TWILIGHT DIARY
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2004年03月29日(月) 久々の春の日に。。

今日は、良い天気で暖かく、昼間仕事に出かけた時、車の外気温計は、プラス10℃。
ここのところ、昼は4℃だとか、3℃だとかだったので、かなり暖かく感じられる。

それでやっと、今年初、窓を開けた。
猫も喜んで、ずっと窓際に座っている。

窓からの春の風を感じながら、ブラッド・メルドー・トリオの新譜(「エニシングゴーズ」)を居間のステレオで流しながら、私はJAZZLIFEを読んだり、ネットを眺めたり。
春休み中の娘達は、倉庫から自転車を出して、タイヤに空気を入れたり、春靴を出したり。

日中は、久々に春の雰囲気のある日だった。


今はというと、アルバム用のミックス音源が届いたので、ヘッドフォンにてチェック中。。




2004年03月28日(日) 気付いていなかった。。

最近、ネットのお友達関連で、いわゆるBlogを始めている方が多い。
Blogやってみたいなぁー、どこがいいのかしらん?
そういえば、うちで使っているサーバーで、やってないのかしらん?と思っていたら、先日(3月22日)のサーバーメンテンナンス後に、どうやら導入されていた模様。

それにしても、毎日、サーバーのトッページを眺めている筈なのに、
そんなコンテンツが増えていたとは、全く気付いていない自分に少し驚いたのであった。。



2004年03月25日(木) 春の知らせ。。

今日も暖かく、一日中プラス気温で、街も春めいてきた。
気付いてみると、横断歩道の白線も新しく真っ白に塗り替えられていた。
目に眩しい。
「そういう季節か」と思う。

さて、昨年録音済みの音源のミックスが、二・三日ほどで、
そろそろ出来上がるとの連絡が、留守電に今日入っていたので、
出来上がりが楽しみ。

中身が出来れば、さくさくっと、次から次へと、制作の過程を進めていきたいなぁと思っている。




2004年03月23日(火) 最近読んでる本。。

ここのところ、仕事の合間に読んでいるのは白州さんの「花にもの想う春」。
万葉集、古今集、新古今集にまつわるお話が興味深い。
もし、中学や高校で、このような古典の授業を受けていたら、
その道に進んだかも知れない(果たしてどうだろう?)と思うくらい、面白い。
紀貫之が歌いベタ(声を出す方)だなんて、そんなことは全く授業では出てこない。
今はちょうど「歌合」のところを読んでいて、その和歌の競い合いは、
さながら某局の「詩のボクシング」。

よくある和歌の「詠み人知らず」には実はこういうこともある、
という例も紹介されており、ふーん、今も昔も社会は変わらずという事かと思わされた。

家では、土屋賢二さんのエッセイ集「棚から哲学」。
とにかく楽しい。
発想の転換が、現実逃避気味な文章で、たまに複雑に転換しすぎる(笑)時があり、それがまた、なんとも面白いのだ。
文庫本なので、お風呂でも、ゆっくりつかりながら読んでいる。



2004年03月22日(月) コミック二冊。。

土曜に購入した西原さんの「毎日かあさん」、
花輪さんの「刑務所の中」を読む。
西原さんは楽しみにしていたので、あっと言う間に読む。
今回の単行本は、楽しいようで悲しい。
人生は泣き笑いと言うが、本当に紙一重なのだなぁと思う。

「刑務所の中」は、横の方に平積みしてあったので、
「これも読んでみようか」とついで買いだったのだが、予想外に面白い。
映画の原作にもなっているそうで、
淡々と刑務所での生活を追っている視点がいいと思う。
なんだか、とても静かな生活。





2004年03月19日(金) 出版差し止めで、ドキドキ。。

宮嶋さんの写真が楽しみで、ここ数ヶ月買い続けている週刊文春が、
出版差し止めで、あっという間に売り切れ!のニュースを見ていたので、
今週は買えないかなぁと思っていたが、昨日の深夜、仕事帰りにコンビニに寄ったら、ちょうど輸送トラックが停まっており、入荷した直後だった。

おにぎりなどを買って、レジで「文春は入りましたか?」と訊くと、
ビニールの中から出して、持ってきてくれた。
すれ違った私の前の人もそれらしき雑誌が入った袋を持っていたように思う。
私は入荷時間など全く知らなかったのだが、心待ちにしてる人はいるのかも知れない。

さて、宮嶋さんの記事は『「おおすみ」が「ときわ」から歴史的洋上給油』で、
来週はクウェート上陸か、イラク入りだろうか。
楽しみである。
とにかく、出版差し止めはこれ以上はないように願うばかり。




2004年03月16日(火) 春の夜、静かにジルベルトを聴く。。

BSのオーストラリア近海にて、
気持ち良さそうに泳ぐ大きなエイの映像を見ながら、
ジョアン・ジルベルトinTokyoを聴く。

東京フォーラムの何千人もの暖かく長い拍手が、
ジルベルトが、舞台袖から出てきて、ゆっくりと椅子に座るまでなのだろう。
まるで、夏の夕陽が沈む前の静かな波の音のように聴こえる。

