゃん帰宅。
ちょっと遅めの夕食を、とてもよく食べながら話をしてくれた。
園庭ではやぐらを囲んで3重の円になり、園児たちが踊ったらしい。
最後には花火を上げて、ひとりずつ提灯を提げてお帰り。
花火は先生が上げてくれたそうで。
ひとつ上がるたびに園児がきゃーきゃー歓声を上げていたという。
あー。見たかったなぁ。

のんはすっかり元気で、全く症状も出ていないので、明日は登園。
むつ、…今日がピーク、明日は回復…だと、いいなぁ。



2003年07月15日(火) 夏の恒例・悪夢再来

そんなわけで迎えた、高熱の朝。
のん、38.1度、むつは38.6度。
朝一番で病院に行くと混んでいるおそれがあるので、
とりあえず、のんとむつが起きた時に、と、ゆっくり寝かせておく。

2人とも、時々起きてぐずるが、熱のせいかそれ以外はうとうとしたまま。
のんは顔色も悪い気がする。

夏休みに入ってすぐに幼稚園で夏期保育と称して、
プールやスイカ割りがあり、
それが終わると、
近所のスイミングスクールに申し込んだ夏期プール教室があり、
その後、私の実家で2泊3日する予定だったので、
考えようによっては、今で良かったのかもしれない。

ゆっくり寝て、しっかり治そう。

9時30分過ぎにちょうど2人そろって起きたので、病院へ。
むつの熱が朝よりも上がっている気がする。
お茶・おにぎりを欲しがるが、少ししか食べられない様子。

先生診察するなり「あ、できてるできてる。」
むつの口の中にポツポツ。

こ、これは…!!!
・・・恒例、手足口病でした。
のんも、あまり喉が腫れていないのに熱があるので、
感染している可能性、大。

やややや。
とりあえず、帰宅して、昨日プールで一緒だったTちゃんと、
Tくんのママに連絡。
「うつしたかもしれないーー、ごめんーーー。」

仕方ないとは言え、申し訳ない。

子ども2人は熱のせいでまた寝ている。手持ちぶさた。
とりあえず、のんのゆかたのサイズ直しをする…が。
明日の納涼大会は、無理そうだなぁ。
せっかく盆踊りの練習、家でも練習するくらい頑張っていたのに。
残念。

夕飯は、のんは全く食べない。
むつ、食べたいけれど…いたい…食べる…いたい…の繰り返し。
口の中のぼつぼつが痛いらしい。
手足には、まだ見えるほどのポツポツは出ていないが、
私のところに来て、腕を見せて、「いたいー」と言う。
ありゃりゃ。
「うしっ」「ぱんま」の次の言葉は、「いたい」か。

なにをあげても首を振って、私の食べる様子をじっと見ていたむつ、
最後の最後になって欲しい、と手を出した。
うどんを少しずつ食べる。
空腹が、痛みに勝ったらしい。
ちょっとだけ、安心。
…と。
ふと、箸を持った指に何か違和感を感じ、自分の指を見る。
・・・。できてました。
これでめでたく私たち親子3人、手足口病トリオ。



2003年07月14日(月) いやーな、予感

              昨夜は日記を書くことができず、7/15に記す。
                   

雨降りの月曜日。梅雨の雨と言うよりも、ばしゃばしゃとまとまった雨。
月曜日は荷物もあるので、なかなか大変。
のんに傘を持たせて、むつを抱っこして、体操着などの荷物は私が持って。
バス停まではたった100メートルちょっとだが、
車道を2本横断するので、大変な道のり。
嗚呼、早く梅雨が明けないものか。

月曜日はプールの日。
プールに到着するまでに、むつが寝てしまった。
とりあえず、布団があるのでそれを敷いて寝かせる。
………ちょっとイヤな予感、その1。

私が泳いでいる間に、むつが起きる。
寝起きはよい方なのだが、私がいなくてTちゃん親子だけだと泣くかな、と
心配したのけれど、大丈夫な様子。
大きな窓から中の様子が見える。
おやつをぽりぽり食べるむつ。安心。

プールの後は、今週から午前保育であるのんも一緒に、Tくんの家で昼食。
子ども用のカレーを用意してくれたが、のん、嫌がって食べない。
どうも「カレーは食べられない」と思いこんでいる。
最近、一口も手をつけず、いわゆる「食べず嫌い」なものが増えてきた。
結局のんは「なめたけご飯」。
むつがカレーをぱくぱく食べた。

その後、楽しそうに3人できゃーきゃー遊ぶ。
その間に私たちはゆっくりコーヒーをいただきながら、おしゃべり。
お姉ちゃんの学校のこと、保護者会のこと、先日の葬儀のこと等々。

いやはや、それにしても、
最近の学校の話を聞いていると、
私の小学生の頃には想像できなかったことでいろいろ驚かされることが多い。
とてもとても、甘やかされて育っていて、(育てていて)
それをそのまま、学校や先生に要求している子と親。
………いろいろ、考えさせられる。

さて、それはそうと。
15時過ぎになり、のん、急に「眠いから帰ろう」と言い出す。
珍しい!!!いつもは、私の方が「昼寝するから帰ろう」と言っても
「絶対寝ない」とがんばり、何とかどうにか帰るように仕向けるのに苦労するのに。
……イヤな予感、その2。

そして、夕食後。
普段ならじっとしていないむつ、パソコンに向かう私の膝に座り続け、
私の手帳とペンを出し、「ぱんま、ぱんま」とアンパンマンを描けと要求する。
1つ描くと次のページを開けて、そこにも描け、と。
20個以上の菓子パンヒーローを描いた時、
何となく、むつが熱いのに気がつく。

あれ?あれれ…。
測ると、37.3。うーん、微妙。

そして夜中。
のんとむつ、2人そろって発熱。38度台。

あー、ここのところずっと元気に来たのになぁ。
…のん、水曜日は待ちに待った納涼大会なのに。
あれだけ、盆踊りの練習をしていたのに。



2003年07月13日(日) むつ、トイレ再挑戦!

