日記ふう雑感 ひとりごと
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2002年06月27日(木) ムーミンの贈り物

 仕事の関係で数週間滞在していた外国人のご家族が今日帰国された。
その2人のお子さんから置き土産を頂いた。

 今朝、仕事場の私の椅子の上に可愛らしいペーパータオルと、鉛筆とマジックで丁寧に描かれた絵が一枚遠慮がちに置かれていた。

 2人は日本の学年で言えば小学校の低学年にあたる年だ。彼らに会うのはこれで2度目なのだが、なかなかすすんでおしゃべりはしたがらない。日本人でもこのくらいの年の子は恥ずかしがって言葉少なげだ。とは言え彼らの母国語は英語ではないので、私と彼らの英語力(彼らは既に小学校入学と同時に英語を学んでいるそうだ)がそれぞれ思ったことの50%を相手に伝えられるとしてコミュニケート率25%、そこに子供のはにかみが半分加わって12.5%、さらに彼らと私の年齢さがその率を半分にするとして6.25%。ごく普通に(?)考えても私たちは思ったことの6.25%しか伝えられないし伝わってこないことになる。前回もほとんど話はしなかったのだが、今回少し違っていたのは、彼らがお絵かき遊びに使った机が前より私の近くに来たということだ。彼らは私のすぐ後ろの机で楽しそうにおしゃべりをしながら絵を書き続けていた。

 絵は2人の子供がそれぞれ日本の旗と彼らの国の旗を持って笑いながら振っているというものだ。ひとりの頭の上にローマ字でNIPPON、足の下に英語でJAPANと書いてあり、もうひとりにも同じように自分の国の名前が入れてある。小さくて簡単な絵だが実に丁寧に描かれている。一生懸命描いているその様子が目の当たりに浮かんでくるようで、絵を持ったまま立ち尽くしてしまった。○×首相ではないが感動した! 

 丁度今、わが国ではW杯の試合内容や応援の仕方を取り上げて、あの国の人はおかしいだの、この国の人はヘンだだのが話題になっているが、彼らの絵を見てほとほと愚かなことだと思った。国は違っても個々に分けてみれば同じひとりなのだ。‘同じように個である’これ以上強力な共通点は他にない。


「おばちゃんくらいになると、体にたくさん年を詰め込んで来てるから、君達のような一生懸命さをずっと奥のほうに押し込んじゃって取り出せなくなっちゃてるよ。でも得意なのは平気で年をとることだから、この得意技を使って、もらった絵を大事にとっておくことにするね。おばちゃんのできる唯一のお返しだね。」

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2002年06月24日(月) エレベータのドア付近にて

エレベータに乗る時、中に人がいたらあなたはどうするだろうか。
まず、その人が降りるかどうかを何となく確かめてみるだろう。
足を一歩踏み出そうとしていればほとんどの場合降りると言う合図だ。
顔を見て判断するのもいい。
大抵の場合、降り顔でこちらをにらみつけているか、
優雅に降りますわよ微笑をたたえて突っ立っているかのどちらかである。
人数が多い時は堰を切ったようになだれ降りてくるのでこの限りではない。

そう、中に人がいたら降りる人が優先で乗るほうはじっと待つのが普通だ。

今日、誰もいないエレベータに乗った。
1階で降りようとドアの開くのを待った。
開いた途端、わいわいと人が入ってきた。

い、いや、待ってくれ、私はここで降りるのに。

足を一歩踏み出した。それでも中に戻されそうになる。
降り顔で一人をにらみつけ、もう一人には降りますわよ微笑を送った。
だが、誰も気がつかない。
結局、「なんだか知らないが不機嫌なおばさんが声を荒げて降りて行った」空気をかもし出すこととなる。

常識じゃないの?!エレベータは降りる人優先て!


2002年06月20日(木) 納得のいかないこと

通勤の満員電車:
なんで細身の人ばっかし降りて、太身の人ばっかし乗ってくるかなぁ!

雨の帰宅時:
傘持って、荷物沢山あって、なんで今日に限って郵便受けの中身多いかなぁ!