今日は比較的暖かく、日中から深夜にかけてもプラス気温。

街なかの車道にもう雪はない。
住宅地の方はと云うと、依然として、
シロップをかける前の氷水を固めたような色気のない氷雪が、
あちらこちらに積み上がっている。

さて、この住宅地の固い雪が融け切るのは、来月の中旬くらいだろうか。




2004年03月14日(日) ホワイトデーなのにスポーツ観戦。。

今日は、世の中ホワイトデーだそうだが、家族で焼肉を食べに行く。

大きなお店なので、奥に大座敷があるのだが、食べ終わった10人ほどの大型なスポーツ系(柔道と見た)な方々が出てきて、レジで「試合頑張ってくださいね」とご主人が声をかけたり、またその後、またまたスポーツ系数人(家人は「7人だった」と証言)がお座敷の方で頼んでいたのが、いきなり「サガリ15人前とカルビ5人前!」。
「そりゃすごいねぇー。きっと後でまた追加するんだろうねぇ」などと言いながら、クッパやらユッケ、キムチなどとお肉をつまんで、わたくしたちは終了。

久し振りに、スポーツ系の大型な方々を目撃したので、夜はついついK1を観戦。
いつになったら、朝青龍の兄ちゃんは出てくるのだと家族でわいわい言いながら見た。
(それで毎週楽しみにしている「砂の器」はビデオに録画。)

それにしても、最近のこういった格闘技の番組はなかなか面白い番組構成になっていて、アメリカのちょっと笑える不思議なプロレス番組(たまに深夜やってる)以上にエンターテイメント化してきてるのだなぁと、思った。



2004年03月12日(金) お菓子と歌舞伎。。

数日間東京に行っていた上の娘のおみやげの大江戸きんつば(栗入り)を食べたら、意外といけた。

一緒に買って来た歌舞伎座のお菓子もなかなか粋。
胡桃の切り口が、役者の隈取に似ていることから名付けられた「歌舞伎胡桃」。
それは後日、お茶でも点てて頂こうかなと思っている。
おみやの歌舞伎座のプログラムを見たら、いい出し物がたくさん。
菊五郎、幸四郎、仁左衛門の出し物。
ちなみに私は仁左衛門が大好きなので、一度、生で見てみたいと思っている。






2004年03月10日(水) 音の季節感。。

今日は、TOKU(フリューゲル&vo)の新しいアルバムと、
ずっと欲しかったジェーン・モンハイトのライヴDVDを購入。

一日中、プラス気温で暖かく、夜は雨になった。
一枚仕立てのトレンチでも充分なくらい暖かく、
この陽気が、このまま続けば良いと思うのだが、どうだろう。

外の雨が段々強くなってきているようで、窓越しの雨音が聴こえる中、
ジェーン・モンハイトのDVDを見ているのだが、
イヴァン・リンスの「コメサール・ジ・ノヴォ」、ヴィンス・メンドーサのストリングアレンジで、かなりいい。
ただ、残念なのは、アルバムでは、トム・ハレルのペットソロの箇所が、
ライヴではサックスソロになっており、それもまたいいプレイなのだが、
この曲には抑えに抑えたストイックで繊細なもの悲しいペットの音がいいのだ。
あの「おもいでの夏」みたいな感じで、重厚なオーケストラのバックにそろそろっと入ってくるペットの音。

この曲のソロはペットだとそれは夏の終わりのクールダウンしたイメージの音なのだが、
サックスだとゴージャスな冬の暖かい部屋のイメージになってしまう。
音のイメージというのは、季節感まで想像させる。不思議なものである。



2004年03月09日(火) DVD「プライベートライアン」。。

お手軽な価格になっていたので、DVDの「プライベート・ライアン」を購入。
戦争好きでもなんでもなくて、ただのマット・デイモンファン。
デイモンのDVDはこれが三枚目。
本当は「リプリー」が欲しいのだが、完売している模様。

それにしても、この映画は出だしの15〜20分が大勝負な映画だなぁと思う。
このDデイの場面、スピルバーグは戦争カメラマンの目線にこだわったというようなことが書いてあった。
家の本棚にあるキャパのDデイの写真(「ちょっとピンボケ」収録)を、
これと比較して見たら、かなり近い雰囲気が出ている。

あの壮絶な緊迫感。

ロケ地であるアイルランドの兵士が750名もエキストラで出演しているそうで、
なるほど、リアルなはずだと思う。
いい俳優さんだなぁと思ったのは敏腕スナイパーの若い兵士役の俳優さん。
クリストファー・ウォーケンの若い頃のような繊細な感じの人。
他に、CIAものか何かの映画にも出ていたように思う。

それにしても、トム・ハンクスは普段も多分いい人なのだろうと思う自然さが、
なんとも、映画とは言え、戦争の異常さや悲惨さをなおさら引き立てており、
最後はやっぱり泣かせる。



