2009年05月11日(月) |
さようなら。ばいばい。 |
ただただ、幸せになりたいだけなのです。
特別に大きなことを望んでいるわけではないのです。
ただ、愛しい人のハグを。 たった一人の、愛しい人とのハグを。
求めすぎず、負担にならぬよう。 そうやって、どんどん好きになるほど臆病になる。
始まれば、終わるから。
いつから、始めなくなったんだろう。
今のままでいいよ。
そんなこと、望んでないのに。
焦ることないよ。 時間はあるから、焦って決めたりしないで。
そんなこと、思ってないのに。
物わかりの良い振りをして、 結局いつも結果は一緒。
お前は俺がいなくても生きていけるだろう。
一体何を見ていたの。
心がひゅうってなる。
冷たく、固まる。
これ以上泣かずに済むのなら。 そう思って、あたしは悪い子になる。
好きな男じゃなくても、 泣ける。抱かれる。
あたしが繰り返してきた自分を汚す行為と、 あの子が繰り返してきた自分を傷つける行為と、 その違いはどこにあるのだろう。
きっと、同じだ。
それはきっと、リストカットと言うのだろう。
約束をしたのです。
できない約束はしない、というあの子と。
もう寝たりしない。 好きでもない男と、一緒に寝たりしない。
それはずいぶん昔の記憶ですか。 それをあなたはもう忘れたのですか。
あなたが居てくれた。
どんなに疲れた夜も。
あなたは会いに来てくれた。
あたしの膝で眠るあなたを、 心から愛しいと思った。
あなたに守られていたいと思った。
今度こそ、変われると思った。
ずっと外せなかった昔の彼とのペアリング。
やっと外せると思った。
あなたと、新しい自分と。
二人で生きて行くんだと思ってた。
さようなら。
ばいばい。
|