思うところあって...銀の

 

 

出会い2006 - 2006年12月30日(土)

この一年を振り返ってみると、
とっても変わった自分に気付いた。
もちろん、本質的な部分は変わらないけど、
考え方とか、人への接し方とかとか
いろいろ変わった。

成長したと自分で思える。
『成長』ってどういうことを指すのか
よく分かってなかったけど、
こういうことかって思う。
自分が気持ちのいい考え方でもって
行動していけるようになること。
では、ないでしょうか?と思う。

人見知りは、相変わらず克服できては
いないけれど、全てを望むとだいたい
ハマって落ち込んでしまうので。
だから、まぁ、徐々に、ね。


何かを思い付いて、
実際に行動して、
そこで人と出会って、
刺激を受けて、
嬉しいことや嫌なことがあって、
新しい考え方が湧いてきて、
思い付く前の自分が持っていなかった
視点を得る。
ひとつ自信になる。

楽しいなぁ。
変わっていくのは楽しい。
人と出会っていくのは楽しい。
もっともっと出会いたい。
今までの人生で一番ウェルカムな状態だ。
超恐がりで超閉鎖的な人間だったのに。
馬鹿にされてもかまわないし、
人と全然違ってもいい。
私と繋がりたいと思ってくれる人を
なるべく排除したくない。

今この感情を無駄にしないように、
始めないと。

違うな。

この感情が嘘じゃないなら、
間違いなく始めると思う。


...

ポエミー - 2006年12月22日(金)

他人のWeb日記や自分の日記に、時として
とてもポエミーなものが書いてある、
もしくは、書いてしまうことがある。
それって、読むと、読み返すと、
ものすごく恥ずかしかったりするけど、
それでも書いてしまう気持ち、とても分かる。
自分の中のぐわ〜っていう感情を抑えられなく
なった時に書かずにはおれないのだ。

最近は、読み返した時の自分を想像して
なるべく客観的に書いてる風を装ってるけれど。

あと、少しだけ客観的に書けるようになったのは、
数年前より、少しだけ視野が広がって、
少しだけラクな考え方ができるようになって、
少しだけ生きやすくなったから。

私にとってラクな考え方とは、
「今この状態を変えてもいい」ということ。

私は中途半端に真面目なので、楽しくなくても
飽きていても、ここに居なければ、って考えていた。

それと、厄介なことに、幼少の頃に
自分にとって『完全な時間』を経験していたので、
その完全な状態を復元しなければいけないという
脅迫観念があった。
『完全な時間』とは、本当に好きなことに
没頭する時間のこと。
我を忘れて、自分(もしくは自分達)が作る世界に
集中する時間のこと。

そういったものに捕らわれてたから、けっこう
最近まで社会的な時間が息苦しかった。
人に合わせて話をすることは、嘘をついている
みたいで嫌いだったのに、かと言って興味は合わない。
それに、私がなんとかして会話を楽しいものに
していかなくてはいけないという必要のないおごりがあり、
しかも、楽しくできなければここに居ることを許されない
くらいの卑屈さもあった。
意味分からん。

こんなんじゃ相手に嫌われると勝手に思い込んで、
どんどん人と喋れなくなっていた。
自分が好きな友人でも同じで、話すのが怖くて、
話さないと不機嫌に見られると思って、
変に引きつったままへらへらしてるだけだったりして、
こんなんじゃ余計嫌われると思って、
その場から消えたかった。
会いたいのに会わずにおきたかった。
会いたいのに会った後は泣きたい気持ちだった。


でも、何がきっかけだったんだろう?
ずっとずっと何年もそういうことを考えてきて、
今変わったと思える自分がいる。
自分を捕らえていた甘えたな自分から開放される
時間が多くなった。

今は、動くよ。
ものすごく動く。感情も行動も。
一番ひどい頃は感情が死んでいた。
音楽も、何を聴いても響かない時期もあった。
自分では何も行動を起こせなかったし。