今日の一日は満員電車の太身の人に始まり、郵便受けのしょーもない分厚いパンフレットに終わったのだった。


2002年06月17日(月) タフガール

昨日のことだが、大学の近くに下宿をしている長女がこちらに用事があるというので1泊の予定で帰ってきた。
下宿を始めてからは大体ひと月に1度くらいの割合で帰ってくる。
相変わらずの元気姉さんだ。タフガールである。
よく食べ、よく笑い、よくしゃべって、あっという間に戻っていった。
帰りの電車の中、長い道のり「ひま〜」といってメールをよこした。

「たいいくすわり
 &&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&
&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&
&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&」

だそうだ。
なるほど’たいいくすわり’だ。
そして確かにひまらしい・・・・

私もこんな風に、親に元気のお裾分けをしながら生きてきたのだろうか。

今日の教訓
「お腹がすくと猫背になり、目線が下がる」
 →はつらつと生活するにはお腹がすかないようにする。
 →または、どうしてもお腹がすいている状態でいなければならない時は、 
  目線を上げ胸を張る。

前後の脈絡なし、だたのひとり言である。

無理やり胸を張ったかのようなおばさんが歩いていたら
それはお腹のすいた私かもしれない。



2002年06月16日(日) サッカーW杯の楽しみ

  いよいよW杯も中盤に入り、世界各地での熱狂振りが話題になってきた。ロシアの暴動はじめ韓国では予選一位に感激したサポーターが投身自殺したとか。日本でも道頓堀に飛び込んだり渋谷駅前では暴動寸前になったりといったことがニュースなどで取り上げられている。
 そんな中で私の気になったのはこうした暴動、行き過ぎだお祭り騒ぎのみをあげつらっての批判だ。あの騒ぎ即ちW杯と思っておられるらしい。私もそうだが、サポータやW杯ファンのほとんどはさすがに少々興奮してはいるが、礼儀を守って楽しんでいる人たちなのだ。人に迷惑をかける無法者のような行為をする輩は真のW杯のファンとは私は思っていない。
 サッカーの魅力はやはり国を超えて理解できる団体競技というところにある。誰もが一度は何かを蹴っ飛ばす、という経験はしているだろう。あのすっきり感は万国共通である。この人間の単純で原始的な行動がスポーツになった。そこにはルールがあり、勝敗がある。単純であればあるほど感情に左右されるということ、故にきちんとしたルールが必要であるということをサッカーファンはよく理解しているのだ。
 よく、紳士のスポーツなどと言いながら相手チームにブーイングをしたり、試合前に偽りの情報を流したりと全然正々堂々としていないではないかと言う人がいるが、ファンにとってはそういうことも全部ひっくるめてW杯なのである。アルゼンチンのようにまさに国を挙げての真剣なイベントとして取り組む国もあれば、ほとんど国内では話題にならないアメリカのような国もある。それぞれ良くその国の様子を表している。そういったこと全部がW杯なのだ。本当にW杯を楽しんでいる人たちはそれをを理解している。熱狂あり、欺きあり、ブーイングあり、すべてがありである。だから、ルール違反、暴動、殺人などの問題の起りうる。これらは人間として決して許してはいけない行為である。が少なくともスポーツとはかけ離れたことも起きることを理解して初めてW杯なのだ。だから私達は無法者の輩とは類を異にするにもかかわらず、こういった連中即W杯とみなして受け付けない人たちとも悲しいかな違った立場に立たされてしまう。
 負けているときの焦り、勝っているときの気の緩みなど国や人種の違いに関係なく伝わってくる。そういう感情をいかにコントロールして勝負をつけるかの過程が目の当たりで繰り返される。それが面白い。つまるところそういうことだ。ほとんどのW杯ファンは少ない時間をやり繰りし、少々ハメをはずしてたまの世界的イベントを楽しんでいるそれだけのことである。


2002年06月10日(月) スポーツの楽しみ

ロシア戦に勝利した。
稲本、戸田、楢崎―挙げ始めると全員の名前が出てきそうだ―さすがである。
何がさすがと言って、試合後のインタビューでの落ち着きである。
次の試合に向けての気持ちの切り替えの早さ、
自分のプレーの分析とチーム全体への気配りなど、
私利私欲ばかり目立つ政治家や官僚のトップに是非見習ってほしい。
本当に頼もしい若者達である。
スポーツの魅力はここにある。
結果ですべてが評価されるがゆえに、戦うものはその過程に全力を尽くす。
過程に全力を尽くさんがために、その準備に万全を期す。
準備に万全を期さんがために、体を作り精神を作る。
人は体も精神も完璧ではない。
その完璧ではない体と精神で結果に挑む姿に人は共感し感動するのだ。
わたしはスポーツは種類を選ばず好きである。
運のいいことに多少分別のつき始めた人生の半ばを向えた頃、
たまたまサッカーW杯の自国開催となった。
大いに楽しみたい。


