浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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2003年01月31日(金) ハイノーズ/タバコ会社の未来

ドスコイふたり?(笑)
あれれ、アリクイノーズ? FW25は、ずいぶんスリムになった印象がします。それとも、ふたりのお肉との対比のせいかな。マシンがスリムになったのか、ふたりがさらにドスコくなったのか? あんまり太ると、その分マシンをスリムにしないとバラストの量が....(笑)
テスト中、ラルフが背中に痛みを訴えてしばらく休みをとってたというけれど。腰痛、背中痛というと、シートポジションがあわないか、マシンの振動か、と気になるんですが。
例えば、あのミハエルでも快適なシートを得られるようになったのは近年になってからということで、ベネトン時代は苦労したという話。ロリーのマシンのハイノーズって負担かかるのか、フェラーリでエディやルーベンスが腰痛や足の痺れをうったえてたことがありました。「ハイノーズで足を持ち上げられて、ドライビング中にうまく踏ん張れない」ってルーベンスが言ってたことも。
他チームのマシンでも、ノーズが持ち上がりドライビングポジションが低くなったために「前がよく見えない」→「無理な姿勢をとらざるをえない」→「首などを痛める」って例が、テストドライバーのインタビューで見られたり。
まあ、マシンの空力特性とドライビングの快適さ/前方横方向の視認性どっちが欠けてもいい成績は望めないんで、デザイナーは苦労するところでしょう。
そのうえにマシンに激しい振動や挙動の乱れが出たりしたら、ドライバーはたいへん。それに耐えうる肉体づくりっても、首などのドライビングに必要なお肉を鍛えるのは、ともかくマシンに乗っていくしかない。たいへんな仕事です。

フィリップ・モリス社が、アルトリア・グループに社名変更。
今後のタバコ広告の禁止措置などをふまえて社名を変更。現在マルボロのブランドでモータースポーツ界ではお馴染みですが、タバコ広告禁止となる2006年以降はグループ内の他ブランドでの広告に差し替えていく可能性もあるとか。
モータースポーツ広告から「撤退」ではなく「タバコ以外の広告に差し替え」ならば、スポンサー探しに苦労するチームやドライバー達にとっても将来の見通しがでてくるわけですが。
例えばJTなどもタバコだけでなく食品・飲料等も扱ってますが、フィリップ・モリス(あう、今はアルトリアだ)傘下のグループ企業には世界的な食品会社がたくさんあるんですね。BATもそうじゃなかったっけな〜。
むうう、どんな企業が名を連ねてたっけ。有名企業のグループの資料というと、ウチには「赤い楯」くらいしかないや。(笑)


2003年01月29日(水) 寒波到来に心躍るのはなぜ?

この冬イチの寒波到来。昨日はミゾレ程度であったのが、一昼夜にして積雪数十センチ、水道は凍結いたしましたっ。古い作りの窓や物置の隙間に忍び込む粉雪。イエーイ、さぶいぜっ!(笑)
いやー、ひさびさやわー。<凍結
電気温水器のお湯をお手洗いの水道蛇口にジョボジョボかけながら、屋外のお庭水まき用水道に思いをはせる。とかしに行ってもこの積雪やと、どうせまた凍りよる。水道管が破裂しないことを祈りつつ、放置!(をい)
サクサクの処女雪けちらしてノシノシ歩くのはいとたのし。歩みを進めるたびに踏みしめる足の下でキュッキュと鳴る雪道との会話を楽しむこころもち。もっともまあ、行き着く先(帰り着いた先)でぬくぬくの暖房が待ってると確信できるときに限ります。通勤時の寒い駅舎は、ちびっとつらいじぇ。(^^;)
なんかこう吹雪とか雷雨・台風に心が踊るのは、私が子供っぽいからか。火事と喧嘩は江戸の華なんていうごとく、悲惨さを棚に上げとくと、人は危機には踊るんだよな。不幸なニュースには興奮するから、世の中不幸なニュースばかりになるんだよな。
....つらつらと考えてみるに、危機が訪れたときに迅速に対処できるようアドレナリンやらなんやらが放出されておるのかもしれん。
SFパニック物やホラー、サスペンス、これらがうけるのは疑似体験のカタルシスでもあろうか。世に文学(神話・伝説)が生まれたおり、ヒトは自らと「死」や「危険」「悲惨」の間にある深淵を「想像力」とをクッションにしてかいま見ることを「楽しみ」に昇華させしめた。「危険」を恐れるなら、ヒトは「技術」も「科学」も知らず、群のリーダーに反抗することもなく、新しき地を知ることもなく、自らの可能性を閉じた世界にとどめ、気まぐれな自然の驚異に怯えながら暮らしたことだろう。「危険」に心踊るのは、それらを乗りこえて自らの生きる道を獲得してきたヒトの種の末裔であるということに他ならないのかもしれない。
雪山やら宇宙体験やらスポーツでの過酷な体験で、神秘体験をする人も多いという。宗教修行の飢餓や過酷さは、ベータエンドルフィンを放出させて、幻視やら宗教的直感やらをもたらすという。
ヒトの体と心は、神秘なり。

