17歳で、愛に出会いました。
人を愛する喜びを知ってから
あたしの人生は大きく変わってしまいました。

2007年02月02日(金) スイートリトルライズ。

スイートリトルライズを読んで思った。
瑠璃子は同じだ、と。

コウスケ君やケイちゃんは、
意欲的に生活をしている。
生気がある。

部屋と窓。
そんな関係であたしは生きていくんだろうか。


昨日話していて思った。
こういう波が来たときに見放さなかったのは、
彼が初めてなんだ、と。

あの人はあたしの変化にすぐ気付いて、
すぐに居なくなってしまった。

あたしはいつも言ってきたと思う。

焦る必要はない。
時間はいっぱいあるでしょう?

だから、今すぐに決断を下すなんて馬鹿なことはしないで欲しかった。

きっともうコウスケ君は分かっているんだろうけれど、
明日になればあたしは変わる。
昨日と今日と明日のあたしは、
どれもぜんぜん違うから。


彼がどれだけあたしのことをからかったとしても、
それがあの人と似ていたとしても、
そこに絶対的な安心感があるから、
それはぜんぜん違うものなんだろうか。

どれだけ彼があたしを馬鹿にしても、
彼は何度でも言う。
「俺が、好きなんだから」
あたしが嫌いって言うものも、
彼は好きだって、何度も言う。
あたしが落ち着くまで、何度も何度も。

彼のすごいところは、
あたしが訳も分からなくなるところを、
そのまま受け入れてくれるところだ。

訳も分からなくなって泣きじゃくるあたしを、
抱きしめて彼は言う。
「わかんなくなっちゃったんだよね。だいじょうぶだから。」

何が大丈夫かも分からないまま、
大丈夫なんだって思うあたしが居る。


彼はミルクの匂いがする人です。


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