本日の更新&自堕落生活トーク

2011年03月23日(水) 覚え書きじゃないよ

しばらく間が空いちゃった。もう覚え書きじゃないよ。
フェデ、シングルスはベスト4だったけどダブルス準優勝、おめでとうございます。今年に入ってから絶好調にあるらしいジョコにしか負けたことがなくても、準優勝でも「....」扱いされちゃうのが、あなたのすごいところだわ。
次のマイアミでも、あなたのプレイが少しでも長く楽しめますように。

みなさま、いかがおすごしですか。
わたしのほうはそこそこ落ち着いてきまして(まあ、ココロ弱いので時々揺れちゃうけど)、ごくふつーに暮らしております。余震コワいよね。
原発の方は一進一退って展開ですけど、まあなんていうか、一退一退、よりはいいんじゃないかと信じております。いろいろ早く収まってほしい、と願うのは実際に被災者となられた方が思うべきことで、わたしみたいに被災からもちょっと離れた位置にある人間は、あれほどの被災なんだからすぐに戻るはずがない、と本腰据えて我慢し、見守るべきだよなー、と思えるようになりたい。
停電のほうは ----そろそろ何か特別用語を作ってもよさそうな気がする----どれくらい我慢が必要なのかわかりませんが。なるべく不公平がないように、みんなで分担しなきゃですよね。いやほんと。
とりあえず、野球のセ・リーグ幹部には「ばかじゃねえ?」と云いたい。戦後ほかのスポーツがなかった頃ならともかく、今時野球で励まされる人間ばかりじゃないっての。デイゲームならともかく、あんたたちが使う電気のぶんで、ふつうの家庭に電気が通らなかったり電車が止まるいほうが大事(おおごと)だっての!そもそも、その時停電する家庭はどうやって野球を見るっていうの?


4/17のムーパラ、まだ参加予定のままです。新刊はたぶんありません。
おそらくその時が初めて都心に出る時、だろうと思うので、みなさんといろいろおしゃべりしたい。ふつーの萌え話を大切に味わいたい。そう出来るといいな、と、今からカレンダーの印を眺めております。


科学者の妻としてはわたしは相当おばかなんだな、と思う日々。
いろいろ旦那に説明してもらうと、これをちゃんと「自分の知識」として認識してればいまどんなに楽だったろう、と思います。私立高校から私立大に進む流れの中で、高2から物理化学数学の勉強が止まってるんだよなー....
コメンテイター化している解説者ばかりでなく、テレビで、きちんとした科学者が「説明」するべきですよね。そうしたら、少なくとも福島の30キロ圏外の人間は、いまの事態は「怖い」けど「恐れなくてもいい」んだとわかるはず。食べるものだって、同じ。水もそう。
しかしあれだよね、、ネットってものがあってもやっぱり「正確な」情報を載せている場所を探し当てるのは難しいのかなあ.....海外のニュースをソースにしてた人たちって、それが「海外の研究所」から発信されていたものかどうか、わかってるのかなあ。
なぞと半分自分を励ますために思いながら、これから再開される図書館に出かけ、買い物に出かける予定のいとうです。野菜、どれくらいあるのかなあ。茨城県内ですら茨城の野菜が買えないかもなんて、へんだよね。




2011年03月19日(土) 覚え書き7

日々を綴るには、もうライフライン的には楽になったよな、と思う覚え書き。
しかしこの前提には、直前にお米とパンよう小麦粉を買ってあったこと(まあお米は買い足しちゃったけど)・ガスと電気が止まらなかったこと・調味料および食材の買い置きがけっこうあったこと・旦那の勤め先が間近なこと ------ 等など与件が関わっておりますから、ウチの近辺みなさんがそうとも限りません。