昨日とうって変わって、涼しい風が吹き、朝から雨が降ったり止んだり。
ああー、今日はベランダプールできそうにない。
ダラダラと過ごしていると、
父ちゃんが2人をTSUTAYAまで連れて出てくれるという。

おお。それなら私はその間に、のんのゆかたのサイズ直しを…と
いつもなら思うところだが、
どうもここ数日、そういう気にならない。
否、ゆかたのサイズ直し云々ではなく、
父ちゃんひとりに、のんとむつを託す気にならない、と言うことである。

…例の、少年事件の報道が、サイトのニュース、TV、ありとあらゆるところから
流れ込んでくる。
どう考えても、今、子どもたちから数分でも目を離すのが怖く感じる。

確かに、この事件があってもなくても、
1歳と3歳の子どもから目を離してはならないのだが、
この事件が報道されて以降、どうも手も離してはならない気がする。
もちろん、父ちゃんひとりで連れて行ってくれても、ちゃんと見てくれる。
信頼している。
が。
自分自身が不安なのだ。
…。たぶん、同じ年頃の子どもをもつ、日本中のお母さんが、
今こんな気持ちを抱えているのだと思う。

そんなわけで、結局一緒にTSUTAYAへ。
のんもむつも1本ずつ、と言うことでビデオを選ぶ。
途中、雨が強くなったので私が傘を取りに帰っている間に、
のんは「こげぱん」、むつは「アンパンマン」のビデオを選んでいた。
わははは。何故「こげぱん」???
父ちゃんによれば、最初アンパンマンを選び、
次にコニーちゃん(ポンキッキーズ)のビデオを手に取り、
…というように、これとこれ、どっちがいい?と次々比べっこしていき、
最終的に残ったのが、「こげぱん」だったらしい。

…ま、いいんだけど。
パンづくしのビデオを借りて、帰宅。

さて!!
今日は大ニュース。
むつ、以前にも書いたようにだいぶ便が固い。
出る少し前から、かなり苦しんで、力を入れる。
今日は特に時間がかかって、ふっと力がゆるんだので、
「出た?」と聞くと、うん、うんと頷く。
取り替えようと寝かせたら、まだ出ていなかった。

…これは。チャンス??

むふふふふふ。以前の日記を思い出しながら、
またしてもトイレにそのまま連れて行く。
今回は、慎重に。
そっと連れて行き、座ってみる?と言う感じで、座らせて、
そっとオムツをはずす。

うーん、うーん。うーん、うーん。

!!!!!やりました!!
今度こそ、間違いなく便器の中に!!!
すっきりしたのと、のんや父ちゃんにも「すごい、すごい」と言われ、
むつ、ご機嫌。

まだまだ言葉も出ていないし、たぶん次のトイレは数ヶ月後だと思うけれど、
ひとつ、良い経験をしたよね、むつ。
私はと言えば、
前回のことでむつがトイレ恐怖症になっていなかったのがわかり、
ほっと一安心いたしました。



2003年07月12日(土) ベランダプールと外食

洗濯をすませたら、ベランダプールの準備。
我が家のベランダプールにひくホースは、洗濯機のところの水道を使うので、
洗濯が終了してからでないと水を汲めない。

少し寝坊気味だったので、プールにはいるのは昼食後になった。
少し食休みをとってから、「いいよー」と号令をかける。
今年ののんは、全く手がかからない。
トイレをすませ、自分で幼稚園のプールのバッグから水着を出して、着替える。
するするとベランダに出て、早速遊び始める。

むつ、のんが着替えているのを見ると、自分も!!自分も!!と
バタバタと私のところにやってくる。
水着を着るのももどかしそうに、こちらもベランダに出て、
ずんずんプールにはいる。

2人とも、最初から飛ばしまくり。
のんがいろいろオモチャを出すので、取り合いになるヒマもない。
むつ、夢中で水をすくっては流し、コップにため、カップに注ぐ。
のんは簡単な水鉄砲式のオモチャに水を汲んで、ぴゅーぴゅー飛ばす。

のんひとりで入れていた去年までと比べて、(去年数分はむつも入ったが)
私のなんて手のかからないこと!!
…が、だからといって室内でパソコンをやっているわけにはいかない。

プールの中は案外滑りやすいし、ベランダの地面は固い。
むつは途中から出たり入ったり、プールの縁に座っていたりする。
結局、ずーっと見ていて、飽きてきて、
「もうそろそろやめよーかー」などと言うのは私。
のん、「やだ」のヒトコト。
むつ、ふるふるふる、と首を振って意思表示。
私、がっくし。

1時間くらいしたところで、むつがずんずん上がってきた。
「あ、もうお部屋はいるの?シャワー浴びる??」と言うと、
うんうん、と頷くので、風呂でシャワーをすませ、服を着せる。
のんは転んだりする心配がほとんどないので、
安心して、むつのタオルや水着を片づけていたら、ベランダからのんの声。
何事?!と駆けつけると、
むつが洋服のままプールにずかずか入っていた。
あははははは。いやーん。

結局、洋服のままあと30分、遊ぶむつ。
それくらいしたところで、紙オムツが重くなって気持ち悪い、と
オムツを指さして訴えてきた。
「当たり前だよー。出る?」と聞くと、また、うん、うんと頷く。
2度目のシャワー。
浴びさせていると、のんも出てきた。

