日々の泡

2012年03月31日(土) S.J.ボルトン著「3つの秘文字」上・下読了

先週の日曜に図書館で何気なく借りたが、この一週間、なかなか楽しませてくれた。なんといってもシェトランドというイギリスの土地がポイントらしい。「シェトランドに越してきたトーラは、ある日女性の死体を掘り当ててしまう。心臓がえぐられ、背中に3つのルーン文字を刻まれている遺体は出産後間もない身だったことがわかった」トーラは産科医である。遺体を見つけた最初の場面は、可愛がっていた馬を埋めるために出張中の夫の手を借りることもできず、雨の中、慣れないトラクターを操っている内に発見したのだった。「やがて身元が判明するが、彼女は遺体から推定される死亡年月の前年に死んだことになっていた」人となかなか馴染めない性格、友人もいない。そんなトーラであったが、一点の隙もない巡査部長デーナとお互い上司を指令に背いて事件の解決に向けて協力し合うことになる。先日読んだ骨と共に葬られ、と同様に戦う女性である。使命感に燃えた女性のすさまじいエネルギーと行動力に感動した。


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