・あの日から一週間だ。
・ 7時起床。数値を確認後、テニスの結果なんかもチェック。今日のダブルスのライストはやっぱないなー、と思いながら、ごはんの支度にかかる。
・朝ご飯は、パン・バナナ入りヨーグルト・イチゴ5粒・キウイ1/2ずつ(朝ご飯のメニューに変化ないなー....)。お弁当は、メカジキのハーブソテー・春菊とじゃこ入り玉子焼・ほうれん草としめじのおひたし・こんにゃくのきんぴら。
・ニュースもだいぶん落ち着いてきた。自衛隊・ハイパーレスキューの人たちががんばってくれている。最初からこのひとたちに頼っていれば、の声もあるようだけど、東電だっていろいろ踏ん張ってここまで来た、のだと思う。幹部を弁護する気はないけど、現場のひとたちはがんばってるはずだ。なんとかうまくいってほしいなあ。お願いします。
・旦那出勤。今日も車で。
・フェデリンカの試合をチェック。
・週末のごはんはいつもお酒つき。今日はどうしようか考えて、やっぱり買っておくことにする。なじみの酒屋さんが無事かどうかも知りたいし、ついでにクリーニング屋さんやお肉やさんの様子も確認したい。
・自宅の電話番号・わたしの携帯番号・メルアドをメモに書き、お隣に渡しに寄ってから、買い物に出かける。
・今日出かけたスーパーでは、野菜・果物は潤沢だった。魚もぽちぽち、お肉はけっこうあり、牛乳と玉子もきちんとある。どういうわけだか、菓子パンは大量にカートン積みされていた。ヨーグルトなし。米なし。
・クリーニングやさんは無事だった。預けておいたものを引き取る。お肉やさんも無事だった。お互いの自宅の様子を語り合う。新築に越したばかりで、それほど被害はなかったという。ソーセージとラム肉を購入。酒屋さんの店内では、アルコール臭が充満していた。大変だったろうなあ。ワインを赤と白 1本ずつ購入。
・午後は本を読んだりうたた寝したり。テレビを見たり。うっかり「黙祷」の時間を、CSI:ラスベガスを見て逃してしまった....だってグリッソム最後の日だったんだもん....慌てて、あとからご冥福をお祈りする。
・お風呂掃除。こしこし洗って流しただけではちょっと不安で、ついパイプユニッシュなんかも使ってしまう。
・今日は大規模停電の恐れはないようだ。協力してくださってる停電担当のかたには、感謝。不便を忍んで通勤している方にも、感謝を。
・旦那帰宅。晩ご飯は、塩豚のソテー・スナップえんどうと芽キャベツの茹でたの・人参とじゃがいものソテー・マッシュルームだけのパエリア。チーズ、ワイン。
・お風呂をわかして入る。幸せ。
・明日から三日間おやすみで、家に旦那がいる。やっぱり安心だ。この三日間で、あちこち淀んでいる物流が、少し落ち着いてくれるといいけれど。
・この一日、大きな地震はなかったけれど、小さな地震や小刻みな微震はあったんだろうな。自分が揺れているのか、地面が揺れているのか、わからない時がある。こういうの、地震酔いっていうんですってね。どんな時でも学ぶものはあるものだ。


・昨日書き込みくださったかたへ
お名前なかったので、もしかしたらレス不要!かもしれませんけれど。
覗いてくださってありがとうございます。や、今となってはウチのあたりはライフラインも相当に戻って参りましたし、日々の生活的には、大規模停電に惑わされながら通勤なさっているみなさんよりも楽に過ごしている気がしております..... 後はこの、ココロの弱ささえなければ。かなり楽にはなってきましたけれど。
お目にかかって再び楽しい萌え話で盛り上がれる時まで、どうぞ万事気をつけておすごしくださいまし。頑張ろう、と思いすぎると疲れが出ちゃう時がきますから、そこそこがんばってまいりましょう。




2011年03月18日(金) 覚え書き6

ひさしぶりに体重計に乗ったら、 3キロ減ってた!
きっちり食べてて(むしろいつも食べないおやつも食べちゃったりしてたり....ほら、ココロの滋養ってヤツで)とくに運動もしてないのに、驚きの数値。あれかね、動悸が早くなったり元に戻ったりの繰り返しで新陳代謝が激しくなってるからとか?それとも、ストレス痩せってことなのかしら。


