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斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」

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2005年09月14日(水) このサイトに書かれていることはフィクションであり、事実とは関係ありません

このサイトは表題に「斜めうえ行く」とわざわざつけている。
本業が、ストレートなので、ストレス解消の意味を含めて、斜めうえのコメントを書いている。
読者の方々は、コンサルタントって、こういう思考をするのか、と思うかもしれないけれど、大間違いである。

「斜めうえ行く」とわざわざつけているじゃん。

僕としては、ストレートにモノゴトを考えるのは、本業で飽き飽きしており、疲れきっているので、わざとズラした視点で文章を書いている。
裏の視点。
視点がズレているのは確信犯。
このサイトをはじめようと思ったきっかけも、エリートイメージの強い戦略コンサルタントのなかにはアホもいる、ということをネタにしたかったからだ。
ギャップをネタにしたかったワケだ。

ところが、戦略コンサルタントは守秘義務だか何だかで、ほとんど文章をネットに書かない。
書けないだけじゃん、と僕は言いたいのだけれど、彼らには、職業倫理というものがあるらしい。
職業倫理とは、「アホであることがバレてはならない」である。
実際には、コンサルタントであることを隠してブログを書いている人も多い。

結果として、他のコンサルタントの文章がネットでは見当たらないので、僕のサイトがコンサルタントの「デファクトスタンダード」となる。
書いている奴が他にいないんだから自動的にデファクト。

僕には守秘義務があるので、日常の、仕事に関する事は一切書けない。
何度か宣言したような気がするけれど、クライアントやプロジェクトに関する事は、これまでも一切書いていない。
本音は、こうなんだけど・・・どころか、関係しそうな事には触れない。
話題にしない。
余計な波紋を呼びたくないからだ。
一応の職業倫理ってやつである。

僕は、日常のストレートなモノ言いには飽き飽きしているので、このサイトでは敢えて視点をズラし、「斜めうえ」で個人の視点で書いている。

でも、僕のサイトがそこそこ知られる事により(本名で書いているせいで)、僕の敢えてズラした視点が、僕の本音だと受け取られるようになっていった。
実際、本音なのだからしかたがないのだけれど、僕が直接知らない人からも、僕のイメージは既に固定化されている。
裏なのに・・・。
戦略コンサルタントは少数のチームでプロジェクトを遂行する。
同じ会社内であっても、ほとんどの人たちとは、接する機会がない。
イメージが全て。
そして、僕は「裏」のイメージのほうが肥大化し、表はどこかへ消え去っていった。
致命的。

これは「裏なんだって」、「斜めうえ」なんだって、と言い訳しても、イメージは覆せない。
だって、本音なんでしょ?

困ったものだ。

戦略コンサルタントは、超一流の大学を出て、超一流の企業に勤めて、超一流の大学でMBAを取得して、超一流の企業の超エリートを相手にしているんです・・・。

ほとんどの戦略コンサルタントは、上記の通りである。
僕は、それに対するギャグとして、アンチテーゼとして、このサイトで文章を書いている。
アホでしょ、ズレてるでしょ?
僕はあくまでも少数派だし、敢えてズラした視点でアホな事を書いている。

テレビみたいに、「このサイトに書かれていることはフィクションであり、事実とは関係ありません」と注釈をつけるべきなのか?
先日、トリビアの泉で某手品師が、白い紙をお札に変える手品を披露したところ、偽札偽造の容疑で、警察にしょっぴかれた、というネタをやっていた。
それと似ているのかもしれない。

警告:このサイトで僕が書いている事を真に受けないでください。このサイトに書かれていることはフィクションであり、事実とは関係ありません。




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