でも、気付いた。
「今この状態を変えてもいい」
と。

だいいち、完全な状態なんてなくていいんだ。
完全な瞬間があればいいんだ。
連続する時間の中で、一瞬だけでも
自分が完全だと思える瞬間があれば本望だ。
その瞬間を貪欲に求めて求めて、
今したいと思うことを今する。

今、この瞬間に、この状態に飽きたなら
嫌な気持ちでいるなら、
この状態を変えればいい。

そういう風に考えるようになってからは、
人と話すのも楽しくなってきた。
いろんな人と出会いたくなってきた。
自分から近付いていくことも、ちょこっとずつ
だけどできるようになってきた。

すごくいろいろうじうじしていた時があったから、
いろんな人のいろんな言葉が切実に響いて、
私の中に溜まっていると思う。

今も、なんやかんやで落ち込む。
でも、それも、心がアップダウンしてるんだ、
ってどっかしらで面白がれるようになった。
ひとしきり泣いて、本読んだりして、
暗い顔で外歩いて、好きなもの買ったり
食べたり、聴いたりして、
ちょっと気持ちよくなってきたら
誰かと話してみる。
すると、凄く楽しかったりする。

で、気が付けば完全な瞬間だったと
感じていたりする。


で、何がポエミーだっけ?
あ、そうそう実家にまだ置いてある勉強机の
鍵がかかる引き出しに、学生時代に書いていた詩や、
日記や、もらった手紙を入れたままにしていたの
だけど、この間帰ったら鍵が壊されていた。
きっと勉強机を捨てていいかどうか困って中を
見たのね。
きっと読んだよね?
詩なんてイラスト付きだよ?
桜とか散らしてたよ?
恥ずかしくて、消え去りたい。
今住んでいる自宅に持ち帰ったけど、
どのタイミングで処分すればいいのやら。

ポエミーなことに救われたりもするけど、
窮地に立たされたりもするのだ。

長すぎたので、まとまらない。
しかも、全然客観的な文章じゃないやん。
終わり。


...

今日という日 - 2006年12月14日(木)

今日は夕方から入る予定だったバイトが
キャンセルされてしまったため、
なんとなく難波に行ってみることにした。
タワーレコードに行くのをやめて、
脇道から道具屋筋に入ってみたら
凄くいい感じだった。
しばらくぷらぷらしていたけど、
また折を見て来ようと思った。

道具屋筋を出るとすぐBaseよしもとが
あったので(場所知らなかった)、
今日の出演者を見てみると、笑い飯があったので
「観よう」と即決した。
お笑いのライブを観に行くのは、3年前仕事で
東京に転勤していた時に3回ほど行った
ルミネ以来だった。
いやいや笑うね、さすがに。さすっっっがに。
笑い飯のネタはちょっと前にテレビで見たやつ
だったけど、テレビじゃないだけあって、
最後がやんちゃに変形されていた。
テツオさんが西田さんにかんちょうして終わった。
パンク魂健在でなんか嬉しかった。
笑い飯は日本で一番面白いネタをする漫才師だと
思うので、今年のM-1も楽しみだ。

今日のライブでは、他に天津とストリークが
特に面白かった。
ライブが終わって外に出たら、向こうから雨の中を
傘もささずに歩いて来たストリークのユニフォーム姿
じゃない方の人とすれ違った。
あぁ、大阪やな〜と思った。

終わり


...

12月8日 - 2006年12月10日(日)

ジョン・レノンの命日のこの日に、南森町からほど近くに
あるレストランで開催された『ジョン・レノン・ナイト』に
参加しました。
人生初のボーカルです。
旦那坊主がアコースティックギターで伴奏してくれたので、
“平野区のル・クプル”という異名をいただきました。
どうよ?