・6時半に目が覚める。 PCを立ち上げて数値のチェック。これも安心のモトのひとつだ。朝ご飯とお弁当の支度。
・朝ご飯は昨日焼いた食パンをトーストに、バナナ入りヨーグルトとキウイ1/2ずつ・りんご1/4ずつ。お弁当は、牛肉とセロリのオイスター炒め・春菊入り卵焼き・ほうれん草の人参のごま和え。旦那を起こす。
・テレビをつけて、原発のニュースを見る。ヘリの放水準備がある、というのを聞きながらごはんを食べる。今日一日の予定を話し合う。今日は外出してみることにする。
・旦那出勤。今日も車。
・洗濯をしているうちに、どうしても不安でたまらなくなって自治会名簿を引っ張りだし、ずっと車のある隣家に電話してみる。いらした。お互いの知っている情報などをしばらくおしゃべりする。お子さんが春休みに入るし、ちょっと遠方の実家に移動させるという。ご本人は戻ってくるかどうかわからないという。「我がままで悪いけれど、わたしのココロの安定のために、家を離れる時は連絡ちょうだいね」とお願いする。なにもかも落ち着いたら、もうちょっとご近所とおつきあいしよう。
・数値を確認し、出かけることにする。どうせフェデの試合は 13時まで始まらないし、そんなに長いするかどうかもわからないし。テレビでヘリ放水のライヴ画像を流しているのを見てから、自転車で出かける。家から見回せる範囲だけでなく、やや離れた家の側を通り過ぎると、思っていたより人気があるのに気付く。走っているうちにどんどん「生活」の気配を感じる。
・駅近くの自転車置き場には、自転車がいっぱいだった。歩いているひとも見かける。お店のなかは空いていたけれど、まあ、平日なんてそもそもこんなものだ、という人の数だ。ほっとする弱いココロ。
・本屋さんにはちゃんと新刊があった。少し立ち読み。文庫を 1冊購入。買い置きのものでまだまだごはんは作れるけれど、刺身があるのを見かけて、つい購入。それから切れかかりそうなシャンプーを購入して、帰る。
・ちょうどお昼時だった。ごはんを食べながら、ヘリ放水のニュースを見る。 PCを見ると、風のおかげもあるだろうが、数値が下がっていくのがわかる。ウチのあたりももちろん、遠方水戸や鉾田市の数値もだ。午後から放水車も出るという。頑張ってください。お願い。テレビを切り、 PCでフェデの試合をチェック。
・夕方、大規模停電があるかもしれないというニュースが入った直後に旦那から連絡が入る。 帰宅するという。 明るさにひけめを感じながら、5時に雨戸を閉める(電動だが、手動でも下せないか確かめておかなくては)。思いついて、湯たんぽのお湯を熱いのにとりかえておく。動くうちはと暖房を入れてみる(いまだに電気がつかないとガスがどうなるのかわからない)
・旦那帰宅。
・電気が大丈夫なようなので、ごはんを作る。とりあえずごはんは土鍋で炊くことにする。刺身・小松菜としめじめの煮浸し・こんにゃくのきんぴら・わかめともやしの味噌汁。
・テレビをつけているが、午後からの放水車がうまくいったとかやってないとかうまくいかなかったとか。とりあえず PCを立ち上げて、数値チェック。もはやほとんど依存症だ。
・ビデオを見ているうちに、大きな揺れ。もはやこれくらいでは驚かないけれど、驚かないでいるうちに更に大きくなることもあるから(あの日がそうだったように)油断はできない。日のあるうちは、小さなのもなかったようなのにな。
・お風呂の水をトイレで使い終わる。これで普通にお風呂に入れる。被災地のことを思うと、出来るかぎりの節制はしたい。今まではの半分くらいに水を減らし、電気を減らし、ガスを減らしても、それでも案外普通に生活できるものだと思う-----早く、必要な場所に届くといいのだけど。



ところで、ここを覗いてくださっているかたにはまだそれほど問題はないと思うけれど、ココロの安定を得るためにいまわたしが依存しているのは、以下のページです。
・http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/present/result01.html
・http://www.aist.go.jp/taisaku/ja/measurement/index.html
・http://rcwww.kek.jp/norm/
16日に一番数値が高かったところも、いまでは半分以下になった。風のおかげでもいい。良かった、と思いたい。



2011年03月17日(木) 覚え書き5

ココロが揺れて困る。
でも、いろいろ考えてたら、わたしにとって一番怖いのはひとりになることなんだって気付いたところです。近所のひととそれほど仲良くしてきたわけじゃないけど(まあ一通りの近所付き合いはあるにしても)、どこかに避難して「なくなった気配」を感じると、ひとりで家にいるのはすごくコワい。
そう旦那に話したら、「ぜったい妻のところに帰るし、ぜったい側にいるから大丈夫」と云ってくれました。それならいいや、と、ちょっと思った。
とりあえず、数値も安定したので外に出かけてみようと思います。ひとの姿を見かけたら、それだけで安心できそうなのだ。


