日々の泡

2003年04月10日(木) 貫井徳郎「慟哭」 読了

今年初めに文庫発売で平積みになっているところを題名に惹かれて買ったが、警察が舞台と言う殺伐とした雰囲気になじめず、放り出していたが、ふと思い立って始めから読み始める。今回はなぜかすらすら読めた。 登場人物で 胸に穴の開いた男がいるのだが、その空虚さに不思議に安らぎを感じたことが、今回集中できた理由の一つかもしれない。 ネタばれにはなるが途中、ふと思ったのだ。 二段構えで語られている犯人を追う側と犯人が同一人物であると言う小説があったら面白いと。 何の根拠もなかった思い付きであったが、なんとそれがこの小説の一大どんでん返しだった。


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