ぐっどくりふ旅行会社-Good Cliff Tours-
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| 2008年07月19日(土) |
週に一度のお楽しみ。 |
ドイツ滞在もあとひと月となりました。 大学も学期末となり、授業も今週でほとんど終わってしまいました。 シリーズものの講演会なんかも今月頭で終わってしまったものが多く、 ちょっとさみしい気分です。 ドイツ語はちっとも上達しないし、正直しんどいことの多い毎日でしたが、 知らず知らずのうちに「お楽しみ」ができていたようです。
*ドイツの古い映画の上映会 古いといっても60年代〜90年代の東ドイツ映画(一度、80年代をテーマにした 数年前の新しい映画の上映もあった)の上映会。確か文学部系の人が主催していた ようでした。ホロコーストを扱った映画の時には、神学部の先生が来てユダヤ教に ついて簡単な説明をしてくださったり(総合大学の強みだわねー)、「カミングアウト」という 同性愛がテーマの映画のときは、同性愛者協会で活動してる方が当時の様子を 語ってくれたり(例のカウボーイ映画より20年近く前にすごい映画撮ってたんだな、 やるなDDR、と思いましたよ)、ただの映画上映会に終わらない充実した内容のものでした。
*中世史の授業 眠くなりそうになるんだけど、一番萌え〜な教授の授業なので頑張って聞いてました。 この教授を手のひらサイズに縮小して、一緒にイタリアを旅したらさぞ楽しかろうと思います。 (廊下ですれ違うと、威圧される感じに大きな方なので、何となく小さくして持って行きたいw) 美術館なんかにあるオーディオガイドが、質問に答えてくれるイメージです。 なおかつイタリア語の通訳をしてくれる!!(イタリア語⇔ドイツ語だけどw) ちなみに聴講生に開放されている授業だったのですが、出席者の 3分の1くらいは引退して悠々自適っぽいおじいさん・おばあさんでした。 中世史は人気があるなぁ。
*ヨガ教室 大学主催のスポーツ教室がたくさんあって、その一つ。学生だと、受講料が 一学期分(約4ヶ月)で10ユーロとかなりお財布に優しい設定です。 申し込みはオンラインで、申し込み開始日の朝7時から早い者勝ち。ヨガは 大人気で、すぐにコースが埋まり、待機リストに名前を載せても空きがでない (これは先学期に体験済み)ので、早起きして申し込みました。 前期と後期で講師が変わったんですけど、前期が明るいナイスバデーで 体の柔らかいおねえさん、後期が真面目な感じのスポーティーなおねえさん (スポーツ専攻の大学生で、「このポーズは何々に効果があります」と説明 してくれるので頼もしい)でした。 ヨガ、楽しいですわ。一度、ヨガの本を買ってきて自分で覚えてみようとしたけど、 呼吸法なんかは「本を見ながら」だと難しいし、ちゃんとポーズが出来ているのか 一人だと確認できない。こういうのはちゃんと教えてもらったほうがいいですね。 教えてもらったあとに、細かいところを本やインターネットサイトで補完するという流れだと 結構覚えられるものです。
| 2008年07月13日(日) |
なぜ人は歴史を学ぶのか。 |
なぜ人は歴史を学ぶのでしょうか? いえ、質問を変えましょう。なぜ人は歴史を学ばなければならないのでしょうか? 歴史は学ぶべき。これには、疑問の余地は全くありません。(え、ある?) じゃあ、「少なくとも私にはありません」と言いかえましょうか。 人は歴史から多くを学ぶことができます。栄枯盛衰、おごれるもの久しからずとか、 戦争は無駄だとか。 そう、戦争は無駄。
