遺書

2005年02月28日(月) Freedam two . flower and bird

籠の中の鳥は溺れることを知らないの
だから、空がとてつもなく綺麗に見えたり
時には、溺れることに憧れ覚えてしまう

籠の中の鳥は世界がどれほど穢れているかも知らない
だから、少しの触れ合いの中で満足しなかったり
時には、広い世界に何も持たずに旅に出ようとしてしまう

世界は本当に汚いよ、あなたの居る籠とは違うの
それでもあなたは飛び立とうとするの?
あなたはそのぬくもりも安全も捨てて飛べるの?


生まれたときから一緒の籠を捨てることがどれだけ怖いかあなたは知らない
私はやっと此処にこれたのだけれども、世界はとても汚いよ
優しいあなたには知ってもらいたくないくらい汚くて汚くて…
此処はとても綺麗だよ、嘘ばかりでもそれでも、とても美しくて
輝ける一瞬も一生は作れなくとも、退屈だけど安全だよ

僕はね、そんな此処が嫌いなんだ
僕は、もっと広くて大きな世界を見てみたいだけなんだ
もっと危険で汚くたって構わないんだ
そこへ行かなければ僕は一生輝かないと思うんだ
ここで灰色の人生を迎えるわけには行かないんだ
だからね、さよならなんだ
僕が飛び立った此処は少し寂しいかもしれない、僕も少し悲しいかもしれない


一枚の羽を残して鳥は飛び立ちました。
私がどれだけ止めても止まりませんでした。
私の求める幸せと彼の求める幸せは違うのかもしれません。
彼の居なくなってしまった此処を私は少しでも華々しくします
もし彼が帰ってきたとき華麗な歓迎できるようにすることがきっと私の使命なんでしょう。

*あとがき
女性らしさを持つ花と
少年らしさを持つ鳥
副題「籠の中の自由」



2005年02月27日(日) Freedam one . me and bird

今、君のその目が望む未来
今、僕の手から飛んで行く君


いつまでもこうでは居られないと気付いてた
いつか君が飛んで行く日が来ると気付いてた


君はもっと自由であるべきだった
僕はその自由を奪っていった
君はもっと自由を知るべきだった
僕はその自由を教えていない


君があこがれる自由は、
全部僕が奪った
君が願っていた未来は、
全部僕が叶えず


願い叶わず
力およばず


他人に君が奪われるのがとてつもなく嫌だった
その一方で他人のほうが君を幸せにできることに気付いてた


開いた窓に、一枚の羽
さようならを言わずに君は空へ飛び立っていった

残された花と僕は君が帰ってきても困らないように
此処を綺麗な場所にするこにした

*あとがき
副題「籠の中の鳥」
君とは鳥で、願う未来とは自由で…。
oneなのでtwoもあります。それはまた明日。



2005年02月26日(土) 15 over T a d A N o H i T o

僕が十五個目の大地を踏みしめるとき、
空は暗く、右手に自由はなく、ただ言葉を書き連ねることもできない
地面に色もなく、世界も次第に色を失い、ただの普通に平凡になる

今まできらめいて自慢できた僕の世界は今頃危うくなり
僕が十五の資格を得ることが崩壊の最後のワード

逃げられない現実から逃げるには
生きている現実をやめて生きていないことにすること
永遠に美しい世界を残してこの世から去ること
そして完成する汚れない世界はもう何も発展しない死んだ世界な

何もない平凡な大地にただ潜む世界より
美しく不変不同な死んだ世界を求めることは
全世界に対する侮辱だとわかっているの

三匹の子豚は、苦労すれば救われた、苦労したのは末っ子だ
七匹の山羊は、勇気を持てば救われた、狼に人権はないんだ
一人の桃男は、友情を持ってして救われた、友情は物欲だ

色々な世界の美しい矛盾点
わかっているけど変えられない現実
知っているんだけれども変えない現実

十五の資格を取った大地を変える方法を知っている
わかっているけど変えられない
世界と現実はとてもよく似て

*あとがき
あれ、俺が小学校卒業したの一年ま… ´д)_y=- Σ(д゜)
2年前でした。
今年で15。
10で天才
15で才子
20過ぎればただの人

15で十分ただの人かとおもうんですが、どうでしょうか



2005年02月25日(金) Why do you live ? Why do me live ?

