神奈川県議会議員「長友よしひろ」活動記
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2006年03月25日(土) 合併式典での印象

 20日に相模原市は津久井町・相模湖町と合併をしました。当日は市民会館で約2時間の式典が催され、旧両町住民も併せてほぼ満席の状態でした。

 式典事態のあり方や各挨拶について色々と思うところがありました。どちらかと言うと「もう少しどうにかならないかな〜」的な思いが随所にありました。(詳細は控えます・・・)

 良い意味で印象に残ったのが天野望氏(旧津久井町長)の総務大臣表彰を受けての挨拶です。

 津久井町の将来にとって、合併に対する思い入れは並々ならぬものを前々より感じていました。事実、今合併最大の牽引者の一人でしょう。津久井町の歴史や文化、今合併に至る経緯と今後の新市に対する思いを語られた内容は意思と重みを感じました。

 そこで思い出したのが、津久井町議会が最終議会時に行った決議であります。(本年3月1日決議)相模原市議会3月定例会の一般質問でも佐藤賢司議員が取り上げていました。

 ここに転載したいと思います。

〜以下、転載〜

       議会有終にあたっての誓いの決議

 津久井町議会は、昭和30年4月、本町誕生とともに設置され、以来50年、自治権の意思決定機関としてその役割を果たしてきた。
 この間、激動する社会経済情勢のもと、先人が受け継いできた豊かな自然と文化を礎として、水源地・津久井のまちづくりに取り組み、着実な発展を遂げることができた。
 これも、ひとえに町民各位のご支援、ご協力のたまもので、最終議会定例会にあたり、改めて深く感謝するものである。3月20日には1市2町が合併し、新相模原市が誕生するが、前日の3月19日に本町議会は終焉を迎え、われわれ議員は全員失職する。しかし、ふるさとを愛し、住民の幸せ、地域の発展を願う気持ちは何ら変わるものではない。
 よって、われわれは最後の津久井町議会議員としての自覚を基に、これからも手を携えて新市まちづくりの将来像、「自然と産業が調和し 人と人がふれあう 活力ある自立分権都市 相模原」の実現を目指すものである。そのことが、地域の発展につながることを確信し、今後は新市の一員として地道な努力を続けることを総意をもってここに誓う。
 以上決議する。

 平成18年3月1日
                    神奈川県津久井郡津久井町議会

〜以上、転載〜

 同じ市になった以上、市議会議員である以上、旧2町の地域にも責任を有することになります。上記の決議の意を重く受け止めて我々は更なる前進をしていかなければなりません。


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