深川澪通り木戸番小屋シリーズである。著者は昨年春に亡くなった。残念なことである。それにしても、お捨がだんだん神格化されて人間臭さがなくなってきたように思うのは、作者の晩年の心境を映し出してのことか。それはともかく、私も番小屋に住んで、シンプルに生き、困った人を助けてみたいなどと思ったり。無理な話ではあるが。