いい感じに疲れて、お茶を飲み、おやつを食べる2人。
夏休みはきっと毎日こんな感じだなぁ。

夕方から「そば・寿司」のお店に。
チェーン店でかなりリーズナブルなので、最近父ちゃんのお気に入り。
のん、外食にウキウキワクワク。
お店に向かいながら、自作の歌を歌う。
「♪すみれーたんぽぽーー、ばらー、きれいだなー
  みんなーみんなーーきれいだなー♪
  (以下略…花の名前が続いて同じパターン…)」

店に入っても楽しげ。何を言っているのかと思ったら、また歌っていた。
「♪すしーそばーー、てんぷらー、すしーーそばー♪」

のんはもりそば大好き。
もりそばと、かんぴょう巻きをぱくぱく。
むつも同じく。

楽しい時ののんは饒舌。
「この前さー、ばあちゃんと行った時のゲーム、面白かったねぇー」
ヨーカドーのゲームコーナーのことらしい。
「あれね、のんちゃんできるんだよ」などと言い出す。
お金を入れていないのだが、デモンストレーションで時々動くので、
それを言っているらしい。

「お父ちゃん、今度一緒に行こうね、見せてあげるよー
 ………。今日行く?」
満面の笑みで、こんなコトを言われたら、そりゃあ行くってモンだ。
店を出て、そのままヨーカドーへ。
一通り遊んで、満足して帰宅。
マンションについて、のん、「あー!!今日はいっぱい遊んだ!!」
良かったねぇ、のん。



2003年07月11日(金) Tくん発熱

どんよりと、疲れの残る朝。
眠い…。目が開かない…。
さすがに、帰りの3時間半車中はくたびれた。

オマケにその後、荷物を置くか置かないかで電話が入り、
ジイジとバアバ、Sくん(父ちゃんの弟)と、
慰労をかねて焼き肉屋で食事となったので、結局帰宅したのは21時近く。
それから2人を風呂に入れたりしていたので、早寝したわけでもなかった。

子どもも、様子によっては幼稚園どうしようか…などとちらりと考えたが、
とんでもない。
のんもむつも、元気いっぱい。
むつは特に昨夜の石焼きビビンバが効いているのか、朝もはりきって起きてくる。

お見送り。はりきってバスに乗り込む、のん。
父ちゃんは今日まで休みを取ったので、
見送りしてから父ちゃんと私の朝ご飯を買って帰宅。
むつ、思わぬ「散歩」「買い物」にご満悦。
最近、買い物と言うのが楽しいらしい。

何かひとつ、むつが持っても大丈夫なものを持たせて、
「レジに行って、これくださいな、ってしよう」と言うと、
すたすたとレジまで行って、私にくれる、もしくはレジに置く。
お金を払って、袋に入れてもらうと、また手を出す。
大丈夫なものならそのまま持たせると、
袋を腕にかけて、頑張って持ち帰ろうとする。

今日から11時降園。
もう夏休みまで、ずっとそうなる。
遅い朝食を済ませ、
むつを連れてもう一度、今度はスーパーに行くともう11時だ。
あっという間に時間が過ぎる。

今日はTくんが一緒にバスから降り、そのまま我が家で夕方まで預かる。
Tくんママの仕事の都合だ。
昼ご飯は、朝のウチにTくんとのんの分、2人分をお弁当にしておいた。
昼ご飯を食べたら、ベランダプール…!と、楽しみにしていた。

が。
バスから降りたTくん、ひどく元気がない。
「どうした?」と聞いても、返事が出てこない。
いつもと違う通園バッグを持っていたので、そのせいか?と思ったり、
友達に何か言われたか??と思ったり。

あまり、何か言っても余計にイヤな気分になっても可哀想だと思い、
努めて平常に、はい、着替えて、はい、ご飯だよと手早く勧める…が。
お弁当も、一口も手をつけない。
???
あれ??熱い?熱を測る。……39.1度。こりゃあ元気がないわけだ。
急いで、Tくんママと連絡を取る。
13時までの仕事に入っているので、その後折り返し電話をもらえるように
窓口の方にお願いする。
と、数分で電話があった。
途中で呼んでもらえたらしい。早退できたので、これから迎えに行く、と。

更に数分でTくんママ、我が家に到着。
私だけエントランスまでTくんの荷物を持ってお見送り。

のん、「Tくんとプールやりたかった〜」とブーとした表情。
そんなことを言いながらも、むつと一緒にかなり楽しげに、
合計2時間近くはプールに入っていただろうか。
(それほどたくさん水を入れていない。むつのくるぶしが隠れるくらい。
 プール、と言うよりも「水遊び」である)

プールから上がってじきに、2人で並んですーすーと昼寝し始めた。
ああ、もうすぐ夏休みだなぁ。



2003年07月10日(木) 葬儀

               7/10の日記は、祖母の葬儀に関してです。
               話自体、晴れやかなものではありませんし、
                   公開自体の是非も考えたのですが
                    あくまでも「育児日誌」として、
                のん&むつが経験したこととして、記録し
                    Web上に公開することにしました。

朝、6時30分に出発。

寝たままでとりあえず乗せて…と思ったのだが、
のんはやはりトイレに行かないとならない。
結局、バタバタしているウチにのんもむつもすっかり起きて、出発。
のんは何度も「車でお出かけ」「長時間」
「ベスト(チャイルドシート代わりの安全ベスト)をつける」を
経験しているので心配なかったが、むつはもしかすると初めての遠距離。
ハラハラしたが、意外にご機嫌で乗っている。

用意したコンビニのオニギリを「朝ご飯」として車内で食べる。
いつもなら、まだ寝ている時間なのに、
のん、すごい勢いで1つをぺろりと平らげる。

…いつもなら、パンであっても2かじりくらいで
「もうおなかいっぱーい…。たべられない…」などと言うのに!!!