Negative,Hope
Yesterday,Tommorow
You or Me.
There is happiness at the end.

I wanna Happy end...
There is Sadness and Darkness for The end.
I have lived until this day.
Why ?
For me ?
For you ?
Not, for Happiness.

It is scared to die,but If the end is Happiness, it is good.
Why have you lived until today ?
Though I say that I am alive to end
Is it true ?
Is it fact ?
Can't Understand.
Won't Understand.

My understanding,
"You and I are alive. "

Only one the truth.

*あとがき
何の為にいきてるの? * 2003年05月27日(火)
より

否定、希望/昨日、今日/君か僕。/最後にあるのは幸せ。/私は幸せな終わりを求めているの。/絶望も悲しみも終わりの為にあるの。/私は今日まで生きてきたよ。/何の為?/自分の為?/君の為?/いいえ、幸せのためよ。/死ぬのは怖いよ、けどね 最後に幸せがあるならそれでいいよ。/君は何のために生きてきたの?/私は最後のために生きていると言うのだけれど/それは本当なんだろうか?それは事実なんだろうか?/わからないよ/わかる気もない/ただ、これだけはわかっているよ/「あなたも私も生きているよ」/たった一つの真実だよ。



2005年02月24日(木) Can you teach flying to me?

飛び方を僕に教えてください

たとえ、涙で目がかすんで見えなくても
たとえ、世界が悲しみで満ちていても
全然関係なしに自由に飛べる方法を

愛も悲しみもいりません
二度と悲しむことなく世界を生きたい
それだけ

十分な動機、不確かな記憶、確かな矛盾

あなたの言う言葉に惑わされたけれど
そのおけげで、僕は何度も地に堕ちたけれど
僕はもうそのことで悲しまないよ
僕はあなたの愛を望まないよ

僕は僕だ
自由を知りたい
空を飛びたい

君は人だ
地に這いつくばっているだけで、
空を見ようともせずに他人を仲間にすることばかり
だから僕を惑わせた?

飛ぶことを知りたい、今までの比でもなく
飛び続けていたいよ、死ぬまで堕ちることなく

僕に、空を教えてください
僕に、自由な飛び方を全て

僕に…

*あとがき
ラーゼフォンの主人公の「僕は僕だ!」
から影響を受けました



2005年02月23日(水) 僕の居場所、君の居場所

自分の影が自分でなくなった夢を見たのは壱月壱日
事実上の初夢は誰に話すこともなく終わってしまい
自分の影が薄くなっていることに気づく弐月の初め

壱.
目をつぶって思い出すのは黒い自分
目を開けて写るのはいつもと違う朝
他人と違うことを求めて見えた朝日
朝日が僕の影を少し溶かしていった

弐.
手を伸ばしてやっと掴んだ星の名前は明日
けれども、手を開いて見えてきた物は今日
何の変哲もない今日僕の影は星空に奪われ

参.
いつもと違う影を見つめて、僕は今日変われた気がした
いつもと違う影を見つめて、君は僕ではないことを知る
溶かされて奪われた分、君は誰のモノを影にしたんだ?

四.
人と同化することで生きてる気がしていた過去
何もせずにただ笑うだけで仲間と触れ合う日々

個性を殺し、孤独を嫌い
唯、居場所が欲しかった

自分がどうかしている、と言う現実を
覆すものはなく笑いあう日々を嫌って
他人と違う存在になりたいんだ!って
強く願った過去を思い出して嘔吐した

唯、居場所が欲しかった

伍.
他人の体を借りて動き始める絶望
夢を見つめて下り落ちてゆく現実
やぶれ叶わぬ夢は、枯れ木の土へ
伝わらぬこの声は、黒いポストへ

所詮は他人の夢なんだ、と諦めて
自分が自分である証明もできずに
居場所が欲しいとねだっている姿
駄々を捏ねて居る子供よりも幼く

居場所が欲しいから一緒に笑う姿
足元で一緒に動く影のように苦笑

六.
他人に近くなることで自分を感じていた
孤独を極端に嫌って一人で孤独だと信じ
他人の孤独にも気づかなく影を落とした

夏の日差しが僕の影が消えかけていることをレッドアラート
自分自身気づいているのだけれどもそれを止めることは無理です。
影は他人と同じ動きをすることでしか孤独を紛らわすことの出来ない寂しいものなのに
孤独を嫌わずに僕から離れていこうとするその影を僕が止める理由がない
僕は、いつも孤独ではなかったのに気付かなかったんだ
当然の報いさ

