漫画描き夫婦の他愛ない日記【過去ログ倉庫】
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1999年09月29日(水) オフスプリングZepp Tokyoライブ

 立て続けの〆切&打ち合わせの日々をひとまず乗り越えたあ!万歳!
 今日の昼に原稿渡して、お風呂速攻入って、オフスプリング(アメリカの大人気メロコア系パンクバンド)のライブへ。喜国さんはオフスプリング、そんなに好きではないので、私1人で。一睡もしてないけど、いいのだっ。
 
 問題は会場。行ったことのあるチッタでもパワステでもオンエアーでもブリッツでもクアトロでもなくて、お初のZepp Tokyo。ゆりかもめ(または臨海副都心線)に乗らなくては行けない場所だなんて、遠いな〜。案の定ギリギリに到着。うひゃー満員。
 
 1人のときはカワイイ女の子&男の子チェックに余念のない私、女の子ではカウボーイハットにレザーのミニスカでゴーゴーブーツ履いてた子が超可愛かったです。キャミソール着て右の肩胛骨あたりに入れたドラゴンのタトゥ見せてる子もキュートでした。男の子では鍛えてる風の胸元にタトゥのロン毛お兄さんがなかなか。短く刈り上げた脱色ヘアにアゴヒゲの少年もラブリー。

 さて、オープニングアクトはONE HIT WONDER。
 このバンドを全く知らない私だけど、オールスタンディングだし今のうちからいい場所を確保しておきたくて、最前のブロックへ。聞き耳を立てると、どうやら周りの人たちもこのバンドのことよく知らないみたい。なーんだ。
 ところが。1曲目からダイブの嵐ではないですかっ!びっくり。観客はタテノリで、えらい盛り上がり。私ももちろん飛び跳ねまくったんですが。全曲リズムが同じのパワー全開ソングばっかで家で聴くには辛いかも。だけど、ライブにはぴったりでしたね。楽しかった〜。
 
 それにしても前座からこれでは、メインアクトで観客がどれくらいブチ切れることか。不安。最前からどいたほうがいいのかなー。でも近くで観たいし……。なんて悩んでる間に始まったぞTHE OFFSPRING!
 うあああ、会場が揺れている。例えるなら「真夏の満員電車で乗客全員が滅茶苦茶に暴れている」という感じ。開始5秒で全身汗まみれ。ダイブの人数もすごい。前後左右から激しく押されるのでとにかく倒れないように気をつけつつ、飛び跳ねる。転倒の恐怖と戦っていた私はダイブしてくる人間に注意がいかず、不覚にも2人に頭を蹴られてしまった。痛いって!酸欠で倒れそうな観客はどんどん外に出されてる。徹夜明けの自分も不安だったけど、始まってしまうと楽しくて倒れるどころでは。しかし、暑いーっ!
 
 そしたら突然、ステージからメンバーが消防車級のホースで場内中に放水を!既に汗だくだった私は完全なる濡れネズミに。1階も2階も水浸しで機材は大丈夫なのかっ。でも、気持ち良くて生き返ったー。こんなライブはさすがに初めてで、面白い経験でした。
 
 面白かったと言えば、曲間の暗転でアメリカの某アイドルグループの曲が流れたんです。オフスプリングのハードな世界とは180度違う甘々サウンドなのに何故?ライトがついたら、ステージ上には5体の人形。どうやら某グループのメンバーのつもりらしい。ソデからバットを持って再登場したボーカルのデクスター・ホランド、甘々サウンドをバックにその人形を全部殴り壊してしまいました。余程キライなのね、某グループ。
 ひどい話だけど、私も(ちなみに喜国さんも)そのグループ大の苦手だったので、ちょっと爽快感があったり。

 ライブ終了後に化粧室で顔をバシャバシャ洗う(既にメイクは落ちてしまっていたし)。はっ。こんな日に限って、ハンカチもヘアブラシも忘れてるう!ううむ、顔も体も自然乾燥、髪の毛は手グシでいいや(いいのか?)。心はハッピー、見た目はずたぼろで帰宅。


1999年09月23日(木) 「紗月ーず」(謎)

