99745..チェリー
経過報告
2008年01月31日(木)
お久しぶりです!
(ブログは、毎日更新していますが…。)


さて、経過報告をしたいと思います。

どこまでお話したかな…(汗)

そうそう、前回は、年末に入院したことを、書いたのでした。


1月16日に、大腸カメラの時の、生検の結果が出るということで、消化器科の診察に行きました。

大腸カメラの画像も見せてもらいました。
びらんって、いわゆる口内炎が腸にできてるって感じです。
あと、腸がムックリ!腫れてるって感じです。

まぁ、素人なので、「へぇ〜この画像がびらんなのね。」ってくらいで、よくわかりません…。


生検の結果は、よくわからない結果だったそうです。
悪いものはみつかりませんでした。
ベーチェット病か?クローン病か?判断は出ませんでした。
(インターネットで調べたら、なかなか、組織検査のみで判断するのも、難しいらしい。)

「その後、調子はいかがですか?」と聞かれて、3日前くらいから、また下痢…腹痛だったので、伝えました。

先生は困ったなぁ〜って感じで、「うちに来られて、こうして症状訴えられても、困るんですよね。」と…、

なぜか、いきなり逆ギレ???になられました。

それまで、女医さんで、穏やかなイメージがあったので、ビックリでした。。。

先生が言わんとすることは、

1.大腸には大きな異常がない。(直腸の爛れと、痔はあり。)
2.小腸の出口にびらんがある。
3.これ以上、原因追求をするには、小腸を調べないといけない。
4.うちの病院では、小腸造影は設備がない。
5.CTとエコーのみでは、検査としては精度が悪くて、よくわからないと思う。


を、踏まえて、


1.ベーチェット病を診れる医師がいない。
2.神経内科がない。
3.上記の理由から、麻痺と、お腹の症状が、同じ原因か?よくわからない。


「うちにこれ以上かかるならば、あとは、胃カメラくらいしかできない。」
「それで、今の症状の原因がみつかったり、治療できるとは思えない。」
と、おっしゃられて。

「ここで時間を使うよりも、神経内科でかかってる大学病院に行った方が、チェリーさんにとっては、いいのでは?」
と言われて…。

「1日も、早く行った方がいいよ。」とアドバイスされて、翌日に、大学病院を受診しました。



まずは、神経内科を受診。
主治医の先生から、消化器科に回してもらおうと思いました。
院内の先生ならば、どの先生がどの専門か?に、詳しいかなぁと思って…。

でも、診察受け付け時間が終わり、まさに今命に関わるって状態しか診れないと…。

なので、翌日に、神経内科の先生から紹介してもらい、消化器科を受診。


でも、前の病院の情報が足りないと言われて…。

この日に、クローン病の可能性が高いとなりました。

この日の先生も、炎症性腸疾患も診てるのですが、予約が1ヶ月待ちらしい!

なので、別の同じく、炎症性腸疾患を診てる先生に回して下さいました。

この日は、水様便で、飲水も全く摂れない状態…。
水分補給のために、点滴をお願いしたのだが、「大学では定期的な点滴はできないんだよねぇ。」と言われ…。
そういう場合は、関連病院か、クリニックに依頼するらしい。
そういえば…点滴室はあるけど、患者さんが横になってるのを、見たことがない…。

「それに、点滴しても、カロリーがしれてるし、それよりは、しっかりと病気を治療してあげないと、良くならないよ。」
と言われましたが…
何とか点滴してもらえることに。
(だけど、食べられない飲めない下痢な時は、点滴したら楽になるんだもん。)

大学病院は、医師しか点滴(静脈注射)はできない。
なので、若い医師が来て下さり、なんと、一度もチャレンジしたことがない血管に、一発で入りました!

点滴中は、看護師さんが声を掛けてくれて、優しく接して下さり、安心できました。



そして、前病院の診療情報提供書を揃えて(母に前病院に走ってもらい、まぁ、いろいろ大変だったけど、書かない…)

4日後に、新しい先生と、ご対面!

めっちゃおっとり系な感じで、相性が合いそう…!

