99745..チェリー
過去のあたし。今のあたし。
2002年10月08日(火)
ここ何日か、体がダルくて重くて。
どーしようもなく、体の置きようもないって状態。
「体がダルイ。。。」って。
こんなに辛いものなんだと・・・。
ほんと思う存分、思い知った・・・。
昨日は、正午までベットの中でまどろんで。
眠ってるというより。むしろ寝れなくて。頭は冴えてるのに、体は重くて眠くて辛くて。
相反する、状態・・・。
昨夜も3時過ぎまで、しんどいのに寝れない・・・。
昼間は、ウトウトばかりしているここ数日。
完全に、「時差ぼけ」入ってるの、かも。

「再発?」って、何となく、いつもわかるものだケド・・・。
何となく、怪しげな気配。。。
今日、夕方から神経内科の受診だから。
ちゃんと、見てもらおうっ。
勘が、当たらなかったら、いいんだケドな・・・。

昨日は、訪問看護でのシャワーパスしました。せっかく、貴重な週2回。
自分で入浴してた頃は、毎日入ってたし。もちろん、シャンプーも。
お風呂好きなあたしが、楽しみにしているこの日が、自主パスするなんて。
何もかも、ほんと、「ダルイ。」の一言。
決して、ダラケテルわけでは、ないのだけど。

そうそう。昨日訪問の看護師さんと。
MSの患者会(名前は書かないけど、わかるよね?)から送られてきた、絵本読んだ。
「読みます?」って、あたしから聞いて。
その後、後ろページのHPアドレスや、連絡先など、メモってはったなぁ♪
今月末の、地元の保健所主催の、MSの講習会も一緒に行こうね、と。
わざわざ、有休取って、行ってくれるみたい。
もちろん、あたしは、一人でタクシー乗って。現地集合。
普通にタクシー乗ると行っても、座席に自力で移れなくなってからの、「一人乗り」は初めて。
ちょっとした、冒険。

迎えに来てくれるんじゃなくて。
付き添いじゃなくて。
ほんとに、この病気について。
チェリーという、20代の女性として。
ごく、普通に接してくれるから。
ほんと、そーいうのが、うれしくて♪

その訪問看護ステーションでは。
若い世代の利用者も、初めて。
MSでのケースも、初めて。
初めてだらけで、看護師さんも、最初はかなり緊張してた、と。
そんなに、そこらへんにありきりな病気ではないし。
看護師さんにとっても、「教科書上」のものだったのが。
でも、肩肘も張らず。
その人なりに、普通。普通、の接し方ってのがいい。

あたしだって、普通。
着飾らないし。不思議だな。
素でいられる。
何か、ごく自然。

会う前の印象が。
「難病・若い・寝たきり」
・・・と。すごく暗いイメージがあったらしく。
あたしの、初対面の笑顔が。
頭の中で思い描いてたイメージと。
全く、違って、と。

だからじゃないケド。
普通に、笑顔な部分も。普通に見せてきた。
たまに、無理もしたケド。
でも、昨日。
初めて、過去のこと。今まで、辿ってきた、しんどかった時期のコトも、話した。
ほんと、すーって、ごく自然に。話の流れの風に乗った感じで。

泣き明かしたことも、あった。
治療、拒否ったこともあった。
問題的な患者だった時も、あった。
・・・ちょびっとの、反発だったケドね。
そして、今のあたしがいる。
行ったり、戻ったり、不安定な気持ちだけどね・・・。

そういえば、前にお世話になってた保健婦さんが。
あたしが車イスに座ってるの見て。
「やー、起きてるーっ!!!」と。
感動してはったなー。
ほんと、ココロがすさんで。
閉じこもってた、一番苦しかった時期を、見てくれてたから。

体の状態は、過去と比べると落ちてばかりでも。
ココロの状態は。
そう思うと、前に進んでるんだよね。


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