 大修羅場。アシスタントO田くん&F原くんと共に頑張っていたら、突然O田くんが「寝かせてください」発言。いつもは寝てと言っても寝ないド根性男なだけに、ただ事ではない!どうやら風邪で発熱状態らしい。そのうちF原くんまで体調不良を訴える。まさか風邪うつった?!そんな私も喉がヘン。うがいしなくてはっ。とりあえず彼らはドリスタン飲んで仮眠をとることに。ううう、ごめんね、仮眠で。だってだって仕事が〜。

 今日は、公開間近の映画『月光の囁き』を応援してもらう女の子たちのオーディション日。審査員として参加していた喜国さんは夜に帰宅。選考基準は「制服と眼帯の似合う女の子である」ことだったそう。選ばれた子たちのデジカメ画像を見せてもらったんだけど、みんなカワイイ〜。彼女たちは「紗月ーず」(笑)として、宣伝のお手伝い等してくださるとか。頼もしいですね。


1999年09月22日(水) 乱歩賞パーティー

 今日は乱歩賞パーティーの日。すごく行きたかったんだけど、またしても仕事が終わらず断念。喜国さんはパーティーへ。楽しかったようで、帰宅は23日の朝でした。いいなー。


1999年09月17日(金) KORNが大好きです

 秋っぽくなってきた。しみじみとした気持ちで原稿描き。
 
 今回の修羅場の友はコーンのアルバム『フォロウ・ザ・リーダー』。今更のコメントだけど、すごすぎる1枚。どうやってこんなにも果てしなく恐ろしい重さの音が作られたのか。ヘヴィネスでメロディアスな彼らの世界を一言で説明するのは難しい。ハードコアでありヒップホップでありヘヴィメタルであり。ジョナサン・デイヴィスの変幻自在なボーカルも魅力だ。彼はメッセージ色の強い歌詞を、ときに絶叫し、ときに囁くように歌う。まさに「血の涙を流しながら歌っているのでは」と思ってしまうほど。暗い底なし沼に突き落とされ、ひたすら沈んでいくようなサウンドから、永遠に逃れられない気分。


1999年09月14日(火) 「クヌルプ」の看板わんこを漫画に

 お仕事情報更新してます。Jour、Nighty Judy、まんがくらぶをよろしく。Nighty Judyでついに我孫子武丸さんのゲーム『かまいたちの夜』の舞台として有名なスキーペンション「クヌルプ」の看板わんこのお話を描きました。さーて、8合目で安心せず、仕事頑張ろ。


1999年09月08日(水) 喜国さんの古本仲間

 半泣きで仕事。だって、今日のA代表戦のチケット買ってあるんだもん。ああ、でも相当ヤバイ状況。それもこれも「8合目で安心する」という悪い癖がある自分のせい。昨日のサッカー観戦中がまさに仕事は8合目で、そこで気を緩めさえしなければ楽勝なのにと毎回思う。えーん、私のバカ。
 
 パニックしていたら、午前中から『彩の国古本市』に行っていた喜国さんが古本仲間を連れて戻ってきた。メンバーは作家の貫井徳郎さん、二階堂黎人さん、森英俊さん、そしてニフティF推理仲間の石井さん@古本女王様。初めてお会いした森さんは大変長身な雰囲気のある人でした(長身の貫井さんより更に大きいのにはびっくり)。
 
 だけど、せっかくご訪問いただいたのに、私は前述のようなザマで、何一つおもてなしが出来なかったんです。最初と最後に少しお話した程度。しゅん。それもこれも8合目で安心したのが(以下略)。結局サッカーは行けず、仕事はギリギリ。それもこれも(以下略)。


1999年09月07日(火) U-22日本対韓国

 素晴らしかった!U-22日本代表、韓国代表に大勝。こんな気持ちのいいサッカーは久しぶり。仕事しながらのTV観戦だったのに、気がついたらTVの前にいた私。中田くんはやっぱりすごかったです。


1999年09月04日(土) 喜国さん手作りカレー

 目が覚めたらいい匂い。喜国さんが『野菜たっぷりチキンカレー』を作ってくれていたのです。嬉しい〜。私が仕事でバテ気味になると登場する喜国さんのカレーはかなり酸味が強いけど、美味しいのだ。


1999年09月03日(金) スカパー感想

 スカイパーフェクTV気に入った!HR/HMを画像無しで音だけ流すチャンネルがあるんだけど、バンド名と曲名が出るのです。この機能がずっと欲しかった。しかし、プリティメイズばっかり立て続けに流れるのはどういうわけ?他のバンドは1曲ずつなのに。


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