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Nekomar's Diary

2002年10月31日(木) 噛まれた…

プールの日。
今日もMちゃん、元気に荒れる。わっはっは。

この頃、はっきりわかってきた。
彼女は、自分だけをかまって欲しいのだ。
うん、考えるほどのことがないくらい、当たり前の結論なのだけど、
はっきりと、それがわかって、なんだかすがすがしい。

それと同時に、ここ10ヶ月(むつが産まれてからというもの)
のんは「自分だけ」という状況がないし、
こちらもそのつもりでのんに対応してきたので、
彼女の「自分だけ!!」という主張がなんだか新鮮に感じる。

そんなわけで、Mちゃん、
本を読んであげれば自分だけが本の目の前に来たいし、
ボール遊びすれば自分だけが私(もしくは他のママ)と投げ合いたい。
例え、赤ちゃんを押しのけ、蹴って、のしかかってでも。

…それが、問題。

長いつきあい、(Mちゃんはお腹の中にいたときから知っている)と言っても、
やっぱり他人の子。
あまり、激しく叱るわけにはいかない。

ただ、赤ちゃん3人が怪我をしてはいけないので、
そこだけはしっかり、手を押さえたり、赤ちゃんを守ったり。

赤ちゃんから離れたMちゃん、今度は1人で本を読んでいたのんの所に行って、
のんの本を取ろうとした。
とられまい、と押さえるのん。
がぶり。
ああああ。
噛まれた。

すごい。血がにじむほど。
げげ。
すぐに放させて、のんを抱っこしたが、やっぱり痛くて泣く、のん。

うーーーーーーん。
これは、ちょっと…。
どうしたものか。

とりあえず、お友だちは噛んではいけないよ、あやまろうね、と
話を持っていくのだが、やられたのが自分の子で、やったのが今その場に
不在のママの子というのは、やりづらい。

…これが、保育の場で、自分が教師で、他人の子2人なら、
もっともっとやりやすいのだが。

とりあえず、その場は収めて、しばらくするとのんの機嫌もなおって、
また遊び始める。

帰り道、Mちゃんのママと話をしながら。
やっぱり、「赤ちゃん、お友だち」に対して、Mちゃんはどこに行っても
そんな感じらしい。
先週末、従弟(むつと同じ頃に産まれたそうだ)に会ったときも、
羽交い締めにして、大変だったそうだ。

なかなか、ね。
性格的なモノもあるし、まだ兄弟がいない、と言うこともあるし。
と言う話をしながら、別れる。

でも…兄弟がいなくても、そういうことをしない子はしないしなぁ。

やっぱり、自分の子がからむと、何かものをいうのでも言いづらい。


夜、ジイジとバアバ(父ちゃん方の父、母)にお誘いをうけて、焼き肉屋に。
のんはバアバがすっかり見てくれたので、私はむつだけ見ればよい。
時間の半分は寝ていてくれたので、抱っこしたままだけどかなり食べられた。
ありがたい。



2002年10月30日(水) お洋服を買いに

今週の金曜日11/1はのんの幼稚園の、願書提出と面接の日。
来週の日曜日は、七五三のお宮参りと、お祝いの会食を予定している。

イベントの時に着せるワンピースの一枚もあっていいかと、
松戸の伊勢丹までお買い物に。
ちなみにスポンサー(ばあちゃん)もついてくださった。ありがたいありがたい。

幼稚園に行く洋服を買う、と言ってあったので、家で支度しているときも、
すごく嬉しそう。
朝のNHK教育「おかあさんといっしょ」を見ながら、
『ジャバ・ジャバ・ビバ・ドゥー』を歌うお姉さんのドレスを見て、
こんなのがいい、なんて言ってみたりする。
へー、そういうのが好みなのか。

電車のなかでも、どんなのにしようか、などと話をしながら松戸に到着。

ところが、いざ子ども服売り場に着いてみると、
当然のことながら、ちっとも選ばない。
ひとりであっちにふらふら、こっちにふらふら。

アッ!これがいい!!といきなり、某ブランドのブーツを手に取った。
ピンク色で、縁にふわふわのファーがついている。か、可愛い…
買うつもりはないが、参考までにお値段を。
うっ。
…7900円。
すごいなぁ。いつ履くんだ、そんな靴。
ついでに言うと、私だってここ数年、そんな値段の靴買っていないぞ。

速やかに、その売り場退散。

結局、本人の希望は「ピンク!」とだけ聞いたので、
ばあちゃんに頼んで、同じフロアのオモチャ売り場に連れて行っていてもらうことに。
むつだけ連れて、少し「お嬢さん風」(?)の、
ブラウスとジャンバースカートを購入。

七五三の会食・記念撮影はむつももちろん入るので、
むつの分のブラウス、少し暖かい(こちらは普段も着られるような感じの)
オーバーオールも購入した。

ああ、久しぶりに、まとまったお金を使った感じ…。

キッズコーナーで遊んで待っていたのんを迎えに行くと、
兄妹で来ていた子たちと仲良くなって、遊んでいた。
お兄ちゃん、6歳。
妹はたぶんのんより1学年上かな…?と思っていたら、
なんとのんより8ヶ月以上あと生まれの、同じ学年だった。
まだ2歳だというのだけど、どう見てものんより7,8センチは背が高い。

うわわわ。

小さい、小さいとよく言われ、保健所でもぎりぎり(無理矢理?)再健診を
まぬがれるのんであるが、(7/19日記より)
普段私は「私だって小さいし、元気ならなんでもないさ」と
気にしていない。

が、ここまで差がつくと、
さすがに「幼稚園はいると、このくらいの子もいるのか…」と
ちょっと「うっ」と思う気分になる。

ま、仕方ない。

うどんを食べて、少し屋上で遊んでから、
おみやげのお菓子を買って、早めに帰宅。

お疲れさまでした。



2002年10月29日(火) のん、行方不明?!

いいお天気なので、「公園に行きましょう」ってなコトで、
バスに乗ってN交通公園に行くことにした。
どうもここのところ、のんの様子が落ち着かない感じなので、
果たしてこのワガママ娘をバスに乗せて行かれるのか?と
ぎりぎりまで迷ったが、今日はばあちゃんも来る日なので、
なんとかなるか、と出かけることに。

6/16の日記でも書いているが、まあまあの広さのきれいな交通公園で、
自転車、補助付き自転車、三輪車、ゴーカートなどに乗り放題。
平日なので、すいていた。

補助付き自転車をかりて、乗り回す。
こういう時、ばあちゃんが一緒だとむつをばあちゃんに見ていてもらえるので
大いに助かる。

ぐるりと回った後は、
おいてあるバス
(本物の都営バス、廃車になったのを遊具としておいてあるらしい)に
のって、運転手気分。

バスに乗りながら、ふとむつの方を見ると、どうもぐずぐず言っている。
そういえば、砂場着を持参してきたので、着替えさせたい…
のんに、「むつのところに行くよ」と声をかけたが、
まだ乗っていたいと言い張る。
それじゃ、そのまま乗っててよ、勝手にどこかに行ってはダメ、と言い置いて、
むつのところに…

行って、帰ってきたら!!!
のんの姿がない。

すぐそばの砂場を見るが、見あたらない。
大型遊具を見るが、乗っていない。
血の気が引いた。
公園はかなり見通しがよく、出入り口は1ヶ所。
それ以外は高いネットで囲われていて、外に出ることはない、はず。

ただ、お昼前後という時間のために、出入り口は帰るお母さんと子どもで
人が多い。
もし、私と間違えて誰かについて行ってしまっていたら!!!!
一瞬のうちにそう考えて、出口付近を探す。
公園からでて、道を1本隔てなければ車が通っている道路までは行かないが、
出口付近は細い、見通しの悪い道だから、のんがでてしまえば戻れないだろう。

ぐるぐるぐるぐる、イヤな考えばかり頭によぎって、汗が噴き出す。
ばあちゃんも、むつをベビーカーに乗せて、出口付近まで来た。
たぶん、時間にすれば数分のことだったのだけど、
そういう時、人間というモノはずいぶんと色々なことを考えるモノだ。

ようやく、のんを見つけたのは、バスのすぐ下にある、砂場だった。

砂場にはその時15〜6人の子どもがそれぞれ3〜4人のグループになって
遊んでいたのだが、その一つのグループに、すっかり入り込んでいた。

見たはずなのに、見落としていたらしい。
もしくは、大型遊具が砂場の真ん中にあるので、陰になっていたか。

私だけが大汗かいて、「なに?!ここにいたのぉ〜(半泣)」と言うと、
本人まずいと思っているのか、私から目をそらす。
一緒に遊んでいた子のママが、「えっ、探していたんですか?」と意外そうに。
「一緒に遊ぼう、って言ってきてくれて、遊んでいたんですよ」と。
一緒に遊んでいた子はみんな2歳前くらいの子で、
「ねーたん、ねーたん(お姉ちゃん)」などと呼ばれて、
いい気分で遊んでいたらしい。

くはー。
気をつけよう。本気で、気をつけよう。深く、反省した。

さんざん遊んで、ジョリーパスタで遅めの昼ご飯。
むつが寝ていてくれたので、存分に食べて、疲労回復(?)