「のん、すごく良い子だねぇ、普段ののんちゃんはどうしたの?」と
父ちゃんが聞く。
するとのん、「悪い子のんちゃんは、おうちに置いて来ちゃったの」だと。

その後も「よい子のんちゃん」フル稼働。
斎場は宿泊もできる施設になっていて、
父ちゃんと同じくらいの年齢の「孫」たちはほぼ全員そこで宿泊していたので、
すでにそろっていた。

到着して早速「可愛い〜」などと声がかかり、ご満悦の2人。
制服に着替えると「可愛い〜」靴を履くと「可愛い〜」と言われ、
ちやほやされて、すっかりご機嫌な、のん。

ひ孫にあたる、のんと同じ立場の子どもは、
小学校5年生の男の子と、もうすぐ2歳の女の子、そしてのん&むつの4人で、
もうすぐ2歳のRちゃんはとてもはにかみやだったので、
話題を独占の、のん。
何しに来たんだか、控え室では興奮してちゃらちゃら踊ったり。

ただ。
今日の説明は、のんにきちんとしてある。
式が始まったら、きちんと座っていることを言っておく。
…が、むつもいることだし、しばらくしたら控え室に戻る覚悟はしていた。

結果。
のん、式の間ずっときちんと座れました。
焼香も、父ちゃんと一緒に、きちんとできました。
心配していたむつは、式が始まって10分で「あー!」と一声あげたので、
私が抱っこして入り口付近に立つと、ほどなく眠り始めたので、
そのまま席に戻り、私も(むつを抱っこのまま)お別れがきちんとできました。

ありがたい!!!

お別れの時、棺に花を入れることに。
のんに死に顔を見せることは、少し躊躇したけれど、
結局のんにもお花を入れさせる。

のん、とても落ち着いて、黙ってみているので、とりあえず、
何かする都度に説明をする。
「こうやって、最後にお花で飾って、寂しくないようにするのよ」
「今までご苦労様、ありがとう、これからも見守ってください、と
 お祈りするのよ」
など、など。
どの程度理解できたかはわからないけれど、
「死んでしまうと、動けなくなってしまう」と言うのは見てとれたろう。

初七日法要まですませ、斎場をあとにする。
祖母が倒れるまで住んでいたおうちに、お骨を運び、
みんなで仏壇にお参り。のんも、お線香をあげた。

順番に座布団に座り、お線香をあげていく姿をじっと見ていたむつ、
最後の人があげ終えたあと、いよいよ自分、と言う感じで
すっと座布団に座ろうとして、場を和ませる。

帰りは渋滞に巻き込まれ、3時間半も車の中にいることになり、
むつは1時間以上泣くことになったり、
親2人は泥のように疲れた1日だったが、
のんを連れて行ってやれて、良かったと心から思う。

祖母に、合掌。



2003年07月09日(水) 初めての「お迎え」

       いろいろバタバタと忙しく、清書・UPが遅れました。7/11清書

今夜は祖母の通夜なので、お父ちゃんのみが行く。
我が家は車がないので、今日・明日の為に午前中のうちにレンタカーを借りる。

のんに関しては特に何もないので、今日は普通に登園させることにした。
朝、父ちゃんがいることに興奮ののん。
「お迎えに来て!!」

バス通園をしている子でも、
おうちの都合などで、急遽「園までお迎え」ということがある。
どうも私の見聞きしたところに寄ると、
普段バスコース別に別れて座ったり、教室で待ったりする時に、
そういう子は「今日はママがお迎えに来るから」と
別枠で座ったりするらしい。
そして、バスコースの子よりも少し早めに帰る。

のん、これにものすごく憧れ。
そして、のんの園ではかなり頻繁に「お迎えにします」とする親御さんが多く、
特に緊急の用が無くても、お迎えにしていたりするらしい。

普段から「お迎えにして〜」と言ったりするが、
私が頑として「お母ちゃんは、のんとむつを乗せて自転車に乗れないの」と
断っていた。
「むつちゃんを家に置いてこれないでしょう。それに、バスじゃないと、
 Tくんと一緒に帰れないよ」と。

それくらいで、のんは「そうか」と納得するし、
私としても月額でバス料金を払っているのだから、無駄なことをして
オマケに2人自転車に乗せる、などという危険な橋は渡りたくない。
(いや、本当に、私は小柄なので2人乗せると危ないのです)

かくして、初の「お迎え」が叶うことになったのん。
お父ちゃん、レンタカー屋で車を借りて、その車でのんを迎えに行く。
マンションの下でむつと遊んでいた時に車が入ってくる。
うっとりと助手席に乗る、のん。
よかったねぇ。

さて、昼食も済んだら今日は保護者会である。
父ちゃんは昼食後すぐに立川(祖母のところ)に行ってしまうので、
ばあちゃんに来てもらった。
ちょうどむつが寝てしまったので、どうするか迷ったあげく、
のんだけを連れて行く。

保護者会には毎回、当然一緒に来る子どもも多い。
時間が来ると門も閉めてしまうし、
担任を持っていない先生がみんな園庭で一緒に遊んでくださるので、
心配はいらないらしい。
…と、いろいろなことを心配しないといけない世の中になったことが、
 とても残念だったりするのだが…

そんなわけで、のん、私服で自転車で園に向かう。
またまた「非日常」の体験で、興奮するのん。
園についたら、「みんな違う服だ!!」と、またまた興奮。
すぐにお友達を見つけて走っていく。
「ホールにいるからね!」と何度も声をかけたが、聞いていたのか、いないのか。

