TWILIGHT DIARY
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2002年04月30日(火) 飛び石連休。。

なんだか札幌の人が減ったような気がする。
ちょっと閑散としているんである。
毎年のことか。。
私は暦どうりに仕事である。
二連休の後だけに、なんだか力が出ない。
が、連休の合間に仕事に出るとうれしい事もある。
いろんな方に会えるのがいい。
連休だから会える方もいる。
様々な情報。このHPのご感想。
嬉しい限りである。

さて、連休に読もうと思ってる文庫本4冊。

「自分をさがして旅に生きてます」  吉田ルイ子
「呑呑草子」            杉浦日向子
「街角で笑う犬」          椎名誠
「バリ&モルジブ旅行記」      銀色夏生

以上4冊を並行読書で旅気分である。あ〜旅したい〜。。










2002年04月29日(月) みどりの日に。。

さて、今日は何だかまったりとした休日だった。
前日持ち帰った虹鱒が四尾。
釣った魚は必ず全部食する。
そうじゃなきゃ魚に悪い。

川魚は食べる人が意外に少ないように思う。
食わず嫌いだろうか。
私は、鮎も山女も大好物である。
鮎と山女は塩焼きが醍醐味。だが、虹鱒はフレンチが合う。

夏には、お腹に庭でとれたたくさんのハーブとハム、
茸類を詰めてファルシーにすると、一気にフレンチの御馳走になる。
今回は、ドライハーブをたっぷり振って、シンプルにロースト。
じっくり焼くと皮がこの上なくおいしい。

食後、杏仁豆腐フレーバーの紅茶を飲む。不思議な香り。

なんだかタイムトリップしそうだった。。













2002年04月28日(日) 紅桜庭園。。

今日は家族と花見である。

毎年、春から行く澄川の紅桜庭園。
桜はもちろん、湿地には水芭蕉、ヤチブキも咲いて野趣溢れる造園。
なんといっても釣堀が楽しい。
ここの池は広い。
虹鱒も至って元気で何匹も跳ねている。
春が早いせいで、すでに羽虫が水面上を飛んで、虹鱒を誘うんである。
さて、喰いが良いのですぐに釣れてしまう。
ジンギスカンと共に、虹鱒を炭で塩焼きにして頂くと、
長い冬が終わり、やっと春が来たという感じがする。

食後、園内の茶房に寄った。
長寿水という湧き水がこんこんと湧いている。
茶室に上がらせて貰う。
真新しい畳が清涼でなんとも良い。
菓子とお薄を一服。
気持ちが引き締まる。
あぁ、やっぱり来て良かったと思う。

そんな花見だった。














2002年04月27日(土) 連休の初日。。

今日はラジオの日なので局のある円山方面に行く。
お花見であろう。
人出が凄い。
連休の初日に桜が満開で、気温も高いなんてのは例年の札幌にはない事である。
街も年末のような喧騒。
まるでさながらクリスマス前のようである。
「今日から十連休。でも何処にも行きません。」
「家に居るのが一番」という人もいる。
いいんじゃないか。
何か自分の時間を自分の好きなように過ごす。


私はと言えば、
こうして日記をメセニー聴きながら書くだけでも楽しいんである。
こうして聴くと、Jacoは惜しい。本当に惜しい。
早すぎた、と思う。










2002年04月26日(金) 芸術と日常。。

今日はもう一人の娘indigoの誕生日。
彼女は我が家のPCオーソリティーで、WEBデザインもこなす。
私がデッサンしたものをPC上で実現出来るのも彼女のおかげ。
持つべきものは家族である。

さて、今日はある人からご質問を受けた。
「芸術と日常について」で、ある。
芸術と日常。。。
何年か前に逝去された画家の三岸節子さんを私は想い出す。
彼女は晩年、南フランスに息子さんと共にアトリエを持ち、
毎朝起床しては、まずキャンバスに向かってお祈りをする。
「神様どうか今日もいい絵が描けます様に。」
歯を磨くよりも、顔を洗うよりも絵が先なんである。
で、歌い手はどうか。
私の声楽の恩師は、朝、ベッドの中で目覚めたら、
まず声が出るかどうか確かめると言う。これが芸術家にとっての日常である。