2002年10月28日(月) 幼稚園の願書

どうも、調子が悪い。
のんと私の関係。
風邪気味だったことも一因かもしれないのだけれど。

少し前、「反抗期卒業?」と書いたくらい、最近落ち着いていたので、
昨日、今日のこのぐずぐず、イライラが余計に応える。

できるだけ、頭ごなしに怒ったり、イライラ愚痴グチ言わないようにと
心がけるのだけれど、どうも人間ができておりませぬ。
「これはこうしないように気をつけてね」と言った、
その数秒後に、それをされて、
後片づけをしなければいけなくなったときのイライラ感。

そんなことで、とりあえずプールには行って帰ってきたけれど、
帰ってきてから何かと衝突しあう、私たち。

そんな話をばあちゃん(=私の母)が来た時にに言うと、
「3歳の子どもとまともにやりあうなんて、あんたはバカげている」と
批判されるけれども、イヤ、そういうことではなくて…と
心でつぶやく。

ばあちゃんが来てくれる日は、体力的に楽だけど、
精神的に楽かどうかは定かではないと思ったり。


夜。
のんの幼稚園の願書を清書する。
とうとう金曜日、願書の提出日なのだ。

一般的な名前や続柄、生年月日などに続いて、項目が2つ。

「お子様を育てるのにどのような点に配慮なさいましたか。」
「幼稚園に特に何を望まれますか。」

…。
とりあえず、2つめの方はすらすら浮かぶのだけど、
「どのような点に配慮」は…。
配慮してるつもりなのに、こんなにぐずぐず言うか、などと
目の前の様子が気になって、どうも筆が進まない。

のんを育てる上で、気をつけたところ…と聞かれると、
もちろん「元気に」は第一に来るのだけど、
その次として私は「自分で考えられる子に」というのを答えたい。

自分のことは自分で、自分で考えて。
当たり前のことだけど、難しい。
自分で考えることが、ワガママ、自分勝手になってしまっては困る。
…とは言っても、目の前の三歳児に「自分勝手」と言っても
それはナンセンス。

目の前のワガママ三歳児をはいはい、となだめながら、それなりの文章をまとめた。

…読み返すと、なにやら教育実習の保育目標のような優等生的な文章。
なんじゃこりゃ、と、1人でくすくす笑ってしまった。



2002年10月27日(日) パレードと、キャラクター考

昨日の曇り空がウソみたいな、秋晴れ。
午前中から、部屋に入り込む日差しが暑いくらい。
こんなふうにころころ気温が変わるから、風邪をひく。

そんなわけで、のんが金曜日の夜から少し風邪気味なこともあって、
遊びに行くのは控えて、昼ご飯・兼買い物だけに外に出ることになった。

外に出たら、何やらにぎわっている。
見たら、この地区の「ふれあい祭り」だった。
駅の南北に延びる商店街が、協力しあって、この時期にお祭りをする。

いつも行くK公園では、自治会のテントを張って、出店がでて、
駅の反対側のひろばではイベントが行われる。
商店街を、近隣の学校の吹奏楽部や、鼓笛隊・バトントワリングが
練り歩くパレードもある。

昼少し前にちょうど商店街を通りかかったので、
まさにパレードが始まったところだった。

鼓笛・バトン、そして警察署のブラスバンド…なのかなぁ、
風船を持って、楽器を演奏。
見ている子ども達に風船を手渡してくれて、
大人には、自転車のカゴにつける「防犯ネット」を渡してくれた。

風船をもらって、のん、興奮。
「パレードみたいだねっ!!」
いやいや、パレードなんだってば。

昼食は久しぶりに、モスバーガーへ。
美味いけど、お値段がはる、モスバーガー。

むつはどうしようかと思ったけれど、私の頼んだバーガーの、
パンをちぎって、ソースを少しつけたら喜んで食べた。
肉の部分も少しちぎって、指で潰すようにしてあげたら、ぱくぱく食べる。
よしよし。

食後はそろって、インテリアのお店に、リビングに敷くラグを見に行った。

モスバーガーからほど近いそのお店は、ディズニーのインテリアグッズを
一手に扱っているところ。

何を隠そう、我が家はディズニーマニア。

父ちゃんと私、一緒に住むことになった時、色々揃えたグッズは
ディズニー一色だった。

いろんなキャラクターが混在するのがイヤで、何か買うときには、
何もついていないもの、もしくはディズニーで統一していた。
…子どもが産まれるまでは。

子どもが産まれてからも、私自身が何か買うときには、
色柄もの、もしくはディズニー、と決めているのだけれど、
他人様からいただくものは、そうはいかない。
我が家もだんだんに、他のキャラクターに浸食されている。

TVアニメはほとんど見せないようにしているので、
そこでかなりのキャラクターをくい止めているが、
どうも頭が菓子パンになっている某キャラクターは、
子ども用品についていることが多く、くい止めきれないのが、実は悔しい。

外国の絵本などのキャラクターは、デザイン的にとても美しいものがあるから、
そういったのだと許せるんだけどね…

で、インテリアのお店。ラグの種類はたくさんあって、
しかもベビーカーのむつが
あちこち手を伸ばして触るので、おちおち見ていられない。
カタログを貸してくれるというのでかりて帰宅。

カタログじっくり見たかったのだけど、そういうときに限って、のんもむつも
きちんと昼寝せず、夕方を迎えてしまった。
のんびりカタログ見る時間くらい、欲しいよぅ〜〜!!



2002年10月26日(土) のんの歌

朝から雨が降ったり止んだり。
気温もかなり低い。
のん、昨夜ちょっと熱っぽかった。今朝も何となく、熱っぽい。
計ると数字的にはないんだけれど、何となく怠そうにしたり、手が熱かったり。
風邪気味なのかもしれない。

もったいないのだけれど、家でのんびり過ごす。
ベネッセから届いている、「こどもちゃれんじ」の出していなかった号を
出してやると、半日それで遊べる。
 …実は。賛否両論ありますでしょうが、
  私は「ちゃれんじ」が届いたときに、すぐに出さずに、
  こういう日を見計らって出すことにしています。

そんなわけで、静かな一日。

今日は、のんの歌の話でも。

のんは、歌が好き。

うちの父ちゃんは「できることなら、コンサートを開きたい」などと
言うくらい、歌が好き。
パートナーとしては、「まぁっ!すごいっ!がんばって!!」などと
言うのが理想的なんだろうけれど、そこまで私は世間知らずではない。
が、彼の歌は、本当に上手いと思う。

父ちゃんの血を色濃く受け継いでいるのんは、歌が好き。
歌の種類も、かなりの数知っている方だと思う。

私も、「歌で言葉を知るのが一番!」と言う説を信じているので、
のんは産まれてすぐからどんどん歌を歌って聞かせた。

そういえばのんには、買い物に行くときも、公園に行くときも、
抱っこヒモで抱っこしながら、ベビーカーを押しながら、ずっと歌って
いたものだった。

  余談だが。
  私は、音痴である。「音痴」というのは的確な表現ではないかも
  しれないが。
  耳が悪いのか?音がとれない。
  自分では、この音…と思って出しているのに、父ちゃんから言わせると
  全く違うそうだ。
  
  そんなわけで、のんがたくさんの歌を知っていることについて、
  私をご存じの皆さん、口を揃えて、
  「お父ちゃんが教えてくれたの?」と聞く。
  失礼な。歌って聞かせたのは、私よ。
  といったら、ばあちゃん(私の母)は、
  「そうなのよね、それが不思議なのよ」と真顔で言った。
  …失礼極まりない。

少し前までは、テレビ(主に教育テレビ)でかかっている歌を、
「あれ歌って」とせがんで、何度も私と歌って覚えたのだけれど、
最近は何度か自分で見て覚えるようになった。

が、まだ歌詞を目で追えるほど、ひらがなが読めるわけではない。
聞き取って歌うので、もちろん間違うこと多し。

最近の「のん作詞」のヒット作を。

「公園に行きましょう」(『おかあさんといっしょ』より)
正しい歌詞
   ♪こんなにお天気なのにね
   お部屋の中ばかりじゃ
   なんだか もったいないじゃない
   じっとしていられない

のん作詞
   ♪…略…
   なんだか もったいないじゃない
   おしっこしていきましょう

…うん。正しいんだけどね。



2002年10月25日(金) 公園に行きましょう

昨日のどんよりした天気がウソみたいに、すかっと晴れて気持ちがいい。
ここのところ、2,3日おきにこんな天気が繰り返している感じ。

さて、何する?と聞くと、「公園に行きたい」というので、
とりあえず一通りの家事を済ませて、10時45分頃出発。

…本当はもっと早く出られたのだけど、「出よう!」と言うときに
つけていた3チャンネルでのんが好きな「うたっておどろんぱ」を
やり始めて、出るのが遅くなった。

のんの最近のお気に入り番組。
「まちかどドレミ」「うたっておどろんぱ」「つくってわくわく」
そして「ピタゴラスイッチ」。

どこの公園に行こうか、公園に行った後に母ちゃんの買い物も
つきあってね、などと話ながらマンションを出る。

のんが「自転車に乗れるところに行きたい」というので、
久しぶりにO公園に。

むつが産まれてから、この公園に来るのは避けていた。
のんが自転車に乗ってしまうと、どうしてものんの近くにいないと、
のんが意外なほど自転車で速度を出すので、
お友だちとぶつかる可能性がある。
例によって、ブレーキはまだ、上手く使えない。
そして、お友だちとぶつかると、はねとばされるのは
体重の軽いのんの方なのだ。

お友だちも、自転車2台とも無事で、のんだけがすっ飛んで、
周りのお母様方を慌てさせた経験アリ。

むつを連れたまま、のんの自転車を追いかけるのは
至難の業なので、私1人の時には避けていた。
(ばあちゃんが居るときに来たことはある)

でも、もうのんも充分1人で乗っても安全だし、
むつも抱っこしたままずっと居られる。

ぐるりと一周まわったところで、私の名前を呼ぶ声がする。
見たら、懐かしいママ友だち。
のんのマタニティ・出産直後に一緒に泳いでいたYさんだった。
もうすぐ4歳の女の子、Kちゃんと遊びに来たそうで。
実家はここに近いのだけど、現在の住まいは駅にして2駅先なので
なかなか会うこともなかった。

久しぶりに会えて、話が弾む。

子ども同士も、手を繋いで遊んでいる。
たまたまKちゃんの幼稚園が休みで、実家の方に来たそうで、
周りにいるのは小さい子ばかりだから、つまらなかったといって
Kちゃん、とても喜んで遊んでくれた。

こうして、子ども同士仲良く遊びまわっている様子を見ると、
成長したなぁと感じる。
少し前までは、子ども同士で手を繋いでいても、
1人ずつなにかやらかしたり、あぶなかったり、
果てはケンカし始めたりするので、やっぱり私たちがすぐそばについて
一緒にいなければならない雰囲気だったのに。

存分に遊んで、サヨナラ。

公園を出て、「なんかのんちゃん、疲れたなぁ〜」なんて言うので、
「ええーーっ」と言うと、
「あ、そうだそうだ。母ちゃんの買い物に行くって言ったんだっけ。
 のんちゃんすぐに忘れちゃうよ」
だって!

