神奈川県議会議員「長友よしひろ」活動記
政治家としての日々の活動や感じたことを記載しています。
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2004年10月20日(水) いろいろな事を感じた合併シンポin橋本

 かねてご案内しましたとおり、相模原・津久井地域合併協議会主催のシンポジウムが開催されています。16日に南市民ホールで開催され、本日、第2回目が杜のホールはしもとでありました。1回目は行けなかったのですが、本日は参加してきました。

 聞くところによると、第1回は様々な意味で多少荒れたようですが、今回はそのようなことがありませんでした。台風の影響もあったのでしょう、参加者は行政職員や議会関係者が多く、それ以外の市民はそれほどいなかったような気がします。200人もいなかったと思いますが、全体の半分弱っといったところでしょうか。

 いろいろな事を感じた会でありました。少し、取り止めなくなりますが、率直に感じた事を羅列してみたいと思います。

 まず、上記のとおり参加者の少なさです。第1回も200人に満たなかったと聞いています。天候の性もありますが寂しいです。我々全体の案内不足でしょう。反省すべき点です。

 基調講演が天候の都合で牛山明大助教授に変わりました。短い時間でしたが、内容は解りやすかったです。初めて合併の話を聞いた方も理解されたのではないでしょうか。
 それと、ほとんどカタカナ語(?)を使っていなかったのが印象的でした。講演中に出てきたのは「キャスター」「シンポジウム」「メリット・デメリット」だけです。とかく講演や演説などはカタカナ語が氾濫します。解りやすい点もありますが、多くは「曖昧」な言い回しの時に使われます。私も気を付けているのですが、ついつい出てしまいます。勉強になりました。

 任意合併協とビジョン検討委員会の説明です。中身は別にして、限られた時間の中で、プロジェクターを使い経過について誰もが解りやすい説明だったと思います。

 パネルディスカッションでの天野津久井町長の発言です。発言の長さが気になりましたが、考えがよく解りました。合併への思いの強さの表れでしょう。津久井町代表の立場での相模原市民への発言として的を得ていると感じました。

 同じくP・Dです。発言途中に何度か会場から拍手がありました。「同意見」「賛同」の場合に拍手はされます。天野町長が津久井の立場での発言を力説(?)した時に拍手がおきました。が、相模原市の行政職員の多くがしていました。中には津久井町民(3町)在住の方もいるかと思いますが、以外の職員が何故その発言に拍手をしたのか不可思議です。ちなみに小川相模原市長の発言には拍手はありませんでした。

 同じくP・Dです。パネラーの1人にNPO法人役員がいました。市行政の大切な部分を担っていただいている一つの分野のNPOです。ご自身の立場での発言内容でしたが、明らかに人選ミスです。発言が流れに合っていません。呼んだ意図があるなら、それに関係する意見を求めるべきでしたし、議論の的を残念ながら理解されていなかった・・・のではと思います。

 我らが市長の発言です。全体を通して、相模原市長として合併の意義を市民に語ってはくれませんでした。まぁ、いつものことですが・・・。協議会長だけの立場なら良いのでしょうが、市長として市にとっての意義が「首都圏南西部唯一の中核市として広域交流拠点になる」「将来の政令指定都市」「インパクトがある」などでは理由になりません。それじゃあ、別に津久井じゃなくて良いじゃないですか。都市内分権も強調されてましたが、合併しなくてもできます。相変わらずです。

 会場内で集めた質問です。コーディネーターがなるべく数多くの質問を取り上げようとしていました。良かったと思います。多くの質問が寄せられたようです。各々が疑問等を持っていることが表れています。時間が足りなかったのは残念です。次は、質疑のみの会を開くことを検討すべきではないでしょうか。意見交換や説明の機会や時間は多い方が良いです。日程を工夫すれば可能でしょう。

 全体を通して電子会議室を気にしすぎです。第1回開催後に相模原市電子会議室に多くの意見が寄せられたそうです。それら意見を意識した運営だったのでしょう。随所にその話が出ていました。意見について回答することは大切です。運営方法も多少改善されたようです。良い意見はどんどん取り入れるべきです。その点は評価します。真摯な対応は不可欠です。ですが、過剰な反応は疑問です。また、回答や改善については電子会議室に寄せられたなら電子会議室にまずすべきです。「協議会と市HPは別」は理由になりません。事務局が対応すべきでしょう。

 最後に、小林城山町長不在です。表明されていた通り、P・Dにいませんでした。第1回も同様だそうです。 そのこと自体についての意見は今回控えますが、驚いたのは小林町長が会場内にいたことです。閉会後の帰りにバッタリ会い、聞いたところ最後部座席にいたとのこと。ちなみに普段着でした。う〜ん、些か理解に苦しむ・・・。

 さて、概略ですが感じたことをそのまま書いてしまいました。問題になりそうな箇所もあります。ご比判は甘んじて受けます。ご意見がありましたらお手数ですがご連絡下さい。
 次回は第3回は23日(土)で相模湖交流センターです。そして、その後は市長主催の市民へのタウンミーティング(会場等詳細は9月22日活動記で)です。おのずと今回とは性格が違います。


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