ハラグロ日誌
書人*ちる

   

  




正月時代劇
2005年01月03日(月)
年末年始といえば、時代劇!
年末の映画版「壬生義士伝」と2日のテレ東10時間ドラマ「国盗り物語」とついさっきまでやってたNHKの「大化改新」。この3つを見ていました。
たまたまなんだろうけど、映画版の壬生義士〜は大河の新選組!とキャストが多少かぶっていて、「あっ!芹沢鴨の斎藤一(←既にこの表現が錯乱気味)がいっぱい台詞をしゃべっている」・・・とか、「山南さんが沖田くんになって、モリモリごはんをかっ喰らって、ニヤニヤ人を斬っている!」とか気が散ってしまって仕方なく・・・。(自分のせいだ。)
しかも、老人になった斎藤一を若い時と同じく佐藤浩市さんが演じているのですが、老けメイクがなんだかショボくて(涙)えーい!三國さんを連れて来〜い!(そんな贅沢過ぎるキャストは無理!)とかつっこんでいたら、終わっちゃいました。。。
でも、時期的にはこの映画の壬生義士〜の方が大河新選組!より先だから、壬生義士〜のイメージで新選組!を見た人は「わー。沖田が賢そうに『そもそも○○とは...』とか解説してるよ!」とか驚いていたのかも。壬生〜の斎藤一と新選組!の鴨の乱暴狼藉キャラはあんまし変わらないよーな気がしましたが。(苦笑)

んで、「国盗り物語」はさすが10時間あるだけあって、なかなか見応えアリ!(北大路欣也モテ過ぎだろ!とかは置いといて・苦笑)キャストもはまっていて、長かったけど気合い入れて見てました。特に伊藤英明の信長がこんなにハマるとは!バテレンちっくで歌舞いた衣装が似合ってたなぁ・・・。相島一之さんの足利義昭もすごくハマってたような。国盗〜の面白い所は戦国時代を「信長〜秀吉〜家康」という切り取り方ではなくて、「道三〜信長・光秀」という切り取り方をしている所。ギラギラ・ドロドロの綺麗事なしの戦国ドラマだからこそ、人間臭くて引き込まれてしまうのかもしれません。

で、実は一番楽しみにしてたNHKの「大化改新」でしたが、ちと期待はずれだったような・・・。これまた前日の「国盗り〜」と見事なまでにキャストかぶりまくりでしたが、まぁ時代設定も全然違うし、それだけじゃ問題にならないかと思うんですが・・・。数年前の同じ枠の「聖徳太子」が良かっただけに、惜しいかも。蘇我・山背側が主役で、もっとドロドロと政治抗争みたいなのがあった方が面白かったのかなー。(でも、それじゃ大化の改新にならないか・・・)ドラマにしやすいのは、やっぱり大化の改新後の天智天皇vs大海人皇子の対立〜壬申の乱とか。来年(あるのか?)も古代史シリーズでいくなら、「壬申の乱」で是非!









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