ぐるりとまわって、商店街を通って、買い物をして帰宅。
昨日ばあちゃんとのんに流されてしまったビオラを、
今度は苗で買ってきた。

夕方、のんが寝たスキに植え付け。



2002年10月24日(木) 日常風景

朝、プランターを見たら、つい先日芽が出たはずのビオラが、
影も形もなかった。
…プランターの横に、じょうろとバケツ。
きーーーっ、昨日、ばあちゃんとのんでざばざば水をかけていたのは、
ここだったか!!
やられた〜〜。

…そんなわけで、気分的にもどんよりした朝。
雨は上がるという予報なので、とりあえず、傘を持って
一通りの雨具の準備をして、プールへ。

先週からプールのインストラクターのバイトが入っているはずのAさんが、
泳ぎに来る。
「もうクビになった?」
いえいえ。
結局「幼稚園クラス」と「ベビースイミングクラス」を
担当することになったそうで、
そのクラスがお休みの時には、彼女もお休みだそうです。

「幼稚園クラス」は、近隣の幼稚園の年長・年中クラスが
幼稚園ごとに泳ぎに来るのだという。
駅前のフィットネスクラブで、泳ぎを教わる幼稚園。
間隔は園によって、月2回から週1回まで、さまざまだそうだけれど。
時代は進んでおるなぁ。

前回、前々回とお休みしていたMちゃんも来る。
久しぶりに会えて、のんはものすごい嬉しそう。
「Mちゃ〜ん!!」と飛びつかんばかりに、遊ぶ。

特に何事もなく、帰宅。

昼ご飯を食べている最中に、むつ、機嫌が悪くなって(眠くなって)
反り返って泣くのも、いつもの光景。
はい、ごちそうさまね、と椅子から降ろして、
むつを寝かせて振り返ったら、のんがご飯を食べながら椅子に寄りかかって、
寝ていた…。

どうりで静かだと思った。
でもまあ、なんて器用な。

とりあえず、声をかけて今口に入っている分は飲み込ませ、
お茶を飲ませて布団へ。
ばったり、寝てしまう。

さあ、思いがけずに2人寝た!!
優雅に、パソコンに…と思ったら、数分後にはむつが起きる。
そんなもんよ。



2002年10月23日(水) むつの9ヶ月健診

むつの、9ヶ月健診。
ばあちゃんに来てもらって、のんと留守番してもらおうと思ったら、
のんが「一緒に行く」と言って聞かない。

仕方なく、4人でぞろぞろ、病院へ。
何だ、こんな事なら最初から3人で行くんだった。

さて、常に「小柄道」一直線ののんと違い、
むつは産まれたときから、平均の体重・身長。
今回も、寸法に関しては何のコメントもナシでクリア。

  注・「小柄道(こがらどう)」
    ねこまぁ造語。「男道」「マンガ道」みたいに、
    「小柄一直線!」という方は使ってください。
    ただし、母子手帳の発育曲線、帯の中に入っている方は、
    使用をご遠慮下さい。わはは。
    ちなみに、私も生後3ヶ月くらいから小柄道まっしぐら。
    のんも、未だに爆走中です。

バカな話はおいておいて。
むつ、とりあえず発育に関しても、
発達に関しても、問題なし。ありがたい、ありがたい。

ただ、当然のことながら、むつ。
計測中、泣くわ泣くわ。

あぎゃーーー(←頭に頭囲測定のための巻き尺が巻かれただけ)
ひーーーい、うひーーぃ(←胸囲測定)
ぎゃおーーー!(←かごに入れられて、体重測定)

ひくっ、ひくっ(←ちょっとだけ私が抱いて、向きを変えたりしている間)

ああぎーーぃーー!!(←身長測定の間、寝かせて器具に固定しているところ)

…キリがない。

その上、今日は診ていただいて大丈夫ならば、
三種混合ワクチン接種の3回目をしてもらいたい。

うひーうひー泣いて、開いている口を、さっと診てもらって、
本人が前後不覚になっているところにプツリ。
ぎゃおえーーーーーーっっっ!!!

ばあちゃんと待合室に居ろ、と言ったにもかかわらず、
ちょろちょろのぞきに来るのん。
まぁ、「待合室」も「診察室」もつつぬけの、小さな個人病院だから、
大丈夫は大丈夫なんだけど。

むつが反っくり返っている様子を見て、「いしし…」と笑っているかと思えば、
自分がされている気分になったかの表情をしたり、
「だいじょうぶよ、むつちゃん」なんて殊勝な発言してみたり。

なかなか面白い。

全て済んでから、栄養指導。
泣きやんで、落ち着いて、洋服着せてから別室に入ったら、
栄養士さんが白衣を着ていた。
見た瞬間、まるで「トムとジェリー」の、トムが、大きい犬の姿を見て
電柱に登るが如く、抱っこされたまま私の体によじ登ろうと
わたわたする、むつ。

もう刺さないから、大丈夫だってば。

家に帰ってから、やけに機嫌がよい、むつ。
「あんなコトされないように、家でもっといい子にしていよう」と思ったか??

タオルで自分の顔を隠して、「いないいない、ばぁ!」
「ばあ!」のところで、「ば」と声を出すようになった。



2002年10月22日(火) 元コーチとお食事会

晴れていい天気!!久しぶりの、洗濯日和。
洗濯機を2度まわしてから、今日はいざ、お出かけ!

去年の12月に、プールのコーチが今のコーチに変わった。
イロイロ事情があって変わったのだけど、その、変わる前のコーチと
お食事会を計画したのだ。
コーチと、AさんとTくん(のんの彼)、私、むつとのん。

電車で15分ほど、上野にほど近い駅で下車。
約束の時間よりも1時間早く着くように行って、
子ども達を上野不忍池のほとりで遊ばせて、発散させてから、お店に。

のんはTくんと遊べるので嬉しくて仕方がない。
(Tくんは遠足の日程などのやりくりで、ちょうど幼稚園お休み♪)
2人で池の周りをどこまでも歩いていってしまう。
自転車も多いので、私とAさんが代わる代わる大声で2人をストップさせた。

11時半、お店に。
居酒屋さんで、ランチの時間も営業しているお店だが、個室がある。
ランチの時間、個室を使わせてくれる店というのがなかなかなくて、
やっとここを探し当てた。
料理は1人2000円で、作っておいてくれるとのこと。

コーチを囲んで、いろんな意味でとても賑やかに、食事が進む。
(幼児2人いると、うるさいことうるさいこと。個室で良かった。)


このコーチは、のんの妊娠中からお世話になった。
のんの妊娠中、マタニティスイミングを探して、行き当たったのがこのプール。

詳しく書くと色々不都合も起きるので、
ざっと説明すると、
まぁ、言ってみれば、個人のプライベートプール。
オーナーがいて、そこを貸してもらっているような形。
そこで、マタニティスイミングと、同時にお年寄りのリハビリのための
プールがある。
コーチは…最初はオーナーの人づてで探してこられたようなのだが、
今は「水泳連盟」のつてでコーチがこられている。

で。
私がのんの妊娠中、産後の体力回復・腰痛解消で泳いでいたのがAさんである。
だから、のんとTくんとの初めての出会いは「お腹の中」と言うことか。

しばらく泳いだらやめるはずだったAさんの産後水泳、
私も一緒になってのんの産後3ヶ月から泳ぎ始め、
生徒が少なかったことからコーチも協力してくださって、
今現在の「産後のママ達が週2回、1時間交代で泳ぐ」というサイクルが確立した。
このコーチがいてくださらなかったら、私たちはとっくに泳ぐのをやめていたはず。


話を戻して。そんなわけで、今日お会いしたコーチは去年の12月で辞められたので、
むつ、お腹にいたときにはお世話になったが、産まれてからはお初。

私はのんを帝王切開で産んでいるので、
むつが自然分娩で産めるかどうか、とても心配していたのをご存じなので、
しきりに「良かった」と喜んでくださった。

話したりず、近くのファーストフード店に場所を変えて、
お茶をしながら話をする。
楽しい時間はアッという間。
また次回、12月にお会いする約束をして、お別れした。



2002年10月21日(月) 雨の一日・優雅な昼食

実家に2泊3日して以来、朝7時起きして、
夜21時半頃までに就寝、というリズムが身に付いたのん・むつ。

子どもがその時間に寝起きするのは非常に理想的なのだが、
寝かせているうちに自分も寝てしまうのは、何とかならんものか。

夜中3時頃、むつのぐずる声で目が覚めて、
「あぁ…また寝ちまった…」と敗北感でいっぱいになる。
健康には、いいんだけれど。

のんは寝覚めがいい。
今朝は起きていきなり、「ピザ食べるんだよね?」と聞かれた。
そうそう、そうだった。

朝から、雨。
「雨だよ〜」と私が言うと、
「のんちゃん、覚えたんだけど」という。
「なに?」と私。
「むつちゃんを、ベビーカーのせて、ビニールして、
 のんちゃんがレインコートで歩けば行かれるのよ」
…なるほど、プールへの行き方を提案してくれたのか。
それを言うなら「覚えた」じゃなくて「考えた」でしょ。

天気予報では、朝のうち雨、のち晴れ…ということだったので、
とりあえずベビーカーにむつを乗せ、のんを歩かせてプールに向かう。
ベビーカーのレインカバー、傘、のんのレインコートを持って。

滞りなく、プールを終えてみると、
何と雨が強くなっている。どしゃ降り。

迷ったが、非常事態と言うことで、
帰りはのんを乗らせて、むつを抱っこして傘を差して歩く。
抱っこヒモで、タオルを巻くと暖かいしちょうど良い。

マンション少し手前まで、
「のんちゃんはウインナーの入っているピザにするよ」などと言っていたのが、
何やら静か。
いやな予感がしたら、案の定寝ていた。
玄関について、電気をつけても起きない。
布団のうえに、どすっ、と置いても起きない。

子どもって、寝て欲しい時に寝なくって、寝かせたくない時に寝る。

とりあえず、ピザを注文。
ああー、誰か来ているわけでもないのに、なんて贅沢。(ケチ?)

ピザが来たので、「のん、ピザ来たよ」と起こしたが起きない。
むつは少し前に寝てしまった。

ああー。なんて贅沢。
私1人で、ピザを食べる午後。

食べ終わって、パソコンして、しばらくしてもまだ起きなかった。
昨日のくさくさイライラしていた私に、思いがけないプレゼント?



