散歩主義

2006年03月23日(木) 「冥土」を読んだからだ。

昨日、あんなことを書いたから、夢の中で兄が私のところへやって来た。
来ただけで私には声は聞こえなかった。聞こえなかったけれど、兄とは別に私の好きな「ヨコハマ」を書かねばなるまいと思った。兄がそういっている気がしたのだった。顔を見ればだいたい何を言いたいのかはわかる。

そうだな、兄弟というのは好きなものを別々にしたほうが、たいて万事うまく収まるのだ。小さい時はもちろん大きくなっても。死んでからでさえそうかもしれない。きちんと分けておかねばならない。

私の好きな「ヨコハマ」はエディ藩だ。
もうずいぶん長い間この人のアルバム「ブルージェイド」は愛聴している。
「淑珍(スーザンと読む)」「Back to Chinatown」「横浜ホンキートンクブルース」などがはいっている。

午後、薄日の中で珈琲を呑みながらブルースを聴く。
酒なんて一滴もいらねえ。
彼岸がゆっくり消えていく。



(「冥土」内田百�僚言�・3 ちくま文庫)


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