ホールでの話が終わって、それぞれの教室で懇談会。
先生の話が始まって少しすると、
「おかあちゃん!!」と呼ぶ声がする。
見るとのん。Tくんの手を繋いで、入り口に立ちはだかる。
「おかあちゃん!!Tくんも来ていたよ!!!」
…。わかった、わかった、と手を振ると、颯爽と2人で手を繋いで駆けていく。
クラスのママさん皆さんに、BFを紹介してしまった。

またしばらく経つと、また「おかあちゃん!!」
今度はビニール袋を持って立っている。
何事かと出ると、
「靴、お砂場でどろどろにしちゃったの。先生に変えてもらった」と。
園の靴と靴下をはいて得意げ。
………。
ちょっとおちつけ。のん。

何とかどうにか帰宅すると、むつはまだ寝ていて、ばあちゃんは
「TV見に来たみたいだった」と言いながら帰っていく。

夜、3人でご飯。お風呂。
風呂はむつが達者に脱いだり、歩いてきてくれるし、
のんは自分で洗ったり、拭いたりができるようになったので、
ものすごく楽になった。

夜は早めに就寝、明日に備えて…と思ったのだが、
どうも子どもが興奮して寝ない。結局10時近くなって、就寝。



2003年07月08日(火) のんのタイムスケジュール

父ちゃん、祖母の自宅である立川まで、手伝いに行くことに。
9時に出ればいいらしい。
いつもの時間に朝食が始まらないので、のん、いつまでも寝ている。
寝起きも悪い。

4月当初ははりきっていたのか、「パカッ!」と音がするくらいすっきりと
目覚めて行動していたのに、最近そうではなくなってきたのだ。
うーん。
最近、昼寝の時間関係なく、以前よりもかなり早めに寝かせるように
努力しているのになぁ。
(お陰で私まで一緒に寝てしまったりする)
昼寝をしないようにして、もっと早く夕飯にして、
早く寝かせた方がいいかなぁ。

タイムスケジュールでは、悩むところである。
方法は2通り。

昼寝をさせるか、させないか、であるらしい。

お友達に聞くところによると、幼稚園から帰ってきて約15時。
少し遊んで、17時過ぎにはご飯、18時頃にお風呂、となると20時までには
寝てしまうという。

今のところの我が家は、
16時前から18時頃まで、のん寝てしまう。
ちょうど起きる頃父ちゃんが帰ってくるので、起きて、そろってご飯、
20時頃に風呂、寝るのは21時である。

…決して、遅いわけではないと思うのだけど。
(2時間は昼寝しているから、睡眠時間が足りないとも思えない。)
朝7時に、すんなり起床できない。

まぁ、人間だから、「何時間寝れば絶対OK!」というものではないだろうし、
その子によって必要な時間というのは違うだろう。
寝起きの良い、悪いも、個人差が大きいものだろうし。

ただ、やはり、朝起きるのが遅かったり、寝起きが悪くてぐずっていると、
どうしてもこちらは「早く」という言葉を言いたくなる。
朝から、カリカリしてしまう。

カリカリしなければいいのか??遅くなっても、OKか?
・・・。

16時から昼寝をさせない、と言う方法もとれるとは思うが、
やはり疲れているから、眠いのだろう。
夕食も、早めに食べてしまうこともあるけれど、
できるだけ父ちゃんと一緒に食べてくれた方が、精神的にも、
そして片づける身としても、ありがたい。

うーん、うーん。悩みどころだなぁ。

ちなみに、手伝い終えて15時頃に帰宅した父ちゃん。
のん、いつもと違うことにちょっと興奮。
「なんで昼間なのに、帰って来ちゃったの?!」

木曜日はほぼ一日かけて、車で4人で、葬儀に行く。
「車でお出かけ?!」と、のん、非常に楽しみにしてしまっている。
…。どうなることやら。



2003年07月07日(月) プール〜昼食

早朝、電話が鳴る。
昨日父ちゃんが見舞いに行った、お祖母ちゃんが亡くなったとの知らせ。
朝から、バタバタ。
連絡が飛び交う。

結局、今日は特に何もすることがない、ということで
平常通り生活することに落ち着く。
のんもいつも通り幼稚園。
むつと私も、プールに向かう。

むつ、プールで私と別れる時、全く泣かなくなった。
それこそ「ばいばーい」とはしてくれないが、
他のママさんからもらったおやつ片手に、ちらり、と私を見るが
特に追いかけてきて泣いたりしない。

ご機嫌さえよければ、プールに着いた時にベビーカーから降ろすと、
玄関で靴を脱ぎ、すたすた廊下を歩いて階段を上り、部屋に入り、
奥の椅子にひとりでちょこんと座っていたりする。

玄関、と言えばむつ、靴をそれぞれ誰のモノと認識するようになった。
家を出る時、いち早く玄関に行き、自分の靴を持ち、履こうと格闘する。
その間にのんや私が横に行くと、
「あっ、靴ですか、はいはい」という感じで、
のんや私の靴をわざわざ拾って、渡してくれようとする。

いやいや、貴方と違って私たちは置いていて履けるから。と、
苦笑しながら私は受け取るのだが、
のんは「いらない!」「いや!!」と拒否する。
すると、むつ、「あーーー!!」と一喝。

何故毎回、同じコトを繰り返す?