2002年10月20日(日) だらだらした一日

予報では1日雨、ということだったけど、降ったり止んだり。
それはそれで、洗濯物をどうするか、買い物はどうするか、なかなか頭が痛い。

昨日は写真撮影のあと、父ちゃんの実家に夕飯をお呼ばれして、
帰宅したのが9時過ぎだったので、そこから大慌てでお風呂に入った。
その疲れか、いつもは7時起床ののん・むつも、
今朝はさすがに9時近くまで寝ていた。

あんまり疲れていないはず(私が思うところによると)の、
父ちゃんが、「今日は疲れたので一日のんびりしたい」と宣言したので
どこかに出かけるでもナシ。
ま、天気が落ち着かないからもともと出かけられるものでもないが。

一日、どこにも出ずにのん・むつの相手をしているというのが
非常にくたびれる日もある。
風邪気味なのもあって、何となく怠い気もするし。
「一日のんびり」しているのは、家中探しても約1名だ。

そして、そういうときに限って、
何だかんだと無理難題をふっかけてくる(ような気がする)のん。

ああー、雨さえ降らなければ、どこかに連れ出すのに。

結局、何をするわけでもなく、だらだらと過ごす一日。
特に何で遊ぶというのもないまま、のんとむつ、2人で寝てしまった。

夕飯は何か買ってきたもので済ませようよ、と相談するが、
どうも父ちゃんとは食の好みがあわず、まとまらない。


ま、こんな日もあるか。

夜寝る前、ちょっとしたコトから立て続けに怒られたのん。
…良くあることなのだが、何かひとつやらかして、
それを怒られたことによって、また怒られるようなことをしでかす。
そうすると、普段ではしないような余計なことをしたり、
逆に普段できることをわざとしなかったりして、
また怒られる。
悪循環、というヤツだ。

泣きながら布団にはいるという結果になった。

寝る前は「楽しく眠りに入る」ようにさせてあげたいと常々思っている。
どんなことがあっても、
「のんのことが一番好き、一番いい子、賢い子」
と言って、眠りにつきたい。

今日は私もイライラ、くさくさしていた。
「明日、何楽しいコトしようか」という話をする。
「何を食べたい?」と聞くと、
「ビザ」という。

「よし。明日は、プールから帰ってから、ピザをとろう!!」

のんと2人でデリバリーを頼むのは、初めて。
(むつも入れれば3人だけど)
どうなることか。



2002年10月19日(土) 着物でお写真

さあ、七五三イベント第1弾、「写真撮影」の日!!
のんの七五三の着付け・撮影予約をした写真館では、
「子どもが疲れてしまわないように」と、撮影日とお宮参りの日を分けてくれる。
着付け2回分、写真撮影、1ポーズ分の写真セットにして22,000円也。
もちろん何枚も撮影するので、焼き増し・ポーズを増やすのは別料金で
いくらでも可能。
のんの七五三の着物だけではなく、せっかくなので家族写真も撮ることにした。

まずは10時から、私の美容院へ。カットのみだったので、11時過ぎに帰宅。

大急ぎで昼ご飯・支度をして、出かける!!!予約は12時からだ。
写真館はうちから7分くらいのところ。

私がものすごくバタバタとワンピースを着て、化粧をしている姿を見て、
のんもむつも、大興奮。

のんはむこうで着替えるので、する事がない。
暇なので、私にいちいちついてきて、感動する。
「クチベ、塗ったの?」(口紅のこと)
「うほー、ひらひら」(ワンピース用の長めのスリップを見て興奮)
「こんな靴なの?」(エナメルのパンプスを見て)
べたべた、触る触る。
父ちゃんに「いかに普段、こういう格好をしていないかがわかる」と
指摘された。ごもっとも。

むつはひらひらフリルのピンクのツーピースで撮影する予定なのだけど、
着せていって汚してもいやなので、ボディースーツにズボンをはかせていって、
スタジオでズボンだけ脱がせて、その上からフリルひらひらお洋服を
着せることにした。

よって、スーツ姿のお父ちゃん、
近来稀に見るおしゃれを施したお母ちゃん、
普段着ののん、そしてボディースーツにズボンのむつという、
すごい取り合わせになった。

スタジオについて、トイレを済ませ、早速化粧から。
私はむつの着替えをしていたので、父ちゃんがのんの後ろに見に行ったら、
化粧をしてくださるスタッフに、
「(子どもが)この場になれてもらう為に、お父様はあちらに行っていてください」と
言われたとしょんぼり帰ってきた。

程なく、着物姿の我が子が出てきた。
あらあら、まあまあ。

撮影開始。まぁ、予想していたことだけど、緊張の極地の、のん。
固まり具合、ここにきわまれり、という顔をしている。

「にっこり笑って〜」と言う声に、まるで鼻水をかみそこなったような顔をする。
スタッフの方、カメラマンの方もとても優しく、親切に声をかけてくれるの
だけど、ちっともほぐれない。

背景を替えて、何シーンか撮影し、家族写真に入ってやっと、のんの表情が
少しほぐれた。

それにしてもカメラマンの方。
「○○でしゅよ〜」「××でちゅか?」などと言うので、私が苦笑してしまった。
家族写真の時にはむつをカメラに向かせるために、スタッフ総出で
タンバリンだのマラカスだのをカメラの横で降る。
サンバチームのようだ、と思った瞬間、シャッターが降りてしまった。

私だけが素っ頓狂な顔をした写真ができあがるに違いない。



2002年10月18日(金) のん、反抗期卒業?

朝起きたら凄い雨。
オマケに寝坊。
父ちゃんは朝ご飯食べずにバイクで仕事に。
すみません、ご苦労様です。

そういえば、のん。
このところ「いや、ヤダ」が少なくなった。
出入りしている育児系のサイトで、「反抗期終わったかも」という方の
書き込みがあって、ハッと思った。

うん、確かに落ち着いた。

少し前まで、イライラした感じで、
何を言っても「いや」「やだ」。
ただ単に私に逆らいたいが為にいっていた言葉が、減った。
(無くなった、とはまだ言えないけれど)

それと同時に、よく食べるようになった。
涼しくなり、食も進むのかもしれないけれど、
日記に何度か「食欲の波がある」と書いていた、その「波」が無くなってきた。

昨夜はお好み焼き。
1枚(直径20センチほど)ぺろりと食べた。
今日の朝ご飯も、しっかり食べて、昼ご飯のパンも残さず食べた。

ちなみにむつ。
昨夜のお好み焼き、卵が材料になっているので躊躇したが、
少しあげてみる。喜んで、ぱくぱく食べる。
…今朝まで、特に何もでなかった。
アトピー疑惑晴れたか?!
ただ、体調や気候などにもよるらしいから、まだほいほいあげてしまうのは
やめておこう。

そして、のん、良く歩くようにもなった。
まだ、プールのあと、他の子どもが車や自転車に乗り込む様子を見ると、
「のんちゃんはぁ〜?」などと甘えた声を出すが、
みんなが行ってしまうと特に何も言わず、当たり前に歩く。

…ああ、こうして少しずつ、育っていくのだなぁ。


で。
七五三の撮影を明日に控えて。
どうやら、のん・むつ・私、みんなでちょっとずつ風邪。
のんとむつが少し鼻を垂らしている。
私は朝から喉が痛い。

ただ、のんとむつは熱はないから、今夜特に何も症状がなければ
明日には治まってしまうだろうと思われる程度の鼻タレ。

着物を着て、鼻が垂れていたら格好が付かない。
治れ治れ。治れーーっ。



2002年10月17日(木) 天職

プールに。

今日からAさん(のんの彼氏Tくんのママ)が木曜日に来られない。
というのも、彼女、ついにフィットネスクラブのプールの
インストラクターの見習いに応募し、合格した。
まだ、実績がないので「見習い」「補助」という立場だが、
これから研修を経て、インストラクターになっていくらしい。

昨日初日で、メールが来た。
ベビースイミングと幼児水泳の補助に入ったらしい。

彼女はもともと学生時代から水泳部だったそうで、早いしフォームも
最初からかなり完成されていた。
一緒に泳いでいても、どうしても彼女のはやさには追いつけなかった。

まだTくんが幼稚園だから、決まった曜日の午前中しか勤務に入れなかったり、
いろいろあるらしいけれど、とにかく新しい門出だ。

前半1時間、1人で泳ぐことが多くなる。
(今まではAさんとペアで泳ぐことが多かったので)
考えようによっては、マンツーマンでコーチに見てもらえるので、ありがたい。
でも、淋しいけれど。

がんばれ、Aさん。

人のそういった様子を見ると、とても刺激される。

先日HPのBBSを通じてお知り合いになった方は、
陶器の絵付けをしているとのこと。
HPを拝見して、その見事さに感服。
やはりその方も下のお子さんが幼稚園。

Aさんといい、その方といい、
子どもがそのくらいになったら、そういうコトもできるのだと思うと
ものすごく刺激されて、夢が膨らむ。

何をしよう。あれもしたい、これもしたい。
もともと何か作るのが好きなので、作ろうと思ってとってある素材が
クローゼットにたくさんある。
のんが2歳になる前くらいまでは、洋服をかなり作ったので、
生地もまだたくさん残っている。

…そして、なによりも。
「天職」というモノがこの世に存在するならば、
私には、間違いない「天職」がある。
のんができる前まで、していたこと。それを続けたい。


・・・「育児日記」のはずが、今日はずいぶん脇道にそれたが、
こんな日記の日があってもいいか。

時々、人のする事に刺激を受けて、自分の生活を見直してみたりする。
間違いなく、私は育児が楽しいし、なんとしてでも自分で3歳まで見たい
と言う気持ちがあって、育てている。(そのことへの是・非は別として)
父ちゃんの仕事柄、ありがたいことに、私が仕事をしなくても
しばらく暮らして行かれるだけの生活力はあるので、
とりあえずむつが3歳になるまでは、お金を稼ぎに行かなくても
大丈夫だろうと思える。

「自分も楽しいことをしたい」とは思うけれども、
「今のこの子達との生活を二の次にして」とは、どうも思いにくい。

うーん、上手く書くのは難しい。
息抜き、は必要なんですがね。

「子どもを預けて遊びに行きたい」とは、なかなか思えない性質なのです。
…って書くと、なんだか固い感じか??
「遊びに行くなら、子どもと一緒が楽しい方」
って書くと、いい子ちゃんぶっている???

むむむ、難しい。



2002年10月16日(水) お母ちゃんはお姫様

昨日大仕事(願書もらいに行っただけなのですが)を終えたので、
なんだかすっきりさっぱりした気分の朝。
天気も、昨夜のものすごい雷がウソだったみたいな抜けるような青空。
日差しは暑いくらい。

…それにしても、昨夜の東京地方東側の雷はものすごかった!!!
少し風もあって、タオルを数枚干したままだったので
それをしまおうとベランダに出たとたん、
ぴしっっっ!!と、切り裂くような音がして、まるで蛍光灯をつけたかのように
ベランダが明るくなった。
マンションなので、大丈夫、と頭でわかっているし、雷は強い方の私が、
びびって部屋に逃げてしまったほど。
慌ててパソコンを落とした。
何事もなくて、なにより。

そういえば、つい2,3年前、隣町一帯が雷のせいで大停電になったことがあった。
我が家の玄関を出て見たら、その地域だけ、真っ暗だった。
その地域以外は家の明かり、街灯の明かりが明々とついているなかで、
抜け落ちてしまったかのように暗かった。
不思議な光景だった。


さて。
特に何事もなく、一日が過ぎていった本日。
とりあえず、今週の土曜日にのんの七五三の写真撮影がある。
写真館で、のんの写真と、私たち家族の写真を撮る予定。

のんは着物を決めてあるし、父ちゃんはスーツ。
むつは出産のお祝いにいただいた、上品なフリルのお洋服があったので、
それを着せることに。

さて、私はどうしよう。
ということで、クローゼットを開けて
「着られる洋服大捜索」。

なにしろ、スーツを着て会社に行った記憶があるのは、丸4年前。
それから2人も産んで、すっかりぶよぶよのお腹と腰回り。
お恥ずかしい。

ワンピース数点と、スーツを出してきて、着てみる。
ウエストが苦しくて締まらないのが何枚あったかなんて、
恥ずかしくてこの場に書けるもんですか。
くすん。

時期的にもあっていて、むつを抱っこしても無理がなさそうなワンピースを
選んで、決定。
ま、主役はのんなんだし、と、自分に言い聞かせる。

のんは私がワンピースを着るところなんて、ろくに見たことがない。
試着の度に、「おかあちゃん、かわいい〜」「お姫様みたい〜」と
誉めてくれた。
母ちゃん、泣けてくらぁ。



2002年10月15日(火) 願書をもらいに

すかっと晴れて、まさに「秋晴れ」!!
ついに、のんの願書をもらいに行く日!!!

