漫画描き夫婦の他愛ない日記【過去ログ倉庫】
日記インデックス過去未来


2003年02月25日(火) 「元気です」報告。

 ご無沙汰しております。ただいま原稿激描き中で、日記書けません〜。近況のみ箇条書きで。

 修羅場の友にサッカー中継はどうにも向きませんね。気が散る散る。

 またしても喜国さんが大量に作ってくれたカレーを食べつつ頑張ってます。今回のカレーはヨーグルト入りでまろやか。美味いぞっ。

 くりは今頃完全なる冬毛に生え替わった様子(遅いっ)。フカフカの手触りは最高。だけど、もうすぐ春。また抜け毛の季節に突入だー。かのは1年を通してほとんど抜け毛なしで、その手触りはなめらか。姉弟なのに、毛質が全然違うのよね。MIX犬の不思議。

 花粉の季節ですねえ。私はスギヒノキ花粉症。今年は薬にプラスして「しそドリンク」なるものも飲んでます。しそのエキスが花粉に効くらしいんだけどこれが超まずい。イヨ〜に甘すぎないですか?そう思ってるの私だけ?

 窓をペアガラスにしました。すっかりリフォームづいている我が家。本当に結露が激減!嬉しい。

 原稿済んだらもっと色々書きます。でわでわ。


2003年02月14日(金) ふかふかシーツにオイルヒーター。

 ふふふ。ずっと欲しかった羊毛100パーセント敷毛布とデロンギのオイルヒーター買っちゃった〜。これで寒い夜もぬくぬく眠れそう。え?もうすぐ春だろうって?そうなんですよ。買おうかどうしようか迷ってたらばもう2月。まあ、東京はまた寒さがぶり返してるし、しばらくは使えるだろうと。くりかのもいまだホットカーペットの上で過ごしてることだし。

 ところで、みうらじゅんさん&安斎肇さんの『勝手に観光協会』最高に笑えるっ!御当地ソングをカラオケのように一緒に歌えるのが嬉しい(私は歌ってみましたよ)。
 それからこちらもみうらさん。ネットラジオだけど、超面白いです。みうらさんの自作曲をとことん聴けるのだ。

 今日はバレンタインデーでしたね。ダイエッターの喜国さんにはカードだけあげました。柴犬がおじぎするカワイイやつ。実は私が欲しかったカード(笑)。

 カードといえば、サンフランシスコの友子ちゃんから超素晴らしいバースデイカードが届いたのだ。ありがとー!私の似顔絵を彼女が描いてくれたんだけど、美しすぎ。うん、ああなるように精進するよ(笑)。


2003年02月11日(火) 竹本健治さんサイン会、みうらじゅんさんの家へ。

【竹本健治さんサイン会】
 
 8日土曜日、新宿の紀伊国屋書店にて開催された竹本健治さんのサイン会に遊びに行きました。大ベテランの竹本さんなのに、サイン会は作家人生初とのことでびっくり。豪華な新刊『クレシェンド』にサインをいただいてほくほく(装幀が横尾忠則氏なのですよ!)。
 
 顔なじみの編集さんたちや、河内実加さん&相棒さんとあれこれ立ち話をしているうちにサイン会は無事終了。とても雰囲気のいいサイン会は、もちろん大盛況でした。打ち上げにはサイン会に来られなかった喜国さんも合流。竹本さん、本当にお疲れさまでした!

【みうら家へ】

 打ち上げ会場から先に失礼し、みうらじゅんさんの家に遊びに行く。相方の幹さんとは昨年の11月に女2人で酉の市に行ったりしたんですが(超楽しかった〜)、家族同士で遊ぶのは久々です。

 激美味しい中華屋さんでごはんしてからは、みうら家で朝までひたすら話しまくる。「ナイスな携帯」「ソニン」「好きな映画」「危険なモノマネ」とか、様々な話題が次から次へと。もう、ずっと笑いっぱなしでした。「みうら&喜国の2人誌をコミケで売る。売るのはもちろん本人たちで、しかもコスプレ姿」なんていう話題まであがってましたが、いかがなものでしょう>皆さん。2人は冗談で言ってるんだろうけど、私はちょっと見てみたいな〜(笑)。

 幹さんに可愛い骨型缶ケースに入ったクッキーもらっちゃった!嬉しいな。中身はすぐ食べてしまって、缶はペンケースにしました。柄がヴィトン風なのだ。

【これは書いておかないと】

 高原、初ゴールおめでとう!