2004年03月07日(日) ちょいと下町の味。。

今日は、下の娘と共にお買い物。

デパートの催事である江戸下町老舗展などを見てきた。
金太郎飴の実演には人だかり。
七味のお店には唐辛子をつく機械などがとんとん。
お懐紙と雷門の亀十のどら焼、麻布十番のたぬき煎餅などを買う。
デパ地下で、お魚屋さんの生寿司と生太巻き(中にお刺身が色々巻いてある巻寿し)が美味しそうだったので、それも買って帰宅。

亀十のどら焼は、今回、初めて食べた。
テレビの下町ガイドなどでよく落語家さんなどが紹介しているのを見かけていたが、なるほど、他とは全く別物のどら焼。
まず皮が厚過ぎないし、甘くなくて、柔らかくふかふか。
餡とよく合っていて、焼きたてのパンケーキに餡をはさんで食べてるような感じ。
白餡も食べてみたらこちらも美味しい。
柔らかな皮に合わせて、餡も柔らかく、絶妙なバランス。

たぬき煎餅は、「たぬき胡麻」というのを買ったのだが、
黒胡麻が香ばしく、小さめで固すぎないので、
歯の調子が今一つというお年寄りも食べれられるかも知れない。

この二つのお菓子で、ちょいと下町の味散歩が出来た。



2004年03月06日(土) 春はまだか。。

日中の陽射しは少しずつ春めいてきているようには感じるが、
如何せん気温がまだまだ低い。
昼も夜も、ほとんどマイナス気温。
今日は小雪も降った。

そんな寒い街を歩いていると、ウィンドウ越しのフラワーショップの色とりどりな花々に、つい気を取られる。
オレンジや紫、ピンクにカナリヤ・イエロー、白い花の緑の葉や茎も美しい。

あと一ヶ月もすれば、立派な春(笑)がきているのだろうが、
人の気持ちは贅沢なもので、この終わりそうで終わらない寒い冬にこそ、
今すぐにきてほしいと思うものである。



2004年03月04日(木) 映画「フィラデルフィア」。。

BSで放送されたのを録画しておいた「フィラデルフィア」を見た。

ずーっ何年間も、これは見なきゃと思っていながら、
重いテーマなこともあってか、何となくレンタルしていなかった。
感想はというと、やはり重いテーマで、映画は完結しているが、どうもすっきりしない。
多分、それが厳しい現実なのだと思う。

例え、一度裁判で勝ったにしても、法廷では誰もが平等だとしても、
特定の病気や性癖への偏見や差別は社会には依然として存在する。
トム・ハンクスを弁護するデンゼル・ワシントン演ずる優秀な弁護士でさえも、
理性的にわかっていて歩み寄ろうとはするが、生理的な好き嫌いは直らない。

マイノリティの人達の存在やその価値観も尊重すべきだし、
どんな病気であっても、大事なのは何よりも先にまず正しい知識と理解が必要だと思う。
間違った情報や先入観で差別するのは、互いに利益を生まないし、悲劇を生む。

うーん、やっぱり重く考えさせられる映画だった。





2004年03月02日(火) 週はまだ始まったばかり。。

今日は、久し振りに行ったショッピングセンターのベーカリーで、
新作のビーフシチューパイと、グラタンパイを発見。買う。
アスパラとコーン&レタスのサラダも作ったら、
なんだか食卓が日曜のブランチのよう。
レピシエの新作「パピヨン」も淹れると、匂いまでますます休日のようになる。
だがまだ、週は始まったばかり。

読書まで休日モード。
森博嗣と土屋賢二の対談を読む。
家にあった「IN-POCKET」(新潮の月刊文庫情報誌)に掲載されたもの。
二人の会話がたまに禅問答以上に「?」で、かなりの面白さ。
森氏の「封印再度」も家にあった模様。
家には私の他に本コレクターが数人存在している(笑)ので、
「誰々の本ある?」と訊くと、大概の本は出てくるのだが、
この本がまさかあるとは思わなかった。
うん。とにかく読もう。



2004年03月01日(月) 卒業。。

今日は、下の娘の卒業式。
元々制服のないこの高校では、卒業式は思い思いの姿で出席。
リクルートスーツ、ドレスや袴姿に振袖姿、完璧に普段着の子もいるし、
もちろん在校生も様々で、個性的な卒業式。
本人達がそれとなく楽しんでいて、かと言って、
ふざけたりする訳ではなく、好感が持てた。
卒業式は、大人の為の儀式ではなくて、
結局本人達が何を持って「卒業」とするのかだと思う。

随分前だが、子供達の英会話教室で米国人の先生が見せてくれた写真を思い出した。
写真に真っ黒な円がたくさん浮いている。
「さてこれは何の写真でしょう?」
子供達は「UFO!」「ボール!」といろいろ言ってみるが回答者なし。
「これは帽子だよ。卒業式のお祝いに帽子を空に投げるんだよ」
その次に、たくさんの学生たちがその帽子をかぶり、にこにこして卒業証書を持っている写真。

それは、何故かどこか懐かしい感じのする風景で、卒業の感触というのは、
国は違っていても、どこも同じなのだなぁと思ったものである。



 < past  INDEX  will>


izumi [HOMEPAGE]

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