・6時半に起床。 PCを立ち上げ、数値や風向の確認をしたりテレビでニュースもチェックしつつ、フェデの試合を見る。 7時半に旦那を起こす。
・朝ご飯は、パン・バナナ入りヨーグルト・いちご5粒・リング1/4ずつ。紅茶。お弁当は、おにぎり・芽キャベツ・ソーセージ・茹でエビ。
・水道が問題なくなってきたので、普通にお風呂に入ることもできそうだ。バスタブにためた水は、明日洗濯をして残りをトイレに回して使い切ることにする。それでもやっぱり、やかんとポットとペットボトル2本に水をためておいてしまうけど。
・ ニュースであれこれ確認してから、旦那出勤。今日も車。放射線のことがあってからは、やっぱり早く戻ってこれるほうが安心な気がして。
・微震なのか自分の身体が揺れているのか、わからない時が多い。この日は一日、それほど大きな地震はなかったけれど。
・食パンを仕込む。牛乳はわたししか飲まないので、パンに使うのが一番早い。小麦粉の量からして、あと4回くらいは作れそうだ。オーブンのなかに湯を入れたコップを2つ、これで発酵するのを待つ。長時間低温発酵というやつだ。ま、二次発酵はちょっと勝手がわからないのでガスを使っちゃうけど。
・テレビは消す。時々、PCで数値をチェックする。なにしろすごい風が海に向かって吹いているので、さくさくと数値が下がっていってくれてほっとする。この風が吹いている間に、なんとか事態が好転してくれるといいけれど。
・少しだけ昼寝。でも眠りは浅い。
・地震前にいただいた大量のさつまいも。どうするかなあと放置してあったのだが、とりあえず一本をはちみつとレモンで煮てみる。今夜のおやつだ。
・旦那帰宅を待って、夕食の支度。パンも焼き上がる。しめじとほうれんそうのトマトパスタ・キャベツと人参とタマネギとひよこ豆入りのスープ。
・録画しておいた番組を見たり、お笑い番組を見たり。
・旦那といろいろと話して、とりあえず明日は外出してみることにする。ひとの気配を感じたいようなのだ。いつもはまるで感じない渇望だけど、それだけいまの近所に人気がないってことなんだろうな。や、外に出てないから見かけないだけなのかもしれないし。雨戸閉まってないお宅はまだまだあるし。そんなことを考えながら、寝る。




2011年03月16日(水) 覚え書き4

水も元に戻って、なんとなく普通の生活に戻れつつあるのに、な覚え書き ----を今日もしようと思ってたけど。
原発、正直コワいです。ココロ弱いからさ。旦那と話してると落ち着くけど、ひとりだと揺れちゃう。
旦那が問題ないというので、とりあえず落ち着こうと思ってます。ヘンなチェーンメール、いっぱいくるけど(ムカツクんだよ茗×の××)。そんなものよりテレビより、旦那を信じるもん。


・7時半起床。当県は計画停電からは外されることになったけれど、いちおうココロしておくことにする。
・原発事故のニュースを見て、旦那といろいろ話し合う。
・朝食は、パン・バナナ入りヨーグルト・いちご 5粒・リンゴ 1/4ずつ。お弁当はおにぎり・にんじん・スナップえんどうの茹でたの。
・お米は購入したばかりなのだけど、おかずを少なめにしているからかいつもより減りが早い気がする。というより、なんだか地震以降、やけにお腹が空いちゃうのだ。いつもなら食べないおやつなんかも食べちゃう(日曜日の買い出し時に、クッキーなんかを買ってしまった)。それでも体重がびみょーに減っていくのが不思議というかなんというか。
・そんなわけで、とりあえずお米だけ買い出しに行っておこうと決める。ついでに、地震で壊れた唯一の電子器具「電子秤」を探してみることにする。ごはんを作るぶんにはなくても問題ないんだけど、パンを焼くにはやっぱり会った方がいいし、どうせ後で購入するわけだし。
・夕方から雨の予報なので、旦那は車で出かける。
・テレビはうんざりするので消し、もっぱら PCで情報収集。フェデリンカの試合前に戻ろうと、買い物に出かける。最初のスーパーではお米発見できず、とりあえず目についた野菜と魚とバナナを購入する。電子ばかりも購入。
次のスーパーでお米発見。ここのレジがものすごくて(並んでる人の数はそうでもないけど、ひとりひとりの購入量がすごい)、なかなか会計が終わらない。飲料と肉・パンあたりが購入対象、というところだろうか。それ以外は、とりあえず皆無ということはない。
・二つ目のスーパーでは天井落下をいくつも発見する。こんななかで出勤し、お店を開いてくれる人たち、ありがとうございます。商品を出荷してくれている人たち、ありがとうございます。
・家に戻ってみると、四号機が爆発していた。旦那から電話が入る。
・とりあえず気休めにフェデリンカの試合をチェック。
・インフラ整って来たから、ほかに不安をまわす余裕がヘンに出来ちゃうのかなあ、とも思う。動揺しているココロには、不安な内容のほうが簡単に忍び込む。多分、ほんとうに安心していいのかわからないからなんだろう。わたしの場合、ひとりきりで家にいるのもいけないのかも。お知り合いに手当たり次第にメール送りつけてみようかと考えて、とりあえずやめておく。
・本を読んで過ごす。
・旦那早めに帰宅。今日も片付けだけで終わってしまったらしい。
・しばらく二人でテレビを眺めながら、旦那にいろいろとレクチャーしてもらい、安心のモトを探す。ちょっと安心する。ぎゅっとしてもらう。
・夕食は、先に冷凍しておいたごはんを使って炒飯。ソーセージ・ベーコン・玉子・エリンギ・春菊・長ネギ入り。ピータン豆腐。わかめとエノキともやしのスープ。
・民放が普通の番組を流し始めたのに気付く。笑えるって、ちょっとかなり素晴らしい。お茶を飲みながら、かりんとうを食べる。
わたし「糖分は大事だね」旦那「お米食べてるから大丈夫、足りてるよ」わたし「違うよー、甘いものに癒されるってことだよ」旦那「なるほど。早く妻のケーキ食べたいな」
・気付いたら、あれだけ放射線の恐怖を煽っていた民放たちが一斉に「このくらいなら大丈夫です」と言い出している。馬鹿じゃない?
・メールチェックしていて、不安煽りの入ったメールがいくつも届いているのに気付く。楽しいの?馬鹿じゃない?