2003年02月07日(金) 楽しくも痛い空手、くりは怪しいフェロモン犬。

【押忍!と言うと、力が出るのだ】 
 
 ここのところ連日稽古に出ているので、さすがに体が重いです。すねには大きな湿布。赤黒く腫れてるんだけど、稽古中は痛くないのが不思議。アドレナリンが出まくってるのかな。昨日の稽古で骨折した人がいたので、ますます怪我に気を付けなくては(打ち身は怪我に入りません)。
 
 拳立て50回(女子は腕立てでも可)、腹筋50回(大の字に寝て、両手両足を空中でタッチする腹筋)、背筋50回(うつぶせて、1カウントごとに前方に突きを入れる背筋)、スクワット50回(ラスト10回はジャンピングスクワット)……くらいは、連続で何の苦もなく出来なくてはいけないらしいんですが、まだまだ私には無理。このメニューの後は息も絶え絶えです。

【ドッグラン】

 私の実家近くにドッグラン(犬をノーリードで遊ばせる場所)が出来たので、先日行って来ました。こたが眠る動物霊園にも近いドッグランはとてもよかった。くりかのも大喜びでたくさんの犬たちと走り回る。

 しかし、ここで問題勃発。くりが何匹ものオス犬に気に入られ、どんどん上に乗られて大変。嫌がって鳴くくり(情けないよ、くり)。まだ書いたことなかったような気がするんですが、くりってオス犬にとにかくモテるんです。くりだって虚勢済みとはいえオスなのに。
 乗ってきてる犬の飼い主さんたちほぼ全員が「えっ、その子オスなんですか?うちのは絶対オス駄目なんですよ」とびっくりします。うちもびっくりです。くりの体からは男をひきつける謎のフェロモンが出ているのかっ。

 ちなみにかのはモテたことありません。ああふびん。女の子なのに。

【おまけ話】

 家の近くの美味しいパン屋さんがつぶれちゃった!ショックー。値段は高めだったものの、焼き立てベーグルとかもあって便利だったのに。夏場はソフトクリームがあって、犬散歩の途中に買って歩きながら食べるのが楽しみでした。ホントにがっくり。


2003年02月06日(木) 四国への旅、頂き物バウリンガル、ジュンク堂トークセッション。

 またまた日記さぼっちゃった。恒例まとめがき行きます!

【今頃年明け話】

 1月初旬、くりかの2匹連れて喜国さん運転の車で四国へ。四国には喜国さんの実家があるのです。ここまでの長距離ドライブは初めてのくりかの。車に強いかのはともかく、酔うタイプのくりが心配でたまらなかったんだけど、大丈夫だったんですよう!最初こそ不安そうに座席に設置した犬用カーシートの中でごそごそ動いてたくり、「そうか、眠ればいいんだ」と気づいたらしく、10時間以上をほとんど寝て過ごしてくれました。偉いぞっ!

 デリケートな性格の2匹は、喜国さんの実家に慣れるのに少し時間がかかったりしましたが(おとうさんとおかあさんに人見知りして、我々の後をくっついて歩いたり)、慣れた後は広い庭をハイパーに走り回り、人間用ソファで昼寝をし、かなり楽しそうでした。
 滞在中、喜国さんと私はうどんざんまい。ああ、さぬきうどんは本当に美味しいねえ。

 しかし、いいかげん私も車の免許とらないと喜国さんに申し訳ないと言ったら「俺、運転大好きだもん。むしろ、ずっと運転は独り占めしたい」そうです。よかったよかった(笑)。

【空手】

 初稽古の日、私は出なかった冬合宿の話を聞いて震え上がりましたね。だって同期のかなり元気な男性が「マラソン20キロ走ったのに、体は全然暖まらなかった。あんな辛い経験は人生初」って。どれだけの寒さだ〜!滝に打たれる修行もあって、人によっては足がかなりひどい凍傷になったそうです(裸足なだけに)。ひいい。
 
 とにかく、今年も空手頑張るぞ!先日、交流試合があって応援に行ったんですよ。女子の部で仲良しの友人が3位。すっかり触発されて、試合に出たいとまで思い始めてます。無謀?