触診と聴診もして下さいました。
(前の病院の先生は、一度もしたことがない…。)

ベーチェット病は、特定の場所に、特徴的な潰瘍ができる。
→私の場合は、潰瘍のなり方?が、クローン病っぽいみたい。

まぁ、腸管ベーチェットでも、クローン病でも、治療法は同じだから、はっきり診断を見極めなくても、よいらしい。
→大学病院の神経内科の先生は、ベーチェット病ってことあるのかな〜と。MSと診断したけど、どうか?は、はっきり言えない。診断するにおいての、医学の限界…???
消化器科の先生と、話し合ってみます。とのこと。


消化器科の先生がおっしゃられるのは、今、一番大切なのは、きちんと治療すること。

1.小腸を検査する。
(バリウムを飲んでの小腸造影は、精度が低くて、よくわからない場合が多い。)

確実に小腸を見るには、患者さんにも、かなりな辛さに耐えてもらわないといけない。
(入院も必要。)


とりあえず、薬を増量して、経過を見る。


症状が良くならなくて、栄養状態がどんどん悪くなれば、入院してIVH。
その場合、大学病院では、すぐにベットが空かないので、関連病院に一時的に入院してもらい、ベットが空いたら、戻ってきてもらう。


ということで、即入院は免れました。


どこの先生もだけど、若い人に、入院はかわいそう…って思うみたい。
私の顔に、入院嫌だ!って書いてあるのかなぁ…(笑)


でも、悪くなれば、入院できる病院がみつかったことに、気持ちは安心しました。



そういうことで、お腹の調子を見ながら、

流動食→5分粥→全粥と、アップしてきました。

徐々に、回復してる傾向ですが、腹痛があったり、お腹が張ったり、なかなか良くはならない感じです。

でも、スッキリしない病気でもあるから、大目に見ながら?この体とうまく付き合っていきたい。



私は、クローン病を発病したのは、19才の時です。
その後、MSを発病して、ステロイドを使うようになってから、なぜか、クローン病は落ち着いてきました。

だから、治ったんだ!って思うくらい、ピザまで食べれました。
(お腹の症状は時々あったけど、胃腸薬で対応できるレベル。)

昨年は、MSでは、ステロイドパルスをしませんでした。
(12月に、耳の病気でしましたが。)
なので、クローン病が悪くなったのかな…。。。

もう何年も、大腸カメラもしてなかったし、クローン病が原因で、炎症反応が上がることもなかった。

だけど、5月に救急車に乗った時も、クローン病が原因の腹痛だった可能性が高いらしいとのことでした。

12月に、耳の病気でパルスをしてから、一時的に、腹痛が治まったのも、クローン病らしきパターンだそうです。


ですが、治療に、ステロイドをいきなり使うわけにはいかない。
(副作用も、それなりにキツイから…。)

なので、ステロイドのように即効性はないが、ゆっくりと効果が出る治療法で、まずは試してみる。

それが無理ならば、ステロイドと免疫抑制剤をいく。

時期を見逃さないで、過小も過剰もなく、ベストな治療を選択していきましょう。

という説明でした。


ほんとに、わかりやすくて、今後の目安も聞けて、だけど、「また、良くなるから。」と前向きなこともおっしゃって下さり、

この病院に、この先生に、出会えてよかったと思いました!


神経内科の先生も、廊下でお会いして、わざわざ走ってきて下さり、心配してくれて…。

迷わずに、この病院で診てもらおうと思います。


大学病院って、なかなか行けない場所というイメージがあったり、大学病院をよく知らない人からは、モルモットとか言われたりするけど…

やはり難病は、専門的に診れるなぁと思う…。


地元の病院も、医師が減り、手間がかかる検査は、なかなかできなかったり、診断ができなかったり…

何年か前は、地元の地域病院で、十分対応できたことが、今はできないみたいで…。


前の病院の消化器科の先生は、「潰瘍性大腸炎は、患者数が多くて、診断も付きやすいけれど(大腸カメラで判別できるし…でも大腸型のクローン病の場合は、診断は難しいよね…?)、クローン病は、患者数も少なくて、検査も診断も高度さを要求される。」とおっしゃられていた。


在宅医の先生も、「小腸病変だったの?」
「炎症性腸疾患は、真っ赤な下血とかが、典型的な症状なのになぁ…。」←大腸病変の場合に、よくある症状。
とおっしゃられていた。

小腸病変となると、なかなか医師にも、よく知らないみたい…。

クローン病って、病院でも、なかなか聞かないみたいだし(一般病院では、あまり患者に出会わない?)、やはり難病なんだなと、思わされた。



長々とすみません…!

また近況報告に来ますね(^ω^)

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