神奈川県議会議員「長友よしひろ」活動記
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2005年03月14日(月) 拙速なるが故の「不可思議」なのでしょうか

 相模原市議会合併問題特別委員会が開かれました。3月定例会開会直前に合意に至った、1市3町法定協議会と1市1町(藤野)法定協議会設置に関する委員会審査です。

 既に、予算に関することは総務委員会で審査されていますので、それ以外についてとなります。

 3月3日・4日に行われた市議会本会議総括質疑を受けて、様々な質疑がなされました。

 さて、そこで私が行った主な質疑ですが・・・今回の議案で「なぜ?」と感じた点です。

 今回の議案は、議案第35号「相模原・津久井地域合併協議会の設置」(1市3町)と第36号「相模原市・藤野街合併協議会の設置」(1市1町)です。
 そして、既に昨日協議が整った法定協議会は「相模原・津久井町・相模湖町合併協議会」です。従前に行っていて、未だに解散していない任意協議会は「相模原・津久井地域合併協議会」です。

 と、ここまで読まれて「?」と思いましたでしょうか?

 そうです、議案第36号と設置され続けている任意協は同じ名前なのです。それ以外は、それぞれ自治体名が名称になっているのですが、36号のみ違うのです。言うまでもなく1市3町とは、相模原市・城山町・津久井町・相模湖町です。従前から設置されている任意協は、藤野町も想定していた、あるいは後に合流する含みがあったから相模原・津久井地域」と名付けていたのです。

 では、今回は?・・・と考えると、藤野町とは別立てで設置を提案しているのです。津久井地域とは津久井の一部との考え方もあるかもしれませんが、より正確に、より判りやすくするためには、「相模原市・城山町・津久井町・相模湖町合併協議会の設置」とすべきです。当たり前です。

 助役・担当部長とも答弁は非常に苦しかったと受け止めています。津久井・相模湖は藤野との議案がありませんので、気がつかなかったのかもしれません。私も35号と36号が一緒に提案されていなければ、やはり気がつかなかったかもしれません。いずれにしても「おかしな」ことです。

 もう一つ。3月3日に行った総括質疑での答弁を受けてです。
 タウンミーティングと住民説明会の違いです。答弁では、「タウンミーティングは意見を聞くことが主眼」「住民説明会は説明することが主眼」とのこと。

 では、相模原市が行ったパブリックコメントでの質問に対する回答を一部引用すると・・・「タウンミーティングで合併について住民の皆様にご説明しご意見を伺った。」「1市2町の先行協議は市内23公民館で説明会を実施し、皆様のご意見を伺いながら進めている。」です。

 どう違うのでしょう・・・?

 そして、なぜこのような質問をしたかは、総括質疑で市長が公民館での住民説明会に1度も出席しなかった点をしてきした時の助役答弁が「従前に出席したのは、タウンミーティングであり、今回のは説明会。(だから出席しなかった)」とあったからです。


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