日々の泡

2003年01月27日(月) 村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」3巻「鳥刺し男編」読了

笠原メイの救済、妻クミコの破滅と復活、かつてワタヤノボルという名前だった猫「サワラ」の帰還。 そしてあの戦時中に殺された動物の話。
いったいなにがなんだかわからないままに、小説を読み終えた。

あふれんばかりの日常的なあれこれに圧倒されつつも やはりこれは一つの物語だった。

複雑なものから 単純なものへ。 物事は絡み合いながら終局に向かい、新たなものとして生まれ変わる。

この困難な日々。 村上春樹を読み続けたこと。 ほとんど排他的に読み続けたこと。 村上春樹は優しい。 断定しない。 断罪しない。


 < 過去  INDEX  未来 >


para