嘆息の記録



つづき

2007年09月09日(日)

メリたちが住む場所は、瓦礫の山と木が有るところのちょうど真ん中あたり。
家と言うより雨をしのぐ場所といったほうがいいのかもしれない。
特に季節など意識したことは生まれてこの方無い。
すんでいるメリたちも季節とは何なのかがわかっていない。知識としてあっても知っているだけで実際の環境にはない。だから季節の移ろいを知ることは木の葉が散ったりすることをみて、ああ、何ヶ月たったのだ、などという時間的節目をただ感じるだけで別段深い感慨もない。
太陽の動きなどを見て感じるけれど、何時になっても同じで1年という概念はあるものの、どういう季節が来たからなどという計算ではない。
1年は12ヶ月で構成されていてその間隔を測りいまこのぐらいと推測をたてつつ生活するだけだ。だから、育てている草などの伸び具合などをみて判断することがほとんどであった。
メリはその時間の計り方があまり好きではなかった。住んでいる、拠点としているところの草よりも、何倍も木が有るのころのほうがあからさまにわかったしそこに居ることのほうが多かったのも確かだ。そしてその木たちを見ていると時間の移ろうことなどはわかりやすかった。


今考え中のやつ 

2007年09月08日(土)

主人公:メリ
相手:ハナフ
ともだち:コルオト
ともだち:エンティ
ともだち:カバル
人間じゃないともだち:ループ

場所:瓦礫の山

時間:人間が自然にいなくなった感じ

自然:まだある

メリは木が大好きだが、瓦礫がほとんどを覆う一体から離れた場所へいつも木を見に行く。
友人は口をすっぱくしてあそこへ行くなら一人で行ってはいけないと言う。だからメリは誰にも言わずに一人で行く。
誰も居ないし、動物だってほとんど会話を交わすこともなく、そして干渉もされず勝手に生きている。だから自分にも関係ないと思っている。
「自然は多分、大きなものでメリなんかの存在なんか多分ちっともかまわないで大きくなる。木やそれにまとわる鳥とか虫とか多分そんなものたちもメリはあぁいるなぁぐらいで多分気になんかしていない。何時いかなる時であろうともメリをちょっとたまに来た自然の一部だろうと思っているんだ」
そういう勝手な思い込みで日中うろうろしている。
 さすがに夜なんかはみなが心配するから行かない。以前夕方、日が落ちる直前ぐらいに木のところへ行ったことがある。その時はさすがに見慣れない動物もいた。夕方ごろになると寄って来る自然も雰囲気が違っていて、キラキラ光る虫なんかよりももっと大きくてがっしりした毛の多いメリなんかより2倍もながさのある犬みたいな、(多分いぬって言うんだ、図鑑でみたよ。)それにあった。初めて行った時に、近寄るなって言われほとんど行っていない。
 たまに昼でも見かける。その時はやさしく挨拶を交わす程度の顔見知りだ。
 水などはここらでなくても川がながれているのでソコからもらうし、草なども別のところで栽培しているから普通は用がないのだ。ただ、薬とかそういうのは木の周りにしかないから必要があれば日が昇る直前から行って昼を回ってちょっとしてから帰ってくる。実際それほど苦労しなくても薬は手に入るが面白そうな地帯はたくさんある。見慣れないきのこや蛇みたいな動物なんかがいっぱい居る。友達でもないのであまり深く関わる時間が無いのでだいたいはちょっと挨拶して帰るぐらいだ。

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