***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2006年04月13日(木)大好きやで。

春はいつも。どこか切ない。
あったかくて。やわらかくて。
気を抜くとすぐ涙目になってしまう。

ほわほわした陽だまりの中で。
ぼんやりピンクの桜を見上げながら。
短い昼休み。あたしは思い出の中に溺れる。

そうるとあたしの出会いは。
ちょうど6年前の。桃色の季節やった。


初めて会ったのは4月。大学のグランドの片隅。
サークルが昼休みの練習をしてるときやった。
まだ全然みんなの顔を知らん頃で。ちょいちょい覚えてる頃。
たくさんいた新入生の中で。あたしはそうるに見とれた。

なんでかって聞かれてもはっきりとは分からんのやけど。
放つ独特の雰囲気と。スバ抜けたプレーの鮮やかさと。
そしてなんともおもろくて自己中な話っぷりに。
あたしはあっさりと。深く深く射抜かれた(笑)。

やばい。出会っちゃったなぁとあの頃から思ってた。
絶対自分にとって。大事な人になると確信してた。
愛とか恋とか。そーゆうのはまだ考えてなかったけど。

単純に。この人を知りたいと思った。
この人にあたしを知ってほしいと思った。
そんな究極のシンプルから始まった関係やった。


愛して。愛されて。
傷ついて。傷つけて。

それでもどうしても離れることができんくて。

あぁ。気づけば。なんて遠くまで来たんやろう。
いつの間に。こんなところまで来たんやろう。


ねぇそうる。あたしはあんたを思って。
この6年という時間に。あんたを思い続けて。
どれだけ笑ったか。どれだけ泣いたか。
考えるとちょっと気が遠くなってしまう。

そしてこれからの未来でもきっと。
数え切れんほどの笑顔と。数え切れんほどの涙が。
あんたに向けてあたしから零れるんやと思う。

もうなんかね。あほみたいやけどね。
その事実だけであたしは泣けてくる。
目頭がジーンとして。鼻の奥がツンツンして。
どうしたらいいか分からんくなってしまう。

あんたと生きた過去がある。
あんたと生きる未来がある。
あたしの人生に。あんたがちゃんと存在してる。

あぁ。どうしよう。笑っちゃうくらい幸せや。
あんまり幸せで。幸せすぎて泣けてくる。
なんなん。この涙。意味分からん。あたし。
嬉しいのに。確かに嬉しいのに。めっちゃ苦しい。

想いが言葉を越える。気持ちが溢れ出す。

風が吹いて。桜の花びらがヒラヒラ舞う。
その向こうに。あんたの笑顔を浮かべる。
6年前のあんたと。今のあんたを並べてみる。
そしてこっそり比べては。1人でニヤニヤ笑ってみる。

ねぇそうる。あんたはね。
憎たらしいし。むかつくし。分かりにくいし。
時にぶっさいくで。時にあほったれで。
ほんまぶっ飛ばしてやろうかと思うこともある。

それでもあたしにとって。
誰よりも優しくて。
誰よりも美しくて。
誰よりも愛しい人。

忘れんとってね。覚えとってね。
最近お互い忙しすぎて。全然会えへんし。
ちっとも甘い感じにならへんけど。
あたしの根底は。いつだって揺るがへん。

大好き。大好きやで。そうる。





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