これを読んでくださってる方がちゃんといることに、カウンターを見て気付く。や、まあ微々たるものだけど(笑)
河瀬さん、遥さん、メールありがとうございました。いまお返事したら不安な言葉ばかりになりそうなので、とりあえずこちらでお礼申し上げます。ココロ弱いので今は弱音吐いちゃうけど、生活的には元気でやっています。大丈夫です。



2011年03月15日(火) 覚え書き3

夫婦二人きり専業主婦。こんな事態でもそれほど心配する事柄もなく、ほんとうにキツいことなんてひとつもないのに、なんだかヘンだ。気晴らしなんてしていいの的な感覚にふっと襲われちゃったりして、そんな覚え書き。


<四日目>
・第一グループは 6:20から停電予定。我が家はガス使用だけれど、制御盤なんかには電気が使われているわけで、電気が止まると水道ともども使えなくなる可能性がある。
なので 5時半起床、今日から出社する旦那のお弁当をこしらえついでに自分のお昼もつくり、朝ご飯の支度をする。朝食はさつまいもパン・バナナ入りヨーグルト・リンゴ1/4ずつ・キウイ1/2ずつ・紅茶。お弁当はおにぎり・ソーセージ・スナップえんどう。
手を洗うのにためておいた洗い桶の水を忘れうっかり水道の栓を押してしまった。水が出る!慌てて HPを確認すると、10時まで水道開通、とある。起こすには早いとわかっていたけれど、急いで旦那を起こし、洗顔とトイレを済ませてもらい、朝ご飯をさくっと食べさせ、食器を洗う。
・待ち構えていたのだけど、停電はなかった。電車が止まってくれたおかげだろうか。電力OKとなったら即座に使い始め足りして、そしたら今度はいきなり停電始まる可能性もあるなあと思い、とりあえず10時までは使用しない電気は消しておく(昨日のうちに待機電力もチェックして、あちこち抜いてみた。いまコンセントにささったままになっているのは、テレビと電話とPCのみのコードのみ)。どうしてもテレビだけは使っちゃうけど。
・ふと、今なら洗濯できる!と思い立って、急いで用意する。いつもは残り湯を使って洗剤洗いと一度目のため濯ぎをし、二度目のため濯ぎに水道水を使っていたけれど、今日は二度目もバスタブの水を使う。ちなみにウチの洗濯機は二槽式。バスタブには新しいのをためた。昨日のシャワー同様、なんだか贅沢をした気分。
・旦那は今日は自転車で通勤していった。地震前に入れたばかりのガソリンは通勤のみならひと月は持ちそうだけれど、停電したら信号が使えないのはコワイし、とりあえず試してみるという。
・ 2Fの通称「本部屋」をチェックしにいく。初日以降、コワくて見に行っていなかったのだ。
倒れていたのはノベルズサイズをおさめていた薄い本棚二つ。同人誌はクローゼットのなかにダンボールに詰めてしまってあり、その前もダンボールで塞いであるので、たぶん何の問題もないだろうとドアを開けるのはやめておく。
文庫やハードカバーがぎっしり詰まった鉄製の本棚 4つのほうは、やや壁から離れていたものの数センチというところ。とはいえ、 文庫本は2段3段と重ねていたので、上段の本がことごとく落下していて、床はけっこうな有様だった。
とりあえずまとめて壁際に置く。父親の遺した本のひとつ、初期のハヤカワSF文庫数冊がえらい状態になっているのに気付いて、プチ落ち込む。
・10時をすぎ、電気がつくのをたしかめてからPCを立ち上げる。フェデの試合をチェック。勝ってた!よしよし。
・本を読んだりテレビを見たり PCで情報チェックしながらすごす。
・ニュースではいまのところ輪番停電は一度もなかったようだ。あちこちで混乱してると文句をいってばかりで、うんざりする。停電しなかったんだからいいじゃないか。初日から何でもうまく行くと思うほうがおかしいのに。
とはいえ、第一グループは 16:50からも予定があるので、早めに夕食の支度。停電明けに温めレバOKになるように、支度する。一度煮立ててさましておけば、味もよく染みるだろうし。今夜の夕食は鶏肉とセロリとじゃがいものディル風味スープ・茹でた人参といんげんにゴマダレをかけたもの・ごはん。
・停電は第五グループの一部のみになる、と発表がある。電気がなくてもガスは出せるのか、を確かめられなくて、不謹慎だがちょっと残念だ。
・旦那早めの帰宅。落ちて散乱したものを片付けただけで終わってしまったという。
・テレビを見ても、被害状況と原発の話題だけなので(大事なことなのはわかっているけれど、同じことを何回も繰り返すし、同じ画像を何回も使うし、うんざりする)ちょっとは明るいモノを見たいよね、ということで、録画してあった番組から選ぶ。しかしこれが、なぜか「レ・ミゼラブル」なのだな。面白かったけどさ。
・明日の輪番停電では、4番目の時間帯になるようだ。3時から7時という時間だと、夕食の準備は停電が終わってからできるし、身構えも楽な気がする。もちろんわたし的に、だけど。
・この日、水道は一度も止まらなかったが、完全復旧ではなく市内ではまだ不通のところもあるらしい。節水は続けるにしても、断水ではなくもしもの場合には出ると思うと、かなり気が楽になる。こんな時に懸命に水道施設を直してくださった関係者の皆さんには、ほんとうに感謝だ。
・明日はいつもの起床時間にする。



