だめですね、今日も不作です。
こんなに不作がつづくのなら、このサイト閉鎖しちゃうぞ〜。
ニダー帝国さんも閉鎖になったことだし。

今日はこれ一つ。

◆　この澄みし空の向こうのガザの地を今少年兵が家路辿（たど）るも
　　　（三島市　浅野和子　近藤芳美選）

　※普通の日本人が日本にいて秋の澄んだ空を眺めて、本当にこんなことを考えるのでしょうか。そもそも普通の日本人は、遠い中東のことなど全然興味が無いのです。中東や欧米の人が北朝鮮の拉致問題に興味ないのと同じで。

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このページだけを見ている皆様にお知らせです。
10月18日（金）に、「資料室」にて新資料

NHK歌壇2003年6月号　作家・関川夏央氏のエッセイ
「短歌的日常24　『朝日歌壇』に見る『戦後史』とその意味　新聞歌壇について」

をUPしました。関川氏の渾身の調査により、在日常連投稿者の経歴詐称が暴かれていたりして、なかなか読み応えがあります。ぜひお読みください。

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あまりに不作続きなので、今日は昨日（10月19日）の赤旗歌壇でも見てみましょう。

●　祖国の北非難の書籍並ぶコーナー立ち止まりたり買うにあらねど
　　　（大阪府　金忠亀）

　【選者（日野きく）評】そこに暮らす多くの人を思えば心が痛む、複雑な思いがこめられた。

　※選者の評は全くの的外れです。この作者は北の同胞のことを考えているのではありません。本当に北の人民のことを思っているのであればとっくに総連なんか抜けているでしょう。この作者が心痛めているのは、今まで祖国と崇めてきた北朝鮮の正体が隠しようも無いくらい露になってしまった現在、これまでウリは差別されたニダ日本人は謝罪しるニダと言いまくっていたのが恥ずかしくて表を歩けなくなったからでしょうが。

●　日韓の混血わが目に南北を結ぶ鉄路の草のぼうぼう
　　　（千葉県　本村弘）

　※草ぼうぼうなのは誰のせいなんだっての・・・。


赤旗川柳もすごい。ほぼ全部が以下のような反米・反自民。（選者・馬仙坊）

●総裁選終わってみれば茶番劇（島根県　長谷川房緒）
●選挙用小道具に新幹事長（静岡県　梶原勝雄）
●ぶっこわす党の総裁まだやるの（長野県　松井節夫）
●牧場の宿代取りにブッシュ来る（埼玉県　武田一太）
●軍国の日本そっくり北の国（岩手県　小松公男）

今日は反米ネタが一つだけです。

◆　国際も国連もみなアメリカと言い換えて読む新聞の記事
　　（長崎県　前田一揆　馬場あき子選）

　※国際社会といいつつアメリカ一国支配になりつつあると言いたいらしいが。そういえば、中韓２カ国を「アジア諸国」と言い換えて記事をお書きになっていたのは朝日さんでしたが何か。


最近の朝日歌壇は不作ですね。担当者が替わったのか方針が変わったのか。今日なんて、こんな歌も載ってました。

◆　また読みぬ「坂の上の雲」国挙げて夢を追いたる明治の眩しき
　　（三田市　城戸崎實　島田修二選）

　※朝日にしては珍しく日露戦争当時の日本を礼賛です。いったいどうしたことでしょう。

今日は久々に時事ネタ多数。

まずは、珍しい自民党総裁選ネタ。

◆　まやかしを射抜けるごとき満月光四人並べる選挙ポスターに
　　　（三重県　田島もり　島田修二選）

　何を「まやかし」と言いたいのかさっぱり分かりませんが。小泉一人でなく他の3人の候補もみな批判したいのか？　とにかく自民党が嫌いなんだろう。自民党総裁選候補者の藤井氏が国会でヤジを飛ばした場面を意図的に編集して、藤井氏が拉致事件に消極的だったかのような印象を与えたテレビ朝日の件は「まやかし」とは言わんのだろうか。


お決まりの反米ネタ３首。

◆　原爆の怖さを真実（まこと）知り得るやエノラ・ゲイ見るアメリカ人は
　　　（横手市　弾正光之介　島田修二選）

◆　終息の旗翻り勝者言う「歴史は我々を許すだろう」と。
　　　（新座市　中村偕子　島田修二・近藤芳美選）

　※イラク戦争勝者の反省の弁、だそうです。

◆　貯蔵されし大量破壊兵器トマホークにあえて気づかぬ町の悲しみ
　　　（横須賀市　梅田悦子　近藤芳美・馬場あき子選）

　※「テポドンの抗議決議が続きいる地方議会の過敏さ疎む」などという歌詠んで北朝鮮のミサイルを徹底的に擁護していたお前が何を言うんだっての。


グンクツの響きネタ。

◆　治維法を三木清ゼミ守りきし青春ありて今日卒寿あり
　　　（松戸市　高沢義人　近藤芳美選）

　※もう共産主義の時代が終わって10年にもなろうとするのに、今時共産党シンパ礼賛の歌ですか。そういえば前にも三木清ネタの歌出てきたな。