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■ 黒豹スペースコンバット
主人公は特命武装検事黒木豹介、通称「黒豹」 相手が悪人ならば逮捕も処罰も自由で、殺害も許可されるという。その殺しのライセンスの証としてとして政府から渡されたベレッタ・・・
『トンデモ本の世界』でも有名な、いろんな意味でシリーズ代表作となった…黒豹ブームまで作ったシリーズ13作目が、さらに香ばしい表紙になって、徳間文庫より復刊です。 この扉絵、黒豹の師匠である寿蓮和尚の寿蓮流中国空手(汗)の構えだそうです・・・。
ボンド・ファンならチェックの「あの場面」は、282〜283ページですよ!!
思い起こせば、光文社文庫で上中下三巻計1600枚同時発売という大胆な戦略で、しかもそれが大当たりで、かなりのベストセラーになったんですよね。
1600枚の構想・調査・執筆に四年を要したと称する作品なのに、三年前から刊行されているシリーズの第十三作目だという・・・・。
月から謎の暗号電波をキャッチした。それは0と1からなる暗号で解読すると、 「月、SOS、ワシーリ」
そのころソ連ではドニエプルの大原子力発電所がチャイナシンドロームを起こしたのだ。 「このままですと、火球は地球を貫通し、ソビエトの裏側にある国に潰滅的被害を与える恐れがあります。いいえ、地球そのものが危ないかもしれません。」
作者はチャイナシンドロームを文字通りに解釈し、本当に溶けた原子炉が地球の裏側まで届くと思っているんですよ!(゚∀゚)イヒ
そして謎の信号は月に誘拐されたソ連の原子物理学者ワシーリ博士が黒豹あてに救援を頼んだものだった。謎の組織「赤いクリスマス」は月に秘密基地を持ち、月で地球にはない超高性能の原子燃料を採掘していた。
そしてチャイナシンドロームを止められるのは世界中でワシーリ博士一人しかいないのだ。刻一刻と原子炉は地球の中心に沈んでいく。時間は無い。
いけっ! 黒豹!(゚∀゚)ノ♪
黒豹は内之浦から日本製HIIIロケットに乗って月に向かう。
そして!
衛星軌道上で迎撃ミサイル! しかもICBMを・・・ ベレッタで撃破!(゚∀゚)
さらにッ、いきなりUFOと遭遇! ベレッタで撃破!(゚∀゚;)
月に着いた!
知的生命体がいた! しかも月の知的生命体は秘密組織によって貴重な原子燃料を搾取されてしまって困っていた。
さて、黒豹の秘書・沙霧嬢。 優秀な検事で法医学者、射撃、格闘技、ロッククライミング、ヘリ操縦、コンピュータ操作の達人。173cmのモデル並みの体躯に西洋人のような彫りの深いマスクをそなえた凄い美人にもかかわらずしとやかで慎ましやかという。いうまでもなく巨乳の持ち主。
フォーマルなドレスでも豊かな胸が「妖しく揺れる」
コンバットスーツだろうと、豊かな胸が「妖しく揺れる」
どんな服装のときでも、 多い時には1ページに数回も「妖しく揺れる」(*´<`*)
ロンドンで「あの有名な」・・・と邂逅。「君とは撃ち合いたくないものだね」と粋な台詞を贈られる。Σ(゚>゚ノ)ノ さすが孔雀警視の光文社文庫。
2003年05月05日(月)
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