HERE, NOT SOMEWHERE...Hiroyuki Morikawa

 

 

どんな音を鳴らすべきなのだろう。 - 2004年10月31日(日)

寝ることなく、ライヴに向けての最終リハ。十分な手応え。
家に到着、只今、AM5:35。外はまだ真っ暗です。

帰り道、怖いくらいに車の少ない、青梅街道。
雨でぬれた地面に反射する、灯りがとてもきれい。
よく分からないけど、なんだか、泣きそうになる。

届いたばかりの朝刊を読む。
一面には、やりきれないくらいに、悲しい記事。
また、泣きそうになる。

今回の人質事件については、いろいろな見方をする人がいて、
僕も、いろいろと考えていました。
でも、考えれば考える程、
結局は、「悲しさ」ばかりが僕の頭をいっぱいにするのです。

感じることが多すぎて。。
こんなとき、明日のライヴ、
どんな音を鳴らすべきなのだろう。

眠れそうにないけど、
さすがに、もう布団に入らないと。
そうしないと、ライヴ中、ぶっ倒れてしまうかもしれない(笑)。






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小さなノート - 2004年10月30日(土)

今日は、ひさしぶりに、お買い物デー。

まず、昨日返却予定日だったCDを返しに、
渋谷のTUTAYAに朝いちで、向かう。
朝10:00までに返却BOXに返せば、
昨日返却分の扱いにしてくれるので助かります。
pinbackの新作を借りたのですが、とても良かったです。
こういうCDでも、扱っている渋谷のTUTAYAはすごいなぁ。
その後、少し、店内をふらふらと。午前中はとても空いている。
なにげなく歩いていたら、パンク、ミクスチャーコーナーのような所に、
euphoriaの“silent roar”が置いてあって、おもわず、ニヤケる(笑)。
(たぶん店員さんの置き間違いだと思うけど)
やってくれるなぁ、渋谷のTUTAYA。。
なんだかおもしろかったので、そのまま放置(笑)。
あれをレンタルしたパンクでミクスチャーな人は、
いったいどんなクレームを(笑)?

その後、渋谷タワレコの5階で、色々と、試聴。
ここの、アンビエントとか音響ものの、品揃えセンスが素晴らしい。
きっと、ここのフロア担当の方は、よい耳をお持ちなのでしょう。
ここで、出会ったCDは数しれず。
2,3年前の、KIM HIORTHOYとの衝撃的出会いもこのフロア。
そこで、だいぶ時間を使ったあと、
3階の洋楽コーナーを、ゆっくり通り抜けようとしたら、
マット・シャープ(レンタルズやweezerで活動してた人)の、
1stソロアルバムがリリースされていて、興味津々。
どうやら、ほとんどがアコースティックギターの曲で、
とてつもない孤独感らしい。
そういうのに、僕は、めっぽう弱いのです。
(例えば、こういう感じの音楽の代表ともいえる、ニックドレイク。
 僕は、ことあるたびにいつも彼の音楽を聴いています。)
それから、高校生の時、レンタルズのライヴを観に行ったのですが、
前半部分が、アコースティックセットで、
それが、もう、ほんと〜に、鳥肌ものの素晴らしさで(しょうたも観たよね)、
その印象もあるので、今回の1stソロアルバムは楽しみ。
国内盤では、特典が付いてくるらしく、なにかなぁ、と調べてみると、
マット・シャープなだけに、「シャープペン」、、、(笑)。
でも、ここでは、ニヤケず。。
輸入盤か迷ってしまって、帰り道の池袋タワレコで決める事に。

雨が強くなってきたので、
渋谷の楽器屋さん巡りはあきらめる。
帰り道の池袋のパルコをふらふらと歩く。
今年こそは、お気に入りのコートが欲しいです。
パルコはちょっと前にリニュアールして、なかなかよい感じ。
僕が普段に着ているような、好きなブランドは、
以外と、だいたいパルコに入っていたりするのです。
でも、欲しかった形のコートは見つからず。
ぼくが欲しいのは、少し長めで、大きなボタンがついてる形のコート。
形はシンプルなのですが、そのアンバランスな大きめなボタンが、
よいアクセントなのです。どこに置いてあるのかなぁ?
その後、いろんなマフラーを眺める。
少し、明るめのマフラーに挑戦しようと思ったけど、
勇気がなく、ふみこめず。

