生きる。を消費する

2008年07月10日(木) 気が付いたら側に居た

私って、他人がくれたちょっとした優しさを華麗にスルーしてるんだな。

高校生の頃、アルバイト先でとても仲良くしてくれた男性が居た。
大学生なんだけど、とっても優しくて大人しくて動物で言えば山羊みたいな。
バイクが趣味で、大学では心理学とか専攻してたんだけど
当時の私はバイクも心理学も興味があったから、いつもバイトの帰りに
歩いて駅まで行く道すがら、沢山の話を私にしてくれた。
私は家までチャリだったから、晴れた日には自転車を押してくれた。
雨の日は傘をさしてくれて、彼は折り畳み傘を持っている上に
バイト先にビニール傘を常備してたので、貸してくれる事もあった。

毎日凄く楽しかったんだ。沢山の話と、歩いた距離がそれを語る。
当時はそんなのに感謝する事なんて無かった。だって普通に受け入れるから。

今ふと彼の事が頭をよぎったのは、多分あれから15年経った私が
彼が当時くれた優しさの数々が本当はとても大切な事で、そして
今の私が凄く欲しがっているからなのかもしれない。
私はお嬢さん育ちだったから、暑い時には冷たいジュースが出て来て
雨が降ったら迎えに来てくれて、なんて当たり前だと思っていたんだ。

なんか、こんな時間を経て私は凄く感謝の気持ちが湧いて来た。
あんなに色々考えてくれる人って、実は世の中に余り居ないんだ。

私の周りに来る男子は、とても優しい。
でも私って気が付かないんだよね、凄い後で「!!!」と思っても遅い。
同居人と出会ったばかりの頃、一緒に新宿に買い物に行ったときも
高島屋のデッキで休憩してたらそのまま爆睡してしまって1時間位して
ハッと目が覚めたらまだ同居人がボーッと座ってたのもそうだし
当時の私は「お前!寝ちゃった私を起こせ!」って思っていたのだが
優しさってそういう事じゃないって、寝かせてあげるのが優しさでもあると
気が付いた頃にはもう同居人は私に優しくしてはくれなくなりました(笑)

これからは、他人がくれた優しさに気が付くかな。
無言でそっとさしのべた手に、「ありがとう」が言える人になりたい。


korekara doushiyo
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