生きる。を消費する
最近こうしてPCに座って文章を書く事が激減した。 だからといって言いたい事はあるんだと思う、多分。 未来の自分に対して、当時の私はこんなことを考えてたんだよ、と伝えたい。 もしかしたらそれだけでこうして駄文を書き連ねているのかもしれない。
私がインターネットで文章を書くようになって、そろそろ20年が経過しようとしている。 ただ単に同居人が会社で不要になったPCを持ち帰ったのがきっかけだったのに。 今ではこうして当たり前に使っているし、当時は考えられなかったことが出来てる。 そう、当時はブラインドタッチも出来なかったのである。凄い変わったな、私。 始めたばかりの頃は、それまでの人生でずっと考えていたことをまとめる作業をしていた気がする。 そして、当時はテキストサイト全盛だったので、その文章を読んでくれた人と仲良くなったりした。 それまでは、文通でやりとりした相手と会うみたいなことをやっていたが、激変し 直ぐに気の合う友人が何人も出来た。本当に楽しかった。
仕事は相変わらず上手くいかず、満足できる給料も貰えず。 頭の中には沢山色々な事が渦巻いているのに、それをリアルライフで発揮できず 私は10代の頃と別の感情で、相変わらずくすぶっていた。 オルトアールなどの、オタク趣味な人達の文章を読むたびに、私もああなりたいとただ漠然と思っていた。
当時は彼氏もおらず、ましてや今のように結婚して楽しく暮らす事なんて想像できずにいた。 だから、今の自分を思うと「なーんだ私ってちゃんとできるじゃん!」と褒めてあげたいと思っている。 そして、やはり三つ子の魂百までというだけあって、物心ついたころから書いている日記は今もこうして書き続けているのである。
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