毎日をどう過ごすか。
日常は全ての人の生活であり、一見平凡そうに思えるが、
良いようにも悪いようにも、何かを得ようとする人の心の持ちようなんである。







2002年04月25日(木) 名人戦。。

私は将棋をやらない。
が、将棋の対局を観戦するのが好きなんである。
今日は名人戦をぼうーっと眺めていた。
丸山名人は黙々とフルーツをつまんでいる。
対戦相手の森内くんは真剣に長考中。
そこに解説の羽生竜王登場。
羽生くんの解説はすごい。
双方のいい手を一瞬の内に何通りも読む。
「こう打つとここで飛車が飛びます」
「おお」会場から将棋ファンのどよめきが。。
森内くんは次の手を何処に打つのだろう。
対局中継に切り替わると、二人ともいない。
何十本ものミネラルウォーターと名人のフルーツだけが映し出される。
そこで、羽生くん動ぜず、また解説。
いいなぁ。将棋の盤上にだけ注がれる静かな時間。
何故か私は癒されるんである。

森内くんは勝ったかなぁ。





2002年04月24日(水) 春の雨。。

梅も桜も満開で春爛漫なところへ夜の雨。
深夜、急に雨脚が強くなる。
傘を持つ人は少ない。
突然の大降りの雨に、走り去る人。
ビルの軒下に雨宿りする人。
どしゃ降りの雨に都会は一瞬立ち止まる。
雨に濡れた車道がいい。
そうだった。
都会は自然の中に在る事を時折思い出す。
雨の匂いも懐かしい。
このまま濡れて帰ってもいいんじゃないか?
ふとそう想う。
「春雨じゃ、濡れて帰ろう」と言ったのは月形か。
月形、夜の雨は体に毒じゃないか?
春の雨は粋か。
粋は身を喰うと言うが、喰われてみたいもんである。

そのうちに春の雨もあがった。






2002年04月23日(火) 玄関先の。。

梅がとうとう満開である。
今年は雪の重みにやられて、何本か枝が折れた。
遠くから見ると、可哀想なくらいアンバランスな枝ぶりである。
だが、花は大きい。
結実もきっと大きいに違いない。
夏が楽しみである。
あーそうだ。
思い出したように二年前の梅酒を出して飲んでみる。
夏を喚起させる梅の香と酸味が良い。
梅酒で一日振り返るのもなかなかいい。
今日はオフラインな日。
waka様いらして、蛤と映画とチェロと吉田ルイ子さんのお話をして「鳥の歌」。
深夜は、sizukuしゃんいらっしゃるの巻〜!
でも、なんだかいつも時間が足りない。
To be continued!
ああ、もう。



2002年04月22日(月) 月曜日は心配。。

私の月曜日の楽しみはER第7シリーズである。
4月に入って新シリーズが始まった。
ERに復帰したカーター先生がとっても心配。
彼は色々と運が悪いんである。
今日もやっぱり運が悪かった。
重症の患者さんがどうにか持ち直した。だのに。。えっ?うっそー!
あんまりである。
せっかく早退してお祖母ちゃんと食事しようと思ったら、
信用はされないわ、冷たい事を言われるやら。。
もうさんざんである。
また、悪い道にはずれちゃうんじゃないか君は。
あー心配。
だから毎週見ちゃう。
カーター先生が幸せになる日はいつ来るんだろう。

