***☆For My Dearest☆***



***☆For My Dearest☆***

男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

MAIL

HOME

BBS
BACK INDEX NEXT

2004年09月06日(月)この姿やった。

日曜日。久しぶりにそうるに会った。

この夏は。これまで過ごしてきたどの夏より。
お互いがお互いの生活に忙しくて。あんまり関われんかった。
たぶんまともに遊びに行ったのは。片手で数えても余ると思う。
それぐらい離れてた。今までの夏からは考えられんことやった。

そうるは。研究室にこもりきりで。ほとんど家に帰ってなさそうやった。
そうかと思えば学会で東北に飛んでみたり。インターンで九州に行ってみたり。
ほんまにやらなあかんことが多そうで。そんな生活にあたしの入る隙間はなさそうやった。

あたしはあたしで。月から金まで病院勤務。
普通に日々の仕事だけでも忙しいのに。
毎日覚えることがあって。勉強せなあかんこともあって。
家に帰ってもぐったり寝てるような生活やった。

忙しさを会えない理由にはしたくなかった。
だって会えないわけじゃない。会おうと思えば会える。
お互い大阪に住んでる。お互いが30分かければ会える距離にいる。
でもそうしないのは。ただ疲れてるとかしんどいとかだけじゃなくて。
その疲れやしんどさを越えるほどの「会いたさ」がないからやと思った。

あたしは自分の愛にすっかり自信をなくしてた。
だって以前のあたしなら。どんな状況でも絶対に会いに行ってた。
忙しくて時間がないときほど会いたくなったし。苦しくなってた。
そうならない自分がちょっと不思議で。そして許せんかった。
あたしはもうあの頃ほど。そうるを好きじゃないんやと思った。

でも会ってみたら。やっぱり違った。
あたしはそうるが好きやった。
大好きなんやってことを実感した。


黒いTシャツ。黒いジャージ。
黄色と赤のタオルを首に巻いて。
ベンチで後輩の試合を見守るコーチ。
あたしの大好きなそうるは健在やった。

ちょっとえらそうに腰に手を当てて立って。
試合中はキツイことを言いまくって。
でも試合後の反省になったら。みんなの言うことを黙って聞いて。
最後にひとつふたつ指示を言うだけで。引いたところから見守ってた。

あぁそうや。この姿やった。
あたしがずっと見つめ続けたのは。この姿やった。
愛しくて愛しくて。苦しくてたまらんかったのはこの姿やった。
そう思ったら涙目になったから。照れ隠しで笑った。
そしたらすべてを見透かしたように笑われたから。もうどうしようもなくなった。

抱き締めたい衝動のやり場に困った。
手の届かん胸のあたりが痛くて痒くて困った。
溢れ出す愛しさは収集つかんくて。あたしに息の仕方さえ忘れさせた。
なんで今さらこんなに揺すられるのか分からんかった。


ねぇそうる。久しぶりに見るあんたは。
少し髪が伸びて。少し痩せて。とてもキレイになってた。
疲れてるんかな。そう思わせるぐらい儚げな魅力もあって。
なんかドキドキした。うまく言えんけどやばいくらいドキドキしたよ。

ねぇそうる。久しぶりに見るあたしは。変わってたかな。
あんたの目にはどう映ったんかな。

ちょっとでいいから。あんたの心もあたしに魅かれてたらいいな。





☆押したら変わる投票ボタンです☆

↑相変わらずご愛用みたいで。ちょっと笑えた☆





MAIL

HOME

BBS
BACK INDEX NEXT



↑よかったらぽちっと押してください☆

♪Myエンピツに追加♪


written by さあや

Design by shie*Delicate Erotic

thanks for HTML→HP WAZA !
thanks for Material→NOION
thanks for MIDI→HAPPYDAY