| ∈あえて無題…。∋ |
| 2005年08月03日(水) |
えっと、とりあえず元気です(^▽^) とりあえず、何から書いたらいいものやら…。
月曜は、訪問看護師さんと1時間半も語り合った…。 看護師さん、悩みがあるらしい…ちょっといろんなことに辛そうだった。 聞いてたら、暗くなって、思わず自分の境遇と同一視してしまい、やばい感じもした…。
在宅のある患者さんが、自ら命を絶ったそう…。 高齢で、寝たきりな方で、旦那様と2人暮らし。 自らの意思で、食事を拒絶し、衰弱死…。 飲まず食わずで、2週間くらいで、意識が保てなくなり、幻覚とか現れてきたらしい。 最後は、ガーガーイビキをかき、24時間眠り続け起きなくなったそうだ。
リアル過ぎる話を聞きながら、何とも言えない気持ちに襲われていた。 ガン末期状態にあった方なので、命の限りは見えていたかもしれない。 だけど、同じ形で、自分の意思で、死を迎えただろうか…。 同じように拒食しても、苦しんで死ねない人が多いらしい…その方は「病気の進行と衰弱が同時進行した幸運なパターン」だとか…。 人は、こうして死んで行くのか?
介護する旦那様も心労な状態だった。 患者さんも、「私は迷惑を掛けたくない。早く死にたい。」と言い続けていた。 きっと良かったんだと思うと、看護師さんは自分を納得されるように、話されていた。 だけど、介護問題の厳しさや残酷さを、間近に見て、悩みや疑問がたくさん生まれた…。
私自身は、重度障害を持ちながら、他人介護を入れながら、ふつうに暮らしている、または暮らしていきたい。 と思いながら暮らしているので、また違う現実を見せられた気がした。 障害者自立支援法が施行されたら、どうなるんだろ? 在宅の患者さんは、ほとんどが介護保険を利用されてる方だけど、入院や入所はお金がかかる。または入れても、2度と家には帰っては来ない、パターンがほとんどらしい。 在宅も、サービスが入れば入るだけお金がいるから、なるべく家族のみで介護する。 また、老いた旦那が妻を看るなど、老老介護が多く、生きていく現実は厳しい。
50才の青年を、80台のお母さんが看ている。 発病から20数年。 そんなパターンも、ふつうに存在する。 家から、何十年も、外に出たことがない障害を持った人もいる。 それが、平成17年の現実…。
何だか何とも言えない気持ちに、数日感じ続けています…。
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