七.
僕は君ではないんだよ、気づいたのかい?
君は僕じゃないんだよ、君は君なんだよ。

さようなら、もう君の居場所は此処にはないんだ

*あとがき
誰も読まないからあとがきなんてなくていいよ。



2005年02月22日(火) 桃太郎

君が疼くたびに僕はタバコを足に押し付けて
君が泣くたびに僕は君を何度も何度も蹴りつけて
君が外を羨ましそうに見れば僕は笑って
…そう、君に自由はないよ
と、聞こえるように言った


僕は時々君にご飯を上げた
イヌの肉だったり、キジの肉だったり、はたまた桃の缶詰だったり。
それに少量の死なない程度の薬をいれて、ね

君はそれを知らないから何故自分が食事を取らないとイライラするかもわからない。
ただ、なんとなくわかっているから食べるしかないんだ。と
…君に、権利もない


日々小さくなる君を見て僕は哂った。
「逆行さ、君は逆行するのさ。君が望んだ通りだろう?
 もう一度人生をやり直させてやるよ、ほら、これが最後のお遊びだ。
 次はいい人生を歩めるようにと願うことだな。」

そう言うと僕は、少し変わった防水の箱に君を押し詰めて川に流した
「…さようなら、飽きたおもちゃにもう興味はないのさ。」


*あとがき
昔々遠い未来、新薬MMTR-2020を開発したサーティさんは
「都合よく若返りたーい、もう一度人生やり直したーい。ヽ(`д´)/ 」
そんな人になぞの契約書にサインをさせて拉致監禁!
さぁ、それからが大変。
新薬を少しずつご飯に入れて人体実験をするわ、
仕事のイライラを彼にぶつけるわで、
彼が脱走しようとしたところをとっ捕まえて小さくなっていると確信して
サーティさんは趣味で作った防水加工をしたなぞのカプセルに
彼をつめて川に流してしまいました。

サーティさんは騒ぎが好きでした。
新薬の動物実験で薬の効果が徐々に切れることを知っていました。
川の下流には鬼が居ました。
そこにいれてなぞのカプセルにつけたカメラから観察する…予定でした。

途中で田舎の夫婦に捕まって、おやまぁ、とお家に持って帰られてサーティさんのカプセルがぱっくり!中から被験者が出てしまいました。
そのカプセルが桃に似ていたことから桃太郎という名前をつけて被験者を育てた田舎夫婦。ダサい。

それから2週間モモタローは薬の効果が切れセブンティーン、17歳の夏。
周りの景色を良く見えるようになってやっと思い出しました。
「あの老夫婦は俺の息子じゃね…?」

実は彼こそ真の桃太郎。サーティさんはもう一度人生をやり直したーい。という彼の願望を的確にかなえた天才だったのでした!

モモタロー、2度目の鬼退治。Ki-Zi30.I-nu30.S-Ar-U30を従えて、もう二度とあの悲しみを…と呟きながら鬼が島の地上を3回焼き払う火力で絶滅させました

おしまい



2005年02月21日(月) Another Cinderella Episode

ねぇ、世界は嘘に満ちている
こんな世界を君は綺麗だと言うの?

うん、世界は綺麗だよ
例えそれが嘘だらけでもね
美しい嘘、酷い嘘。どちらも素敵だよ。

I don't know everything, but the world is beautiful.
You're understand sooner or later , the world is beautiful.


「僕は世界を知って、自分のおろかさを知った」と君が言うけれど、
君が言う美しいものは難しくて私にはわからないことが多いけれど、
それでも君が美しいというなら私は世界を知ってみたい
私は、この扉の向こうの世界を知りたい!

君がそれを願うなら、世界を知ることはできるよ
君がそうなりたいと願うなら、世界は君の思い通りになる
特別なことでもなんでもなく、かつて僕がそうだったように

Your wish is realized by my magic.
Power is lent only on the first,but needing it for tomorrow is your wish.

*あとがき
先生!あやとりが英語苦手のくせに英文書いてます!

