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2002年05月28日(火) 晴れたら

晴れた朝には何をしようか?まず、トーストを焼いて熱い紅茶でも入れてはじめることにしよう。
それから全てをはじめたらいい。そんな日があっても悪くない。
僕らは毎日毎日朝から晩まで息をして歩いて、走る。だからこういう日があ
っても何一つ悪くない。 一つ一つ物事をこなしていくのはなんとも骨が折れる。
しかしそれしか方法はないのだから こういう日があってもあってもイーと
願う。 
最も僕らが見てきたこれまでが嘘なのかもね。何もいえずに過ぎた日。
これからのこと。
熱い紅茶と焼き立てのトースト。僕らはこの日のために生きてきたのだ。 はじめよう!新しいこの日のために。
もう少しで今日の灯火が消えそうならば、
次への新しい火をどこかへと点ければいいこと。
何も悲観することはないんだし。 



2002年05月22日(水) 帰り道

帰り道。
1人歩く帰り道。
明日は晴れて欲しいと願う帰り道。
ゆっくりと煙草を吸いながらの帰り道。
吐き出した煙はここではない、どこかへと向かい消えていった。
街の光がやけに僕を寂しくさせる帰り道。

ふと空を見上げた・・・
上弦と満月のちょうど間の微妙な形をした月が
『明日は晴れるから』
と、言ってくれた気がした。



2002年05月21日(火) 高野悦子に告ぐ

君と同じ世代に生まれて、君と出会っていたら・・・・。
きっと僕は友達になれたような気がする。
君の心の痛みすらも消すことのできる存在になれたような気がする。
それは只の友達として、心を許すことのできる関係を築けたように思う。

君は少し考えすぎだ。もっと遠くを見れば気にしてたコトも忘れられたのに・・・。
少し残念だ。

君は格好いい。あこがれる。
しかし、間違っている。
自殺なんかしたっって何も終わらない。
何も始まらないんだ。

一度でいいから話をしてみたかった。



2002年05月19日(日) コーヒー

コーヒーでも飲みに行かないかい?
たまにはいいだろう?
近くに新しいショップができたからさ。
ちょっと行ってみないか?
面白い飲み物出すらしいんだ。
それが結構噂になってたりするんだ。

これまでのコト、これからのコト、話をしようじゃないか。
そう、肩の力を抜いてさ。息抜きだよ。
そして気分一新さ。いかにも日曜日の午後って感じだろ?

どうだい?結構面白いだろ?このコーヒー。
湯気が色んな形をしているのだから。
しかも好きな形をオーダーもできるんだってさ。
どんな隠しワザを使うんだろうね?
君はどんな形を注文するんだい?

いらっしゃいませ。
お待たせいたしました・・・。

さ、飲もうか?



2002年05月17日(金) 偽りの仮面

 仮面をかぶりながらいきていく。 
 演技だ。
 実に煩わしい世界。
 もう、文句云うのも飽きました。
 
 偽るのはそんなに得意ではないけれども、
 好きといえば好きです。
 
 逃げ腰で全てから逃げては結局は後悔するんだ。
 実はスバラシイ。



2002年05月16日(木) タバコ

 匂いがつくからそのタバコは吸わないことにした。
 280円出すのは少し馬鹿げてるから250円のタバコにした。
 メンソールのほうが好きだから普通のタバコは吸わない。
 別に吸わなくても済むのだと思う。
 だから吸わないのではなくて、
 吸うのだ。
 
 喉が痛いから最近吸っていない。
 だけど今さっきもらった変なタバコを吸った。
 舌が痺れた。
 
 ふうーとまるですべてが終わったようにタバコを吐く。
 でも、それが気持ちよかったりして・・・。
 全てが終わるんじゃない。
 全てはこれからだ。
 
 そう呟きながら今日が行過ぎる。
 



2002年05月12日(日) ナキボクロ

思いがけず、様々なことを帰りの電車の中で振り返ると、
 涙が出そうになった。
多分・・・泣きたい。
瞬時に僕の心はそう思った。
これまでの自分。
これからの自分。

出会いや別れ。
想いや悲しみ。

僕は何を見てきたンだっけ?
ここにいる自分があまりにも<今>という時間を証明していた。

そして・・・・・・・
訳の分からない感情に支配されるままに
涙を流した。

ここにいるという存在証明見たいな様なモノ。
声を出して泣いた。

心はホントに素直に反応してくれた。



2002年05月09日(木) NEW DAYS

真っ白な一日をどう過ごそうか?
僕等は毎日真っ白から始められる。
新しいノートに、真っ白なノートに新しいことを書くことができる。

全ては昨日の続きじゃないんだよ。
真っ白な今日の始まりなんだよ。

さあ、何から書いていこうか?



2002年05月08日(水) この国に生まれて・・・

帰りの電車の中、
隣に座っている同い年くらいの男がいきなり電話。
いつもなら見て見ぬ振りをするかもしれない。
いつもなら気にせずにやり過ごすかもしれない。
会話の内容からいってどうでも良いコトだ。
別に今すぐに話さなければならないコトでもない。
の割には大声で話していた。

黙っていようとしたが、何だか嫌な気分がしてその男の顔をじっと見たところ、
気にはしていない様子。
もう一度見ると、
僕が気にしていることに気が付いた様子。
けれど電話を止めようともしない。
また見てみる。
『俺?』
と声を発した。
『そう』
と僕。
『迷惑じゃない?俺だけじゃなくて周りの人も』と続けた。
『そうだね』と彼が言ったところで、電波が悪かったらしく電話は切れた。
それからおとなしくじっと座っていたが・・・。

別に自分がこうしたから誰かに誉められたいわけでもない。
自分が正しいとも思わない。
ただ危機を感じた。ルールの知らない人間の増えるこの国に。
『今、電車の中だから後でかけ直す』と言えば誰も周りの人も迷惑とは感じないだろう。
常に誰かと繋がっていたいと思うコトが間違っている。
本来人間とは孤独であるべきだと思う。
生活が豊かになり人間は様々なモノを求め、しがみついてきた。
その代償がルールの知らない人間の増加。
どうしたものか・・・。


そのうち喫煙専用車両など、この国にできてしまうのではないのかと思うようになった今日この頃。

まあ、日本はおかしな国ですよ。



2002年05月05日(日) ON YOUR MARK

 新しいシャツを着て、今まで付けた埃を払ってさあ、行こうか?
・・・並んで歩いていきたい。
走り出せば何時も何かに追われて、止まってまた走り出して・・・。

雨が降れば傘をさして、足早に雲を追った。
それでもスタートラインに立って、さあ、行こうかと言ってここまで来た。
ON YOUR MARK


位置について・・・。

何処に向かおうか?



2002年05月03日(金) 会話

 ある者は言った。
『まだ花は咲くか?』と。
 ある者は答えた。
『君次第だろう』と。
 
 
 ある者は言った。
『この雨は上がるのだろうか?』と。
 ある者は答えた。
『必ず虹が架かるだろう』と。


 ある者は言った。
『私は何時死ぬのだろう?』と。
 ある者は答えた。
『待たないことが肝心だ』と。


 ある者は言った。
『明日はどうなるだろう』と。
 ある者は答えた。
『きっと花は咲くだろう。』と。



2002年05月02日(木) サツキバレ

少しまた暑くなってきたように思う。
また季節が一つ動き出そうとしている。
また一つ年をとっていく。
それでも何にも変わらないこと。
変わることを期待しないこと。


何かしら僕らは日々感じていけること。
一つずつ解っていくこと。


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