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■2006年07月06日(木)■ 整形外科

2週間ほど前のこと。オットが出張中でとにかく誰かと会話したかったのと、悪化し続ける腱鞘炎の痛みから、子連れでえっちらおっちら整形外科へ行った。病院は待ち時間に暇している人が子どもに話しかけてくれるし、内科や耳鼻科と違って整形外科は風邪ひきの人が少ないので赤子連れでも気が楽。

ところが非常事態発生! 診察待ちの間になんと鼻血が出てきてしまった。何もしてないのにいきなりツツーッと。びっくりした看護師さんがティッシュの箱とおしぼりを持ってきてくれた。子どもは“我関せず”とハンカチで遊んでいるが、大人しくしててくれるだけでありがたい。

何とか鼻血がとまったころに周りの人とも少し会話ができた。そして受付から待つこと1時間半、やっと診察室に呼ばれた。優しそうな先生は「注射しましょう。最近の腱鞘炎の注射は昔よりよくなったので効きますよ。痛いけど頑張りましょう!」とひたすら注射派。その後ろでは看護師さんがバスタオルを丸めながらこちらを見ている。よくわからないけど、あれは注射に関係のあるものなんだろう。注射後の注意(1日水に濡らしてはいけない、今日は湿布は貼れない)を聞いて、打つことにした。

看護師さんが持っていたバスタオルは注射を打つときに手の下に置くものだった。
看護師さん「ちょっと痛いですけどね、頑張りましょうね」
先生「大丈夫ですよ。頑張りましょうね」
そう言われると、かえって怖い。注射を打ってる最中も「頑張って!」「もう少し!」「今お薬が入ってるところですよ!」とやたらと励ましてくれる。ほんとはそこまで痛くないけど、なんだかすごい注射をしているような気分になって顔に力が入ってしまう。先生も「ああ、かなり硬くなってるので針が入りにくいですね。これは痛かったでしょう」と解説をつけながら刺してくる。いいから、何も言わずにサクッと終わってくれー。陣痛よりは痛くないから、励ましてくれなくてもいい! そんな風に数人掛かりで奮闘している間、子どもは胸元のスリングでグースカ眠っていた。そもそも腱鞘炎の原因はあんただぞ。

注射が終わってから「しばらく手がしびれますけど薬のせいですから大丈夫ですよ」と先生。それ、先に言って下さい、クルマで来てるんですが。もちろんその後しびれた右手で運転して帰った。「1日水に濡らさない」という注意事項も、左手では防水パッドがうまく貼れず、結局お風呂でびしょびしょになってしまった(――が、特に何ともなかったのでよしとしよう)。肝心な注射の効果は「まあよくなったかな」という感じ。まだときどき痛みがあるけれど、以前ほどひどくはない。効かなかったらもう1回だそうだ。


■2006年07月05日(水)■ 停電

日曜の夜のこと、突然プツンと電気が消えた。
オット「いま何かした?」
ワタシ「してないよ!」
まったく、まず妻を疑うとは失礼な。窓からのぞくと隣の棟も真っ暗だったので、どうやらこの辺一帯消えているらしい。ということは、電気会社への連絡は町内会長さんあたりがしているだろうから、ひたすら待つしかない。

懐中電灯、ろうそく、うちわ。断水ではないけれど、やかんに水もためておこう。風呂の残り湯があるから仮に水が止まっても一晩くらいは大丈夫と。それにしても、手回し懐中電灯は回せど回せど灯りがすぐに消えてしまう。体力の消耗具合に対して灯りの持続時間の短いこと。割に合わないというか、ほんとの非常時にこんなことやってられないぞ。回してるときのウーッという音で子どもが泣くし。新しいタイプを購入するべきか……。

そんなこんなで1時間。まったく復旧せず。あきらめて寝たら12時すぎに点いたらしい。後で聞いたところ、原因は「蛇が電柱に登り充電部に接触したため」だとか。ヘビ。南無阿弥陀仏。


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