Another Cinderella Episode.
シンデレラは願いを叶えて力をなくしてしまった少年と出会い、そして外の世界の美しさを知る。
外の世界への好奇心を押さえられなくなったシンデレラに少年は最後の力を使って願いを叶えてあげました。
それから、シンデレラは色々あって幸せになりました。


I don't know everything, but I that think the world is beautiful.
You're understand sooner or later , the world is beautiful.
僕は世界の全てをしらない、けれど世界は美しいと思う。
君もそのうち世界が美しいことがわかると思うよ。


Your wish is realized by my magic.
Power is lent only on the first,but needing it for tomorrow is your wish.
僕の魔法で君の願いを叶えてあげる。
僕の力は十二時で解けてしまうけれども、
そこから先で必要なのは君の願いさ。


Cinderella シンデレラ
継母に虐待されるが、妖精の助けで宮中の舞踏会に出かけ、王子に見初められて幸運をつかむ童話



2005年02月20日(日) 僕らの存在定義

砂漠と同じ色の服を着て
鉄砲担いだ人間達が
何の前触れもなく突然やってくる

名もなき声が僕の耳に入る
「逃げろ」と大きく叫ぶ助かれと言う声
「助けて」と小さく囁く助けを求める声

銃声が息のように命の灯火をあっという間に消していった
殺戮者の殺戮と僕の逃亡生活は始まった
僕が狙われることに意味もなく
僕たちはただ生きていただけなのに
狙うべきは、真の敵は僕たちではないのに



そもそも戦争って何なんですか?
あなた達はそこまでして幸せが欲しいんですか

幸せって何なんですか?
僕たちが犠牲になってまで手に入れるものなんですか

殺人者たちは家族と僕の仲間の死骸の上で食卓を広げて幸せそうに笑いあう
どうしてあなた達は他人の死骸を踏み台にして笑えるんですか?



僕の大切な人は消えていきました
目の前であなた達が消したのです

あなた達の大切な人も消えていくでしょう
それを僕は望んでいます。

僕が、僕たちが復讐を望む限り世界から争いは消えないのでしょう。
あなた方の生み出した結果を、死ぬまで堪能してください。
僕らの痛みを、苦しみを
僕らの涙と血と嗚咽するほどの飢えを
震えて、夜も眠れるあの日を…

ジーザス、あなたが本当に死ぬべきは今です。

*あとがき
今時戦争 * 2004年02月25日(水)

鳥助は今日も元気に電波です!



2005年02月19日(土) 現実を吹っ飛ばして

逃げ出す闘争心
だけど、僕が戦わなくちゃいけない事実

笑う君を守りたい
しかし、その思いのため僕の日々を犠牲にすることは無謀だ

君を信じたい、愛されたい
甘えたくて、甘えたくて、甘えられない現実
甘えたって、甘えたって、いつか来る終焉

もう逃げるのはやめた
戦わなくちゃ、きっと後悔する

僕は目の前を見て
右手に握っていた言葉を武器にして
現実と向き合った



2005年02月18日(金) 存在の大きさが決定力じゃない。

ちっぽけだって構わない、
僕は僕だから。
ちっぽけだって構わない、
僕は存在している。


世界から僕が消えても
何も変わらないって思ってた。
けど、違った。それを君が気づかせてくれた。
世界は僕を含んで世界なんだ、って。
僕は世界の一部なんだ、って。
僕が消えたら君の存在も少し変わって君が変わると回りも変わって
結局世界が変わってしまうんだ。

そんなことに気付かなかった僕は自分から逃げた世界へ帰りたくて、
失うことで始めて気づいたんだ。あの世界に僕が必要なんだって。
自惚れでもなんでもない、わかるんだ。

世界にとって僕がちっぽけだって構わない。
僕にとって世界が大きいことに変わりはない。


自分がちっぽけな存在だって気づいて、
他人から必要とされていなくとも、
僕はいままでかかわってきた人すべての為に、
例えどんなことをされた人でも
逃げるわけには行かなかったんだ。

