| 2012年04月02日(月) |
高橋由太著「ちょんまげ、ちょうだい」読了 |
後輩から借りたシリーズモノ「ぽんぽこ もののけ江戸語り」の第一巻。呑気な題名であるが、実は長く家康に影武者として仕えた相馬二郎三郎元信が戦場で相手の首をかき切り、首を持ち帰る代わりに髷を持ち帰ったことからついた異名らしい。彼は天下をとった家康にはもう影武者は不要であろうと、夏の陣から千姫を取り戻すことを最後の仕事とし、表舞台からかっこよく?消え去った。それから何年かが過ぎ、孫の小次郎はその日の食事にさえ事欠く貧乏暮らしをしていた。そうそう、忘れていたが、ちょんまげちょうだいは、ずっと一緒だったタヌキと一緒に姿を消していたが、15歳くらいの美少女に化けたたぬきはあいかわらず、小次郎と一緒にいた。卵焼きが何よりも好きで、自由自在に化けられる上、妖術も使うらしい。このぽんぽこがなんといっても可愛い。いつもお腹を空かせているが、卵焼きが大きく見えるように 自分が小さく化けるなど、とにかく可愛いのだ。それはともかく、天下の有名人がぞろぞろ出てくる楽しい小説である。
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