2006年04月29日(土) |
ヘリの音が聞こえる休日。 |
今日からゴールデンウィーク。
静かな住宅街である。 窓からは少しだけ春の陽射し。 気温もお昼は16℃ほど。
まったりとした昼下がりに、たまに空の方から、飛行機のジェット音やヘリコプターのぱたぱたと鳴っている音が聞こえると、休日だなぁと変に実感が。 まるで映画「家族ゲーム」のラストシーンのよう。
今日は、二人の娘たちのバースデーと就職祝をかねて、お友達も参加して焼肉パーティ。
日中は青空が出て、陽射しも強いのだが風が強く、まだまだ庭先は寒いので、今回は暖かい焼肉屋さんにて。 ゴールデンウィーク話などしながら、じゅうじゅうと。 仕事やバイト先の休みがそれぞれにバラバラなので、近場の温泉や小樽の海鮮グルメの話で盛り上がる。 まぁ、いつもの通り小団体別行動(笑)になりそうな予感が。
2006年04月20日(木) |
さて、どこでしょう? |
今日は雨模様だが、気温は11℃ほど。 昼間、中島公園の横を車で通ったら、公園内で色とりどりのお花が咲いているので、よくよく見てみたらクロッカスだった。 紫、白、黄色とダークな雨模様の中、けなげに咲いている。
さて、エンピツの日記をいろいろと読んでいると、書いている方がどこに住んでいる方かわからなくても、例えば日記上で「花見」をいつやったのか?で、大体日本地図のどこかなのか、結構見当がつくものである。 沖縄だと1月、関西圏から関東圏は3月下旬から4月上旬。 ちなみに本日のニュースでは、長野と山形が吹雪の中、桜が満開だそうである。
4月20日現在、梅も桜も咲いていない、住宅街や公園はフキノトウとクロッカスがやっと開花、街は積雪ゼロだがスキー場にはまだ積雪たっぷり、大学生はみんなダウンジャケットを着用(彼らは自転車が交通手段の為、めちゃ寒いのだ)、室内はストーブがフル稼動、桜の開花予定日はゴールデンウィークが大体終わってから、さてここはどこでしょう。(笑)
4月だというのに、またまた雪がちらつくお天気。 藻岩山はぼんやりと雪に煙って、まるで3月上旬の藻岩のようである。 街なかは、積雪量がゼロになってからの雪で寒い事この上なし。 劇中に舞台の上から、とんでもないタイミングで間違って降ってきた雪のようなものである。
家の裏についつい出てきてしまったふきのとうが、なんとも可哀想なこのお天気である。
2006年04月12日(水) |
PLUTO3を読む。 |
本当に今日は予報通りに10℃まで上がり、束の間、ちょっとだけ春気分。 家の裏の雪も大体解けて、ふきのとうも芽を出した。
さて「PLUTO3」。 本屋さんに豪華本が並んでいたので、3巻だけじゃなく1巻も購入。 1巻には手塚オリジナルが一緒になっており、浦沢作品が終了してから、と思っていたが、ついつい読んでしまった。 ラストが同じになるのか、そうでないのか、今からこれがまた楽しみに。
こうして両方読んでみると、手塚オリジナルはあくまでもSF作品なのだが、 浦沢版はまるでそれがあたかも現実に起こった事件を追っていくような手法で、「MONSTER」の時と同じように、まるでノンフィクションを読んでいるような気分に陥る。
それにしても浦沢作品、「次がすぐに読みたい」病になってしまうのであった。。
なかなか気温の上がらない札幌。
なんと!こんなに寒いのに(例年の3月並みの気温)、桜の開花予想が出た。 今年の開花予想日は5月6日だそうで、ということはゴールデンウィークはちと寒め? ゴールデンウィーク前半に咲いた年は、結構、暖かかった記憶がある。 お弁当を公園で広げたり、ボートに乗ったり。
さて、明日の予報では10℃まで上がるらしいが、本当か? 何せ先週は雪が14cmも積もっているだけに、空模様に疑い深くなっているのであった。。
春の雪。。。 三島由紀夫じゃないが、今日は本格的な春の雪が降り、本日降雪量は14cm。 決してなごり雪ではない。 まるで11月下旬や12月上旬の「そろそろ本格的に冬だなぁ」という時の雪。 春の靴を履きたいが、まず無理。 ウィンターソールのついたパンプスで我慢我慢なのであった。。
2006年04月05日(水) |
札幌はまだまだ冬物が必要。 |
今日は快晴にて+5℃。 陽射しもちょっとだけ春の兆し。
東京は桜が満開だそうで、ニュース画面は花ざかり。 札幌はというと、街なかの道路の雪はすっかり解けているが、住宅街の日陰や山にはまだまだ雪がたくさん。 春物を着たい気持ちはたっぷりなのだが、冬物も片付けられない、そんな4月上旬である。
2006年04月02日(日) |
映画「ブロークバックマウンテン」 |
映画「ブロークバックマウンテン」を観た。 美しく雄大なワイオミングのブロークバックマウンテンを背景に二人のカウボーイの切なく哀しい愛の物語は始まる。
この映画は、今回のアカデミー賞の監督賞他3部門受賞、ヴェネチア映画祭では金獅子賞受賞、他の国際映画祭も多数受賞など輝ける評価を得ている映画なのに、どこか、佳作な私小説や誰かの秘密の日記を原作に作られたミニシアター向けの良質インディーズフィルムを見せられているような、そんな映画だった。
監督はもちろん監督賞を取ったアン・リーなのだが、そんな大作を撮ってきた大監督の映画などじゃなくて、例えば今までは副監督をして来た人が初めてメガホンを取った映画のような、そうでなければ普段はTVコマーシャルを手がけているクリエーターが念願かなって自分の脚本で初めて撮った映画のような、考えに考えてしかも映画作りが楽しくてしょうがない、押さえた色調のなかに秘められた伏線が光るどこか新鮮な感じのする映画だ。
それにしても、社会的に許されない、認められない愛というのは当人たちにとっては相当つらいものなのだろうと思う。 一緒に暮らしたいが暮らせない、人前でキスや抱擁したいけれどそれも出来ない、ほんの少しの限られた時間に逢瀬を重ねれば重ねるほど、想いはつのっていく。
誰にも邪魔されることなく、愛する者と生活を共有できたブロークバックマウンテンだけが彼らの楽園だったのだろう。
PS:もし、彼らが幸せに一緒に暮らしたとして、果たして、その愛は長続きしたかどうかは疑問だ。 意地悪なようだが、とかく純粋に見える愛は、反対に純粋で素直な気持ち(注:「純粋な」心変わり)に左右されやすい。。
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