今日はたぶん、書籍・雑誌運搬の車も往生してるやろなあ。むかーし書店勤務の時には、朝着くはずの荷物が突然の豪雪で午後ならまだしも閉店間際に到着なんてこともあったもんな。水曜発売の雑誌は、明日見に行った方が無難かも。というわけで、本日の買い物は食い物だけにしとく。
夕飯を買いに近所のスーパーに行ったら、月に1度ほど店の前で営業してるお好み焼き&大判焼屋のおっちゃんが凍えてはりました。
雨よけテントだけの店がまえなんで、おーい、材料の卵の上にも粉雪吹き込んでるぞーい!(寒っ)
「もう今日はやめようかなーと思ってるところで」....そやなあ、こんな吹き降りで買い物に歩いてる人かて居てへんがな。おっちゃん、風邪ひきなや〜。カラダが大事よー。(^^;)
というわけで、夕食はお好み焼き&トーストを食べつつ、コタツ猫状態で寒波をしのぐのであった。


2003年01月28日(火) ストラトヴァリウス来日/もっと心を燃やしたい!

◆STRATOVARIUS JAPAN TOUR 2003
5/31(土)福岡 DRUM Be−1
6/1(日)広島 クラブクアトロ
6/3(火)大阪 心斎橋クラブクアトロ
6/4(水)名古屋 ボトムライン
6/6(金)松本 ALECX
6/7(土)東京 新宿リキッドルーム
6/8(日)東京 新宿リキッドルーム

2/8(土)10時よりザックにて優先電話予約
http://www.zak-tokyo.co.jp/artest/stratovarius/stratovarius.html
2/15(土)プレイガイド一斉発売
前売券¥6500(税込 スタンディング・ドリンク代別)

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さて、2月はHALFORD来日、3月はHAMMARFALLにKISSにR.STONESと毎日のようにコンサートの嵐。
んでも、私のハートはといえば、"still I'm sad"。モエないんだなー。
KISS(メイク姿の!)にR.STONESは、生涯に一度は体験したいバンドだけど、会場が大きすぎるし今さらチケットは手に入るまい。
HALFORDは、....K.K.やグレンといっしょでないロブを見るのは、たぶん悲しすぎる。ロブちゃんのいないプリーストが胸に痛すぎたように。
HAMMARFALLにSTRATOVARIUS....むうう、私の心の残り火をかき立ててくれるパワーを見いだせるだろうか。
どうしても見たい!というバンド、行きたいバンドの数が減っている。チケット代の倍以上の旅費を費やさなければコンサートに行けない実家に引っ込んでから、とても出不精になってしまった。
苦しいから思い出さないようにし、狂おしいから自分の欲求を遮断して棚上げにしてきた。燃え上がりそうな気持ちから位相をずらし、灰をかぶせたおき火のように静かに燃えるようにしてきた。それが「コンサート中も没頭できない観察者」に自分を変えていったのかもしれない。
この観察者モードを吹き飛ばしてくれたバンドは少ない。あれほど愛しく思っていたHELLOWEENやGAMMA RAYにさえ全てを忘れさせる高揚感を感じられなくなって、私はバンドから距離を感じるようになってしまった。
近年ではライブ巧者のSCORPIONS、RUNNING WILD、PRIMAL FEAR....それぐらいだなあ。
いつかまた、凍えた心にマグマをそそぎ込んでくれるような、そんなバンドとの出会いをしたいものだが。


