神奈川県議会議員「長友よしひろ」活動記
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2005年06月29日(水) 一般質問の内容

 本日、下記のような内容で一般質問を行いました。概略でしかありませんが記載をします。

○地方分権(地域主権)推進に伴う今後の市行政と議会の仕組みについて

1.インターネット中継が始まったことについて。
 今議会よりインターネット中継が始まった。議会要求がようやく受け入れられて実現した訳だが、経過を含めて市長が考えるネット中継の市行政・議会にとっての意義と効果・期待するものとは何か。

2.地方における二元政治の意義について。
 地方自治は首長と議会それぞれが住民から直接選ばれる二元政治である。双方とも役割が存在している。二元政治の意義をどのように考えているか。地方議会議員出身の経験を踏まえて伺いたい。

3.分権に対応した議会の役割について。
 地方分権(地域主権)が推進されるにつれて役割が変わりつつあると考える。更に同推進を図るためには、自浄努力と共に新しい前向きな取り組みが必要と考える。即ち、権能の強化である。分権時代に対応した議会の役割をどのように考えるか。

4.通達行政から通知行政への対応について。
 地方分権一括法により、所謂「通達行政」が改善された。一方「通知行政」が行われている事実もある。この変化(違い)をどのように捉えていて行政運営を行っているか。また、「通知」はどの程度の数に及んでいるか。併せて、これらを議会に開示する必要性についての見解を伺う。

5.要綱や要領の条例化の必要性について。
 数々の要綱や要領等が条例の下に定められている。無論、これらは行政内部でのことであり議会は関与していない。しかしながら、市政において非常に重要な事項も数多く含まれており、実質的なしばりをもっている。これらを条例化する必要があると考えるが見解は。

6.行政運営の原則と特例について。
 常に「原則」と「特例」が存在する。ただし、特例とは非常事態的な意味合いであり、政治決断を及ぼしたことを明確に示さなければならない。そして、特例が慢性化することはあってはならない。昨今、多々見受けられる。見解は。

 読まれて、「あれ?」と思われた方もいるかもしれません。そうです、本来は市長に聞くようなことではないのです。無論、聞くことが間違いとかではないし、聞く意味もある部分あります。

 これらは、主には議会内で考えることであり、議会対応で決めることができる事柄でもあります。もっと言うならば、行政と議会双方で必要な事でしょうが、議会側に比重があると言えます。

 私の中では、半分以上が質問に託つけて議会に問題提起することが趣旨でした。が、何せ言葉足らずなので伝わったかどうか・・・気が付いてくれたかどうか・・・。正直、これらのことは議会内で議論が進みません。理解されていません。地方分権提唱は挙ってしていますが、対応した議会の姿を見出せていません。その部分です。

 さて、発言と答弁の全文については、市議会インターネット中継(録画)でご覧頂ければと思います。来週後半には掲載される予定です。そして、忌憚ないご意見やご比判を頂ければ幸いです。宜しくお願いします。

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