結局、私がむつを隅の方にどかし、のんの靴を受け取り、置いて、
のんが靴を履き、事なきを得る。
その様子をちらり、と横目で見るむつ。
なんと思っているのだろう。

さて、プール終わって。
そのまま我がマンションの集会室に移動、お弁当を買ってきて、みんなで昼食。
集会室も、子どもが1歳児3人だけだと静かなモノである。
親はAちゃんママ、Tちゃんママ、Tくんママ、私の4人。

ただ、いくら集会室では比較的静かでも、
レストランなどでは、飽きてしまって、ずっと座って…と言うのは大変だし、
子どもたちに気をとられて私たちもゆっくり話ができないので、
こういう場を借りられるのは、ありがたい。

子どもたち、思うままに歩き回り、たまにおやつを食べたりして気ままに過ごす。
私たちも、のんびりおしゃべり。
幼稚園のお迎えは集会室から。そのまま、集会室で着替えさせ、のんも加わる。
(残念ながらTくんはお姉ちゃんたちの保護者会があって来られなかった)

のん、誰と遊ぼうか、と目を光らせるが、
結局1歳児、しかもTちゃんは寝ていたりして、思うように遊べず、
「つまらないー」
でも、そんなことを言いながら、おやつをぼりぼり。
「あっ、これも食べてイイ?」なんて聞きながら。
充分楽しそうじゃん。



2003年07月06日(日) お留守番

昨日せっかくプール開き!!としたのに、今日は朝からどんより天気。
ガッカリ。残念。

午前中はダラダラと過ごす。
ただ、最近はのん&むつ共にご機嫌がよいと、非常にうまく遊べる時間が
とれるようになってきた。
午前中はそんな感じ。

のん、すっかりお姉さんぶって、(先生ぶって?)
「はい、今度これ持って〜、はい、お出かけですよーー」などと、
むつを引き連れて遊んでいる。
むこうの部屋から、こっちの部屋までオモチャのベビーカーを押しながら、
帽子を被り、リュックを背負う。
こっちの部屋に来ると、リュックにひとつオモチャを詰めて、
またむこうの部屋まで。
むこうの部屋で、少しそのオモチャを出したり、しまったりして、
またこちらに戻ってくる。

しばらくの間、繰り返し。

私はその間、せっせとむつの水遊び用の簡単な水着を縫ったりして。
うーん、のんびりした週末。

昼ご飯を食べていると、電話が鳴った。
・・・。
父ちゃんの実家から。
父ちゃんの「お祖母ちゃん」にあたる人が、入院したとのこと。
のん&むつからすれば曾祖母になる。
2年ほど前から、体調を崩し、入退院の繰り返しだったのだが、
今回はどうも、倒れて意識のないまま入院したらしい。

14時から、見舞いに行く父ちゃん。
私らも…とも思ったのだが、病院で、しかも車で2時間ほどかかるので、
のん&むつは遠慮した方が良さそうだとの判断でお留守番することになる。

のん、ちょうど眠い時間帯にあたり、
むつの持っているモノをひったくったのを、私に怒られた
まさにその時、お父ちゃんが出て行ってしまった。

まるでお父ちゃんと二度と会えなくなってしまった子どものように、
エレベーターホールが見える位置の窓から泣きながら
「おとうちゃーーーん、おとうちゃーーーーん」と叫ぶ。
やめてくれ。

少しして、のんが落ち着いたのでビデオを見ることに。
ほどなく、2人そろって昼寝。
うふふ、計算通り、と私はまたしてもちくちく水着を縫う。

夕飯は、父ちゃんから「渋滞していてひどく遅くなりそう」と電話が来て、
3人で食べることに。
実は我が家、父ちゃんの仕事柄、「父ちゃんのいない夕食」は年に2,3回、
あるかないかである。
ちょっと日常と違う雰囲気で、やけに手伝ってくれる、いい子ののん。
のんのリクエストで、スパゲティミートソースの夕飯。

むつ、ミートソースをもっとかけろと暴れるので、私が怒ると、
のんが
「おかあちゃん、そんなに怒っちゃ、ダメよー、もっと優しくしなさい、
 むつちゃん、大丈夫よー」
だって。
わははははは、生意気な。



2003年07月05日(土) ベランダプール開き

朝ご飯を食べさせて、私は10時から歯医者へ。
昨日抜歯したのでその消毒に行かないとならない。

数分で済んで帰宅すると、家の中がもぬけのカラ。
電話すると、父ちゃんが公園に連れて出ていた。
すばやい。ありがたいが、ビックリするよ。

洗濯物を干してから公園に行こうと考えたのだが、
あまりの気温の高さと、洗濯物が少なかったことから
「よしっ!!今日はベランダプール開きだっっ!!」といきなり思い立つ。
父ちゃんにその旨、電話。

プールの準備は大好きである。
まずはホースの汚れを落とし、ズルズルと家の中に引っ張り、
バケツを洗って水を準備。
プールをゴシゴシ洗って、水を入れ始めたところに、3人が帰宅した。

のん「ちょっと見てていい?いい??」と何度も聞く。
何故「入りたい」と言わないのかと思ったら、どうも公園で
「(まだ水が冷たいから)入るのはお昼ご飯のあとだよ」と念を押されて
帰ってきたという。
あらあら。

時間を見ると、まだ11時。うーん、水は暖まっていないけれど、
やっぱり入りたいよね、と言うことで、
水をうんと少なく、くるぶしまで届かないくらいで止めて、
のんもむつも水着に着替えさせる。

うほほーーーい、とはしゃぐのん。
そんなのんを見て、ずんずんプールにはいる、むつ。
1歳2ヶ月頃プールを体験したのんは、最初なかなか入らなかったものだけど。
その辺はさすが、次女。

水はちょっとだけど、その分2人ともぺったり座って、
ぱちゃぱちゃ遊んで楽しそう。
のんはもちろんだが、むつまでも水を手で叩いて笑ったり。
水遊び用のオモチャも今日は全部出して、全部洗った。

少し経つと、むつがわさわさプールから出てくる。
あれ、もうやめるの?と思ったらベランダの端っこに行き、動きを止める。
……おしっこでした。
まあ、なんて礼儀正しい。(?)
コトが終わると、またプールにずんずん入ろうとする。
わかってやっているんだなぁ、と感心しながら、洗ってやる。