とりあえずは、プールへ。わはは。
いや、Aさんに聞いたところ、Y幼稚園は特に朝から並んだりしなくても、
願書もらえなくなると言うことがないから、というので信じてみました。
(言い訳。)

前半に泳がしてもらい、後半泳ぐママさんと交代。
Aちゃんにミルクをあげて、寝かせてから、いざ、出発!!
部屋には大人がAさんひとり。
子どもはTくん(土曜日に運動会だったので振り替え休日)、
Mちゃん、Tちゃん、寝ているAちゃん、そしてのん・むつ。
幼児3人組は大丈夫として、赤ちゃん3人だと何が起こるかわからないので、
とりあえずむつだけ連れて行く。

いったん家に帰り、むつを乗せて初めての自転車。

もしもむつが自転車を嫌がったら、自転車で走るのをやめて、
おんぶして歩いて(自転車を押して)行こうと思ったのだけど、
わかっていないのか、別に平気な顔で乗っているむつ。

ほどなく、幼稚園に。自転車だと5分くらいか。

園庭に、2組の親子。
それ以外に人がいなくて、心配になったが、
事務所にはいると園長先生直々に願書を渡してくださった。

ほーっ。一安心。
ああ、長い道のりだったなぁ…なんて、まだ決まってもいないのに。
のんを迎えに行かなければならないので、ろくに見ずにしまって
自転車に乗り込む。

次にこの園に来るのは11/1、願書提出日。
その日にそのまま、入園試験があり、合格許可証を渡されて、
入園金、施設費などを支払って、正式に決まり、となるらしい。

そうなったら本当に一安心。
早く来い来い、11/1。

迎えに行くと、当たり前のように平気な顔でTくんと遊んでいた。
Tくんがいれば、何でもいいのね。

そういえば、Tくんとの会話がなかなか面白くなってきた。
2人で手を繋いで道を歩きながら、
Tくん「バスが来たよ!」
のん「大きいねぇ〜」
Tくん「バスって面白いよね!」
のん「お客さん、いっぱい乗るもんね!」
2人「あはははは」

楽しそう〜。そして、私が見ると2人の視線の先には、大型トラック。
…オチつけなくて、いいからさ。

私が泳いでいる間、Mちゃんも交えて「外食ごっこ」もしていたらしい。
Tくん「ボクがお金払うから」
のん「いいわよ、のんちゃんが払うわよ〜」
Tくん「いいって、払うよ」

…どこで見たんだ、そんな光景。

ぞろぞろ帰宅。
Aさん、Tくん来訪。一緒にお弁当を買ってきて食べて、
少し遊んでいく。

むつは2人の間に入り込んで遊びたがり、邪魔にされる。
あーっ、あーーーっと大声を出して、怒るむつ。



2002年10月14日(月) 我が家へ。

                            …10/15記す。

実家2日目の朝。
前の晩、9時過ぎには寝ているのだが、眠くて仕方がない。
やっぱり、むつが落ち着いてぐっすり眠れないようで、数回ぐずるのを
寝たままおっぱいあげて、落ち着かせているうちに朝が来たような印象。
(実際はもっときちんと寝ているのだろうけれど)

それにしても、実家は寒い!!
同じ都内とは思えない。
ただ、我が家はぎりぎり千葉よりの東京、実家はぎりぎり埼玉。
我が家は築5年目のマンション、実家は築31年の団地。
この差が、すきま風をうむのか?

実家で暮らしていたのは、もう10年も前。忘れてしまった。
こんなに、寒かったっけ??
世の中、温暖化なのに?!
今週末にのんの七五三の写真撮影がある。
風邪をひかせるわけにいかないので、普段よりも1枚多く着せて過ごす。

乾燥もひどくて、むつのほっぺがこの2泊3日でみるみる赤くなった。
アトピー肌だと、乾燥にも気をつけた方がいいらしい。
いや、アトピーと断定されたわけではないが、こんな様子を見ていると
ああ、やっぱり…と思わざるを得ない。

朝ご飯もそこそこに、のんとばあちゃん、またしても図書館に。

むつと布団の上でごろごろして遊ぶ。
そういえば、実家に来る前後から、むつがかなり大きな声を出すようになった。
意味があるような声も出す。
私とのんが別の部屋にいて、そこに這ってくると、
「んぃ、たーーー!!」
好意的に聞けば、ちょっとだけ「いた」と聞こえる。
初語は、「いた」かな?

いないいないばぁもするようになった。
ハンカチなどを持って、顔を隠して、いないないない…
ばっとあけて、「ばーーーー」と叫ぶ。
よしよし、知恵が付いてきているな。

図書館に行ったはずの我が子が、なぜかアイスクリームを持って帰ってくる。
最近の図書館はアイスクリーム貸しだしてるんですか?おかあさま。
…って、厳しい嫁だったら嫌味の一つも言ってるよ。
ちなみに、私は気の弱い嫁なので義母にはこうしたことは一切言えないけれど。

あっという間に出る予定の時間、15時になる。
なんだかのんびりしているからか、時間がたつのがアッという間。
のんびりしに来ているんだから、ま、いいか。
(あれ?父のお祝いに来たんだっけか…)

電車で1時間、我が家に到着。
のんは興奮気味に、父ちゃんに実家での話をする。
むつも、何やら興奮気味。
2人とも、父ちゃんにべったり。
シアワセね。

夕飯、外食をしようと思っていたら、
16時過ぎからのんもむつもばったり寝てしまって、
19時過ぎても起こしても、起きなかった。
外食不発。疲れているから仕方ないが、私は残念極まりない。
持ち帰りの寿司を買ってきて、食べる。



2002年10月13日(日) ドングリころころ

                           …10/14記す。

「ドングリを拾って、図書館に行く!!」が今回ののんの合い言葉。
ドングリは先日のばあちゃんとの公園以来、ずっと言っている。
どうやらその時に約束したらしい。

図書館は、のんがとても好きな場所なのだけど、
残念ながら我が家のそばにはなくて、あまり連れていけない。
実家からは徒歩5,6分のところにあるので、むつを産んだあと実家にいた時、
のんは毎日のように連れて行ってもらっていたのだ。
のんの頭には、「じいちゃんの家 = 図書館」のイメージ。

そんなわけで、
朝の7時4分。
のんががばっと起きあがり、私の枕元に仁王立ちになって
「ドングリ拾って、図書館に行こう!!」と言い放った。
勘弁してくれ。

昨夜は案の定、むつが何度も夜泣きをして私は細切れにしか眠れなかった。
とりあえず、朝ご飯をすませて、むつとともに2度寝。

その間にのんはばあちゃんに連れられて、念願の「ドングリ拾い」と
「図書館」に行ってきたらしい。

私が目覚めたら11時。ありゃ、なんだかもったいない気分。
…でも、そういうところが、実家だとありがたい。

その後ものんは「じいちゃん」「ばあちゃん」連呼。
私の方にはちっとも来ない。

こんな機会はそうそうないと、むつと思いっきりごろごろ、だらだら。

午後になり、散歩にでることに。
近くの公園で運動会をしているので、見に行ってみようと言う話になるが、
外に出たらもうみんな帰るところだった。
急遽予定を変更して、最寄り駅のそばの緑地帯に、ドングリ拾いに。
ドングリ溜めて、冬ごもりでも出来そうなほど拾う。

今日はとどこおりなく、昼寝、夕食。

寝る間際、
「のんちゃん、お泊まりじゃなくって、おうちに帰りたくなっちゃった。」
明日帰るよ、と言うと、すんなり寝る。



2002年10月12日(土) 運動会と、実家

                           …10/14記す。
忙しい一日の始まり!

8時50分頃に出発して、目指すはY幼稚園。
私が、「のんの幼稚園」と心に決めた園だ。
のんの出るのは、10時前後の「未就園児種目・おみやげなあに」。
かけっこして、おみやげをもらって、帰ってくるというシンプルな演目。

歩いて幼稚園に着くと、もう幼稚園の中はものすごい人混み。
いくら一学年2,3クラスの小規模園だからといっても、
狭い園庭に親子連れがこんなに入ったら、ぎっちり。

先週行った、C幼稚園の約半分の大きさの園庭。
でも、子ども達がとても近く、大きく見える。
早めに着いたので、年少〜年長までの演目が一つずつ見られた。
子どもも、先生も、いい感じ。

…うん、ここにしよう。

家から園まで20分歩いて、ばててしまった父ちゃんと、
すっかり寝てしまったむつを置いて、アナウンスにしたがって集合する。
よーい、ドンで走り出すのは、のんは昨日の「こどもの城」で練習済み。

勇んでスタートの位置に着いたら、おみやげを持った役員のお母様は、
5メートル先にいた。
…あそこまで?転んでも着きそうな距離。
ま、そんなもんか。

おみやげに、本2冊、簡単なオモチャ、おやつ。
のんはほくほく。

園から出て、そのままジョリーパスタへ。
噂のジョリーパスタ。うふふ。
せっかくむつが寝ているので、バスにのって起きたらもったいない。
私はバス停3つ分、歩くことに。
のんと父ちゃんはバスで移動。
…どうやら、私、歩くの好きらしい。

昼ご飯を済ませ、今度はバスでまっすぐ帰宅。

14時に、ばあちゃんが迎えに来て、ばあちゃんの家を目指す!
ばあちゃんの家 = 私の実家。
実はこの10日に、じいちゃんが70の誕生日を迎えたので、
そのお祝いに行くことになったのだ。

15時に到着。
むつは電車の途中で寝てしまった。
のんはばあちゃんの家に着いてから昼寝ができるようにと
15時到着の計画を立てたのだが、興奮してちっとも寝ない。
私の姉である「お姉ちゃん」も来ているので、興奮は更に高まる。