やっとわかったんだ、小さいのは存在じゃなくて心だったんだ。
これがわかって僕は、自分の世界へ帰れる気がするんだ。
逃げたことにも意味があるって信じたいんだ。

*あとがき
...一日一詩no.15 ちっぽけな僕より

ちっぽけな僕自体書き換えた作品なんですが、構わないでしょう。
この詩自体まだまだ書き直せると思うんで、また世間の目にさらされるでしょう。

本当はタイトル「存在の大きさが存在価値ではないことを教えてやる!」
だったんです。



2005年02月17日(木) 星空論儀

誰のためのものでもないまわるまわる星空

遠くで叫ぶ声がよく響く綺麗な星空
遠くに見える姿がよく映える綺麗な星空

切り取ってうちへ持って帰ることなんか不可能な星空


しかし、お金は凄かった
ないものを作り出す、それに必要なエネルギーはお金
金持ちは空を欲しがり
お金は天才をつくり
天才は星空をきりとった



最近、空を見る機会が少なくなりました。

その上、僕の家はとても貧乏になってしまいました。

うちには僕と妹と母が居ます。

前まではみんなみんな空が好きでした。

けれど、みんなみんなもう空をあまり好きではありません。

空が好きなのは僕くらいで。

僕は空を見ること以外することがあまりなかったので、

お金を払うことに抵抗はあまりないのですが、

母はお金を稼ぐため、くだらないことに使いたくない

妹はおしゃれのため、くだらないことに使わない

というために僕は空をあまり見れません。

いつから空を見るのにお金が必要になったのかわかりません。

誰が何のために空を所有しているのか知りません。

ただ、昔の空は誰のものでもなく自由を象徴するものだったらしいです。

だから、僕は空に憧れを持っていたのかもしれません。

最近、空を見るためにお金を払う人が少なくなったのは、

誰も自由にあこがれなくなり、今の生活に慣れてしまったからでしょう。

僕が生まれたころはみんな口々に自由と言っていました。

そして、生活はもっと自由に溢れていました。

けど、いつの日からか管理される生活になってこうなってしまったのです。

僕は、自由を取り戻したい。生まれてから僕は自由を体感したことがない。

その思いだけが今僕を動かしているのかもしれません。

青い空、星の空。それを取り戻すために僕は戦いに行きます。

さようなら、みなさん。いいえ、また逢える気がします。

-2018.04.29-旅に出た少年 村に充てた手紙より



NS-922 荒星
空は誰のものでもないと言い放つと同時に
制空衛星-23-24-25-27-29-42を爆破
テロ組織[ark]最初の行動

AA-001 thearth
度重なるarkの進撃
星空車-2019を中心とする防衛を破られ
rulerの死亡を確認


そして、空は消えた

*あとがき
荒星からあとは全部忘れてください



2005年02月16日(水) 星の涙

A.

僕の影は 僕の足元に映るというのに
地球の影は月に落ちるの?

僕の涙は 僕の足元に落ちると言うのに
地球の涙はどこへ行くの?

B.

手を地面につければ簡単に触れられる世界を
なにひとつ、知ることはできなかった。

エゴの積み重ねで完成した文明が星を理解することは出来ないのかもしれない。
塔のてっぺんに立つモノが何もかも知るわけではないのと同じく。

C.