2003年01月26日(日) STILL I'M SAD/FIATの落日の波紋

先日、駅のワゴンセール(週がわりでいろんなモノを売ってる)で、中古CDやビデオを販売してたんです。
どんなのがあるかと近寄ってみると、静謐な中に鐘の音が響くような印象的な曲。なんだか聞き覚えのあるメロディと歌詞。"STILL I'M SAD"だっ。しかも初めて聞くバージョン。
「うわっ、これ、誰が演奏してるの?なんてアルバムに入ってるの?」店番をしていたお兄さんに尋ねると、彼の私物でヤードバーズのベスト盤だという答え。ヤードバーズ、。。。。すると時代的に先だから、これがオリジナルなの?
好きなバンドのルーツをさかのぼったことはあったけど、ヤードバーズは聞いてなかったんだ。うわー、そうだったのかー。
静かな中に印象的に響いてくるような、なかなかステキな感じでしたよ。

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ミカさん、すごく日焼けしてない?(笑)
なつかしいなあ。前髪のばしてる方が、やっぱりミカらしいよねえ。こんな風に復活してくれる機会があるのは、うらやましいわね。
フィアット名誉会長ジャンニ・アニエリ死去
一時はイタリアの有力企業のほとんどを所有していたと言われるアニエリ財閥。そのトップであるジャンニ・アニエリがついに永眠。R.I.P.
フェラーリにモンテゼモロ社長を送り込んだのも、ジャン・トッドを選んだのも、このお人だった。フェラーリのさまざまなトラブルのたび、誰かの首が飛ぶという噂はとんだが、アニエリの後ろ盾があればこそ、内紛続きだったフェラーリに大鉈を振るって改革できたのかもしれない。
フィアットの自動車部門フィアット・オ−トは、経営不振でGMに買収という噂が出ている。フェラーリは順調に業績をあげている会社であるが、去年の夏はフェラーリ側に知らされないままフィアット所有のフェラーリ株が大量に売却されるという出来事があった。
「F1なしのフェラーリは考えられない」とは、数年前のフェラーリ広報のコメント。F1があるゆえに、フェラーリは世界中にCMや広告を出す必要のない、特異なブランド価値を持つ会社であり続けられる。その価値を失わないために、フェラーリは参戦し続けることだろう。だが、フェラーリをとりまく状況が大きく変化する可能性はあるのだ。
現在のフェラーリの強さは、組織とモラルの改革という長い道のりを経て、やっとたどり着いたものだ。彼らの強みのひとつは、継続性を持った開発プランだ。
この黄金時代を、いつまで続けることが出来るのか。せめてミハエル様が現役続けている間は、体制に大きな変動がないことを祈ってしまうのですよ。


2003年01月24日(金) いずれの日、いずこの地かは知らず....

エディの姿が、今季のF1グランプリのグリッドから消えることになりました。
かなり覚悟はしていたので、涙は出ませんでしたよ。痛みは、フェラーリがエディと契約を更新しないと知った日の方が大きかったかな。
この3年、ジャガーが愚かさを脱却しきれないとわかった苦悶は、それに次ぐものでした。愛しい人を見守る喜びと、その人が苦しむ姿を見せつけられる悔しさと、その狂おしさに七転八倒しておりましたさ。
ジャガー移籍以来、画面でエディの姿を追うことが出来るのはホンのわずかな機会だった。TV画面の順位表示に目をこらし、それでも飽きたらずにネットのライブタイミングを見たのは、誰でもなくエディのためだった。
今季のジョーダンという危機をはらんだチームに参加したとしても、エディが苦しむのを見るのはつらいことだったに違いない。それでも、たまさかに幸運が天から降ることもある。憂いをはらすその顔を見る喜びは、遠のいてしまった。
胸に大きな穴があいたのを感じます。「Irv」という文字がタイム表示にもう出ない。レースで目をこらして探す姿がそこにない、この空白。この胸に吹きすさぶ風。この穴が埋まる日は、たぶん来ない。再び彼と巡り会い、彼の走る姿を見る機会が訪れるまで。
ああっ。もうTOP画像からエディ外せないよおっ!

