かっしーのつぶやき
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熾烈なり、その闘志。
審判の不味い判定に烈火の如く怒る吉原は、頬に瞳に生気漲り、その美しさたるやまさに燦爛。 情無用の寡黙な跳躍、雷の如く撃ち下し悉く敵陣を穿つ、佐々木の豪打はさながらトマホーク。
これだよ! 吉原の裂帛の気合と佐々木の胸すく豪打が同じコートの中でタイガー&ドラゴンだよ!! これだよー!! レオトモの醍醐味はこれなんだよーー!!(号泣無限)
でも、号泣ってけっこう本気で。 私が座ってた席の後方にやっぱりパイオニアファンのお嬢さん方がいたんですが、そのお嬢さん方のなんとも必死で可愛らしい観戦ぶりが、実にじつにピュアに、今の私の心に響いたですよ。 佐々木がスパイクの助走に入ればそれに合わせて必死な声で、「レオさん、レオさん撃って!」 吉原がベンチからコートに戻ればまるで修道女のような敬虔さで、「大丈夫、トモさんがいるから大丈夫!」
背後からのそのあかるい声を聞きながら試合を見てたら、なんだかだんだん泣けてきました。 そうだね、そうだね、レオが撃つんだもの、きっと決まるよ、トモさんがいるんだもの、大丈夫だよ。
というわけで、吉原の怒りに肩入れして激昂したり佐々木のスパイクに合わせて叫んだりするその合間に突如ハンカチで目頭押さえて泣いたりもしてたんで、傍から見るとものすごい不審な観客だったであろう私です。
で、戦う吉原知子ですが。 前述の通りたとえ烈火の如く怒っていても、その憤怒のさまさえ美しい人でした。
前回観戦までとは見た印象がまた少し変わっていて、なんだろう、重厚というか。荘重というか。 ベンチに控えるコーチ陣に立ちまじり、黒い上着を肩に羽織ってコートの中の若いもんに苛烈な檄を飛ばすその姿は、あまりに凛々しく、あまりに男前で、周囲の男性コーチ達のほうがよほど柔和に見えてしまう程。 そしてベンチからコートに戻る時、立ち上がりながら肩に羽織っていた黒い上着をすらりと脱ぎ捨てた、その吉原の所作が本当にゾッとするほどカッコよくて、思わずtimutaんと二人同時に顔を見合わせて「今の!今の見た?!」。 バレーボール見に行ってまさかあんなにも美しい所作の、「絵になる人」を目撃することになるなんて、思ってもみませんでした。
喜んだり怒ったりかなしんだり楽しんだり、たった一試合見る中で非常にヴィヴィッドな気持ちのうつり変わりを実体験しました。 今日のこの試合をこの目で見ることができて、本当に良かったです。
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