流星を見て願う
「消えないで」

消えゆく流星は、
誰かの願いをかなえて消えてゆくけれど、
その夢だけは叶わないのです。

夢をかなえるために流す涙が
いつか消えると知っていて
大切だから消えるなと言っても
いつか消えてしまうのと、
どこか同じで。

*あとがき
A.星の涙を受け取る場所がない
B.地球が泣いてる
C.流星と涙の類似点



2005年02月15日(火) すきなものはみんな白濁してた

ひらがなで
「はね」
と書いて

コーヒーフロートは
文字通り
フロートした

コーヒーフロートは過去をのぞく鏡
誰しもが持っているトラウマを知るコーヒーフロート

ひらがなで
「むそー」
と書いて

クリームソーダは
文字通り
無敵になった、え?どこが。

クリームソーダは未来を見る望遠鏡
誰しもが持っている可能性を示すクリームソーダ


僕のお店のアルバイト募集条件

じきゅう:600えん
きゅうか:ねんじゅうむきゅう
さんこう:やるきのあるかただいかんげい


そして見える、クロニクル

*あとがき
この詩をあらわすちょうどいい四字熟語があります
「 意 味 不 明 」



2005年02月14日(月) 言葉が散らかっている部屋

シクラメンの花言葉はよく知らない

僕の青春

逃げ出す前にどうかさようなら
戦う前にさようなら


僕がここに居て

何が出来るんだ

君がそばに居て

何が出来るんだ


遠くで聞こえた遮断機の絶鳴


理由が欲しかった
 なにもいらなかった

愛して欲しかった
 信じていなかった


笑いたかった
夢が見たかった
泣きたくなかった
死にたい
嬉しいことしりたかった


欲望と願望
欲望と絶望
欲望と希望
欲望と死亡


夢と現実

理想と現実

かけはなれているようで
お腹と背中でくっついている


愛される
理由が欲しかった
愛される
ことを信じたかった


君を

信じたかった


遠くで聞こえた遮断機の絶命

*あとがき
散文詩ってどうかくんだろう
空白部分は重要な語り手。
「遠くで聞こえた遮断機の絶命」
は、君を殺してしまった。
だったら、暗いなぁ…と思いました(他人事



2005年02月13日(日) 快文章

湿った靴下燃やして現実逃避したら、
妹の写真を紙ヒコーキにして埋葬。

雲を食べたいライオン略してクモイオンを橋から落として、
激流に流されてたどりつく先はオリオン座かペガサス。

気づいた空は暗くクラックされて、
枕マックラで寝れなくて、
渡し舟に乗ったらそこはもう地獄でした。



2005年02月12日(土) I can not -記憶-

信じてはいけない
覚えてはいけない
やってはいけない

ひたすらに教え込まれ
脳の中に刻まれ続けられてきた言葉

いけないことばかりで
私は何をすればよいのでしょうか

私はあなたを信じたい
私はあなたのことを覚えたい
私はあなたを愛したい

すべては禁じられ
私の体は拒絶して
あなたを私は捕らえられない

私は、あなたを愛したい
それだけなのに

*あとがき
テーマは縛り続ける幼き頃の記憶。



2005年02月11日(金) Blue Impact -君と僕と- _投稿作品

冷たいその眼差しが見つめるものは
ゆらゆらと燃え上がる暖かい炎でも
君を思い勝手にドジ踏む僕でもなくて
雲ひとつなく叫んでも何にも邪魔されずに声が通る感じの空
君の瞳に映るそのブルーな衝撃、障害

僕と君の障害はとても広い青いでかいすごい空
障害は飛び越すためにあるのだろうけれどね、
笑えるくらい大きな障害は一体どうすればいいんだろう
君を手に入れたいと、君の隣にずっといるにはどうすればいいんだろう

まぎれもない本物の空、じっと緑の草原に座って見つめる君
木の陰から見つめる僕、じっと話しこともできずに見つめるだけ
まぎれもない本物の空、じっと家の窓から頬杖をついて見つめる君
向かいの窓から見つめる僕、じっととても広い青空を僕も見つめる。

空を見て君は何を思う?空を見て僕は願いを込めた。
空を見て君は誰を思う?空を見て僕は君を思う。
空を見て君は何故笑う?悔しくて、空を見て僕は叫んだ。

手に入らないとあきらめないより、
突っ走ってこけて君の元へと走って行きたい。
そしたらきっと青い空も僕に少しずつわけてくれると思うんだ。

*あとがき
手に入れたいものに君が入っていたことも知らず
手に入れたいものすべてを青空へ置いてきた
そして、僕は君に手が届かなくなった。



2005年02月10日(木) subject black

memory dive
2016年 虚無との戦い

わんだーらんどー286:いつか行ってみたい場所
僕でも空でもなく、
なにもないせかい。

空から流れ落ちる色を妨げられない左腕、
僕らに何ができるって言うんだ?
長い年月をかけて思い出そうとした朽廃Imagination

明日と絶望とブラックバード
疑問と自転と
思想と崩壊と薄情メモライズ―repetition

僕等の戦争、やるしかないのです
夢から覚めたあとに空と僕の残骸、流されて吹かれて終わってしまった戦争
空白って、終わりのない失望、その先にあるもの歩き出す

*あとがき
句点以外コレ全部タイトルのコピー



2005年02月09日(水) 微温湯の羽 即興ゴルコンダ投稿作

ぬるぬるぬる、緊張も刺激も何もない生活
微温湯
僕の環境はとっても微温湯

刺激も何にもない生活
緊張することもないこれ。

僕に少しの羽をくれれば、
養殖していつか飛んで見ます。
ぬるいぬるいめるいぬるいぬるい環境で育った
ぬるぬるめるぬるした羽を。

とても安値で誰でも買えるぬるい翼
空を自由に飛びたいな、と思う子供の背中に少し生やしてあげる、ぬるいの。
将来的には機械化して工場で大量生産する予定です。
あと、背中からではなく頭につけて取り外しも可能なコンパクト設計にする予定。
けど、とってもぬるいの。僕の好きなイエローが誰もに受け入れられるかも心配。