2002年06月08日(土) 日程表

少し時間があったので、作っていたサッカーW杯予選日程表と勝ち点表を
UPしようと思ったがやはりやめた。
遅ればせながら、
インターネット上には私のような素人が作るより
もっと気の利いた表が沢山あることを発見したためである。
トップページにささやかな名残りを残すことにした。
期間限定である。
自分で作った何枚かはプリントアウトして書き込んでいくことにしよう。
この表が埋まっていく過程がまた面白い。
自分で言うのもなんだが、(というよりは誰も言ってくれないので自分で言うのだが)
私はなんと熱心なサッカーファンであることか。


2002年06月03日(月) 日記どころではない!

 今朝の通勤時はいつもより人が多く、活気付いていたように思ったのだが気のせいだろうか。明日のW杯の応援を楽しみに今日はしっかり仕事をする、といったところか。などと言うと「W杯、W杯ってそんなことに全く興味を持たない人間だっているのだ。あたりまえのように大騒ぎするな」とお叱りの言葉が返ってきそうだ。確かに突き詰めれば個人の好き嫌いの問題である。

 しかし、こと公のコメントとなると少し違ってくる。テレビでいつもは口角泡を飛ばして議論なさっている国際関係論の専門家や元外交官とおっしゃる日本外交コメンテータが、「プロ野球ならいいですが、サッカーとなるとからきしわかりません」などとにこやかにテレ笑いしているのは、いただけない。W杯は経済面でも政治面でも話題に事欠かない。外交の専門家なら率先して話題にすべきである。「外交とは表向き、実は自分の国のことにしか興味はないんだよ」と公言しているようなものだ。こんなことだから、海外での日本の評価は下がる、いつまでたっても閉鎖的日本の印象は拭えないということになるのだ。ああいったおじさんの笑顔は公共の電波で流すべきではない。

W杯という大枠についてはこれくらいにして、サッカーについて語りたいのだが、正直のところ自国開催という歴史的な出来事に言葉もでない状態だ。

 ただ、アルゼンチンは評判どおりに強い。守備といい攻撃といい持ち前の実力をきちんとはっき出来ているように思われる。ドイツもフランスももう一試合見てみないと評価は出来そうにない。サウジアラビアは思わず中国、韓国がんばれといいたくなるような後味を残してくれた。イングランド、アイルランド、スウェーデン、スペインは順当な試合運びといったころか。いづれにしても前評判の高かった選手がきちんと得点を挙げているところがさすがである。日本の得点源は誰になるのだろうか。バティストゥータのような強力な点取り屋が一人ほしい。個人的には高原に期待していたのだが、なにやら飛行機の中でおとなしくし過ぎたらしい。残念である。アフリカ勢は相変わらず台風の目になりそうだ。フランス大会に比べて技術面で更に洗練されてきたような気がする。
 
 ほとんど言葉にならない。
 
 話は少し違うのだが、私が通勤で利用してる地下鉄は埼玉スタジアムから例の六本木まで直通で行くことのできる線である。流れに添ってそのまま行けば家にたどり着かないが、分別のある大人としてはもちろん明日も途中で流れを降りてきちんと帰宅するつもりだ。ちなみにこの線は埼玉を出て六本木から目黒、さらには武蔵小杉まで直通で行くことができるらしいが、乗り換えれば横浜、桜木町まで足を伸ばすことも可能だ。つまり逆方向横浜経由で家に帰ることもできるということだ。
 
 やはり気持ちが入りすぎると言葉など出ないものだ。ほとんど何も書けない状態である。心情を語ることは難しいものだ。
 ところで私は今対戦表を作っている。勝敗はもちろん得点、チェックすべき選手、試合開催地、試合時間、放送テレビ局、解説者の名前等も書き入れなければならない。なぜ書き入れなければならないかは私にもよくわからない。これから始まるイタリア戦に備えて鉛筆を削る作業に入る。日記どころではなくなってきった。


Hiroko |MAILHomePage