曲はジョンの“LOVE”とオノヨーコが歌っている
“Listen, the snow is falling”の2曲でした。
“Listen, 〜”はあんまり有名じゃないのですが、
GALAXIE500がカバーしている曲を旦那坊主に聴かせて
もらったら凄くかっこよかったので、決めました。
出来は、まあまあまあ、ボーカル初デビューなので
こんなもんでしょう。のはは。

いや、そんなことより最高に気持ちよかったのです。
その場の空気があったかすぎて。
すごくかっこよく年を重ねてらっしゃる大人の方から、
すやすや眠る乳飲み子まで。
それぞれが、それぞれのスタイルで楽しんでられる
ようでした。
こんなあったかい風景に入ってるんや〜ってことが
幸せでした。
その至福の時を、写真家の友人がパシャパシャ収めて
くれました。
料理もめちゃくちゃおいしかったし、ワインも
ガハハガハハといっぱい飲んでしまいました。
最後のセッションでコーラスをさせていただいた時には
ベロ酔いで揺れながら歌っていました。
人との出逢いもありました。
人と出逢っていくというのはこういうことか、
って思いました。
ほんとに、参加させていただけて嬉しかったです。


イベント主催者であり、ギター弾きでもある
レストランのシェフも、出演者のみなさんも、
お店の方も、来ていただいたお客様も、
ありがとうございました。



...

シビレタ - 2006年12月06日(水)

月曜日に埋火のライブを観に行った at ベアーズ。
良かった。
かっこよかった。
1曲目でギターボーカルの見汐さん風邪ひいてるのかな?
って一瞬思ったんだけど、2曲目の『サマーサウンズ』
のギターでそんな思い吹き飛んだ。
音のうねりに飲み込まれた。
2度目に聴く『秘密』って曲もまた、かっこよすぎて。
この曲は音源持ってないのですが、
たまらなく名曲だと思う。
切実にCD欲しいです。
やっぱり埋火サイコウ!
また観に行こうと思います。


対バンの中山双葉さんて方もすごく素敵だった。
歌声がもう、なんて言うか、ずっと聴いてたい声で。
メロディーも、すごく入り込んできて。
なんか好きだった。

いいライブ観れて嬉しい月曜日でした。



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みやこ音楽祭 夜の部 - 2006年12月04日(月)

みやこ音楽祭夜の部に行ってきました at メトロ。
入場の際、最低最悪に嫌なことがあり、もんっっのすごく
ローテンションの出だし(帰ろうかと思った)だったの
ですが、良かったです、行って。
レイハラカミさんが最高にかっこよかった。
CD聴くのとは全然違う血の騒ぎ方。
“脳の働き”とか“細胞が生まれて死ぬまで”とかに
音があるとしたらこんな感じじゃないかって思いました。
ハラカミさんは、オーケストラの全ての楽器を
たった独りでかき鳴らしながら一心不乱に指揮をする人
みたいでした。
好きです。

他には達身さんや佐藤くん達のDJタイムもあったの
ですが、かっぺな私にはDJの良さがこの日まで
分かってませんでした。
「レコードやCDを爆音で聴いたら体が揺れて楽しいね」
みたいなもんかな?と。
知ってる曲がかかったら「『あ、これ知ってる!』みたいな
気持ちになれていいね」みたいなもんかな?と。
そんな私が、Limited Expressの人のDJが凄くいい!
って思ったのです。
大好きなジッタリンジンの『プレゼント』がかかった時に、
曲の最後の方で低音(だと思う)にぐわーって
エフェクトがかかって、なんかどっかの琴線に
おもいっきりひっかかって涙出そうになりました。

ま、かと言ってこれからもDJだけのクラブイベント
とかには足を運ばないだろうなとは思いますが、
ちょ〜っとだけ世界が広がった気がして嬉しいです。


深夜3時を過ぎた頃メトロをあとにして、
寒空の下コンビニで買ったアイスをかじりつつ
プロゴルファー猿の主題歌をフルコーラス歌いつつ
歩いて帰ったのも楽しかったです。



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