そろそろと思っていたら、やっぱり出ましたね。春シティ中止のお知らせ。
まあ、たとえ開催されていても行けるかどうかわかりませんでしたし、楽しめるかどうか、でも楽しんだほうが気晴らしには鳴るのかも、気晴らしなんかしちゃっていいのかな、と考えが錯綜して、自分では決断できずにいたので、ある意味ありがたかったです。問題なく参加できるはずだった方々には申し訳ないけれど。
5月シティの頃には、いろんなことが少しは元に戻っているかしら。戻っているといいなあ。



2011年03月14日(月) 覚え書き2

不自由なんてないよ、でもなんか書いたほうがココロが落ち着くから、というための覚え書き。


<二日目>
・朝 6時から水道が出る、ということだったので、シャワーを浴びたり洗濯をするべく張り切って早起きするも、今度は浄水場の故障ということで再び断水。まあ贅沢しなければ十分水はあるし、と、一度寝直して起床、ややゆっくりめに起きて朝食。トースト・バナナ入りヨーグルト・グレープフルーツ 2切れずつ・リンゴ 1/4ずつ・紅茶。食べながら、今日はなにをして過ごすか話し合うも、とくに思い当たらず。被害状況を見ながら、とりあえず情報収集。
・原発の事故が決して楽観はできない状況であることを知る。亡くなったひとの数がどんどん増えていくのを知るが、正直、辛い思いをしているひとたちの「いまの心境」なんてインタビューは必要ないといつも思う。ヘリコプターで上空を飛び回るなら、そのガソリンだか軽油だかを避難所に渡したらどうなんだろう。
・お昼を食べる。おにぎり 3コずつ・えのきとタマネギの味噌汁。
・水の配給がはじまるが、これは止めておこうと決める。
・水をもらいに行くための容器が足りない。旦那がいれば車があるので籠などの強攻策が使えるが、不在時にはわたしが徒歩または自転車で取りに行かなくてはならないのに、持ち歩きできるものが保温ポット二つ以外ない。ペットボトルがあればいいけれど、ウチはそのテの飲料は飲まないので、ないのだ。スーパーで売っていたら買ってみようか?という話になり、外出を決める。
・ひとつめのスーパーではすでに 1.5ℓボトルの飲料が皆無だったが、もうひとつのスーパーでは、本数制限のおかげかそれとも供給量の違いか、そこそこ残っていた。お茶はひと会計につき1本、スポーツ飲料などはとくに制限なしと聞いて、とりあえず 1本ずつ購入する。ついでに食材も少し購入。贅沢をしなければとうぶん過ごせる程度の食材があることになった。なにより玉子が買えたのがうれしい。少し散歩モードになりつつ帰宅。
・テレビを見たりネットを見たり。テニスのチェックにひとしきりいそしんだり、本を読んだり。
・市のツイッターで、夕方 6時から 10時まで水道が通ることを知る。早めに夕食をとり、シャワーを浴びることにする。
・夕食は、納豆・もやしとピーマンのオイスターソース炒め・豆腐と長ネギとえのきの味噌汁。
・シャワーの出があまりよくないし節水も意識して、風呂場を暖めておき、カランで風呂桶に湯をためつつ身体を流す、という作戦を取る。それでも二度三度と洗っちゃうのであまり意味はなしか。さっぱりできて嬉しい。
・輪番停電の情報が流れる。テレビのテロップで確認するも、おおまかな分類しかわからないので
さらなる情報を待つ。
・ウチのあたりは第一グループ&第三グループに属するらしい。一日に二度かと思うとうんざりするが、とりあえず冷凍庫にあるだけの保冷剤を放り込んで備える。念のため炊飯器もセットして早起きするために、早めに寝る。



