にっき
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2003年10月28日(火) 二年目突入

ひとりぐらしをはじめて一年たったらしい。
まったく早いったらないよ。

普通だ。

実にナチュラル。

いままで助けてくれた多くの友人たちに感謝の気持ちでいっぱいです。
金、借りたいぐらいです。

…うそです。町田康ぶってみました。


ここで抱負を

二年目では東北のほうに旅に行きたいです。
あと(   )が(    )です。
あと貯金したいです。

定期を買うお金がありません。


2003年10月21日(火) あしたかぶく?と聞かれて

日曜日、芸術祭十月大歌舞伎を見に行った。

ほんと、ありがてえなあ
Tちゃんのおかげです。
午前の部で演目は「盟三五大切」と「連獅子」。

ちなみに「盟三五大切」は「かみかけてさんごたいせつ」と読む。
ありえない。

これは「四谷怪談」の後日談で、
もちろん忠臣蔵にもかかわりがあり、
なかなかグロくてひどいお話でした。
でも面白かった…
片岡愛之助かわいーし。かわいそーだし。
あとのひとたちは
いつもどおり自業自得ってかんじで。
鶴屋南北はとってもおもしろいひとだね
意地で登場人物全員を因果関係にしようとしてて…
「実は兄でした」
「実は仇でした」
「実は主人でした」
とかばっか。

さて

「ひょん」は凶からきてて。

「おためごかし」はお為倒しとかく。

「ぬらりひょん」はなまずで。

「ぎゃふん」は大塩平八郎なのだ。


2003年10月14日(火) 池袋の夜

金曜の夜
つるみちゃんに池袋接待をしてもらった。

駅で待ち合わせ
まず山頭火でラーメン。
しおラーメンなのに濃いー。うめえー

で、サンシャインの上のナンジャタウンを探検。
人がすくなくてなんかいい感じのさびれぐあい。
アイスミュージアムで
御当地アイスで感動し、
「ガリガリくん」とか「ビエネッタ」トークでもりあがり
あたしはトルコののびるアイス。つるみちゃんはヨーグルトアイスを食べた。

その後のみにいって、カップル席しか空いてなくて
角ソファに仲良く座って呑みました。
やっぱり焼酎なら焼酎いっぽんにしぼるといいみたい。
あんまり酔いませんでした。

たのしかった…ありがとうー
はやくTAのチカチカ治るといーね。



ちょっとだけ丸ちんに着物借りて
日舞やってます。


2003年10月07日(火) 想像力。その2

今日は、このまえとは別の想像力について語るとします。

先日私は夕飯を作りながらテレビをちら見していました。
ふと見た時、こういうCMがあっていました。


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古い日本家屋。静かな時間を過ごしている老夫婦。

おばあさんがお茶を持ってくる。
湯飲みをちゃぶ台に置いてまた台所へ。
おじいさんは自分のまえに置かれた湯飲みを手にとり
じっと中をみる。
「……」
何かに気付いたおじいさんはさりげなくおばあさんの湯飲みと
交換する。
そこでおばあさんが戻ってきて。

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ここで私は考えました。

「ばーさんには殺意があり、じーさんの茶に毒を入れ殺害しようとした。
ところがじーさんは青酸カリ(アーモンド臭)
に即座に気付き、ばーさんのと取り替えた。」(0.5秒)

なかなか憎いCMじゃあないですか。

それで、続きはこう

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戻ってきたおばあさんが茶を飲もうと湯飲みを手に取る。
そこで、気付く

そのお茶には茶柱が立っていたのだ。

ほころぶおばあさんの顔、さりげないおじいさんの顔

なんともあたたかい空気が流れる…

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私は自分の心の黒さにおどろいて
しばらく絶句しました。

推理小説の読み過ぎでした。


nz