で、池袋タワレコへ行くと、
マット・シャープの国内盤に特典がない、、(笑)。
さっきまで、あんな子供だまし、どうでもいい、なんて思っていたけど、
いざとなると、欲しくなってくるから不思議です。
マット・シャープペン(笑)で、歌詞でも書いたら、
きっと素敵なのが書けそうとか、
くだらないことまで考え始めた僕は(笑)、
結局、今度、渋谷で買う事にしました。

そして、最後に、西武のロフトで、
よいかんじの質感の小さなノートを探しに。
といいますか、今回のvoiceは、
この小さなノートについて書こうと思っていたのです。。
でも、余計な話で長くなってしまったので(笑)、
「小さなノート」ついては、また今度、詳しく書きます。
僕にとって、すごく大切なものになりそうです。

帰り道、雨が、冷たくて、ブルブル震えながら自転車をこぐ。
こごえる僕の体で、避難生活の新潟の方たちのことを、おもう。
どれだけ厳しいのだろう。。。
そして、家に戻って、新聞に目をとおす。
いつもになく、重い雰囲気。
地震被害者のこと、イラクの人質事件のこと、etc・・・。
そして部屋でひとり、
静かにじっとする時間をいつもより長めにつくる。


うぁ〜、気づけば、ずいぶんと長々と(笑)。
これが、僕の一日です。。
こういう、「いかにも日記らしい文章」はvoiceページでは、
めったに登場しません。
文章は長いけど、時間はそれ程かかっていません。
いろいろと、自分に問いかけて、
深く考えて書く時の、短いvoiceの方が、時間はかかるのです。
こういう文章なら、すぐに書けるけど、
いつも書くようなことでもないので、
ごくごく時々、この日記風シリーズ(笑)は登場します。


長文を最後まで、読んで下さった、
貴重な方(なんていないかもですが・笑)、
どうもありがとうございます。
所々で、さりげなくオチをつけたつもりですが(笑)、
やはり退屈かもです(笑)。。






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ただそれだけのこと。 - 2004年10月27日(水)

朝、大学へ向かう電車の中でのこと。
夜遅くて、朝早くて、非常に眠かったので、
新宿駅で多くの人が降りたタイミングで、
自分の前の席が空いたので、「ついてるなぁ」、と思い、
すぐに、座った。とにかく眠かったのです。

でも、すぐに、杖をついたおばあさんが乗ってきたので、
「お〜、これはこれは」、と思い、座ってもらう。

こういう話題の時に、偽善者がどうとか、いい子ぶるとか、
なんとかかんとか、しょうもないこと話す人がいますが(笑)、
そんなことは、どうでもいいのです。
お年寄りの方とか、妊娠してる方とか、体の不自由な方とか、
単純に、立っているのが、大変そうだから席をゆずるのです。
ただそれだけのこと。

偽善者とかなんとか考えるくらいなら、ゆずらない方がいい。
すぐ近くには、
あたりまえのことを、
あたりまえにできる人がいるはずだから。






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この瞬間を生きる - 2004年10月26日(火)

ちょっと油断をすると、
すぐ生きることに急いでしまう自分。
なんだか気分がもやもやしている時には、
必ず、そう。いつもいつも。

早く形にしなくては、
早く結果を出さなくては、という様な思いを抱く。
そんな自分を冷静な視線から見直すと、
なんて退屈な考え方なのだろうと、思う。

本当に大切なものは、なんなのだろう?

今、この瞬間を生きる努力をしたい。





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日曜日の昼下がり - 2004年10月24日(日)

今日は、とてもきれいな秋晴れだったので、
日の光を浴びる為にお出かけ(笑)。

ぼくは、日曜日の昼下がり、
いつものサイクリングコースを自転車でのんびり走るのが好きです。
途中、通りがかるいくつかの公園では、
小さな子供と、そのお父さんお母さんとで、
プチピクニックみたいな感じで、
ワイワイ、楽しく遊んでいるのです。
そこに流れる時間は、本当に穏やかに、幸せに、感じます。
そんな風景が僕は好きで、
ついつい、自転車をとめて、くつろいでしまうのです。


