神奈川県議会議員「長友よしひろ」活動記
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2004年10月04日(月) 母校が消える複雑さ

 神奈川県教育委員会から、平成11年から進めらている県立高校改革に関する後期実施計画が発表されました。

 いくつも大きな改革が行われている中で、県立高校の統廃合があります。それに我が母校の弥栄西高校が入っているではありまんか・・・。まさに「なに〜!」です。

 確か、昭和61年に入学した時が4期生でしたので、昭和58年開校だと思います。創立20年を過ぎたばかりでの母校の消滅に些かの寂しさを感じます。平成18年からの移行期間を経て、平成20年に統合だそうです・・・。
 ところが、統合相手なのですが、弥栄東高校。ご存知の方も多いと思いますが、同じ敷地内にある兄弟校です。記憶をたどると、全国でも稀な姿であり、モデル校だったと思います。
 当時の概要(たぶん今でも同じ)は、普通科一般コースが両校共あり、西校に普通科外国語コースと普通科体育コース、東校に普通科美術コースと普通科音楽コースがありました。専門コースは其々受験時に決めます。ただし、一般コースは弥栄高校自体への受験で、東西への志望はできなく、合格時に学校側が振り分ける仕組みになっています。校庭は共有ですが、共有棟がありますが基本的校舎や体育館は別々。校長も其々にいますし、教員の赴任も其々となります。部活も然りです。
 ですが、体育祭や文化祭などは共同開催ですし、授業の交流もあります。勿論、校舎もつながっています。特殊な学校の形態をしています。
(卒業後ですが、特に西校サッカーはインターハイ等の県予選で3回決勝に進むなどで有名になりましたが、前記の通りなので、希望しても東校になるなどのケースもあったようです)

 と、言うことで、廃校ではなく統合。しかも、兄弟校との統合なので、実際の母校はなくなりますが、弥栄高校自体は残りますので少し安堵しています。

 今回の件で思ったことは・・・母校がなくなってしまう寂しさです。直接は関係ありませんが、合併時に消滅する市町村の方々や出身者に気持ちが少し解ったような気がします。だから、どうのこうのと言う事ではありませんが・・・。

 さて、前記の通り、東西校は其々独立していました。統合された場合、校歌がどうなるのかが次の些細な気がかりです。。。


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