一番困るのが中途半端に19時頃寝てしまって、21時頃に起きるというパターン。
元気いっぱい、22時…なんてことになったら、身が持たない。

周りははらはら。
ばあちゃんは「のんちゃんが寝る前に、17時半頃に夕飯にしてしまおうか」
なんて言い出す。

結局、途中少し眠そうにはしたが、夕飯も風呂も、無事すんだ。
21時前に布団にはいる。
私がむつにおっぱいをあげていると、
「ばあちゃんちには、本がなくていけないねぇ…」と言うので、
(寝る前に読んでもらう本がない、ということらしい)
「そうだね」と振り返ったら、もう寝ていた。



2002年10月11日(金) こどもの城

父ちゃんが休みをとった。

昨夜のこと。のんに、父ちゃんが聞いた。
父「明日、みんなでどこかに遊びに行こう。
  アンパンマンジムランド、
  こどもの城、
  ディズニーランド、
  のんはどこに行きたい?」

のん「あの、お山がどっかーんってなっているところは、
   なんて言うんだっけ??」

私「!!!ディズニーシーだよ!」
  (よし!!いい選択だ!のん!!)←心の叫び

のん「あー、ディズニーシーかぁ〜。
   …のんちゃんねぇ、『こどもの城』がいい!!」

吉本新喜劇だったら、父ちゃんと私は舞台からずるうっっと
ずっこける感じの家族会議の結果、
本日はこどもの城へ行くことが決定した。


「こどもの城」は、簡単に言うと、大きな児童館。
いろんなスペースがあって、いろんな事ができるようになっている。
ずっと工作をして過ごしても良し。
ままごとをしていても良し。
アスレチック風の、大型遊具で遊んでも良し。
音楽室で、いろんな楽器を使っても良し。
ビデオルームで、ビデオを見て過ごしても良し。

時間や、曜日によってイベントが設定されていて、
それにあわせて参加しても良し。
とにかく、子どもはそこで一日中、めいっぱい遊べるような施設。

のんは2歳になる前の頃、お友だちと2回ほど行き、
むつを妊娠中…ちょうど今から1年ほど前に、1度来ている。

本人覚えているのか、その時の写真などを見て思いを馳せているのか、
青山に向かう電車の中で、
「この前ジャンプできなかったところでジャンプするの」
 (大型遊具で、飛び降りられなかったところがあった)
とか、
「ビデオで、コニーちゃんのビデオを見るの」
などと、興奮気味にしゃべりまくる。

少し落ち着きなさいよ、なんて言っても聞くわけがない。

残念ながらこの時期の平日は開館時間が12時30分なので、
昼ご飯を済ませて、しばらく時間を潰してから入館。

早速、大型遊具へ。
…と、思ったらおままごとへ。
…、と、思ったら、卓球台へ…絵本のコーナーへ…と、
全く落ち着きなく動き回る、のん。

すごいパワー。
ちっとも1ヶ所にいない。

とりあえず、父ちゃんに任せて私はむつとのんびり、0〜2歳児コーナーに。
むつはあふれるほどのオモチャを前に、戸惑い気味。
いつもオモチャを持つと奪いにくる、のんオネエチャンも、今日は忙しそう。

ドキドキしながら、オモチャを触るむつ。

14時から音楽スタジオで、太鼓やペットボトルのマラカスを持って、
演奏しながら歌おう、と言うイベントに参加。
童謡や「となりのトトロ」などの歌で、のん、大張り切り。

その後ビデオルームで「ちびまる子ちゃん」を見たらしい。
その後、屋外に出て、ボールを投げて遊んで、バスケットボールもしたらしい。
(ついていけず、私とむつは別行動になった)

楽しく遊んで、帰りの電車、約40分間熟睡。
のんも、父ちゃんも。



2002年10月10日(木) 母ちゃんの自転車

プールに行くために9時30分に家を出ると、肌寒かった。
キンモクセイが花盛り。
ああ、もうそんな季節なんだなぁ。

いつもの通り、プールが終わって、みんなとサヨナラ。
実は、プールからすぐのところにあるAさん宅と、我が家以外は
みんなかなりの距離から来ている。
Mちゃんはこんな風に晴れている日は自転車でも来たりするが、
普段は車で来る。
あとのAちゃん、Tちゃんのおうちは車でないと来られない距離。

よって、「サヨナラ〜」した後に、歩いて帰ることになる子どもは
のんだけ。
当然、彼女の頭の中には不満が渦巻く。
「ベビーカー、のりたい…」
私が当然のごとく乗せないのを知っているから、ちょっと遠慮気味。
でも、歩いていくのを阻止するように私の足に絡みつく。
「疲れちゃったぁ〜」
Mちゃんが自転車に乗り込むのをちらちら見る。


…我が家にも、自転車はある。
のんが、例のC幼稚園のプレに通うことになった時期に購入した。

だが。
我が家のある地域は、車が多い。
環七という大きな道路のすぐ脇で、しかも「住宅地」というよりも
「商業地」の真ん中にある雰囲気の我がマンション。
車も、自転車も、マンションのエントランスを出てすぐのところから
びゅんびゅん走っている。
ばあちゃんが我が家の周りを歩くのを嫌がるのは、こんなところだからだ。

決して、「子どもを乗せた自転車で走りたい地域」では、ない。

プラスして、『理想論』を述べさせていただくと。
私は、あまり子どもを乗り物に乗せて行くのが、好きではない。
当然「乗り物でないと目的地に行かれない」ということもあるので、
あくまでもいろいろ限定された条件に於いての『理想論』ではあるけれど。

子どもは、歩くべし。
歩いて行かれる距離は、歩くべし。
歩けない距離のところには「本当に今、この子どもを連れて行く意味があるか」
考えてから、連れて行くべし。

歩くと、いろんな発見がある。
行く途中にネコがいたり。
この前はつぼみだった花が、今朝は咲いていたり。
ここの道から、こっちの道に通じていたり。

そんなことを話しながら、目的地まで行かれるのが、理想。
疲れても、がんばって歩く、我慢して歩く、それを体で覚えるのが大切。
ぐずっても、泣いても、歩く。
楽しいことを考えて歩けば、長い距離だって歩けるはず。
(当然、その日の子どもの体力や、成長に応じて考えるのだけれど)

自転車に乗っけて、すっと目的地に行ってしまえば、当然親子とも楽だけど、
それでは、そういったことを全てすっ飛ばして行ってしまう。
もったいない。

…などと書くととても偉そう。すみません。
いや、とりあえず、我が家には車がないので、そんなこじつけを考えてみた、と
いうところも大いにあるのですが。

そんなわけで「母ちゃんの自転車」に乗れるのは、本当に限定されたときのみ、
ということになっている。
C幼稚園の行き帰り。
注射、もしくは熱などで、急ぎで病院に行くとき。

でもね。
あんなふうに、恨めしそうに、Mちゃんの自転車を見送るのんを見ると、
そんなポリシーなんてかなぐり捨てて、自転車に乗っけてあげたくなるのよ。
たまーーーにしか、乗らせない自転車。
乗り込むときの、のんの嬉しそうな顔!!

それを思い浮かべて、プールに行く朝、いつも迷う。
でも、きっといつか。
「母ちゃんとたくさん歩いて、良かった」と思ってもらえたらいいなと思って、
ぐっと我慢する。



2002年10月09日(水) お友だちは63歳

何故か朝から「公園に行く!」と張り切っている、のん。
私が言ったのではなく、そういうことを言い出すのは珍しい。

ばあちゃんが来てくれる日なので、折角だからばあちゃんに
のんの公園を頼んで、私はむつをベビーカーに乗せて、
銀行と買い物へ。

ばあちゃん、最近やっと、のんと2人でも公園や買い物に
出てくれるようになった。
以前の日記にも書いたけれど、
ばあちゃんはとにかく慎重派で、
私がいない時、のんを連れて歩きたくないと言い張っていたのだけれど、
やっと慣れてくれたのか?あきらめたか?

よく、他人に「母が週1くらいで来てくれる」と言うと、
「それじゃ楽ね〜」と言われる。

はい、確かに…。
大人の手が、ひとつあるのとないのとは大違い。
むつにおっぱいあげている間に、のんが「トイレ」と言ってきたときに、
ばあちゃんがいてくれればトイレの電気をつけてあげられる。
(我が家のトイレは昼間でも日が差さない)

が。
ばあちゃん曰く、「のんちゃんの友だちとして来ている」そうで。

昼ご飯も私が用意するし、どこかに出る、といえば(つい最近までは)
ぞろぞろ全員で出た。
何か遊んだものを片づけるのは私の役目だし、
2人で勝手に水遊びをやった後のベランダを掃除するのも、
のんの服を着替えさせるのも、私がする。

…。
ま、来てもらえるだけで、ありがたいと思わないとね。


とりあえず、今日は何も言わずに公園で2人で遊んでいてくれると言うので、
のんがぐずぐず言い出す前に、ピュッと銀行の方向に。
のんびりしていると、のんが「一緒に行きたい」と言い出すから。

用が済んで公園をのぞいたら、まだ2人で遊んでいた。
なんの木だか、実がなっている木があり、小さな実を2人でとって、
ビニール袋に入れて遊んでいた。

私が行くと、「ドングリを拾いに行きたい」という。
どうもそんな話をして、2人で実を摘んでいたらしい。
今から?
これからお昼ご飯なのに?
渋るが、行きたがる。

しばらく考えてみたが、のんが歩いて行かれる範囲、
しかも昼前後に帰ってこられるような範囲で、ドングリのある場所が
思い浮かばない。

いったん家に帰って、考えようと言って2人を連れて帰る。
地図を見て考えるが、どう考えてものんが歩いて行って、
歩いて帰ってこられる範囲にはなさそう。

のんは他の遊びをしていて、忘れているようなので放っておく。

63歳のお友だちの方が、「ねぇ、ドングリさぁ」といつまでもうるさかった。



2002年10月08日(火) 夜更かしと「のん節」

なんにも予定のない日。
そんな日は、何となく朝の時間ものんびり。

ここのところ、また夜寝るのが遅くなった。
少し前まで、9時30分から、遅くても10時すこし過ぎには
寝る習慣がついていたのに、
ここ数日は11時過ぎても起きていたりする。

のんも、むつも。

10時過ぎには部屋を暗くしてしまうのだけど、お構いなし。
のんは私に怒られるので、なんとなく遠慮気味に起きていて、
時々、「お茶飲みたいの…」だの、
「(蚊に喰われたところが)かゆい…」だの
言ってみる。

むつは傍若無人。
私の上を横断してハイハイし、のんに突進する。
ダメだよ、とずらすと、今度はすごい勢いで転がってきて、
のんの脇腹に頭突きする。
うはうは笑いながら。

何だかんだ言いながら、抵抗するのんは力を加減している。
眠い時、ぐずっているとき以外は、良いお姉ちゃんなんだねぇ、と、
感動している場合じゃない。
眠くなると、ハイになるのか、むつ。