僕のぬるさはマジでぬるぽで、ああ・・・。

こんな気持ちをたくさんのひとにぬるぬるめるぬる。
だから、そんな気持ちを少し入れて生えたと同時にぬるぬるしてゆくそんな翼。

君もいっしょに空を飛ぼう、そして同時にぬるぬるになろう。
何にもない生活に嫌気がさす微温湯な生活を一緒にenjoyしよう。

*あとがき
ぽえにく詩投稿コーナー即興ゴルコンダ投稿作品「微温湯の羽」
まったりとしたとってもぬるーい生活環境を微温湯(ぬるまゆ)と言うんですよ。知ってた?
あとタケコプターと本作品の環境は否めないよ。



2005年02月08日(火) 試されし夢産みの失敗作

A) ARAI.S/sign
B) Rute.FFFF-0000
C) Date.2007.AB.02

このたび世界中で確認された幻想は、
所詮ただの幻想で
君の過去を投影する幻

逃げる逃げる、青い人
追って捕らえる、赤い人

私の過去をのぞかないで

と君が言わなければ誰も気づかなかったはずなのに
君は言ってしまうから

君が世界から消えた日


幻想すべてを君に託して君を幻想で作った幻想が燃料の幻想ロケットで
新たな日々に載せて流してたどりつく世界での平和を祈る無責任な解決


それが世界の失敗だった



2005年02月07日(月) 正解はひとつ

発信音…着信音

「ピーっと音がなったらご用件を…」

現実世界からのエスケープ
美しい世界は偽者だと教えるために生まれてきた私の声を聞き取れない明日の朝食目玉焼き
唇はがさついてまともに声が出ない変態さは相変わらずで俺はどう生きればいいのかと問うのは昨日の出来事であり、俺が目覚めた頃に答えは出ていなかった
彼のおでこはとても広いが心の広さとは関係はないのだと気付いたのは今日、今頃になってからだつまり世界の広さと社会の広さの関係なさはとてもつもなく関係ないんだよ

「ツーツーツー…」

発信音…着弾

着弾しました、もう駄目です。終わりです。さようなら、艦長。あなたの半田は間違えていました。

*あとがき
正解は秘密



2005年02月06日(日) 白の終わり 即興ゴルコンダ投稿作

ヒューンと宇宙を駆ける伝説の白い巨人と
その敵も
ヒューンと宇宙を駆ける足のない灰色の巨人

白い巨人の中の人は己の正義の為にたくさんの人を傷つけてきた、
灰色の巨人の中の人も己の正義の為にたくさんの人を傷つけてきた。
どちらの正義が正しいかはわからなくて、
たくさんの巨人がいる宇宙を作った神様なら知っているかもしれない。
けれど、多分神様の言うことも正しいかどうかは不明だと思う。

ビューンと己のライバルを貫く光を放った白い巨人の銃と
その敵も
ビューンと己のライバルを貫く光を放った灰色の巨人の手

二人の戦いは続いていく、白い巨人は灰色の巨人の援軍をいとも容易く倒したり
灰色の巨人の仲間は白い巨人の知らないところで白い巨人の仲間を傷つけてたり
二人の戦いは続いていく、白い巨人は灰色の巨人の両手を壊してしちゃったり
灰色の巨人は白い巨人の頭と右腕を壊してみたりしちゃったりで

頭のない白い巨人と、ついに頭だけになった灰色の巨人
がしゃん、がしゃんと最後の瞬間に向かって歩く白い巨人と
ごー、ごーと頭だけになっても戦う灰色の巨人。
二つの中の人はもう降りちゃって、本当に巨人同士の戦いになったよ。

下から襲い来る白い巨人を、灰色の頭が最後の一線を放った、
けれど白い巨人の足を壊しただけで、倒せなかった
上から襲い来る灰色の頭を、頭のない巨人がラストショット、
そして灰色の頭をぶち抜いて決着をつけた