芝生に寝そべる、
空を見上げると美しい秋の空、
僕のまわりでは、無邪気に走り回る小さな子供たち。

きれいなメロディーが、ひとつふたつ、
すぐにでも浮かんできそうだなぁ。

そんな時、僕の中の色々なことに対しての、
必要以上の欲望だとか、必要以上のなにかに対する同情する気持ち、
そういった雑念から、解き放たれて、
心の平和が湧き出てくるのです。



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”one"と共に - 2004年10月22日(金)

CDの棚から、何の気なしに、一枚のCDを聴こうと取り出す。
PEALOUTの"one"という作品。

ゆっくりとCDケースのふたを開けたその時、
とても自然な感じに、ぽろっ、と、
ケースのふちが欠けて、ふたがはずれた。
まるで、こぼれ落ちるかのごとく、なめらかに、優しい音をたてて、
ケースの破片は、机の上へと落ちたのです。

僕は、CDなど、わりと丁寧に扱う性格でして、
こんなケースが欠けてしまうなんていう大惨事?は(笑)、
カバンの中で、ふいに力がかかった時や、
誤って、踏んでしまった時くらい。
それがそれが、丁寧に丁寧に扱ってきた、
PEALOUTの中でも特に思い入れの強い作品、
そのケースが自然の流れで、壊れた。
中学2年の時に購入してから、だいたい7、8年間ほど、
いつものように聴いていたからなぁ。

10代後半という、人生の中でも、もっとも、いろんなことを敏感に、
強く感じるであろう、そんな時期、
僕は、たくさんの悩みを抱えながらも、多くのことを考えて、
このCDと共に生きてきた。

いつまでも、心の中で、鳴り響くような、
そして、人が生きるという事に対して、なにか影響を与えるような、
そんな、これほどまでに聴き込むことのできる作品を、
僕もつくりたいと強く思っています。


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くまのプーさん - 2004年10月21日(木)

ここ最近のスタジオでのバンド練習では、
ほとんどの時間を、
次のアルバムに向けての作業に費やしていましたが、
久しぶりのライヴが近づいてきたので、
今日は、ライヴに向けての曲たちを繰り返し練習。

ここは、ばっちりと、3人の呼吸を合わせないとね、
という部分に関しては、
その場所をループさせて、ひたすら、繰り返して練習。
例えば、16小節の部分を、ずっと何十往復も繰り返す、
そうしていると、だんだんと、意識をしなくても、
3人それぞれの呼吸が合ってくる感覚があるのです。

今は、時間の許す限り、ひたすら、3人で、音を出し続けていたい。
その分だけ、確実に、気持ちの良い、グルーヴ感が生まれてくるので。

ひとりひとりが、自分の音と向き合い、真剣に音を奏でているので、
スタジオ内には、ぴーん、と張りつめた雰囲気。
でも、その合間では、
先日、大阪のファンの方から差し入れとしていただいた、
かわいらしい、くまのプーさんのチョコレートを、
食べている僕たち3人が、なんとも、おもしろい光景でありました(笑)。
「ミルクとビターがあるみたいだよ、プーさんのがミルクかな?」
とか話ながら(笑)。

とてもおいしかったです。どうもありがとうございました〜。


11/1のライヴまで、あと、少し。
良い演奏をして、そのムードが、アルバム制作にもつながるような、
そんな、意味のある、ライヴにしたいと思っています。



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遠くて近い - 2004年10月20日(水)

夕方頃、ものすごい雨でした。

仕事から帰ってきた姉を、車で駅まで迎えにいく。
家のすぐ近くの道が工事中(マンションが建つのかな)の為、
少しばかり遠回りをさせられる。

その遠回りの時間はほんの少しなのですが、
頻繁に使う通り道なので、だいぶ不便を感じます。
帰り、工事の看板を見ると、来年の3月までかかるらしいのです。
うーん、長いなぁ。

でも以外と、来年の3月って、遠いようで、近いような。。







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やきとり屋さん - 2004年10月18日(月)

きのしたは、おいしい焼き鳥屋さんを沢山知っている。
事あるたびに、
「〜の焼き鳥はうまいんだよー!」とか、
「家の近くにあるおいしい焼き鳥屋さんがさぁ」とか、
「あそこの焼き鳥屋さんは、立ち食いなんだけど雰囲気がいい」とか、
などなどなど・・・。