結局むつは40分ほど、のんはきっちり1時間以上遊んでお昼ご飯。
のん、びっくりするほどたくさん食べました。
(むつが食べるのは日常なので、もうびっくりしなくなりました)
昼寝もたっぷり。

ああー、これから昼間、連日水遊び出来るなぁ!!
…と思いながら、ニュースを見ると明日、明後日は雨の予報。
しょんぼり。



2003年07月04日(金) 自転車と歯医者

昨日の朝「行きたくない」発言をしたのん、
今朝は…?と言う思いがちらりと頭をかすめたが、
「おはよーごじゃいます」なんておどけて起きて、パンをむしゃむしゃ食べて、
何事もなく支度しました。
…やはり、ただ単に昨日のは眠かっただけらしい。

天気予報では、今日は32度まで気温が上がるという。
でも、肌寒い朝。昨夜降っていた雨がまだ道路を濡らしたまま。
・・・プールの道具、どうしよう。
…この時間でこんな感じなら、きっと中止だ、と玄関にバッグを置いていく。

そういう時に限って、他の子はプールのバッグを持っている。
最後にきたYちゃんママが
「電話して聞いたけど、(プール)やるってよ!」と教えてくれた。

いやーん。
見送り終わってから、自転車で幼稚園に届けることに。
むつ、久々の自転車でものすごく嬉しそう。
自転車だと10分で到着。
あまりにもむつがはしゃいでいるので、帰りはちょっと遠回りして走ってみる。
朝からサイクリング。風が気持ちいい。

ほどほどのところで引き上げた…が、むつにしてみれば物足りなかったらしい。
玄関で、「まだ乗る!!もっと乗る!!」と大泣き。
よほど、楽しいらしい。

なんとかなだめて家にはいると
同じバス停のママから電話。「やっぱりプール中止だって〜」
・・・。ま、そんなもんです。

今日は約10年ぶりに歯医者を予約した。
始めて行く医院で、診療時間も詳しくわからないので、
とりあえず、ばあちゃんに来てもらい、むつを見ていてもらうことに。

ばあちゃん10時に到着。
むつ、完璧に覚えたのか、ばあちゃんと最初から嬉しそうに遊ぶ。
ちょうど11時頃に玄関の外で三輪車で遊び始めた。
予約は11時30分から。
あ、これなら、遊んでいる間にそのまま行ってしまえる…と思ったとたん、
バランスを崩してむつ、三輪車ごと倒れる。

あちゃー。ひーひー泣く、むつ。わーわー抱く、ばあちゃん。
結果としては、泣きながら寝入ってしまったので、安心して私は歯医者へ。

帰宅してしばらくしたらむつが起き、ほどなくのんのお迎え。

のん帰宅後、みんなでヨーカドーへ行くことをばあちゃんが提案。
私は歯を抜いたので、麻酔でぼうっとする。
「歯を抜いたから安静にしていたいよ」という私を
「何いってんのよ」と一笑に付すばあちゃん。
私はひどい親に育てられたものだ。

のんはチョコ、むつは棒付きのキャンディーを買ってもらって、
ご機嫌でぺろぺろ食べる子どもたち。
その後本屋、ゲームコーナーで遊んで、帰宅。ばあちゃんも帰る。

夕食は通信販売で購入した、肉まん・飲茶セット。
以前は何かというと横浜・中華街まで食べにいっていたのだが、
子連れになって足が遠のいてしまった。
残念なので、よく肉まんを買っていたお店にネットで注文してみたのだ。

のんもむつも、肉まん、餃子を沢山食べる。
のんは小龍包が気に入ったらしい。
私は歯が気になりながら、肉まんを食べる。…抜歯した日に肉まんは、ダメか?



2003年07月03日(木) あさごはん

朝、のんが「朝ご飯食べない」と言い出した。
体調が悪いわけではない(と思う)。
ただ、眠いのだ。

のん、寝起きはそれほど良くない。
2歳代までは、昼寝から起きると1時間近く泣くことも珍しくなかった。
今はさすがに泣くことはないが、ぶーっとして、だらだらして、
まるで「ワタシィ、低血圧なんでぇ」とでも言う生意気な高校生くらいの感じ。

…許せん。

私は台所のカウンターに入って、お弁当を作り続けながら話をする。
「朝ご飯食べないと、幼稚園行けないんじゃない?」

「………いい。」

「?幼稚園行かなくていいの?」

「………うん。」

「バスにも乗れないし、遊べないよ?Tくんとも会えないし。」

「……いい。」

あらあらあら。
これは初めてだ。うーん、どうするかなぁ。と、弁当を引き続き詰めながら、

「うん、わかった、じゃあお休みする?」

「…うん」

自分としては、この展開、非常に反省。
こんな安易に「休む」という言葉を持ち出しては、いけないなぁ。
最後の最後にしなければ。
「簡単に休める」という感じを持たれては、いけない。

時間的にはまだまだ余裕がある。
かなりゆっくり用意しても大丈夫なように朝起こしてあるので、
この会話をしてから30分後にのんが用意し始めても、充分間に合う時刻だった。
ちょっとした賭。

お弁当の準備完了して、今度は私の朝ご飯。
カウンターの上は見えないので、のんはお弁当が準備されているのはわからない。

・・・。
しばらく、時間が経過。10分もなかっただろう、その間、のんも私も無言。
のんが口を開く。
「ご飯食べて、幼稚園行く。」

ヤッター。ココロの中で小さくガッツポーズ。でもちょっと反省。

朝ご飯を食べながら、それとなく、何か「イヤになる要因」となる、
変化が幼稚園にあったのかと話を向けてみる。
が、特に何もナシ。
ただただ、単に、眠くてゴロゴロしていたかっただけらしい。
(本当にそうだといいけれど)
そして、幼稚園は病気でも何でもない時に、休めないんだよ、と話をする。

