99745..チェリー
世界にメスを。
2013年07月31日(水)
昨日夕方に、土屋アンナさんの演劇降板の誤報の真実を、ミヤネ屋を観てた父から聞いて…。
10年前に、自分の周りで、起こっていた真実のことを思い出した。

カメラに追われてるのを、ふ〜んと、眺めてる所にいたから、周りがどんどん人間性まで変わっていくのが、怖かった。
たかが、テレビに映るくらいのコトで。
上の立場の方から、「君もテレビに出ないか?障害者だからって、暗く生きるんではなく、世界の光に照らされて、華やかに明るく生きていくチャンスだ!」と。
それは、あたしが、車椅子だからで、アイテムがあるからで、別にあたしでなくても、誰でもできることだった。
支えるはずのボランティアスタッフは、カメラに追われる光景を見ながら、「いいな〜私も車椅子に乗りたい。」とか、言い出して…。

障害を持つ子どもを持つお母さんは、我が子は学校を早退させられるから、クラブ活動ができない…って、興味もないのに、テレビや本の関係者の人との打ち合わせに、毎日連れられてきた。
障害を持ってたら、子どもの意思は、尊重されないんだろうか?

あたしは、もう平凡な日常生活に戻っていたけれど。
その何年か後に、ドラマ化の話を聞いた時、忘れていたあの頃を、思い出した。
どうしても、譲れない部分があり、プロデューサーさんとのやり取り。
真実を知ってる人は、放送に抗議した。
ドラマの放送延期。
放送を観たら、綺麗ごとに、出来上がっていた。

真実を知ってくれてる友人からは、怒りの声を上げてくれて、知らない知人からは、感動して泣いたと、あちらこちらから、耳にした。

何が真実なのか?世の中わからないものだ。

ドキュメント番組や、ノンフィクションを好んでたあたしだが、見方が変わったのも、自分自身の経験があったから。

土屋アンナさんの勇気ある選択は、大人な姿勢だと、感じた。

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