己のライバルを貫いて、役目を終えた白い巨人は
巨大な星を墓場として眠りについた。
もう、動くことはなかった。

あとがき*
poeniqueの即興ゴルコンダ「白の終わり」に投稿
白い巨人⇒ガンダム
灰色の巨人⇒ジオング
光を放った白い巨人の銃⇒ビームライフル
光を放った灰色の巨人の手⇒サイコミュ
灰色の頭が最後の一線⇒目からビーム
ラストショット⇒例のアレ
巨大な星⇒ア・バオアクー



2005年02月05日(土) 消化不全

どこだ、どこだと探しているうちに
まわりは見知らぬ場所へ来て
どこだ、どこだと泣いていると
いつもの風景へフィードバック…できるはずもなく。

忘れられない過去を探って
深い不快闇の中
命綱も何もなく
不快深い闇の中

僕の隣で干してある体操着が僕の出なくて、美少女のだったらきっと幸せだ

おちてゆく闇の中
みえない闇の中
光のない闇の中
暗いくらい闇の中

何かを求めて落ちたのか
忘れてしまったくらい
長く永い闇の中の滞在

きっと、僕が末っ子でなければ、母と触れ合う期間も長かった

幼き頃の記憶は喰われ、
ついさっきの記憶は奪われ
残された記録はすべて消失
自分の証明も出来ない
闇の中

消失

暗闇

逃げることも出来ずに
笑うことも忘れて

何を求めて、ここへきたのだろうか



2005年02月04日(金) 海が青い理由

地球が青いのは昔透明だった海に色がないから不満を持った大富豪が
青い絵の具を買い占めて世界中に流しちゃったらしいんだ。



2005年02月03日(木) memory dive

深い森の中でメモリー検索、深くダイブ

ひどく傷ついた右腕を見て、嗚咽

私の右手じゃつかめない、記憶のカナタ

声が届かないほどの距離の記憶
唄を書くことも忘れて、潜る日々

教えて、私が誰なのか。君は知っているの?
失った右腕の感覚と唄を忘れてしまった

記憶のカナタに降り積もる雪の中
私の右手じゃ掘り返せない、埋もれた記憶

私の記憶を返してください、と
深い森の中叫んだ

*あとがき
大分ダイブ。



2005年02月02日(水) 終わらないストーリー

声のする方向へひたすら歩いてたどりついた花瓶の中
活ける花々は、美しくはなく、質素で飾り気ない花。

それが一番すきなんだ、と聞こえる声。
僕の心の思ったことの答えで背筋が凍る。


何もない、水の中。ぶすりぷすりと挿し込まれる緑の茎。
僕の平穏は終わり、それと友達になった。

外から来たその花たちに色々と教わった。
そして、花は枯れてゆく。

僕が居ることで花が、少しでも生きた証を残せるならば、
僕がここに居続けることは悪いことではないのだろう。と、思う日々。

散り行く花びらに僕は恋をする



2005年02月01日(火) 少女の描いたキャンパス

消えかけたキャンパスに色を重ねて、
薄れた色を鮮やかにしていく筆は、
きっと僕ではなく君の右手だ。

僕は誰だ、とその答えを一番知っている自分が他人に尋ねるのはおかしい、
それなのにたずねてしまうような不思議な絵。
自分が書いた絵を上から色を重ね塗りする右手は、
僕の存在意義と証明を鮮やかに消し飛ばした。

広く広がる青空と少女の絵は、僕の描いたそれよりも鮮明で、
僕しか知らない風景のはずなのに、薄れた記憶の色よりも鮮やかに蘇る。

過去、何度もこの風景を忘れまい、と描いてきた絵は、
僕の記憶を補助するための絵でしかなかった。
故に、その少女の悲しみを知らなかった。

その少女が描く絵は、僕の目線から自分を描く不思議な絵で、
僕は誰なんだ、と尋ねた時、答えは、君は君さ、と模範解答を得た。

そのキャンパスの色が薄れることは二度となかった。

*あとがき

少女が誰なのか、それが一番の謎。
実在する少女なのは確か。と主人公が思っているのは、幻だったのか。

少女と空を見た主人公はその風景をひどく気に入り、絵に残した。
けれども、その絵は道具でしかなく、少女が何を思い何を見ているのかなぞ考えてもいなかった、それゆえ記憶は薄れていった。

しかし、少女自身の手で再現される絵から主人公は知って、二度とその色は薄れなかった。

意味ワカラン。


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