【便利グッズ】

 お風呂で本を読んだりするのに便利なトレイ(っていうの?)を喜国さんが買ってくれました。喜国さんは私に寝袋をはじめ、非常に実用的な物をプレゼントしてくれます。ありがたいけど、ロマンには欠けるな(笑)。
 なんて言いつつ、このトレイはまじ便利!本をがっちり固定出来るから湯船に落とす心配もなし。ついに禁断の「ハードカバーをバスルーム読了」してしまいました。今までは雑誌のみだったのに。でも、本はよれよれにならなかったよ。半身浴とはいえ、さすがにのぼせましたが(ちょっとキケン)。

【バウリンガル】

 わーいわーい。村上たかしさん&佳代ちゃん夫妻から、私の誕生日プレゼントとして「バウリンガル(犬語翻訳機)」貰ってしまいました。おまけの犬グッズもいっぱい。本当にありがとう〜!

 早速、くりに装着。かのは全く無言なムスメなので。しかし、実はくりも無言な犬。しぐさが大きいから、かのに比べてわかりやすいだけで、声はほとんど出していないのを再認識。

 それでも、いくつか翻訳されました。大ウケしたのは、仕事が忙しくてかまってあげられなかったとき「ボクってこどくだな〜」と出たんですよ。仕事場中大笑い。私はもう切なくなってしまって「ごめんねー!」と抱きつき攻撃(思うつぼ?)。かのとおもちゃのとりっこしてるのを横で見てたら「いっしょにあそんでよ!」とか。面白いなあ。もっとおしゃべりな犬で試してみたいです。

【トークセッション】

 1月終わり、ジュンク堂書店池袋本店にて新保博久×山前譲×喜国雅彦のトークセッションが行われました。書店内にあるカフェを貸し切り状態でお茶を飲みつつ話を聞くというのは楽しい試みですね。定員40名を軽く越え、立ち見も出る盛況ぶり。

 トークの内容はというと、豊島区主催で開催されている「江戸川乱歩展」関連の濃い話で、来てくださった皆さんも想像通りの濃ゆい人ばかり(笑)。3人の前に陣取った方々は古書界では有名な皆さん(例えば、古本女王様)。トークセッションというよりオフ会?みたいな。
 トーク終了後はサイン会。この日の模様はよしだまさしさん河内実加さんの日記でも読めます。

 トーク前に観た「江戸川乱歩展」は面白かったし、ジュンク堂のスタッフさんはカンジのいい人ばかりだし、遊びに来てくださっていた竹本健治さんと長話出来たし、打ち上げでは江戸川乱歩のお孫さん(トークをにこにこ聞いてくださってました。いい人だ〜)ともお話出来たし。楽しい1日でした。

【ありがとう、ジュンク堂】

 でかいフォントでいきますよ。ジュンク堂に幸あれ!
 先日のトークセッションのときにジュンク堂のスタッフさんにはとても親切にしていただいて感激したんですが、後日訪れて更に感動。喜国さんの『本棚探偵の冒険』を大量に入荷してくれているっ。しかも手書きのポップまでつけて。ううう。なんてご親切な。「せっかくだから自分でも書きます」というわけで、今池袋のジュンク堂には喜国の手書きポップに加え大量のサイン本がありますので、是非買いに行ってくださいねっ。サイン本は『本棚探偵の冒険』(双葉社)と『悪魔のうたたね』(小学館)と『この花はわたしです。』(小学館)の3種。『この花〜』には国樹のサインも入ってます。


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