松山はとっても心配である。



2002年04月21日(日) 春の味は。。

天気は良いが風の強い一日。
今日中にやらなければならない事がある。
昨日届いた蛤。
大振りで良い姿をしている。
やっぱり焼き蛤である。
正月に餅を焼いた新しい網をおろす。
魚介類を焼くともう餅には使わない。
蛤さまさまである。
さんざん焼いて食べても、いくつか残った。
だしを引いて蛤を入れ、
細打ちのらーめんを入れて、塩味の海鮮中華そばにしてみた。
刻んだ三つ葉と焼き海苔、針生姜をのせると、
油分の全くない潮汁のような中華そばで、
これがまた意外といける。
焼き蛤に潮汁。
家中まるで祝津の青塚食堂のような匂いである。

結局、今日も海には出掛けなかった。



2002年04月20日(土) 庭先の。。

梅が、ほころんだ。
思わず顔もほころぶ。
今年の春の開花は早い。
知らぬ間に、玄関の横のクロッカスがすでに満開である。
長い冬は人の心を重くするが、早い春の到来は気持ちも浮き立つ。
休日はどう過ごそう。
思いをめぐらす。
そんなところに、蛤が送られてきた。
到来物の大きな蛤。。
そうだ。海をしばらく見ていない。
あの春の季節にはまだ早い蒼い海が見たいなぁ。

明日は晴れるだろうか。



2002年04月19日(金) 裏庭に。。

毎朝、鳥たちが群れでこぞってさえずりに来る。
名も知らぬ様々な鳥達。
彼らの寝床は何処か。
窓を開けると、
朝の冷えた空気と共に鳥の鳴声が部屋に満ち溢れる。
一瞬、何だ自由ってのはこういう事か、と思う。
私は自由をしばらくの間、忘却していた。
自然はいい。
人に束縛されない。
人は自ら、束縛しすぎなのかも知れぬ。
自然が一番。
そう。鳥のように自由に歌うことが出来れば、と想う。

春の喜びを伝える鳥の声は、去っていった。









2002年04月18日(木) 外は。。

すごい強風。まるでドイツリートの魔王が出てきそうな勢いである。
屋根まで持っていかれそう。
あなおそろしや。梅も桜もこれからと云うところなのに。
春の風は、花の芽の精もろとも摘んでしまう魂胆か?
松前城の桜はもう開花したそうだ。
春の宵の満開の桜は美しい。
どこかこの世のものではない感じがあって、不思議である。
酒宴もはかどるに違いない。
そんなところに突風とは野暮である。
散乱する塵芥。倒れる標識。
野暮はうつつの人間の方か。
義太夫三味線に「狐火」というのがある。
人より、狐が憑いた八重垣姫の方が断然美しい。
魑魅魍魎な音で、今日のこの荒れ狂う強風にしっくりくる。
CDをかけていたら、家の猫がにゃあと鳴いた。




2002年04月17日(水) 今日は。。

うちのRANRAN(パンダじゃなくて娘。)の誕生日。めでたい!
数年前に大病した彼女が健康になり、誕生日をこうして家で迎えられるのは、
本当に喜ばしい。
入院中に誕生日を祝った時は家族全員複雑な気持ちだった。
うれしいんだか悲しいんだか、なんだか素直に喜べないもんである。
普通に家で誕生日を迎えることが、こういった家族にとっては格別である。
普通に食事が出来、普通に学校に行き、普通に会話する。
実は普通って、ほんとは最上級に違いない。
だってごちそうはハンバーグで良いそうである。
普通だぁ〜。



2002年04月16日(火) 日記って。。

小学生の夏休みの宿題みたいで、なんだか懐かしいかも。
うちのindigoに、日記書きゃいいじゃんと言われ、
じゃあフリー日記ダウンロードしておくれと言った結果がこうなりました。
今日の昼は、毎日のお仕事で、ある病院のロビーで弾き語り。
先週のラジオでビル・フリーゼルのシェナンドーをかけてて、
最近そういえばこれ唄ってないなぁ〜と思ってたんで、
土曜くらいから唄ってるが、病院でやってみたら非常に合う。
以前、保険のCFかなんかで矢野顕子さんのがBGMで流れてた。
良い曲である。


   INDEX  will>


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