......まあこんなこと書いてる間にも、第二グループも第一グループに続いて停電がないことになったわけですが。
「はっきりしない」とか「はやく云え」とかマスコミったら責めるよねえ。こんな事態だもん、電力会社だって勝手がわからず右往左往するのは当然だと思うんですが。月曜日でいろんな会社の立ち上げ時でもあるし、いきなり全部ダウンなんてことになったらヤバイから、「輪番」なんて策を出してみたけど、一生懸命計算し直してみたらなんとかなりそう.....って結果だと思うんですけど、停電なくて良かったなあ、っていう流れにどうしてならないんだろう。
.....まあ、通勤している方々には大変なことだとは思うけど.....



2011年03月13日(日) 覚え書き

ウチではほとんど不自由なんてないから大丈夫的な覚え書き。


<一日目>
・ 3時ちょうど、目覚ましでお昼寝から覚める。家事をすませ買い物にも出かけたあとで、一眠りしたら原稿を仕上げるかな、仕上げられそうだな、というところだった。
・直後に地震。もう一度地震。
・とりあえずテレビをつける。電気が消える。そう間もなく復活した旨の音声が入り、主幹源のスイッチを入れに行く。
・テレビがつく。速報を見る。表示される津波の大きさに呆然とする。とりあえず、 まだ干してあったた洗濯物を取り込みにいく。戻ったら、画面の向こうで、津波が始まっていた。
・ただ呆然とテレビを見る。旦那と身内に電話を入れるも繋がらず。この時点ではメールを思いつかず(携帯にメール機能つけてないから)悶々としながら、ただテレビを眺め、電話にチャレンジしつづける。運良く会社が休みだったという神奈川に住む弟から、なぜか電話が入る。弟一家、母と妹ともうひとりの弟が無事なことを確認し、ひと安心する。まあ、身内のなかで、関東で一番北に住んでいるのは我が家なので、我が家が大丈夫ならほかのみんなも平気だろう、ととりあえず安心してみる。
・ 家のなかの様子をチェックする。 落下物はあっても、壊れたものなし。食器もみんな無事。 2Fの本の部屋は、ちょっとコワイことになっていた。大きな本棚は下のほうに重い本を詰めておいたからか、倒れていないが、軽めの本棚が倒れている。とりあえず放置。また余震があったら、意味はない。落ちて壊れたら困る陶器やガラスの飾り物は、床にまとめておく。
・4時、ヘルメットをかぶった旦那帰宅。庭にいる姿を見るまで車の音にも気付けなかった。水の出が悪いことにようやく気付く。ガスの確認もしてなかった。お風呂に水をためはじめる。
・旦那に云われて気付き、PCを立ち上げる。使える。それぞれの身内にメールを送る。
・お風呂の半分までたまったところで水を止める。
・夕食ぶんの材料はあるものの、このぶんでは明日いつもの JAへの買い出しに出かけられるかもわからないので(この頃はまだ甘く見ていたと思う。ほんとに)、近所のスーパーの様子を見に出かけてみる。
・旦那の話通り、大通りから南半分の信号が止まっていること・脇道の信号は全部消えていることを確認しながら(旦那は超裏道を走ってきたという)スーパー3つを回り、どこも開いていないことを知る。まあ、当然だ。
・それでもコンビニの袋を持っているひとを見かけはするので、近くのコンビニにもよってみようかと話し合いつつ、冷蔵庫の中身や買ったばかりのお米などを思い浮かべ、無理せずとりあえず買い置きのものでしばらくはなんとかすごそうと家に帰る。暗くもなってきたので。
・お風呂はどうするかと見ると、お湯が出せるほど水が出ていないことがわかる。明日まで松ことにする。
・ごはんを作り、食べる。週末ごはんなので、やや手間取りながらも、予定通りに作った。チキンソテー・じゃがいもと人参のロースト・ゆでた菜の花とルッコラ。カリフラワーのグラタン。サーモンのムース。パンとチーズとワイン。デサートは作りそこねたので、冷凍してあった白品豆のブランデー煮を出した。
・身内からメールが届き始める。出先から戻れないなどはあっても、全員無事を確認。友人たちにもメールを送ってみるこちらの返事は届かず。それにしても、ネットが使えるのはほんとうにありがたい。
・テレビは消せない。
・ポット二つに冷たいお茶を用意し、やかん、大きな鍋二つ、ポット・小鍋二つに水をためる。
・買い物袋に、財布・手帳・携帯・小型ラジオ件ライトを詰め、着替えといっしょに枕もとに置いて寝る。