"or at least at the moment"(あるいは、少なくとも現時点では)、この言葉に感じるわずかな希望。誰にも未来に何が起こるかわからない。
けれど、自分は最悪の可能性を考える人間です。F1界を巡る状況やエディの年齢を考えると、可能性は小さい。それを呑み込んで、どん底で見据えて、何を希望としよう。
彼が彼らしくあり続け、幸せに笑えるなら、どんな道を選んでくれたっていいんだ。
「sad day」と言ったその唇が、「肩から重い荷物を降ろした」と言う。「自由だ」と言う。ああ、裏腹なことを言い、「(モトクロスでプロになろうと思うほど)そんなにタマはでかくねえよ!」とお下品に締めくくってくれるエディ。だからこそ、あなたが好きだよ。
だけど、マシンを開発し、走り、勝つことに対する喜びを、雄弁に語っていたあなたを忘れることは出来ない。
そう、きっと彼は戻ってくる。それを望んでいる人は少なくないに違いない。
強烈な毒舌でたくさんの人を怒らせながら、それでもエディのキャラクターは愛されている。彼のような人がF1から消えることが、惜しまれている。
願わくば、エディが、どんなカタチでもレース界にかかわっていってくれるように。あるいは他のカテゴリーで走ってくれてもいい。彼をとりまく未来が姿を現す日を待つことは、もちろん出来る。もちろん待てる。
どこへ行こうと、何をしていようと、あなたを愛してるよ、エディ。どこまでも、ついて行くからね!
いずこの地、いずれの日かは知らず。我ら、再び会いまみえん


2003年01月22日(水) 2003年新レギュレーション考

先日発表された新レギュレーションについてコメント書こうかなーと思っていたら、チームとの話し合いにより改革案が練り上げられた模様。
項目別に感じたことなどコメントしていきます。
●ピットからマシンのテレメトリーは、直ちに廃止
双方向テレメトリーは直ちに廃止。チームが勝手にマシンをいじらずに【ドライバー】の腕で何とかしろってことでしょ。採用されてから日が浅いので、各チーム開発費の傷はまだ浅いか?
●マシンからピットへのテレメトリーは、04年から廃止し、標準データロガーを導入
今季マシンがほぼ完成している状態なので、設計時から組み込まれているデータ収集システムをいきなりはずすことは出来ず、かえって不経済ということらしい。
フェラーリなどのトップチームのデータ収集センサーは数多く、軽量化にかなり力を入れられてたはず。これを元にレースの最後までマシンを壊さない走りもできたし、次戦へのデータ収集やシュミレーションを組み立てるために使われてた。レース中に即時対応は不可能となるから、エンジン壊しやすくなったり、どこが壊れたのかわからないリタイアが多くなるかも。
標準データロガーとの差異が大きいチームほど痛そうだが、そういう上位チームはすでにシュミレーションデータの蓄積がある。3強や彼らに会社の威信を賭けて追いつきたい自動車メーカー系は、テスト専用マシンでのデータ収集というワザに走るやもしれませんにゃあ。
●チームとドライバー間の無線は、システムが単独でありデータ送信は出来ない物に限られる。FIAおよび放送局にオープンであり、アクセス出来るものとする。グランプリにおいて公にアクセス可能なシステムの可能性も検討
「雨が降って危険だからタイヤ用意」も「前方に大クラッシュあり、留意せよ」も「周回違いだから無駄なバトルするな」も「後ろが燃えてるゾ〜(^^;)」も言えないんじゃ、あまりにもおかしいと思ったんだ。
【無線禁止】という当初の提案は、利益が相反する国同士の外交交渉における最初のハッタリのごとし。(笑)
チームオーダーの確認しがたい暗号通信や傍受合戦の禁止と、無線公開放映を呑み込ませることが真の狙いか。
放映およびサーキットでの無線アクセスが出来れば、楽しさ倍増だけどね。最近バーニー達とCART代表との交流が取り沙汰されていたが、予選走行の変更のようにCARTからヒントを得た可能性があるのではないだろうか。
しかしこれ、あらかじめ戦略いく通りも練ってるフェラーリのようなチームだと「プランAからプランBに変更」だとか「ニイタカヤマノボレ」「トラトラトラ!」な暗号ですましてしまいそう。もちろんFIA提出用の無難な暗号コード表も用意の上、オーダーは裏コードで発令したりしてね。(笑)
●サードカーは、レースカーが修復不可能な段階まで損傷した場合に限り、使用を許可。レースカーがスタート直前に走行不能になった場合、ピットレーンからスペアカーでのスタートを許される。赤旗の場合は、最初の2周までであれば、スペアカーが使用できる
●車両は、予選とレースの間はパルクフェルメに保管される。しかし、監視下に置いた上で、チームのガレージに保管することもできる。非常に限定された条件に適合する場合以外の作業には、特別な承認が必要

