生きる。を消費する

2007年03月28日(水) 辛い別れはいくつになっても辛い

私には最近出来た友達が居ます。
その子は3月に幼稚園を卒園して、4月から小学生になるそうです。

出会いはマンションのエレベーターで、お父さんに連れられて
幼稚園に行く時に挨拶されたのがきっかけでしたが
朝が同じ時間らしく、よく会う様になった上に
お父さんが同じ年で哲学とか心理学とかを専攻してる人らしく
(うちのマンションは大学関係とか多いみたい)その事で
ちょっと話す様になったのがきっかけで、仲良くなった訳です。

それも何故か5歳の息子と遊ぶ様になってしまい、時々ですが
マンションの廊下に座り込んで(それも私の家の前)
本を読んだり絵を描いたりして遊んでた訳です。
頭がいいだけあって、とても落ち着いた子供でそれが逆に
子供が苦手な私にとって凄く楽しく時間が過ごせる相手だったし
小さい子から得るものって意外と沢山あって、他人の子だから
こうして一人の人間として彼と対峙出来るのかしら、なんて
考えながら時間を過ごしていた訳です。

で、私が引っ越しする事になったので一応挨拶をしに
初めて彼の住む家を訪問して、どーも引っ越す事になりましてと
挨拶をしたわけですよ。奥さんとは初めてちゃんと話したのですが
どうやら私は家族で話題になっていたらしく(そりゃなるわな)
「あらーほらーたーくん大好きなお姉ちゃんが来たわよー」と
呼んでるのを聞いたらちょっとグッと来てしまった・・・
お母さん(といっても私より年下)はちゃんと話した事が無くて
色々沢山お話しながら、彼とも遊びながら時間を過ごして
そしてどーもおじゃましました、なんて言いながら
帰る用意をしたら、「また遊びに来てね!」なんて元気に言われて
不覚にも涙が出てしまった。だから無理なんだっつうの!
おかあさんが彼に一生懸命説明するけど、彼は泣き出すし
私もどうしたらいいかわからないし、大変だった。
何だかよくわからない、罪悪感の様なものが凝縮されて
胸と喉の間くらいでギュっとなってしまって。

でもしょうがねーよなー、引っ越し先はここから遠すぎるもの。

私が5歳くらいのときも、大人のお友達が居た。
一人で自転車に乗って知らない街に行って、知らない人と話して
そのまま夜になってものすごい親に怒られた事もある。
当時の私は年齢に不相応に自立していて、幼稚園も一人で通園。
未だに親には「あの頃は寂しかった」と言われるくらいw

でもその時の事は今でも鮮明に覚えているし、当時知った事は
自分の人生に善かれ悪しかれ影響を与えていると思う。
高校生の頃に仲が良かった幼稚園児は、もう中学生だけど
やっぱり私の事を覚えているらしいし、楽しかったと言っている
と風のたよりで聞いた。そういやその子も男児だった。

辛いけれど、しょうがないんだよなー。
でも、楽しいから引っ越したくないなー。

だが、これに固執するのも私ルールに反するから。
だから、私は流されるのです。周りの状況に合わせて
自分が流れに沿って行く事によって得る物があるから。
止まる事があったら、その時はその時考えるから。
今の私はそういうルールなので、従うのです。

引っ越し先が決まったら、彼にはそっと教えてあげよう。
そして、大人になった彼が私の事をちょっとだけ思い出して
懐かしんでくれることを想うことにします。


korekara doushiyo
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