そんなこんなで、みんなで寝坊。
9時近くなって、ご飯を食べる。
ま、そういう日もありか。

来年の4月になったら、のんが幼稚園に行くからこんなのんびりした
朝を過ごすこともないんだろうなぁなんて考えたり。

天気がはっきりしないので、どこかに出るにも出にくい。
結局、1日家にいてしまった。

のんは最近、ひどく機嫌がよいと、むつに本を読んであげたりする。
家にある本はほとんど私が数十回も読んだものなので、
大凡のストーリー、言葉は頭に入っているらしい。

今日は「ルルちゃんのくつした」(せなけいこ著)を読んであげていた。
だいたいは書いてあるとおりに読むのだけど、
時折オリジナルの「のん節」が混ざるのが面白い。

最近の「のん節」は、「ところが」とか「そのときです!」。
「いえいえ」「〜だったのです」もお気に入り。
まじめくさった顔で、もっともらしく読む。

むつも、「読んでもらっている」とわかるのか(?)
本を取りに行かず、じっとのんを見ている。
否、わかるんじゃないね、きっと。
のんが何やら普段と違う話し方をしているので、
「なんだこりゃ?」と見ているんだと思われる。

折角、とても上手に読めるので、父ちゃんやババ達にも
「のん節」ありの「本を読むのん」を見て欲しいと思うのだけど、
どうにも、恥ずかしいのか嫌がってやってくれない。
私とむつだけの時に、見せてくれる。

嬉しいけど、ちょっと残念。



2002年10月07日(月) プールのある日常

朝、ものすごい雨と風。
まるで台風のよう。ベランダに雨が吹き付けられてくる。
こりゃ参った、って言うくらいの勢い。

月曜日はプールの日。
ママ同士、電話で連絡を取り合う。
車を修理に出しているので、自転車で来る予定だったMちゃんママからは
休むという連絡が入る。

我が家はどうしようか。こんな風では、ベビーカーにカバーをしても
飛ばされてしまいそうだ。
むつを抱っこして、のんを歩かせたら、のんも飛んでいきそう。

迷っているうちに、風が止む。雨が止む。
みるみるうちに、晴れてくる。
…なんて変な天気。

そんなわけで、いつもより少し遅めだったがみんなそろって
いつも通りのプール。

現在、マタニティさんがいなくなってしまい、
泳いでいるのは私を含めて5人のママ。
みんなしっかり週2回、続けて来ているので、時間はたった1時間ずつだが
上手くなっている。

来始めた頃にはバタフライなんて一度もやったことがなかった人も、
もう立派に泳いでいる。

人間、すごいもんだ。継続は力なり。
この分ならみんなでチームを組んで、大会にでも出るか、などと冗談。

帰り頃には青空で、しかもすごく蒸し暑く、
むつを抱っこして歩くのが辛いほど。

のんは最近、「疲れた」だの「抱っこして」だの言わずに
歩くようになってくれた。
言っても無駄だと、やっとわかったか。(遅いぞ!)

むつ、プールに行ってのん以外のお友だちと会うと、
やっぱり興奮するらしい。
家に帰ってきても、興奮気味。
あちこちで立ってみる。

私がベランダに出ていると、ガラスに手をついて立つ。
子どもの力ではスライドしないくらいのガラス戸なので、危険はないかと
思うけれど、出入りにじゃま。

「じゃまよ」と笑顔で言ってみると、
満面の笑顔を返してくれる。

最近、のんはディズニーの「モンスターズインク」がお気に入り。
最初2,3回はぐーっと集中して最後まで見たのだが、
筋がわかってからは安心したのか、必ず途中で寝てしまう。

そんなわけで、最近は私の「お気に入り」でもある。

昼過ぎから、夕方まで、見ながら2人とも昼寝。
おかげで、パソコン修復はかどって、一段落。



2002年10月06日(日) 運動会

C幼稚園の運動会。
のんの出るプレのクラスの「アンパンマンのマーチ」は、午後2番目の演目。
午後の部は12時から。
どれくらい時間がかかるかわからないのと、せっかくだから写真を撮りたいと
一家総出で行くことに。

そうなると、自転車では行かれない。
バスに乗り込み、C幼稚園へ。

12時少し前に着いたら、園庭はごった返していた。
いくらC幼稚園は園庭が広い、といっても、
父兄も全部入って場所をとって、競技場所を空けたらいっぱいいっぱい。
これでも年少クラスは午前中の部で終了して、
(兄弟のいる子以外は)帰宅しているので、今いるのは年長・年中クラスのみ
なのだが。

「入場門の方に集まってください」と言われても、
入場門までなかなかたどり着けない。
むつとカメラは父ちゃんに任せて、私はのんを連れて入場門を目指す。
が、途中で通行止めにあって、引き返しを余儀なくされたり。
なかなかごたごたしていて、ああ、これぞ幼稚園の運動会、という雰囲気。

午後1番は年長クラスによる鼓笛隊だった。
和太鼓も入って、なかなか見事。

…どうしても、幼稚園に実習に行ったり、
友だち(大学時代の友だちはほとんど保育士か幼稚園教諭)の話を聞いたりした、その感覚で見てしまう。

鼓笛隊は…。子どもも、先生も大変だよね。
でも、あんまり「ビシッッ!!」とやっている感じではないので、
好感が持てた。

12時30分頃になって、ようやくのんの出番。
手を繋いで、昨日練習した位置に着く。

「○○クラブ」に入っていなくても、
今日初めて「未就園児」として輪に入っている親子もいたようで、
振り付けも昨日のように、先生がそれぞれ輪に入って一緒にやってくれる。
年長クラスだろう、かなりしっかりした感じの子が、先生と一緒に
見本として踊っていた。
のんもあと3年たつと、あんな風になるんだろうか。

のん、とても良く踊れる。
良く知っている曲なので、大きな声で歌いながら踊っている。

そういえば、7月にやった「夕涼み会」の時には、雰囲気に圧倒されたのか
全く踊ったりしなかった。

ああ、成長したねぇと、少し感動。

踊り終わったら、おやつと折り紙のお土産をもらって、そのまま退場。
もう少し運動会の様子も見たかったが、とうてい私たちの居るスペースが
なさそうなので、残念だが園をあとにする。

むつを抱っこして、バスに乗って帰宅。
疲れた〜〜。

のんもむつも、バタンキュー…かと思いきや、うちに帰ってよく遊ぶ。
私の方が少し寝てしまった。
丈夫だねぇ。



2002年10月05日(土) 運動会の、練習。

朝から出かける準備。
今日は(10/7記述だが、便宜上「今日」と言うことで)
C幼稚園の運動会の練習。

のんのプレのクラスは「○○クラブ」と名称が付いているのだが、
運動会のプログラムに、きちんと「○○クラブ アンパンマンのマーチ」
と演目が入っているのだ。

園に行くと、早速集まって、入場の練習と「アンパンマンのマーチ」の
お遊戯の振り付けを習う。
といっても、親と一緒に演じるので、親が覚えると言うことだ。
動きのパターンは3種類ほど、それを繰り返す。
なにやら、こそばゆい。

退場の練習まですんだら、教室に入る。

実質、今日が最後のプレ。
明日は運動会当日になるし、次回は入園説明会も兼ねているので、
入園しない人は来にくいだろう。
11月からは、入園者対象に、また別の保育プログラムが組んであるそうだ。

そして、今日が「確約書」の提出期限。

…私は、「確約書」を提出しなかった。

そう、Y幼稚園に、心を決めました。

決定打は「遠さ」だった。
自転車で25分走り続け、しかも道があまり良くない。
車道を横切らないといけないところ、歩道が狭くて危ないところ、
そういう道を行かないと、行かれない。

年少クラスは最初のうちは月に2,3回は、
園に行かなければならないと聞いた。
当然その時は、むつを自転車に乗せてその道を行かなければならない。

10月2日にのんをのせて自転車で走りながら、
ここをむつを乗せて走らなければならないのだ、と改めて思った。

そう思ったら、大人の足で歩けば15分ほど、しかも広い散歩道を
通って行かれる、Y幼稚園に決めようという気になったのだ。

次のポイントは保育人数。
C幼稚園は、あまりにも、多い。
多いのは人気の証拠だし、園舎も園庭も、教師の数も、
その人数に十分対応できるだけあるのだけど。
あの人数の中で見てもらうよりも、多少狭くても、小さくても、
少人数の中で、保育してもらうことを望んでみた。
ちなみにY幼稚園は、一学年2〜3クラス。

その分、きめの細かい保育…というわけにはいかないかもしれないが、
「あれは○○組の誰々ちゃんのおかあさん」と、
お互いが覚えやすくて、なにかと安心に過ごせるのではないかという
考えもある。

ま、細かく気になることは色々あるけれど。
とりあえず、そう心を決めて、12日のY幼稚園の運動会を見に行く。
そこで衝撃的な出来事でもないかぎり、
そのまま15日に願書を受け取りに行く予定。

心を決めたら、なんだかすっきりした気分。
「アンパンマンのマーチ」の練習が終わったあと、
部屋に入ったが、「ああ、これで最後か…」と感慨深い。

最後に、と言うことで1人ずつ、名前と、プレで何が楽しかったかを
発表していった。
大きな声で、きちんと言えたのん。
最初の頃は、出席をとるときに必ず人の名前で返事していたのに。

…成長したね。



2002年10月04日(金) 愛機の不調

パソコンが具合が悪くて、書けなくなったのがこの日(10/4)から。
そんなわけで、ここからは10/7記述。

パソコンはMacintosh。
1993年にいじったPerforma550が最初。(これは自分のではなかった)
その後、Performa5320を経て、現在のPower Mac G4を購入したのは
2000年の10月。

Macintoshユーザーの方にはわかっていただけると思うが、
9年ものの期間、Macintoshをいじっていると言うことは、
トラブルもそれなりの回数、経験してきている。
私の認識する範囲で言うと、MacはWinの3〜5倍、トラブルが多い。

余談だが。
以前、Winユーザーの友だちが、
バックアップを定期的にしていないと聞いて、心底びっくりしたが、
うちの父ちゃんがWin機を扱っているのを見て納得した。
Winは丈夫だ。

…って、ここでパソコンについて語ってもきりがないので、
とりあえず、がんばって直す。
そんなわけで、初期化もなにも、慣れたもんなのであるが、
とりあえずその間、普段通りのネット環境が持てないことが
とても苦痛。
せっかく自分のHPも持って、書き込みをしてくれる人がいるのに
申し訳ない気分でいっぱい。