こいつは、予選スペシャルなマシンの使用を防ぐための項目でしょう。ぎりぎりにTカーでスタートすれば最後尾扱いになるんだし。「非常に限定された条件に適合する場合」ってのは予選中(あるいは直後)のマシン破損などだろうか。エンジンの積み替え等はウォームアップ走行中に出来るんですかいなあ? このあたり「非常に限定された条件に適合する場合以外の作業」にされてしまいそうな気がする。アヤシイ物はともかく排除しちまえ、ってノリに思えますにゃ。
●トラクション・コントロールとオートマチック・ギヤボックスは、2003年シーズン途中のイギリスGPから廃止
●ラウンチ・コントロールも、チームがマニュアルクラッチを利用可能になった場合、同時に廃止

禁止するんなら設計段階から考えんと無理じゃ!ってな条項が多い中、このあたりの電子的なドライバースエイドの移行措置のタイムリミットがイギリスGP。シーズン折り返し地点までになんとかしとけってなところでしょうか。新人クン達にとっては、テストでやっと慣れはじめたマシンからの移行がたいへん。(「TCSがあるから大丈夫」なーんてデビッドソン君と松浦君の今月号アズエフ対談で言ってましたな)まあ、電子デバイスのない時代にデビューしてる先輩ドライバー達もマシン変更に順応しなきゃならんのは同じですが。あっ、スタート下手なミハエル様だった。いやーん、またスタートがたいへん。(^^;)
●複数チーム間で共通のコンポーネント使用を許可
強豪チームがコンポーネントを売ったり、自動車メーカー系のコンストラクターがそれぞれのチームに共通のコンポーネントを提供したりする可能性も、あり得るんだろうか?
●04年から全チーム共通のブレーキ・システムの義務化。全チーム共通のリア・ウイングの義務化
マクやフェラーリの特殊ブレーキシステムの禁止騒動など思い出します。抜け穴防止策かな。リアウィングに、ハンドフォードデバイスみたいのを供給されたりしたらどうしましょ?(^^;)ギャップは縮まりましょうが、風洞実験ひんぱんにやってるチーム有利は多少あるでしょうな。(笑)
●04年から自動車メーカーがF1エンジンを供給
「義務化」とはいわんまでも「自動車メーカーによる複数チームへエンジン供給」を奨励する方向か。かつてのスーパーテックやアジアテックみたいなエンジン屋は出て来られなくなりましょう。これ、「ワークス待遇で」と記載された記事も発見。ホンダやコスワースの同スペック2チーム供給のようなカタチを求められてるんだろうか。このあたりがまだはっきりしませんが、そうなると有償エンジン売ってコスト削減を計ってきた自動車メーカーはどうなるのだろか。
●05年からエンジンは最低2戦の間、交換禁止。主要コンポーネントの耐久年限を延長。この2点に関して罰則規定を設置
●06年からエンジンは最低6戦の間、交換禁止

BMWが2万回転にあとわずかと迫ったことを誇らしくうたいあげた2002年シーズン、それに刺激されたメーカーの競争激化を恐れたか。
エンジンの【パワー】よりも【ライフ】を重視しろ、となれば、開発の方向は変わりますにゃあ。自動車メーカーや有力チーム達が開発そのものにかけるコストは大してかわらんような気がします。これも一種の技術的挑戦ではありますが、視聴者(ファンだけではなく、成績のみを目にする可能性の高いそれ以外の一般紙読者やニュース視聴者)にわかりやすくパワーを誇りたい自動車メーカーにとっては、あまり美味しくなさそう。