食べている最中、むつが目を覚ます。
ガバリ!と体を起こし、のんが持っているパンを見て、
「あーーーー!!!!」と、口を大きく開けて、
「私!!私の分は!?ありますか?とりあえず口に入れてください!」
とばかりに走ってくる。

…こちらは、寝起きが良すぎ。


さて。
今日は、院長先生が亡くなって、初めてのプールだった。

どうなっているか心配して向かったが、
普段と全く同じように、病院自体が動いていて、
(病院とは別棟にある)プールのカギも開いていて、普通に泳ぐことができた。

とりあえず、しばらくはプールも続けられるらしい。
ありがたい。
Aちゃんママ、Tちゃんママといろんな話もして。
これから病院がどうなるんだろう、なんて世間話までして、帰宅。

ただ、完全な「密葬」ということで、お花のひとつもあげられないのが寂しい。
いつの日か、のん&むつと一緒に手を合わせられればいいのに。



2003年07月02日(水) 鎮魂 / 七夕

朝から、気分が落ち着かない。
昨夜の訃報のショックが後を引く。
朝の支度の間も、のんのお見送りに行っても、
自分でもわかるくらいに、言葉が出てこない。

結局、いろんな事情により、密葬という形をとられるらしい。
その為に、本当の近親者、知っている人以外には、
全部済ませてから知らせる方針らしい。
…と、昨夜遅くまでメールをやりとりしていたAちゃんママから聞かされる。

私の気持ち、宙ぶらりんのまま。
お通夜、告別式というのは、残された人間の気持ちを整理する為に、
必要なものなのだなぁと感じてみたりする。

…このまま家で悶々としているのも気持ちが悪く、
また、明日のプールがあるかないかもとても気になったので…と理由をつけて、
午前中、「むつの散歩」と、病院の方まで行ってみる。

・・・。
「小児科休診」と張り紙がしてある以外、普通に診療している。
内科にかかる患者さんが、結構たくさん。
車もたくさん止まっている。
隣の先生のご自宅の方まで、ぐるりと回る。
何も張っていない。
・・・。

何事もなかったかのように、時が動いている。
昨夜のショックが、まるで1ヶ月も前の話だったかのような、軽い錯覚。

…。
ゆっくり歩きながら、のんとむつの出産に関して、
院長先生との関わりに関してを、自分なりに思い起こしながら帰宅する。
そうすることで少しだけ、気持ちが落ち着いて。

のんが帰ってきた時には、すっかり元気になりました。

今日はのん、大荷物。
七夕の笹を持って帰ってきた。
お飾りをたくさん作って、それもカバンにいっぱい詰めて。
「飾るの!!」と大はりきり。

年少クラスなので、ほとんど先生が作ったらしいフシが見られるお飾りだが、
「ここと、ここはのんちゃんが書いたのよ」と胸を張る。
ノリをつけたりもしたと言う。
「織姫と、彦星は7月7日の日に会えるんだって」などと、ミニ知識まで。

お願い事の短冊も書いてあった。
ひとりひとりに聞いて、先生が書いてくれたそうで。
のんのお願い事は…。

「あんぱんまんのぬいぐるみがほしい」
・・・。

あんた、そんなこと言ってたことないじゃん。とココロの中でツッコミ。
オマケに、
「これ飾っておいて、サンタさんに見てもらったら、
 クリスマスにもらえるかな?」

それは、違うぞ、のん。



2003年07月01日(火) 訃報

…えーと。
肌寒くてのんのプールが中止になったり、
お友達、Aちゃん&ママとTちゃん&ママと約束をしてランチしに行ったり、
幼稚園から帰ってから、のんTくんのおうちに遊びに行ったり、
いろいろあった7月初めの日なのですが。

・・・悲しいことが、ありました。

もう、そろそろ寝かせに入ろうかという21時近く。
1通の携帯メールが。
Aちゃんのママから。…あら、珍しいこんな時間に。と思ったら。
・・・。
のん、むつを産んだ病院の院長先生が亡くなったとの知らせでした。
先生は…多分、胃ガンで…、
去年の9月に倒れられて以来、ご自宅と、病院を行ったり来たりの生活でした。

この院長先生とは、のんができた時からのおつきあいなので、
あと1ヶ月すれば5年のおつきあい。

少し大きめの個人病院で、
院長先生が産婦人科、奥様が小児科。
のんもむつも、産まれる前からずっとお世話になっている。

そして。
現在週2回通っているプール、というのは、
実は、院長先生がお持ちのプライベートプール。
最初は先生のお母様がリハビリにと使う為に建てられたというプールを、
マタニティスイミング用として使うようになり、
そして、
「いいよ、泳ぎなさいよ」と
私たちには産後も貸してくださっていた。

産後泳げた為に、どれだけありがたかったか!
プールの場がなければ、Tくんのママとの交流も無かった。
Aちゃんのママとも、Tちゃんママとも、
そして現在少し遠いところにいるMちゃんママとも、お友達になれなかった。

決して「暖かくて優しい先生」ではなく、
「ワガママで、気分屋で、言葉少なくて、強引な先生」。
以前プールで故障があった時にも、こちらの言葉を聞かず、
コーチと衝突し、結局コーチがお辞めになることになったこともあった。
ずいぶん恨んだっけ。

でも。
私たちのことを可愛がってくださったことは、間違いない。

のんも、むつも、先生でなければ、産めなかった、
と言ってもオーバーではない。
のん、むつ、ともに、妊娠に際してちょっとずつトラブルがあった。
でも、それを乗り越えて産むことができたのは、
この院長先生のおかげだと思っている。

…書きたいことがあふれて、止まらない。


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