それにしても、なんと時間のないことよ。
そういうときに限って、2人が順番に昼寝する。
「かまって光線」を出し続ける長女。
はいはいが面白くてたまらず、家中を徘徊し、びっくりするような
ところで振り返って笑う、むつ。
そういえば。以前書いた「にぱーと笑うむつ」の絵がアップしていなかった。
せっかくなので。

笑う、むつ




さて、10/4は我が家の父ちゃん、
誕生日だった。
ここ数年、父ちゃんには誕生日プレゼントを
品物であげていない。
子どもを連れてどこかに買いに行くのもままならない…
というより、
子どもを連れて繁華街に出ることを、
一番嫌うのは父ちゃんなので、
「デパートに行って買ってきた」なんて言うと
怒られそうなのだ。

しかも、私はのんを妊娠する直前に会社を辞めて以来、
仕事をしていないので、プレゼントを買うとしたら、「父ちゃんのお金」で
買うことになる。
それも、変じゃないか?
ということになり、ここ数年は「父ちゃんの好きなもの」を食卓に
登場させる形式。

今夜のメニューは、鶏肉のトマトソース煮込み。
子どもにはマカロニを茹でて、その上にソースをかけてあげる。
のんも、むつも、たくさん食べた。

夕食後にのんが、「Happy Birthday to you」を歌う。
むつ、のんにあわせて声を出す。
すっかり2人で歌っている感じ。


そうそう。
幼稚園の件。
4日はY幼稚園に見学に行くか行かないか迷った末に、行かなかった。

心の中で、幼稚園を決めたからだ。

詳しくは、5日付の日記で。



2002年10月03日(木) おともだち1歳のお誕生日

プールがすんだ後、みんなで移動。
目指すは我が家のあるマンションの、1階にある集会室。

マンションのエントランス脇にある、約20畳ほどの部屋で、
畳が6畳ほど、残りは床になっている。
居住者なら、無料で借りられる。
今まで数回、マンション内の子どものいるご家庭で集まって、
「クリスマス会」だの、「鏡開き」だのをしたことがある。

今日は私が代表で借りて、
一昨日の10/1で1歳を迎えた、Tちゃんの誕生会!!をする予定なのだ。

マタニティの頃から知っている子が、1歳を迎えるというのは感慨深い。
誕生してすぐから見ているから、自分のこと同じ…とはいかないが、
ずーっと見ているから、やっぱり他の「お友だち」とは
一線を画して、かわいいと思える。

ピザをとり、ビールで祝杯。
ははは、昼間っから。
…私は、ねっからアルコールに弱いので、一口だけ。

みんなでピザやおつまみをつまみながら、のんびりおしゃべり。
これが楽しいんだな。
皆の一致した見解としては、やっぱり1歳の誕生日って、
「ママの誕生日だよね」
ってことで。
1年前のこの日を思い出すと、
ああ、この時間痛みが来たんだなぁとか、
ああ、こんなに時間がかかったんだなぁとか。

その後も、ただ泣いているだけだったり、
オムツでかぶれたり、
笑ってみたり、
ミルクを飲まなかったり、飲み過ぎて吐いたり、
座ってみたり、立ってみたり、歩いてみたり、
いろーーーーーーんなことが凝縮した1年。

人生に於いて、これだけのことが凝縮した1年って、もう有り得ない。

そして、それをこなしてきた、ママに乾杯。

14時過ぎになり、Tくんのお迎えの時間だということで、
Aさんいったん帰宅。
私たち親子のたっての希望で、その後Tくん登場。

彼氏登場で、がぜん楽しそうなのん。

16時にお開き。
Tくんのお姉ちゃんがプールに行くので、連れて行くというので、
またしても私たち親子のたっての希望で、
Tくん、お姉ちゃんがプール終わるまでの間、
我が家でTくんを預かることに。

ずいぶん前から何度もTくん1人で我が家に来ることはあったのだけど、
幼稚園に入ってからというものそういう機会がなかなか無かった。
Aさんが言うには、「幼稚園に入ってすっかり甘えん坊になった」
とのことで、我が家に一人で居させることにとても心配しながら、
Aさんとお姉ちゃん、プールに向かう。

…。が。
とんでもない!!

もう最初っから、「勝手知ったる家」って感じで入ってきて、
「電車ある?」なんて聞かれて、プラレール広げたり、
ブロック出したり、ベランダに出て植木に水あげたり…
って、Tくんとのん、2人でやっていました。

私は、最初に「麦茶いる?」と聞いたら、「いらない」といわれて、
それからあとは全くノータッチ。
2人でわはわは笑いながら遊んでいて、なーんにもすることなくて、
むつと遊んでました。

そのうち、むつも2人に混ざっている方が楽しいらしく、
どんどん私から離れていって。
プラレールの上にどっかり座って、
「じゃまだよ」なんて言われたりして。

私は最後は1人で寂しくパソコンやっていました。
どうもパソコンの調子が悪い。
メールの送受信ができない。
そこからずるずる、芋蔓式に、具合の悪いところがでてくる。
そろそろメンテナンスの時期か。



2002年10月02日(水) どっち??

朝から、ばあちゃんに来てもらう。
むつを見ていてもらって、のんと幼稚園の見学に行くためだ。

目指すはC幼稚園。

C幼稚園か、Y幼稚園かで迷っているのだが、
ここですっきりと、両園のまとめを。(?)

C幼稚園は、のんが4月から「プレ保育」でお世話になっている。
「文字・数字・英語などの『お勉強』はやりません」が、売り。
園庭の広さはこの近辺で1番か。
動物を飼っていたり、近くに農園を持っていたりする。
人気がありすぎて、園児の数も、ものすごく多い。
数年前までは泊まり込みで願書をとらないと入れない園だった。
そして。
我が家から、大人の足で歩いて40分。自転車でも、25分は見た方が安全。


Y幼稚園は、なんと言っても、Tくんの通う園。うふふ。
のびのびした保育、というよりも、昔ながらの、のんびりした保育という印象。
C幼稚園と同じく、自由な保育だけど、ある意味すごく対照的。
「プレ」どころか、パンフレットも、特に作っていない。
入園の決まった子を対象に、3月の始めに1度だけ、「体験保育」があるだけ。
園児数も少なくて、園庭も狭い。
文字は年中クラスから、少し教える。
そして、我が家から、のんの足で歩いて25分少々。


さあ。あなたなら、どっち??

どちらも、いい面、あまり良くないと(私が)思う面、それぞれある。
だから、決められない。

とりあえず、今日C幼稚園に行ってみて、まだ迷うようなら金曜日に
Y幼稚園に再度見学に行って、最終決断をすることにした。

実は、C幼稚園は数年前まで、願書配布日には前の晩から並ぶ父兄がいて、
それをやめさせるために、プレを行い、プレに参加すると優先的に
入園できる仕組みにした。
「確約書」の提出をするのである。
「貴方の園に入園します、だから願書ちょうだいね」ってなもんだ。

手元には、前回のプレの帰りにもらった、確約書。
C幼稚園にはいるのであれば、5日までに提出しなくてはならない。

10時過ぎ、C幼稚園に到着。
6日の日曜日が運動会なので、練習をしているという。

本当は日常の保育を見たかったのだが、仕方がない。
園長先生が少し話をしてくれるが、「ああ、プレに4月からいらしているのなら、
充分ご存じでしょう」と行ってしまう。ああ…。

確かに、園の雰囲気や、先生方の印象などはプレで充分知っている。
先生は、みんな元気。とてもいい感じ。

プレの時には4人の先生が交代でのんのクラスを見てくれるのだが、
4人ともが、のんを遠くから見つけて、「あっ、のんちゃーん」という感じで
手を振ってくれる。
…うん、子どもの顔を覚えるというのは、基本なんだけど。
でも、親子共々、ちょっと嬉しかったりして。

ちょうど全クラスが園庭にでて、入場・退場更新の練習をしているところだった。

…人数、多いなぁ。
その分、先生の人数も多いのだけど。わかってはいた人数だけど、
こうして勢揃いしてみると、圧倒される人数。
年少組だけで、7クラスある。

お友だちのRちゃんの姿を見つけた。
…とても、とても小さく見えた。



2002年10月01日(火) 姉妹

都民の日。
幼稚園などは軒並み休みで、今日はRちゃんと弟のKくんが
遊びに来てくれる予定になっていた。
Rちゃんが通うのはC幼稚園。
幼稚園の話もじっくり聞きたかったのだけど…

昨夜、Kくんが熱を出したとメールが来た。
残念、中止。

が、台風が関東に直撃するという。
最初、Kくん熱で大変だろうから、Rちゃんだけでもあずかろうか…
とも思ったが、来ないことにして正解だったか。

夕方上陸、とのことだったけれど、雨の中のんとむつを連れて
どこかに出る気にならず、昼間からだらだら。

ここ2,3日、むつがかなりのんに対して、働きかけをするようになった。
…先日のTちゃん・Aちゃんの来訪以来か?

のんがテレビを見ていたり、何かをしてその場にじっとしていると、
必ずむつが寄っていく。
甘えるような仕草をして、のんのひざのところに手を付いたり、
笑いかけることも。

ああー、いいねぇ。こんな姉妹を夢見ていた、私。

でも、のんのご機嫌が悪いと、さっとどかれてしまったり、
オモチャを取り上げられてしまう、むつ。

ああー…、と思うのは親ばかり。むつはかなりたくましい。

「うあぁっっ!!」と声を張り上げて、
再びのんに向かっていく。

そうかぁ、そういうモノなのか。
よほど危ないよけ方や、ひっぱだいたりする以外は、黙っていようと
心に決める。

もう少ししたら、むつがオモチャを舐めたりすることもなくなるから、
もっとよく遊べるようになるかな?

自分自身が姉と2人姉妹だが、7つも年が離れているので、
姉と遊んだ記憶というのがない。
また、幼稚園に入る頃まで、私はものすごく体の弱い子どもだったので、
外に連れて行ってもらって、姉に遊んでもらったこともないらしい。

だからこそ、自分の子がそんな風に遊べる日が来るかと思うと
ものすごく楽しみ。

「自分ができなかったから」と子どもに託すのは間違っていることもある。
でも、ささやかな「夢」だから、許してね。

そんなことをつらつら考えながら、一日家で過ごす。

夕方から夜にかけて、特に風呂から上がった9時前後、
東京地方はものすごい風!!!!

ベランダを、プランターが滑っていった!!!
インパチェンス・ランタナが倒れて、鉢から飛びだしてしまった。
いつも「最大級」などとニュースで言っていても、
拍子抜けするから、侮っていた。今回の台風。

ああー。ベランダ、すごい状況。
とりあえず、隅っこに鉢を寄せて、
これ以上倒れたりしないようにはしたが。
明日は片づけしなければ。
ランタナのつぼみがダメになっていなければいいけど。


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