違反について【密告奨励金】(!)までつけちゃって、これがまた大笑い。
密告する関係者がいたとして、場合によっちゃあバレたら吊されますな。守秘義務を雇用契約のうちに入れてる関係者は多かろう。プレスの守秘義務のように、ニュースソースをFIAが守り通せるのか。控訴裁判所に持ち出されたら、証人の名前バレざるをえんのちゃうか?(笑)
チーム辞めるついでに最後っ屁かましてくヤツいそうですが、あの額の奨励金なら各チームが狙うような大物はひっかからんやろから、そーいうチクリ前科のある小物を相手に、F1界の再就職先がいい顔するかどうかは疑問。どこのチームもグレイゾーンかいくぐって、どこか後ろぐら〜い部分抱えてるF1界だと、わたしゃ思っておりますから。(^^;)

とりあえず、予選方式変更で下位チームにもスポンサーにアピールできる時間帯はできる。そのうえで、このコスト削減措置。
下位に厚く、有力な自動車メーカーにとっては負担は大して減らず広告で大々的にアピールできるような美味な部分は少ない。これでやる気を失う自動車メーカーも出てくるかもしれない。それが心配です。
レースそのものが面白くなり、注目度を増す変更となれば、それは杞憂に終わるでしょうが。
F1そのものが、大きく変質していく規定変更であるでしょう。我らが帝王の圧倒的な強さがこれを導いちゃったというのには、苦笑い。
というわけで、「その強さをしてF1史をかえさしめたドライバー/チーム」と、シューマッハ/跳ね馬伝説には記されるわけなんですな。(笑)


2003年01月03日(金) 新春初のお買い物

ついに買っちゃったー! もちろんバルキリー♪ 初春からヲタク道まっしぐらだぜよ。(自爆)
新春の福袋なーんにも買わなかったのに周囲の熱気に影響されたのか、バルキリー触りたい衝動に負けちゃったのねー(笑)
「これ、なかなか売れないと思うんですよね」「マニア向けグッズだよね」「値段に、今ひとつ踏ん切りがつかないなー」などとネチネチ値切り倒してしまった。
玩具売り場のお兄ちゃん、ごめんね。でも、お財布の中身と相談して本音で勝負するっきゃないもんよ。(^^;)
あと1機のバルキリーがいつ売れるか、楽しみなような怖いような。来年あたり出血大安売りされてそうだべ。
♪あ、さて、あ、さて、さても南京バルキリィ〜、チョイトひねれば、チョイトひねれば、ガウォーク形態にすぐかわる♪
ロボット→飛行形態というと、勇者ライディーンのゴッドフェニックスへ変身できる超合金物も傑作だけど、さすがにそれは最近では手に入らんけんね。
これだけ可変の構造物がはたして飛行に耐えられるか、ってなハードSFな部分はおいといて、手にとって変身を楽しめるロボット物としての完成度高い傑作だもんよ。ムフフ、満足〜。(^^)

マニアックといえば、タカラのジェニーちゃんシリーズはかなり逝っちゃってますぜ。花もはじらう女学生制服シリーズもヲタの気配が濃厚ですが、その中に混じっていた制帽ガクラン姿! ヲトコノコのお人形ではござりませぬ。ストレートの長髪さやさやと、目元キリリの花のかんばせの美少女ガクラン! どっひぇぇぇぇぇ!(◎▽◎)
びっくりしてしてパッケージ裏を見たら、2002年に毎月出されてたコレクションは、婦警、アーミー、ネイビー、エアフォース、カフェーの女給に、驚くなかれ、火消し装束に新撰組ときたもんだっ!(核爆)
しょ、少女漫画の世界か少年漫画の美少女キャラかってなもんで、レトロ風にそこはかとなく倒錯したアトモスファーが、なんともどきどきさせる品ぞろいですぜ。
い、いったい、ど、ど、どんな御人がお買いになるんでしょう。年間コレクションを網羅するツワモノが、この国にはおられるのであらせましょうか。(この企画、かなり逝っちゃってるけど。企画会議にはどんなツワモノ達がおられたやら??)
さまざまなコスチュームに身を包むといえば、マテル社のバービーちゃんという世界的な大姐御がいてはられますが、いとけない美貌のロリータの香り漂わすジェニーちゃんの軍服やらサムライ姿やら、この倒錯の香りは、ランド・オブ・ライジング・サンの国に生まれたものでしかありえない、いと妖しい逸品でありますことよ。
妊娠リカちゃんにも驚いたけどさ。タカラってば....。逝ってよし?(ばく)


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