<二日目>
・目が覚めてしまい、 6時ごろ起床。トイレに行って、水が止まっていることに気付く。さらにトイレのタンクは一度の使用で空になること・タンクをいっぱいにするのにはバケツで 3杯必要なことを知って、プチパニック。お風呂の水は、半分しかためていないのだ。
・起きてきた旦那と、とりあえずコンビニに出かけてみる。営業はしていたが棚はガラガラ、もちろん水はなかった。野菜ジュースくらいは買ってみるかと手に取ってみたが、結局何も買わずに外に出る。
・近所のひとと少し会話。お隣は、とりあえずお風呂満タンに水をためお米は5合炊いておいた、という。お金を引き出しに行くと出かけていった。
・朝ご飯はおにぎりにする。 お隣のひとにつられて、3合炊いておにぎりを作る。さらに3合炊いておく。二人ではなかなか消費できないだろうが、炊いておけば冷凍でも、解凍して食べることができるだろう。
・ようやく気付いて、市のHPを見にいく。断水の件が載っていて、給水ポイントも載っていた。ごはんを食べて、しばらくテレビを眺めてから、水をもらいにいく容器を探す。空になった鍋一つとポット二つしか思い当たらなかったが、ビニール袋をかごにかぶせて使ったらどうだ、と旦那が云いだし、 3つ用意できた。
・給水ポイントはごく近くだが、車で出かける。いつも通る道なのに、こんなところが緊急給水場所だとは気付かなかった。並んでいる。並ぶ。みんな思い思いの容器を抱えている。給水してもらう。重さにメゲかけながら車に運び、家につき、ビニール袋のほうはすべてお風呂に移す。これでほぼ満杯だ。これで安心だね、と旦那と笑い合う。
・ P Cで、身内にメールを送ったり情報を探りながら午前中をすごす。市内でも、ガスや電気が止まっているところがあるようだ。マンション住まいのひとも、避難所に行くひとが多いんじゃないかと旦那が云う。エレベーターが動かないって云うのもコワイよね、と思う。
・水が出ることに気付く。大慌てで食器を洗い、お風呂に水を足す。満タンに鳴り、ほんとうに安心する。
・昼食はおにぎりと、じゃがいもとタマネギのみそ汁。
・午後、再びテレビとPCにふける。被害の状況を見ていると、ただ気が沈む。町BBSをチェックして、営業しているスーパーがあることを知る。近所のスーパーに出かけてみることにする。
・スーパーは営業していた。ありがたい。店に入ってすぐの果物・野菜コーナーは案外充実していておどろく。だが、パン・玉子・米・麺類・ドリンク・水類の棚かガラガラだった。我が家に不足していたのは野菜なので、とりあえず一通り買い込む。牛乳も補充。滅多に買わないお菓子も二つほど買って見る。玉子が欲しかったなあ。
・原発のニュースが流れてくる。煽るのが好きなマスコミ体質はわかっているので、なるべく楽観的に考えようと思うが、そのほかの被害を見ていると、近くの人たちはどんなに不安だろうと思う。煽る発現はやめて、冷静に事実だけを伝えてもらいたい。
・夕食は、漬け込んでおいた焼豚があったのでまずはそれから使うことにする。キャベツとピーマンを茹でて添える。えのきとタマネギの味噌汁。いんげんのゴマ和え。
・水が出ることに気付く。あわてて洗いもの。 22時まで出せる、ということだったが、まだ湯が出る水量ではないし身体が冷えても困るので、シャワーは我慢する。明日の朝も出せるということなので、朝にお風呂場を暖め、シャワーを最小限に使うテを試してみることにする。
・早めに寝る。



>BONBONさま
ありがとうございます、無事にやってます。早くいつもの生活に戻れたらいいな、と思いつつ、被災地のニュースを見ては反省する一日です。
BONBONさまはお住まい関西でしたっけ?(失念しました...)何処にしても、お気をつけておすごしください。




2011年03月12日(土) 無事でおります

新刊の メドがつくまで、日記の更新も病めちゃおう、と思ってたんだけど....

ここを覗いてくださっているみなさま。

茨城県にある我が家ですが、とりあえず、無事でおります。
とりあえずいまのところ、電気とガスは大丈夫。水は止まってますが、出るうちに少しためてあったので、いまのところは平気。ネットもつながるし。
2Fの本棚がヤバいことになった以外は問題なく(とはいえ、周囲の店が棚ガラガラばかりで、まあ出遅れたせいだけど、この先補充がなかったらどうしよう、とは思いますが)、テレビで見る被害状況には呆然とするばかりです。
みなさま、ご無事ですか?
余震ばりばりでコワイ。皆様、どうぞお気をつけて。




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いとうようこ