浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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2004年06月14日(月) カナダGP/別宅も野生の王国

ひさびさにウィリアムズが元気でいてくれると、なんだかうれしいGP観戦。
そーなんですよ。私が望むのは、最後の瞬間まで120%の力振り絞って競い合ってくれる姿なんだから。。。。。ルーベンスはすねちゃったかもしれないけれど。(^^;)
ラルフがモントーヤよりタイムを縮めたということは、ようやくマシンのセッティングが決まりだしたのかなーと思ったり。
まー、毎年夏場にはフェラーリの進歩にも停滞の時期がくるのが恒例。驚かせてくれるようなライバルチームの進展に期待するとしよう。(ううう、頼むからキミちゃんをまともに走らせてやってくれ!)

今回は同一GP最多勝。ミハエルが記録を破っていくたび、なんともいえない感慨に襲われてしまう。
この人が最多勝を遂げ、生涯獲得ポイントの記録を書き換え、それを区切りとするようにポイントシステムが変更されてしまった。
予選システムも変わってしまったから、今世界でもっとも速いドライバーが誰なのかというモノサシは見極めにくくなってしまったけれど。
彼という存在、彼が現役でありつづけること、それがF1というものをこれからも変えていくことになるのかもしれない。
「キレイな生き物」
彼を見つめていると、そういう言葉が浮かんでくる。
最後の最後の瞬間まであきらめが悪く、あがいてあがいてあがきまくって、勝ちぎたないと思えるほどにチャンスを逃さず、巧妙に冷静に、圧倒する威圧感を持って襲う赤い影。
その中に潜む情熱。ただひとつの目的のために、きりきりと弓を引き絞るように、自らを集中させ、周囲を巻き込んで、すべてを変えていく。
勝つことへの執着を醜いと言う人もあろうけれど。その生き様は、美しいと形容できないだろうか。
キレイな生き物、その姿を、いつまでも見つめていたいのだ。

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深夜のGP観戦を終え、もうじき夜明けだなーと思いつつ、気になったのがゴミの日。
気になったついでにお部屋を片付け、両手にいっぱい不燃ゴミを抱えて別宅そばのゴミ集積場に行った野が、夜明けの光に包まれた午前5時。
そこで出会ったんです。
ゴミ置き場を覗き込んでいる、おキツネさまを!(うひゃああああ!)
そりゃあさ、お山の影でラジオも入りませんけどさ。うぐいすが始終鳴いたりしてますけどさ。いくら郡部に近いといっても県庁所在地の市内ですぜ!
うちのど田舎の自宅にだって、こんなまじかでおキツネさまは徘徊してないわよ!
そいえば、先日は蛍が飛んでたっけ。
別宅も野生の王国です。わはははは。


2004年06月03日(木) 恋文

いとしいあなた
あなたの柔らかな声が私にふれる。その瞬間のおののきを、どうすれば言葉にできるだろう。
耳元に、うなじに、この身に、ふりそそぐ幾千のくちづけのごとく。
ときには染み入る涙のようにやさしく、時には荒々しいタッチで私の鼓動を乱していく。
かき鳴らされた弦のように、私の魂と体はうち震える。
「君のもとに戻ってくる」あなたの言葉を受け止めるたび、あふれる涙をあなたは知っているだろうか。
あなたの声に涙し、あなたの声に苦しみを洗い流され、歓喜のただ中であなたを見つめる瞬間。ああ、その瞬間こそ、私の人生でもっとも大切な時間。
たくさんの愛情を受け止め、あなたの顔が笑み崩れる。それを目にするときの喜び。
もっと、もっと、と望みながら、別れのときが迫ってくることへの悲しみ。
この夜が終わらなければいいのに。何度そう思ったことだろう。
あなたの言葉が描き出す世界は、私たちがいつも心に描いていたこと。
あなたの歌ってきた幾千の夜、あなたの歌ってきた幾万のメロディ。
その中のホンのつかの間が、私とあなたが共有できた時間。
それでも、あなたは歌ってくれる。生涯忘れない瞬間だと。
あなたの言葉は、まるで秘密の扉の鍵穴に差し込まれる鍵のよう。私の心の奥の深いところに忍び入り、揺り動かし、涙を止めることなどできはしなかった。
あなたの言葉を見つめる。あなたが私たちと思いをともにしてくれていることを知る。
あなたを愛し続けてよかった、その喜びと誇らしさに、私は涙する。
いとしい、いとしいひと。
あなたとともに歌う日。あなたとともに熱い汗を流し、興奮と熱狂の中であなたの瞳を見つめるとき。あなたを喜びに震わせる、ホールいっぱいの歌声の響き。
その中に私の声もまた仲間入りする瞬間。
あの熱気の中に、幾度でも飛び込んでいきたい。
その中で再び会う日を夢見ています。

愛をこめて、千のキスとともに

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ファンレターいうのは、恋文みたいなもんだべなー。と思いながら、なんとなくこんなものを書きたくなってしまいまして。(笑)
そう、蠍団の新譜を聞いたら、クラウス・マイネにファンレターを書きたくなってしまったのですだ。まだ「A MOMENT IN A MILLION YEARS」を書いてくれたことへの感謝を、ファンレターにしてなかったしさ。
英語にするのがめんどくさいんであまり書いたことないけどさあ。
もっとコッパズカシイ文章がどんどんわいてくるんで、こりゃあ恋の病も重病だ。

「君のもとに戻ってくる」そんな歌詞を見つめるたびに泣いちゃうオレだ。
新譜でも泣かされましたさ。
クラウスの声がまた、もう鳥肌モノ。たしかに声はアルバムごとに低くなっていく傾向だけれど、色気も艶やかさもワイルドさもたまらねえ!
56歳。まだクラウスは華やかに咲き誇る美しい花でありつづけてくれているのだ。感涙せずになんとしょう。
会いたい、ライブが見たい、とプランを練り始めたら、人生の優先順位のすごーく高い位置に蠍団がいるのがわかってしまった。
仕事辞めるハメになってもたぶん後悔しないもんな。(笑)


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