僕の友達で、おいしいラーメン屋さんを沢山知っている人はいるけれど、
おいしい焼き鳥屋さんを沢山知っている人は、きのしただけです。

で、昨日のバンド練習の時に、
またしても焼き鳥屋さんの話が出たので、
「ほんとにきのしたは、焼き鳥屋さんが好きなんだねぇ〜(笑)」、
と、僕はついに口にしてしまいました。

そしたら、きのしたは、やや慌てながら、
「そんなに食べには行かないんだよ」と発言。。
僕は、別に「よく食べに行くんだね」なんて一言も聞いてないのに、
この即答ぶり、かなりあやしいなぁ(笑)。

そして、焼き鳥屋さんの魅力を熱く語ってくれました。
「おじさんとかはね、フラッ、と立ち寄る感じで、
 一杯だけのビールを飲みながら、
 おいしく焼き鳥を食べるんだよ」

おじさんたち???
いやいや、間違いなく、きのしたも、
バンド練習帰りとか、フラッ、と立ち寄る感じで、一杯のビール飲みながら、おいしく焼き鳥を食べているんだろうな(笑)。


きのしたは、あまりvoiceページを更新しないので、
その変わりといってはなんですが、きのしたネタを書いてみました。
きのした、怒らないでね(笑)。

ちなみに、僕の大学の帰り道にも、
屋台っぽいつくりの焼き鳥屋さんがありました。
そこからは、わざとらしく(笑)、いいにおいを出していて、
思わず、立ち止まってしまいました。
知らず知らずに、洗脳されている、僕でした(笑)。



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西荻ドラム録り - 2004年10月17日(日)

今日はきのしたと二人で西荻窪のスタジオへ。
ドラムを録音するためです。

次のアルバムに向けて、
新しい曲のアイディアを、どんどんと膨らませているのですが、
そのひとつの方法として、
まず、好きなようにきのしたにドラムを叩いてもらい、
そのデータをmacにまず流し込みます。
そして、その中から、いくつかの良い感じのフレーズを見つけて、
それらをmac上で切り貼りをして、
曲をつくっていこうという試みに挑戦しています。

まだまだ、アルバム完成までは、
ずいぶんと険しい道のりが待ち構えていることだと思いますが、
じっくりと、取り組んでいこうと思っています。



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体験が語る - 2004年10月15日(金)

テレビに出ている芸能人の人とかって(一部のミュージシャンも含む)、
どうして、あんなに偉そうにすらすら、お話できるのでしょうか?
(僕は、そんなにテレビを見る方ではないので、もちろん中には、
 人としてしっかりした素敵な芸能人の方も大勢いらっしゃることでしょう。)

そんな時に、僕が感じるのは、そうした方たちが、一生懸命、
なにか、大きなこと、かっこのよろしいことを口にする場面で、
それらが、本当に人に伝わるのか?ということです。
少なくとも、僕には、どんなに内容がかっこよくても、
「無理しているなぁ」ということだけしか、心には残らないのです。


人のこころに伝えるためにはどうしたらよいか?
僕が考えていることは、自分が体験してきたことや、心の底から感じたこと、
そういうものしか、人のこころには伝わらないのでは?と思うのです。

どれだけ、かっこのよろしい言葉を並べたとしても、
そこに少しの無理があるのであれば、
やはり、「無理している姿」しか、
人には伝わらないのではないかなぁ?

僕は、ミュージシャンである以前に、ひとりの人間として・・・、
という表現は何度も使ってしまっているのであれですが(笑)、
音楽に対しても、普段の生活の中においても、
「自分の等身大で、飾らずに」
ということは、いつの時も大切にしていたいなぁ、と
そんなことを思うのです。


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大切なこころ - 2004年10月12日(火)

山の上から、おじいさんへのおみやげに、
とってもきれいな花を摘んできたのだけれど、
下へ持って帰ると、全部しおれていて、
「花さん、ごめんね、もう決して摘んだりしないから。」
と泣きながら花を谷の中へ返してあげる女の子。

