生きる。を消費する
いつも私をデートコースに連れて行ってくれる友達が居る。 彼女は私がデートをしてくれるような男と付き合わないので、不憫に思ってか知らないが、いつもどこかに連れて行ってくれる。
で、今日は羽田空港に行って来た。
実は私、国内線って去年のエゾロックに行くために使ったのが最近ですが、その前は中学生くらいの頃で、暫くご無沙汰だったのです。母の実家が九州で私が幼少の頃は祖母が病気に罹っていたためよく使ったのですが、祖父が亡くなってからは成田しか使っていなかったのです。
その頃とは全然違う空港に驚いた去年の夏。 今度は飛行機に乗り遅れる心配がないから、ゆっくり見て回ろう。
展望デッキで離陸する飛行機を見ていたら、小さい頃にお母さんの乗っている飛行機に向かって手を振ったあの寂しさが思い出されてちょっとホロリとしてしまった。あの頃は本当に寂しかった。でも大人になってみると死にそうな自分の母を満足にみてやることが出来ないもどかしさと母は戦っていたのだということが理解出来てまた違った想いが生まれたのだが。
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