生きる。を消費する
私は小さい頃から「しるし」を付けるのが大好きだった。 通学途中の電信柱に落書きしたり、まだ生のコンクリートに足形付けたり。学校の机には一面にエンピツで絵を描いて、終業式には一人でゴシゴシと消すのだけれども結局また書いてしまうのだ。高校生の時は柱の後ろの席になったとたんに壁に気に入った文章、詩、絵など描きまくって怒られた。
それとは別に、誰にも解らないようにしるしを付ける事がある。 勝手に朝顔の種を植えて育つのを心待ちにしてたこともある。 自分だけの秘密、それは誰にも言えない恋のように 思い出すと頭の先がピリッと来るような素敵な物。 誰にも言わないからこそ価値があるのであって、 それは私の想像力と妄想のスイッチを押してくれる。 他人に言ったらツマラナイ。 だって他人に言ったって多分笑われるだけだもの。 それくらい下らない方がいいの。下らない人間が下らない秘密を持つ。 素敵なことだわ!
私は明らかに暗闇に向かって爆走している。 だからその間にちょっとでもいいから 自分の存在が消えても永遠に残ってくれる そんな物を欲しがっているのだ。
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