| 2003年12月01日(月) |
津久井4町との合併に関する質疑・・・ |
市議会本会議で総括質疑が行われました。 私を含めて7人が各会派を代表して提出されている議案に対し質疑を行いました。 提案されている補正予算に合併調査研究費600万円が計上されています。 予てより話が出ている津久井4町との件です。「任意の合併協議会を設置し住民や議会の代表に参加していただき、議論を深め、合併の是非ついて検討する」が提案の要約です。(市長の説明を私なりに解釈するとです) 5自治体が揃って同額を計上しているそうです。内訳は、県支出金(合併に関する事項)500万円、市100万円。全体では600万円×5自治体=3000万円です。
私の質問は過日記載した通り、主に政治的判断について市長に問いました。 回答は予想の範囲内ですが、明確に自らの意思を示すことはありませんでした。残念であり、自治体の長としての責任についての考えに対し疑問を広げました。 「将来の政令指定都市を目指した一歩になる」「県北部の中心的な都市となる」「自立した都市となる」などの趣旨で回答が述べられていましたが、そんなのは当たり前の話です。今さら初めて表明したとしても「だから何?」です。 私が聞きたいのは(市長が市民に伝えなければいけないと考えるのは)、任意の協議会設置を求める以上、そもそも市長がこの合併についての是非をどのように考えているかです。 「協議会での検討結果を見て慎重に判断する」とのことです。そんなことも当たり前の話です。個別議論の積み重ねが、結果的に相模原にとり良いのか悪いのかはその時の判断です。 私は、法定協議会なら、あるいは相模原市から積極的に働きかけた合併の話なら解るんです。そこには、法定協議会なら議会の議決、積極的に働きかけるならその理由と判断を市長が示す・・・など、そこに政治の判断があるからです。間接的ですが住民の判断となるからです。
しかしながら、今回のケースは任意協議会であり、受け身の話です。 是非についての基本的な考え方は示さなければなりません。何故ならば、誰が一体この話を良いと考え進めているのか解らないからです。 市民の代表である市長が考える相模原の将来像は、この合併と合うものなのでしょうか・・・それさえも解りません。
私の意見は間違いなのでしょうか・・・・・・・
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