このシーンを思い浮かべて、すでにピーンとくる方もいるかもですが、

そうです、この女の子の名前は「ハイジ」、
そう、「アルプスの少女ハイジ」です。

だいぶ前のことになりますが、
あることがきっかけで、
もう一度、「アルプスの少女ハイジ」のビデオが見たくなったのでした。

当時、僕の部屋には、テレビがなかったので、
当然、家族みんなの部屋(リビング)で見ることになるのですが、
なんだか、すごく恥ずかしくて、
みんなが寝るのを待ってから、こっそりひとりで、見たのです。
他の人から見たら、
いやらしいビデオ見てるようにしか見えないであろうこの状況(笑)、
でも、僕は、ハイジの世界に、入り込みたかった、
そして、一瞬でも、ハイジと同じ気持ちになれたらなぁ、
という思いも込めて、ひとりきりで観たのです。

ストーリーとしては、当然のことながら、とてもシンプル。
それはそうですよね、子供が楽しむわけですから。
でも、その中の細かいシーンでの、ハイジの口にする言葉、行動、
それらひとつひとつに、
僕は胸が締め付けられるくらいにキュンとなるのでした。

いろんなことに、本当に純粋に感動して、喜んで、そして涙するハイジ。
それを見て、頑固だったおじいさんがどんどんと変わっていくのだけど、
それを見て、僕の心もどんどん変わっていく(笑)。

とても単純なことだけれど、
今の現代社会において、とっくに忘れられているであろう、
とても大切なこころが、
「アルプスの少女ハイジ」にはたくさんつまっているのです。

いやー、あの時は、ほんとに不思議と大粒の涙がこぼれたなぁ。
ひとりでよかった、ほんと(笑)。
あの涙の量は、
ぼくの大好きな映画、
「ニューシネマパラダイス」を見た時に匹敵するかも(大げさではない)。

そして、今日、また不思議とハイジのこころに触れてみたくなってきました。
今度は、DVDを借りて来よう(DVDあるよね?)。
今回は苦労せず、自分の部屋でゆっくり見れるなぁ(笑)。
ハンカチ片手に。。。


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よりかかること - 2004年10月11日(月)

良くも悪くも、僕は感受性が強いのかもしれません。

こんな自分と、うまく付き合うことができれば、
これは最大の武器になるのかもしれません。
アーティストとしての立場で考えた時には、特に。

でも、ダメダメな自分の時は本当に、よろしくない。
どこまでも沈んでいくし、
またそれを表には出さないようにと努力してしまう癖があり、
救いようのないほど、堕ちていく時もあります。

そして、こんなことを考えた時にはいつも、
どんな時にもしっかりと自分と向き合っていなくては、と、
半ば強制的な感じで、自分に問いただしていました。


もちろん、そういう生き方は必要なのだけれど、
でもたまには(これは決して、逃げるとかそういうニュアンスではなくて)、
ほんのときどきは、独りっきりではなくって、
伝えることのできる誰かによりかかってしまうことも、
悪くはないのかもしれません。
恋人とか好きなひととか、伝えきれる間柄の友達とか。

いや、むしろ、こういうことがとても大切で、
僕には足りない部分なのかもしれないなぁ。

でもでも、なかなかどうして、ここしばらく・・・、(笑)。
これはきっと、僕に問題があるのでしょう。
なにか、こういうことに対して、恐れてしまうというか、
照れてしまうというか(笑)。

だいたい、こんな文章を書いている時ですら、
ひとり、顔がほんのり赤くなってしまっている自分、
うわー、ダメダメだぁ(笑)。


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力みすぎず - 2004年10月08日(金)

なにか、ちょっとしたことでも、
僕の心が動いた時、曲をつくるという習慣。
これは、家庭用ラジカセ2台を駆使して、
必死に多重録音をしていた中学2年生の時から、
絶え間なく続いています。

そして、曲が出来ると、最近ではパソコンに保存しているので、
その時にどうしても曲名が必要になります。
別にそこできっちり決める必要はなくて、
なんの曲かがわかればOKなのです。
ですが、この時点で、調子にのって、
凝った名前とかつけてしまう時があるんです、
ここに書くのも少し恥ずかしいような(笑)。
だけど、そんな風に力が入ってしまうと、
結局仕上がりがイマイチなんてことがよくあります。
そしてその逆で、あまり思い入れもなく、
さらっ、と適当な名前をつけた曲が、
以外にも、その後、自分にとっての名曲になっていたりするのです。
最近、特にお気に入りで、
ipodに入れて持ち歩いても聴いているその曲のタイトルは、

"memo-01"

そういうものなのですよね、
変に力みすぎても、
なんでもかんでもうまくいきません、
時には、肩の力が抜けた感じが良いのかも?