今学期、戦後史、特に1945年に注目したゼミに入らせてもらったのですが 本当に本当に戦争って無駄だなぁとしか思えませんでした。だって、たくさん 死んで、たくさん失って、生き残った人だってその後の人生に大きな傷を 背負っている。 戦争は無いほうがいい。これは誰もが賛成できる命題だと思うのですが、 大きな犠牲を払った第2次世界大戦が終わって60年以上経つのに、まだ人間は わかってない。 もしかして、それは今までの歴史家たちの失点であるのかもしれません。 ドイツ人はナチスにかかりきりだし(確かにナチスの犯した罪というのは 大きいけど、もっと他にも目を向けて研究してればと思うところもある) 日本人は「侵略戦争」か「避けられなかった大東亜戦争」かで、いまだに 争ってるし。 もっとやるべきことがあったんじゃないかと思うのですよ。 「日本の」とか「アジアの」とか接頭語を外して、「戦争の被害者」を 「戦争で運命を変えられた人々」ってのを、歴史学は見つめてきたのでしょうか。 考察してきたのでしょうか。そこから何かを学びとったのでしょうか。 あれだけ戦争で大きな被害を受けながら、世界が軍隊を持たない国で一杯に ならないのは、なぜでしょうか。
ところで、戦時中とか戦争直後の資料を読むと、人間って本当につらい状況 でも、どっこい生きてる。仕事して、失業して、慣れない商売してみたり、 踊りにいったり、映画を観に行ったり、恋したり。 もし今、世界大戦が起こって、1940年代初めの状況になったら? 現代の人間は生き残れるのかしらん。「生きる」ための本能は、まだ残っているのかな。
6年前。 ふと、この旅行社を開業した当時の書き込みを読んでみました。初めての、 それも1ヶ月のヨーロッパ旅行記がきっかけで始めた(実は完結してないw) 当社ですが、まず最初に訪れたドイツの感想が瑞々しくて泣けてきますね。 書き込みをしている当時はロシア語教室に通い、NHKのラジオ講座でドイツ語を 勉強し始めたばかりでした。それ以前にフランス語教室に通っていて、ラジオ 講座も聞いていたので、旅行していたときはドイツ語よりフランス語のほうが はるかに(といってもあくまで相対的な話ですが)できた社長でした。 思えばドイツ語は、das(これ) bitte(お願いします、下さい) danke(ありがとう)と 挨拶と数字を10まで数えるしかできなかった私。今では立派に、サラミ2枚に ウィンナー2本、さくらんぼ300グラムなんかも市場で指定して買えるように なりました。あぁ、進化したわねぇ。
漢字Tシャツ 浅草のお土産屋さんとか上野のアメ横なんかで売ってそうな、「東京」って 胸に入ったTシャツがありますよね。これ、誰がどこで着るのよ(笑)ってやつです。 昨日、着てる人がいたんですよ!! ちょっと背は低いけど、かっこいいサングラスのお兄さんの、黒のTシャツの 胸に「東京」と入ってました。日本学の講義がある学科棟の近くだったので 日本に行ってきた学生なのかもしれません。 うわぁー、本当に着てる人いるんだーと思っていたら、今日は胸に「仕事人」と 入ったお兄さんが図書館に。殺されないうちに社長は逃げ帰りましたわ。
5000年前の味 ここの大学にはエジプト学科があって、図書館にはそこそこ大きなパピルス コレクションがあるし、学科等には小さいながらも博物館もあります。そこで 毎月1回、一般向けの講義があるんですね。テーマは、古代エジプトの職業。 今月の職業は「ブラウマイスター」。もちろん行きました。 エジプト学の先生が古代のビール製造やブラウマイスターについて説明するんですが、 ちゃんと現代のブラウマイスターも来ていて、現在の製造法の説明や当時の方法 (というか、考古学者が象形文字とレリーフから読み取った製造法で、本当に ビールができるのか)を解説してもらったり。 古代エジプトに「ビール」を示す単語はいくつかあるそうですが、一番ポピュラーな 単語は、直訳すると「飲料という意味だそうです。飲み物といえば、=ビール というくらい普通だったのかも、とのことでした。 講義後のお楽しみは、後世の記述の中に残っていた古代のビール製造法による ビールの試飲会!!「飲みすぎるとどうなるかわからないので」ということで ミニミニコップでの試飲でしたが、不思議な味でした。香りは焼酎に近いかも。 濁りがあって、どぶろくのようでした。味は…面白い味と行っておきましょう。 ちなみに、講義の〆に「飲みすぎでウェーってなっちゃった(らしい)人」の 壁画が出てきました。無表情で吐いてて、ちょっと笑っちゃった。
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