神奈川県議会議員「長友よしひろ」活動記
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2005年06月22日(水) 第15回 政策研究会〜学区制〜

 昨日の政策研究会には10名のご参加をいただきました。ありがとうございます。また、今回も新しい方が参加下さいました。テーマによって参加下さる方々が変わります。回数を重ねると様々なことが見えてくるものと感じました。

 さて、中身ですが、小中学校の学区制についてでした。

 テーマが教育分野であったからか、色々な方向に議論が及びましたが、各々考えかたを持っていましたし、身近に直面していたことも多かったようです。本当に白熱した2時間でした。

 私は、学校の自由選択制を是認しています。特に自らの意思が確立されてくる可能性が大きい中学校からです。
 相模原市では、現在は導入していませんし、導入予定もありません。本会議での答弁から私なりに解釈すると・・・

1. 地域との連携が重要なので。
2. 学校規模に偏りが生じてくる。
3. 個々の事情にあわせて弾力的な運用をしている。

 研究会の中でもこれらについて双方から見た様々な意見が出ました。特に皆が頷いていた意見としては、「結局は児童生徒の意見ではなく親の意見により決まる。」「単なるイメージや噂で判断し、悪いと思われる所を避けるのみで積極的な選択は難しい。」でした。

 なるほど、その通りです。しかし、それは現状のみでの場合だと思います。

 まずは、開かれた学校運営を徹底的に行うことが必要です。開く努力はしていると思いますが、そうでない所があるのも事実だろうと思います。学校行事や近況報告を自治会と連携し回覧板で回しているところもあります。ホームページで今日の出来事を掲載している所もあります。

 良い情報も悪い情報も全て開示して取り組んでみてはどうでしょう。そのことにより地域との繋がりが始まるかもしれません。そのことにより特色が広がるかもしれません。そのことにより子供たちに意思が生まれるかもしれません。

 研究会ないで出た意見や感想の全てを記載することができませんが、そろそろ学区制について検討を始めてみるべきとの意見が大半を占めました。


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