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on an autumn day - 2004年10月04日(月)

最近、急に涼しくなってきました。
今なんて肌寒さを感じています。

こんな気候ですと、euphoria official websiteのTOPページ、
ちょっと季節はずれに感じるかもですよね。

そこで、TOPページリニュアール、頑張って準備中です。
しょうたから写真のデータをもらったのですが、
これまた素晴らしい雰囲気なのです。
アイスランドで撮ってきた、壮大に美しく秋を感じる写真。

これにどんな音をのせようか?
今までは、写真に合わせようと考えた時、
ミニマルな雰囲気というか、いくつかのフレーズの反復が心地よいかなぁ、
と感じていたのですが、
今回の写真を見ていると、
なにか穏やかにその先まで続いていくような、
そんな雰囲気を感じたので、
メインの旋律は反復なしで、常に流れていく感じにしようかな、と考えてます。
ですので、一度か二度は、最後まで聴いていただけたらうれしいです。

TOPページは多くの方に、大変頻繁に見ていただく事になると思うので、
「みる、きく」という感覚から、なにかを感じ取っていただけるような、
そんなひとつの作品ともなりうるようなものを意識して、
完成させたいと思っています。
ぼくの大好きな季節ということもあり、かなり意気込んでいます(笑)。

リニュアールまであと少しです、
毎日かかさずチェックをよろしくおねがいします〜(笑)。






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たべること - 2004年10月03日(日)

僕は食べるのが人一倍おそい。
これは食べることが嫌いとかそういう分けではなくて、
おいしものを少しずつゆっくり食べるのは大好きです。
(”健康には一番です”と勝手に自分に言い聞かせてます・笑)

どこかで、食べるのが早い人(多分特に昼食?)は出世するなんていう、
お話を聞いた事がありますが、
そんなこといっても、僕にはどうしようもない。
きっと僕は出世しないでしょう(笑)。

友人と食事に行くと、
自分の注文したものが、
人より早く到着することを祈るばかり(半分ホント・笑)。


それで、昔の思い出を。
幼稚園の頃から地元のサッカークラブに入っていたのだけど、
練習は日曜日。
その練習後には、ガリガリ君みたいな?アイスが必ず出るのです。
で、まわりの子は、そのアイスが食べたいが為に、
しっかり練習に来る子が大勢。別にサッカー好きでなくてもね。
しかもみんな相当な勢いでガッツクから本当に早い。。
案の定、ぼくは一番最後で、おまけに外で食べるからもう最後は溶け溶け。
で、僕の場合、サッカーはしたいんだけど、
練習後のアイスが怖いから練習休もうとか考えてた(本気)。

そして、ある時勇気を出してみようと思った。
そうずばり、「僕、アイスいらないです」と(笑)。
でも、当時まだ小さかった子供の僕なりに、
「喜ぶと思って買って来たアイス係のおばさんがかわいそう」とか考えてた。
でも勇気を出して、震える声で、「僕、アイスいらないです」と。
そしたら、あっけなく、
おばさん:「あらそう」
近くの子:「オレ食べる!」
そのあっけなさに、なぜか悲しくなる5歳の自分。
子供心は複雑だ(笑)。

なぜか、あの時の光景は鮮明に覚えているなぁ。
それが今もトラウマに(笑)?


はい、以上、食に関するお話でした。(続く?)


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あの笑顔 - 2004年10月02日(土)

すごいですね、イチロー。

僕は、松井の大ファンなのですが(あの人間味のある感じ最高です)、
でも、やはり、イチローが大記録更新した時は、すごくうれしかったなぁ。
84年の年月を超えての記録達成、本当にすごい。

そして、あのスタンドからの大歓声、
凄まじいほどに多くのアメリカ人が興奮しながら、
イチローにエールを送る光景、
あのシーンは、僕自身、ものすごい鳥肌ものでした。


記録更新した時のイチローの印象的な表情、
あれほどまでの笑顔を見たのは、初めてかもしれないです。



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